転職業界最大手のサービスを提供するリクルートエージェントですが、企業スカウトというサービスも提供しています。
では、その企業スカウトとは何なのでしょうか。この記事では、企業スカウトの仕組みや内容、活用のコツを徹底解説していきます。
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目次
- 1 リクルートエージェントの企業スカウトとは?
- 2 リクルートエージェントの企業スカウトの仕組みとは
- 3 リクルートエージェントの企業スカウトの口コミとメリット
- 4 リクルートエージェントの企業スカウトを増やすコツ
- 5 リクルートエージェントの企業スカウトを見極める方法
- 6 リクルートエージェントの企業スカウトで落ちる!その理由とは
- 7 リクルートエージェントの企業スカウトから内定をもらうコツ
- 8 リクルートエージェントと併用すべきサービス
- 9 スカウト以外も見たい方へ、おすすめ転職エージェント
- 10 リクルートエージェントの企業スカウトを他社と比較!
- 11 リクルートエージェントの企業スカウトの注意点
- 12 リクルートエージェントを使った転職活動の流れ
- 13 よくある質問
- 14 まとめ
リクルートエージェントの企業スカウトとは?
リクルートエージェントの企業スカウトを活用するためにも、まずは詳細を解説します。
企業スカウトとは企業からのスカウトメール
リクルートエージェントから紹介される求人は、3種類あり、キャリアアドバイザーから紹介される求人、新着や応募履歴からレコメンドシステムで紹介される求人、採用企業や企業担当者から送られるスカウト求人(=企業スカウト)とされています。
その採用企業や企業担当者から送られるスカウト求人が企業スカウトのことです。つまり企業が送るスカウトメールのことなのです。
企業スカウトは2種類ある
リクルートエージェントの企業スカウトは、2種類存在します。応募歓迎スカウトと、面接確約スカウトです。
応募歓迎スカウトは企業の採用担当者が求職者に興味を持っている場合のスカウトで、書類選考の通過率が約3~4倍になると言われています。
面接確約スカウトは、書類選考が不要で面接に進むことが確定しているので、さらに有利な状況です。またAIではなく企業が手動で送るスカウトとなっています。
企業は求職者のキャリア情報を確認し、興味がある・面接に来てほしいという要望をスカウトメールで送ってきます。
面接確約の企業スカウト
リクルートエージェントの面接確約の企業スカウトは、書類選考が免除され、いきなり面接から選考を受けることができるスカウトです。
リクルートエージェントに登録している企業の採用担当者が、
応募歓迎の企業スカウト
リクルートエージェントの応募歓迎の企業スカウトは、転職を希望する登録者のキャリアシートの情報を見た企業が「ぜひ応募してほしい」とスカウトする仕組みです。
選考は書類からあるものの、企業側はある程度キャリアを把握したうえでスカウトしているため、採用には前向きで、通過率は非常に高いです。
実際、通常応募よりもスカウト応募の方が書類選考の通過率は3倍ほど高いと言われています。
(リクルートエージェント公式サイトより)
リクルートエージェントの企業スカウトの仕組みとは
では、どのような仕組みで求職者のもとへ企業からスカウトメールが届くのでしょうか。
その仕組みを紹介します。
企業の採用担当者からメールが届く
企業スカウトの仕組みとしては、企業の採用担当者がリクルートエージェント内で簡易的な匿名のキャリアシートを見てメールを送るという形です。
キャリアシートはあくまでシンプルなものですので、これを見ただけで個人が特定されることはなく匿名の形になります。
掲載する求人案件が求める人材にマッチするキャリアシートを、企業の採用担当者が閲覧し評価を行います。
採用担当者による評価は◯・△・Xの3段階で、◯判定は面接確約、△判定は応募歓迎、X判定はスカウトメールは送られません。
◯か△判定を受けた方にのみ面接確約か応募歓迎の企業スカウトのメールが自動送信されるようになっているという仕組みです。
キャリアシートは簡易的なため、そう簡単に○判定が出ないことは理解しておきましょう。
企業スカウトとは別に担当者スカウトもある
キャリアシートや履歴書、推薦文をしっかりと把握した上で、リクルートエージェントの法人担当者がメールを送ることもあります。
