DYMの就職難易度とは｜やばい？採用大学や年収・口コミから徹底分析！

Web事業を中心に、人材や医療など幅広い事業を展開する株式会社DYMはベンチャー志望の学生から人気の高い企業ですが、やばいという噂もあるようです。
この記事では、気になる就職難易度や採用倍率、採用大学や採用実績、採用人数や制度・福利厚生などのポイントから評判を徹底解説します。株式会社DYMへの就職に興味がある方は是非最後までご覧ください。
転職サービス「DYM就職」の評判が気になる！という方には以下の記事がおすすめです。
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DYMの就職難易度・就職偏差値を解説

DYMの就職難易度としては、東洋経済オンラインの調査での上位200社の対象外となっています。また就職人気ランキング上位300社にもランクインしていません。
ただしインターネット・Web業界は、通信業界として業種別・入社難易度ランキング32位中8位にランクインしています。業界自体の人気があることを考えると、DYMの入社難易度も一概には低いと言えない可能性があります。
2024年の採用倍率は約6倍ですが、幅広い業界に携わるベンチャー企業であるため、年度によっても変わりそうです。採用大学は関関同立以上の優秀層が中心ですので、ある程度学歴も見られているでしょう。
ただし大手人気企業ほどの倍率や人気度があるわけではないので、就職難易度についての過度な心配はいらないでしょう。

採用大学から学歴フィルターを分析

就職難易度を見る際のポイントとして重要なのが採用大学です。リクナビに公開されている採用実績校を紹介します。

北海道大学、東北大学、筑波大学、千葉大学、東京大学、一橋大学、東京工業大学、横浜国立大学、 東京学芸大学、名古屋大学、 京都大学、大阪大学、神戸大学、九州大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、法政大学、 中央大学、国際基督教大学、学習院大学、東京理科大学、関西学院大学、関西大学、同志社大学、立命館大学、岡山大学、広島大学、長崎大学、鹿児島大学他

採用大学のレベルとしては、関関同立以上の優秀層がメインと言えそうです。比較的高学歴が多いため、学歴フィルターはないとは言えません。
ただし、ベンチャー企業は学歴よりも実力や即戦力を重視する傾向にあるため、学歴フィルターだけでの判断はしない方が良いでしょう。

就職偏差値

企業の人気度や入社難易度を表すとも言われる就職偏差値ですが、ある判断軸（人気度や応募倍率など）で評価したものに過ぎないのであくまで参考程度に考えましょう。
採用大学から見つめたDYMの就職偏差値は約60です。

就職難易度とは：算出方法

そもそも就職難易度はどうやって算出しているのか気になるという方に、就職難易度の基準と算出方法を紹介します。
一般的に就職難易度とは、「大学の入学難易度」と「企業の採用予定者数」の2つの項目を合わせて算出されたもので、入学難易度の高い大学の学生の入社人数が多い企業ほど、就職難易度が高いとされています。
算出方法としては、
(A大学の就職難易度×A大学の就職者数)＋(B大学の就職難易度×B大学の就職者数)+(C大学の就職難易度×C大学の就職者数)÷(各大学の就職者数の和)
※大学の難易度は医学部と歯学部を除いた平均の値・大学の難易度は駿台予備校の模試の難易度を使用
という公式が通説と言われています。ですが一概にこの数式に当てはまるわけでもなく、また各大学ごとの採用人数が非公開の場合が多いため、算出は難しいというケースもあります。

株式会社DYMの会社概要

会社名	株式会社DYM
本社所在地	東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎イーストタワー10F
設立年	2003年
資本金	5,000万円
代表者名	水谷 佑毅
従業員数	連結1,191名、単体597名（2023年4月1日現在）
平均年齢	約26歳
株式情報	非上場
新卒問い合わせ	採用窓口：03-5745-0200 問合わせe-mailアドレス:saiyou@dym.jp
公式サイト	http://dym.asia/

事業内容

株式会社DYMは、Web広告系メガベンチャーですが、医療分野などにも幅広く事業展開を行っているため事業内容もかなり多くなっています。
また新規事業も数多く生まれているようなので、様々な経験ができる企業と言えるでしょう。
詳しい事業内容は以下の通りです。