簡易的な匿名のキャリアシートをチェックしてスカウトメールを送る企業の採用担当者と違い、情報の隅々までしっかり審査した上でスカウトメールを送信するという特徴があります。
そのため担当者スカウトは書類選考通過の可能性がより高くなるだけでなく、リクルートエージェント登録者の希望や適正に沿った企業である可能性が高くなります。
企業か担当者か見分ける方法
企業の採用担当者からのメールなのか、リクルートエージェントの担当者からのメールなのかを見分ける方法を紹介します。
まず、企業担当者からのスカウトメールはテンプレートに基づいた自動生成メールが活用されるため送った人物の名前は記載されず、シンプルな文章です。
一方で法人担当者からのスカウトメールはメールを送った本人が作成しているので、法人担当者の名前がきちんと記載されています。
テンプレートに基づいていることもありますが、多くの場合は人が書いたものだとわかるような文章と言えますので見分けるのはそれほど難しくないでしょう。
キャリアシートの非公開も可能
リクルートエージェントでスカウトサービスでは、求職者の許可なく情報を企業に公開することはなく公開しても良いとしている情報のみを公開されます。
スカウトサービス利用中は匿名のキャリアシートとスカウト用追加情報に入力した内容が企業に公開されますが、キャリアシートに入力した項目はユーザーが非公開に設定することもできます。
もしスカウトサービス利用中の方で、企業に見られたくない項目がある場合や現職にバレたくないと感じる場合は、スカウト設定からキャリアシートを非公開にすると良いでしょう。
リクルートエージェントの企業スカウトの口コミとメリット
続いて、企業スカウトの評判・口コミとそこからわかるメリット・デメリットについて紹介します。
口コミからわかるリクルートエージェント企業スカウトのメリット
良い評判からわかるリクルートエージェントの企業スカウトのメリットとしては、
・企業スカウトの質が高い
・スカウトの量が多い
・スカウトから内定に繋がる
といったものがあります。
企業と求職者のマッチ度の高いスカウトが送られるため、自然と質は高くなっています。また28,000社以上の企業が利用するため、スカウトの量も充実しているようです。
利用の仕方によっては豊富なスカウトが得られるでしょう。またマッチ度も高いことから実際に内定を得ているという口コミも見受けられました。
内定に繋がるスカウトとしては、重要なものとなりそうです。
口コミからわかるリクルートエージェント企業スカウトのデメリット
悪い評判からわかるリクルートエージェントの企業スカウトのデメリットとしては、
・スカウトの成約率は悪い
・ランダムに送っているように感じる
・スカウトなのに落ちる
といったものがあります。
スカウトはあくまで応募を勧めるもので、内定を保障するものではないのです。応募書類や面接を踏まえて最終的に内定が確定するためスカウトによって応募しても選考を通過できない可能性はあります。
スカウトは企業と面接できる可能性が高まるチャンスとはなりますが、その後に内定を獲得するには面接対策が重要となるでしょう。
また基本的にキャリアシートをしっかりと確認して送られるスカウトですが、求職者の情報をよく確認せずスカウトを送る企業も存在します。
人手不足の解消にスカウトを利用しているケースもありますので、質には疑問を持つ声もありました。スカウトには見極めが重要とも言えます。
スカウトの見極め方については後ほど詳しく解説します。
リクルートエージェントの企業スカウトを増やすコツ
リクルートエージェントからの企業スカウトは、転職のチャンスとして重要なものです。
スカウトは多い方が選択肢も広がるため、求職者にとってはプラスになることもあるでしょう。
では、スカウトの量はどうやったら増やせるのでしょうか。企業が選んで送るスカウトですので、そう簡単には増やせないでしょう。
ここでは、スカウトを増やすためのコツとポイントを紹介します。
キャリアシートを充実させる
リクルートエージェントの匿名キャリアシートは詳細に職務内容・スキルを追加して充実させることが大切です。
企業はキャリアシートを見てスカウトを送る判断をしているのです。
そのため魅力的な職務経歴書はスカウトのきっかけになり、キャリアシートの充実は必ずスカウトに直結します。
リクルートエージェントの公式サイトにはキャリアシートの書き方見本もありますので、それを参考にするのも良いでしょう。
経歴・スキルなどをしっかり詳細に記載し、キャリアシートの充実を図りましょう。
キャリアシートをこまめに更新する