・WEB事業
WEBプロモーションを活用した事業。インターネット広告の総合代理店とコンサルティングをしている事業部です。
検索連動型広告やSEO、SNSやその他のあらゆる広告、プロモーションを活用してクライアントの業績拡大に貢献。

・人材事業 （新卒・第２新卒・既卒・中途）
求職者に最適な選択肢を提供する事で企業の発展に貢献する、人材紹介事業。

・研修事業
企業研修を通じ、強い組織形成をサポート。世界中の企業の人材育成と組織活性化に貢献している事業。新卒から企業幹部クラスまで幅広い研修内容を提供しています。

・エクゼパート事業 （顧問・ハイレイヤー人材紹介）
豊富な経験と人脈を活かし、ハイスペックエグゼクティブ層を顧問や社外取締役として紹介する事業。

・海外医療事業
日系企業としては先駆けとなる病院事業でNY・香港・タイ・ベトナムに海外進出。
世界中に日系の医療機関を作り、どこの国に行っても日本人が安心して暮らすための医療インフラを全世界で構築。

・M&A事業
事業承継、後継者不足など、様々な課題を抱えている経営者の方に向けて事業承継・バイアウト・資金調達・事業譲渡など様々な経営目標の達成や経営課題解決の支援を行う。

・不動産事業
グループ会社である株式会社DYMリアルエステートにて、経営戦略に沿ったオフィス提案を行う法人向け不動産コンサルティング業務や、オフィス仲介、オフィス移転に関するコンサルティング事業の運営を行う。

売上推移

株式会社DYMの売上高はグループ合計で以下の通りとなっています。

期	売上高
9	17.7億円
10	22.2億円
11	31.0億円
12	44.2億円
13	60.2億円
14	71億円
15	94.3億円
16	112.8億円
17	126億円
18	134.2億円
19	161.1億円
20	212.6億円

強み

株式会社DYM初期からWEB事業としてSEO対策やリスティング広告運用代行をしてきたため、マーケティング施策の実力があるという強みを持っています。
その基盤を活用してWEBプロモーションをトータルで担える企業に成長し、プランニングやWEB制作にも対応可能という特徴もある企業です。
また代表が医師免許を取得している医師であるため、「IT×医療で世界No.1」を目指し医療関連事業にも多数進出しています。

DYMに就職するメリット

株式会社DYMで働くメリットとして挙げられるのは、自力で試行錯誤とアイディアの捻出を行うことができる環境があることです。
ベンチャーならではの結果重視という社風があるため、上層部からの要求が高いので大変な面もありますが、その分目標を達成し結果を出すと適正に評価されるのも利点です。
新しいアイディアで取り組むことを推進するベンチャー企業ですので、自分なりのやり方を考えてチャレンジしたいという人に向いていると言えるでしょう。
また一人で複数の案件に同時並行で取り組むことになるのが普通のようで、効率よく働くスキルも身につくでしょう。

DYMで働く人からの評判

株式会社DYMの評判を転職系の情報サイトから、評価や評判、口コミを調査しました。
結果としては、成長意欲がある人からは評判が良く、日々学べることが多くてやりがいがあるという評価は少なくありません。一方で、成果を重視する傾向が強いため体育会系だという印象を受けている人も多いです。
体育会生が多いイメージもあるようで、事実として社内の雰囲気は体育会系と感じる可能性もあるでしょう。

また、福利厚生についてのポジティブな意見も多く見受けられました。生活費の負担が少ないことや、飲み会や社員旅行などもあってコミュニケーションの機会が多いようです。社内でコミュニケーションを取りたい人には嬉しいポイントになるでしょう。
残業はあるようですが、完全週休二日制で土日祝日休めるというのも業界としては珍しいです。誰にでも働きやすい職場とは言えませんが、成長したい人や結果が評価に繋がる環境を好む人にはピッタリな職場と言えます。