リクルートエージェントのに登録するキャリアシートは定期的に更新すると良いでしょう。
企業の採用担当者は求職者のキャリアシートにある最終更新日もチェックしています。そのため情報を最新に保っているアピールをすることがスカウトに繋がることもあるのです。
希望にマッチしたスカウトをもらうためにも、こまめに更新をすると良いでしょう。
スカウト用の追加情報を記載
自分の一番の強みや今後のビジョンをキャリアシートにしっかりとわかりやすく記載すると、選ばれやすくなるという採用担当者の声もあります。
企業側が閲覧できる求職者の情報は、「学歴」「経験社数」「直近の給与」「在籍した会社名」「在籍期間」「主な職務・役職」などのみです。これらの情報でスカウトを送るかどうかを判断するしかないと言われています。
企業の採用担当者は1日に多数の求職者の情報を見ているため、他の求職者に埋もれないような工夫をすると目に留まりやすくなるでしょう。
具体的には、主な職務・主な役職に自分の一番の強みや今後のビジョンをしっかりと記載するというポイントがあります。必ずしも希望する職種の担当者が見るとは限らないので、誰にでも分かるように書くことも大切です。
書くスペースは限られているので、職務経歴を要約して記載し、誰が見ても強みを客観的に確認することができるように意識しましょう。
経験に絡めた自分の強みや今後のビジョンを、わかりやすく書くと採用担当側も理解しやすく、選考の基準に上げやすいのです。
リクルートエージェントの企業スカウトを見極める方法
リクルートエージェントからの企業スカウトを活用し、内定に繋げるためにスカウトの見極め方を紹介します。
スカウトのルートを確認
リクルートエージェントからスカウトメールが届いた際は、企業スカウト・法人担当によるスカウトのどちらかを確認しましょう。
企業スカウトメールは自動生成されることもあるため、テンプレートの文面をそのまま使用している場合がありますが、法人担当はスカウトする候補者に対して1通ずつメールの文面を作成するため、担当者名が記載されているのが特徴です。
スカウトメールは、リクルートエージェントの法人担当>面談確約>応募歓迎の順に内定に繋がる確率が高いと想定されます。
スカウトが届いたルートを見分けることによって、採用確率をある程度推測できるのです。
スカウトされた理由を確認
次に、スカウトメールの文面から「自分はなぜスカウトされたのか」が読み取れるかどうかを確認が大切です。
スカウトされた理由に納得できるようなら、きちんと根拠にもとづいてスカウトメールを送っている可能性が高いと考えられます。
一方でテンプレートのような文面や、自分の経歴とはあまり関係のないことが書かれている場合は根拠が薄いスカウトの確率が高いです。
ランダムで送信しているとも捉えることができてしまうでしょう。この判定方法は、企業スカウト・法人担当によるスカウトのいずれにも場合も有効です。
自身の経歴のうち、具体的にどの点を評価してスカウトしたのかが確認できるかどうかなど、スカウトの理由はしっかりと確認しましょう。
その見極めで、応募すべきスカウトが見えてくるはずです。
企業を口コミサイトで調査する
スカウト送信元の企業について、実際に働いていた方々の評判を企業口コミサイトでチェックするのも重要な企業研究になります。
求人情報は企業の採用担当者やリクルートエージェントの社員が作成しているため、企業にとって都合のよい情報を中心に記載している場合もあり得ます。
一方、口コミサイトには過去にその企業で働いたことのある一般ユーザーが投稿しているため、より実態に近い情報が寄せられやすいという特徴があるのです。
Openworkなどの口コミサイトを活用しましょう。
リクルートエージェントの企業スカウトで落ちる!その理由とは
企業からスカウトメールが届いたからと言って、それで内定が決まるとは限りません。
通常より内定は得やすいですが、面接や書類選考で落ちるケースがあるので注意も必要です。
またスカウトを通して応募したのに落ちてしまったという場合には、いくつかの要因が考えられます。
それは、
・適性の不一致
・面接での対応
・競争率が高い
・報酬が合っていない
・意志疎通に問題
と言ったものです。キャリアシートには経歴やスキルが記載されているのみで、その人のコミュニケーション能力や適性はわかりません。
そのため企業が求める人物像ではなかったという判断を後に下されるというケースがあり得るのです。
上記の理由だけとは限りませんが、スカウトを利用しても選考に落ちてしまうことがあることは予め理解しておきましょう。