DYMの採用状況・募集要項

株式会社DYMの新卒募集要項を紹介します。募集が行われている職種と仕事内容は以下の通りです。(リクナビより)
(1)【正社員】Webコンサルティング営業
営業／アドセクション／広告運用／保守管理・分析
(2)【正社員】Webプログラマー
自社サイトの制作や改修が主な業務
(3)【正社員】Webデザイナー
自社サイトのデザインに加え、依頼のあったクライアントのホームページの制作
(4)【正社員】新規事業企画
WEBプロモーション分野を中心に1100社以上に導入されている独自のコンサルティング事業
(5)【正社員】医療コンサルタント
独自の医療機関の経営コンサルティングを致します
(6)【正社員】M&Aコンサルタント
一般のM&A市場で公開されない案件も多数保有しており、各企業様の経営方針・カルチャー・戦略などを理解したうえで双方にメリットのあるM&Aが実現するまで、トータルにサポートいたします。
(7)【正社員】人材コンサルタント
法人新規開拓営業・コンサルティング業務全般
(8)【正社員】一般事務
書類作成やデータの整理、電話対応など事務全般

応募資格は原則大学/大学院卒業見込みの方となっていますが、人材コンサルタントの準総合職と一般事務職のみ短大・専門卒業見込みも資格に含まれます。
配属は適性を見て決定されるようです。また勤務地は北海道、宮城、東京、愛知、京都、大阪、福岡、海外と非常に幅広く、配属先によっては転勤や転居があるでしょう。

DYMの選考や面接の流れ・傾向

株式会社DYMの具体的な選考フローや面接内容についての紹介です。

選考フロー

選考フローは以下の通りです。(リクナビより)
①WEBプレエントリー
②エントリーシート提出
③説明会
④面接
⑤内々定

採用スケジュール・フローは年度により変更になる場合があるため、求人サイトや公式ホームページを随時確認することをおすすめします。

求める人物像

株式会社DYMが応募者に求めるものとして、『メンバー全員が大切にしている心得と高い志を持っていること』を挙げています。
またDYMの“こんな仲間と一緒に働きたい”という想いを形にしたものとして、心得を九つ提示しています。
心得は以下の通りです。

・『素直』：柔軟な心と頭で人の話や事柄を受け止められること。
・『前向き』：常に可能性を信じ、積極的であり、気持ちが明るく将来に向かっていること。
・『一生懸命』：自らの限界に挑戦し、手を抜くことなく、真剣に取り組むこと。
・『集中』：全メンバーが集中できる環境づくりを心がけるだけでなく、自身の ミッションにすぐに取り掛かること。
・『責任感』：あらゆる障害・困難を克服して完遂しようと努力すること。
・『礼節』：他者に気配りの心と敬意を持ち、それにふさわしい行動・言葉・表情・動作で表すこと。
・『感謝』：謙虚な心をもって他者を尊重し、ありがたく思い、それらを表現すること。
・『向上心』：自分自身の進歩を目指し、そのための努力をすること。
・『元気』：元気な挨拶をし、笑顔で接すること。

今この心得ができているかどうかでなく、この心得や想いに共感できるかどうかを重視しているようです。

面接の雰囲気

面接は全体的にカジュアルな雰囲気であるという口コミもありました。あまり固い面接ではないでしょう。
また面接では、履歴書・エントリーシートの内容に沿った質問がメインとなるようです。面接でも書類とリンクした回答ができるようしっかりと準備しておくべきでしょう。

DYMの平均年収・福利厚生制度

就職を検討している人にとって、平均年収や福利厚生などの制度は気になるポイントですよね。ここでは、年収面から福利厚生制度や賞与について詳しくまとめます。

平均年収

就職・転職において気になるのは平均年収ですよね。株式会社株式会社DYMの平均年収は、アンケートによると約500万円となっていました。
アンケートの回答は全ての社員ではなく任意のため、実際の年収とずれがある可能性はありますが、一つの指標にはなるでしょう。
年収の範囲は約300万~1000万以上と幅広く、職種や役職、成績によっても大きく変わると言えます。特に営業職は給与が高い傾向にあるようです。
またリクナビの採用ページには、以下の給与条件が記載されています。

(1)【正社員】Webコンサルティング営業(2)【正社員】Webプログラマー(3)【正社員】Webデザイナー(4)【正社員】新規事業企画(5)【正社員】医療コンサルタント(6)【正社員】M&Aコンサルタント
大学/大学院 卒業見込みの方
月給：400,000円（固定残業代含む）
※基本給：251,914円