リクルートエージェントの企業スカウトから内定をもらうコツ
続いてはスカウトから内定に繋げるコツを紹介します。
スカウトの本気度合いを見極める
来たスカウトが内定を得られるスカウトなのかを見極める必要があります。
というのも、人手不足の企業では、不特定多数の人にスカウトを送っている可能性があるからです。
貴重な転職期間を無駄にしないためにも、以下の点をチェックして判断してください。また先程紹介した見極め方も参考にしましょう。
・求職者の経験やスキルを把握しているか ・スカウトした理由が具体的に記載されているか ・登録している希望条件を考慮してくれているか |
企業情報を入念にリサーチする
スカウトされた企業の情報を入念にリサーチすることが大切です。
リサーチが不十分では、本当に自分に合った企業かどうかを正しく判断できません。
また、面接時に的確な回答ができず、選考に通過することが難しくなります。
企業の特徴や事業内容、社風などを企業のHPから情報収集しておきましょう。
面接対策に力を入れる
企業スカウトは書類選考の通過率を高めます。面接確約スカウトならば書類選考免除で面接に進めますので、面接対策はしっかり行いましょう。
せっかく書類選考に通っても面接で落とされてしまう、なんてことを防ぐためにも面接対策は重要です。
キャリアアドバイザーにお願いすると、スカウトを送ってきた企業に合わせた面接対策をしてもらえますので、是非活用しましょう。
他の転職サービスも利用する
より多くのスカウトを受け、転職のチャンスを広げるためには、リクルートエージェント以外の転職サービスを併用することをおすすめします。
理由として、転職エージェントはそれぞれの独占求人を所有していて、リクルートエージェントでは出会えない求人からスカウトが届く可能性があるからです。
できるだけ多くのチャンスを得るためにも、複数のサービスに登録しておきましょう。
リクルートエージェントと併用すべきサービス
リクルートエージェントの他にもスカウトサービスを提供する転職サービスは多くあります。
併用におすすめしたいものを紹介します。
ビズリーチ
ビズリーチは、国内最大級のハイクラス求人に特化した転職サービスです。基本機能は無料で利用できますが、有料サービスに登録すると全てのスカウトに返信できるようになるため、企業との出会いを増やすことができます。
1週間無料のお試し期間もあります。高年収を目指しているという方におすすめです。
基本情報
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
求人数 | 122,164件 |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | スカウト型転職サービス |
公式サイト | ビズリーチ |
メリット・デメリット
年収1,000万円以上のハイクラス求人が3分の1以上
導入企業数22,300社(累計)
一定の基準を満たした優秀なヘッドハンター
他の転職サービスでは無い求人にも巡り合える
手厚いサポートはほとんど無し
応募のハードル高め
利用時のポイント・活用術
サポートが手厚いパソナキャリアを併用する
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス求人に特化した転職サービスです。こちらに登録をすると、匿名レジュメを見たヘッドハンター・企業からスカウトを受け取ることができます。スカウト型なので、自分では探せなかった企業との出会いもあるかもしれません。自分のキャリアを活かしながら更に上のポジションを狙っている方や大幅な年収アップを目指しているという方におすすめです。
基本情報
運営会社 | 株式会社リクルート |
求人数 | 318,757件 |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | スカウト型転職サービス |
公式サイト | リクルートダイレクトスカウト |
メリット・デメリット
年収800万円〜2,000万円求人多数
登録後はスカウトを待つだけ(ヘッドハンターが代わりに仕事を探す)
企業からの直接スカウトあり
転職のサポートは受けることができない
応募のハードル高め
利用時のポイント・活用術
転職のサポートを受けたい場合はハイクラス転職支援に強いJACリクルートメントを併用する
doda
dodaは、業界最大級の求人数を誇る総合型転職エージェントです。dodaの最大の特徴は、登録することで転職サイトと転職エージェント両方の機能を利用できるところです。業界や業種、エリア別などの動向に精通したキャリアアドバイザーが専任担当として求職者のサポートをしてくれます。dodaは転職応援コンテンツも充実しているので、情報収集するのにもおすすめです。
基本情報
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
求人数 | 約20万件以上※2023年3月時点、非公開求人を含む |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | 総合型転職エージェント |
公式サイト | doda |
メリット・デメリット
業界最大級の求人数
転職市場に精通した専門スタッフ
企業1社ごとに採用プロジェクト担当1人
詳細な求人検索
転職フェアを多数開催
連絡が遅いことがある(登録からカウンセリングまで2週間程度かかることあり)
アプリが重い
3か月のサポート期限あり
利用時のポイント・活用術
サポート期間が無期限のマイナビエージェントを併用する
パソナキャリア
パソナキャリアは、企業と転職者のマッチング力と提案力を強みに持つ、ハイクラス向け転職エージェントです。ハイクラスの非公開求人が61.0%ということで、無料登録をすることで多くの非公開求人に出会うことができます。
応募書類の書き方を人事目線でアドバイスしてくれるため、手厚いサポートを求めている方に向いています。
基本情報
運営会社 | 株式会社パソナ |
求人数 | 38,262件 |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | 総合型転職エージェント |
公式サイト | パソナキャリア |
メリット・デメリット
求人の約半数が年収800万円以上のハイクラス求人
独占求人数1,200件以上
業界専任コンサルタントによるキャリアカウンセリング
全国47都道府県に支店あり
大手転職エージェントと比較すると求人数少なめ
求人が都市部に多い
利用時のポイント・活用術
多くの求人を紹介してもらいたい場合はリクルートエージェントなどの大手転職エージェントを併用する
リクナビNEXT
リクナビNEXTは、業界最大手のリクルートグループが運営する、全国で求人数が豊富な総合型転職サイトです。10万件以上掲載されている求人は業界・職種の幅が広く、選択肢を広げたい方におすすめです。
またアプリや検索機能が使いやすいため、希望条件が確立している方や転職初心者の方に向いているサービスです。無料会員登録で利用できる「グッドポイント診断」は自己分析に最適なツールです。
基本情報
運営会社 | 株式会社リクルート |
求人数 | 90,876件 (未経験歓迎求人43,650件) |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | 総合型転職サイト |
公式サイト | リクナビNEXT |
メリット・デメリット
求人数が多く、業種・職種の幅も広い
検索機能が使いやすい
無料の自己分析ツール「グッドポイント診断」が便利
希望条件に合わないスカウト・オファーメールが多数届く
地方の求人が少ない
基本的に自力で転職活動を進めるスタイル
利用時のポイント・活用術
転職活動をサポートしてもらえるリクルートエージェントを併用するとよい
スカウト以外も見たい方へ、おすすめ転職エージェント
リクルートエージェントのスカウトで落ちてしまった、企業スカウトだけじゃなくて手厚いサポートが欲しいという方に、サポートが魅力の転職エージェントを紹介します。
UZUZ
UZUZは、第二新卒・既卒・フリーター・ニートを含む全20代の就職・転職に特化したサービスです。ブラック企業に関する独自のデータベースを所持しているため、厳選して選んだ企業のみを紹介してもらうことができます。現在メディアにも多数掲載されるサービスです。オーダーメイドの丁寧な対応に定評があります。
基本情報
運営会社 | 株式会社UZUZ |
求人数 | 記載無し |
求人対応地域 | 関東、近畿、東海、その他 |
転職サイトのタイプ | 既卒・第二新卒特化型就職エージェント |
公式サイト | UZUZ |
メリット・デメリット
1on1でオーダーメイド型サポート
入社半年後の定着率94.5%
対応が丁寧である分スピード感は遅め
利用時のポイント・活用術
スピーディーに対応してもらいたい場合は、入社希望日を担当者にあらかじめ伝えておく
ハタラクティブ