固定残業代/月：118,086円/60時間
※固定残業代は残業がない場合も支給し、超過する場合は別途支給
(7)【正社員】人材コンサルタント
総合職
大学/大学院 卒業見込みの方
月給：400,000円（固定残業代含む）
※基本給：251,914円

固定残業代/月：118,086円/60時間
※固定残業代は残業がない場合も支給し、超過する場合は別途支給
準総合職
短大/専門/大学/大学院 卒業見込みの方
月給：270,000円（固定残業代含む）
※基本給：229,150円

固定残業代/月：40,850円/25時間
※固定残業代は残業がない場合も支給し、超過する場合は別途支給
(8)【正社員】一般事務
短大/専門/大学/大学院 卒業見込みの方
月給：240,000円（固定残業代含む）
※基本給：200,784円

固定残業代/月：39,216円/25時間
※固定残業代は残業がない場合も支給し、超過する場合は別途支給

固定残業代込みではありますが、基本給与としての水準は高いでしょう。また総合職、準総合職の営業職は別途業績に応じて毎月インセンティブ支給もあるため給与が高い傾向にあるようです。

社内制度

株式会社DYMの社内制度は、
・入社時研修
・メンター制度
・フォロー研修
・ITリテラシー講座
・特別研修（幹部育成）
・事業部ごとのＯＪＴや勉強会
などが挙げられるようです。研修も揃っている他、表彰制度もあるようです。

福利厚生

株式会社DYMの福利厚生や各種手当については以下の通りです。

・通勤交通費（2万円/月まで）
・2駅以内家賃手当
・持ち株会
・各種同好会
・社会保険完備（健康保険組合加入）
・各種保険
・厚生年金
・労災
・産休
・育休制度
・勤続手当
・医療費補助

休暇・その他イベント

休暇制度や社内イベントについても紹介します。
休日休暇と定められているのは以下のものです。
・休日／土曜、日曜、祝日
・年末年始休暇
・年次有給休暇
・夏季休暇
・勤続休暇
・特別休暇
など

その他社内イベント等は以下のものが紹介されています。
・表彰制度（ＭＶＰ）
・誕生日会
・納会
・ビジネスアイデアコンテスト
・社員旅行（国内と海外）
・達成者飲み
・達成旅行
・ＢＢＱやお花見
・運動会
・ハロウィン・クリスマスパーティー
・各種部活（サッカー部、野球部、ゴルフ部、ヨガ部、ダンス部）等

DYMでの働き方・社風

口コミから見える株式会社DYMの働き方や社風としては、実力主義の側面が強く、自分の成果が社内評価や給与に大きく反映される仕組みと言えそうです。
バリバリ働きたいという方にはぴったりですが、プレッシャーに弱いという方にはやはり苦しく感じることもあるでしょう。また営業職が中心の会社のため、出世を目指すなら営業職がおすすめとも言われています。
トップダウンの雰囲気についても多く口コミがありました。代表取締役社長の水谷氏が学生時代に創業し一代で築き上げたた企業のため、社長の意見はかなり強いようです。
ただし若い社員が多いことや社長自身が若いこともあり、現場の意見を全く取り入れないということではないでしょう。また社長自身医師免許も持つ優秀な経営者のためその考え方や力量に惹かれて入社した社員も多いと言えます。
また残業についても、給与からわかる通り多いと言えそうです。成果を出すことで評価される形の企業ではかなり多いケースですが、残業が多いことは予め理解しておきましょう。

株式会社DYMへの就職を成功させるには

転職や就職を成功させたいのならば、それぞれに対応したサービスを利用しましょう。例えば転職の場合は、転職サイト・転職エージェントなどがあります。
また就職においてもスカウトサービスや就職エージェントというものが挙げられます。
どちらか一方ではなく、どちらにも登録し上手く使い分けることが重要です。自分一人でやり遂げようとするのではなく、第三者に頼ることで効率よく活動を進め、成功に繋がりやすくなるのです。

まとめ

株式会社DYMへの就職について、就職難易度から企業概要を詳しく紹介しました。
DYMは幅広い事業を展開するメガベンチャーとして成長を続けている企業です。自分の価値観や軸を見つめなおし、企業理念に共感できるという方は是非エントリーへ一歩踏み出してみてください。