ハタラクティブは、スキルや経歴に自信が無いという方に特化した就職・転職サービスです。適正のある求人のみを紹介してくれ、受ける企業1社ごとにしっかりと面接対策を行ってくれるので、たくさんの会社の選考を受ける必要がないということが特長です。はじめての就職や転職の方などが安心して転職活動を行うことができます。
基本情報
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
求人数 | 約5,000件 |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | フリーター・既卒・第二新卒特化型就職エージェント |
公式サイト | ハタラクティブ |
メリット・デメリット
未経験の方向けの求人が豊富
受ける企業に合わせて選考対策
86.5%が大企業に内定
高年収求人、地方の求人が少なめ
利用時のポイント・活用術
首都圏・関西圏以外の求人を探す場合はマイナビエージェントも併用する
Geekly(ギークリー)
Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。エンジニアやクリエイターなどの業界別に加え、サーバーエンジニアやWebデザイナー、ゲームプロデューサーや3Dモデラーといった細分化された各職種別に専門コンサルタントが在籍しています。スケジュール管理も行ってくれるため、在職しながら転職活動を行いたい方にもおすすめです。
基本情報
運営会社 | 株式会社Geekly |
求人数 | 約23,000件 |
求人対応地域 | 関東(一都三県) |
転職サイトのタイプ | IT特化型転職エージェント |
公式サイト | Geekly(ギークリー) |
メリット・デメリット
IT・Web・ゲーム業界の知見や求人数が豊富
専門コンサルタントが在籍
現職で働きながらスムーズな転職ができる
年収アップを目指せる
首都圏の求人が多め
経験やスキルによっては紹介求人数が少なめ
利用時のポイント・活用術
首都圏以外の求人を確認したい場合は全国のIT系求人を多く扱うレバテックキャリアなどを併用する
type転職エージェント
type転職エージェントは、IT・営業・ハイクラスの転職に強い転職エージェントです。サービス開始から25年以上の蓄積されたノウハウを活かして納得感のある転職の実現を大切にしています。
大都市圏の求人を多く掲載しています。また、転職相談会やエンジニア転職フェアなどのイベントも開催しています。
基本情報
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
求人数 | 10,283件 (非公開求人18,108件) |
求人対応地域 | 全国(ただし居住地が一都三県の方のみ対応) |
転職サイトのタイプ | 総合型転職エージェント |
公式サイト | type転職エージェント |
メリット・デメリット
首都圏の転職に強い
25年以上蓄積されたノウハウと独自の求人あり
5つの領域別アドバイザー
IT系職種の求人が豊富
エンジニア転職フェアを開催
全国の求人があるが、東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県在住でないと利用不可
業界や職種によっては紹介求人数少なめの可能性あり
利用時のポイント・活用術
全国に対応した求人数の多いリクルートエージェントなどを併用する
リクルートエージェントの企業スカウトを他社と比較!
大手転職サービスでスカウトサービスを提供するビズリーチ・リクルートダイレクトスカウト・リクナビNEXTとスカウトサービスを比較します。
リクルートエージェント | ビズリーチ | リクルートダイレクトスカウト | リクナビNEXT | |
満足度 | 4.5 | 4.2 | 3.7 | 3.9 |
特徴 | 専任キャリアアドバイザーがキャリアに合わせた求人紹介とサポートを提供 | 大手や外資など様々な企業の採用担当やヘッドハンターが在籍 | 求人数が豊富なハイクラススカウトサービス。安心のリクルート経営 | 転職サイトでありながら様々なサポートと圧倒的な求人数を保有 |
対象 | 全年代の転職者、一般から専門職まで | 主にミドル以上のビジネスパーソン・専門職 | 主にミドル以上のビジネスパーソン・専門職 | 全年代の転職者、一般から専門職まで |
スカウト | 企業スカウト・法人スカウト | 一般スカウト・プラチナスカウト | 6種類の様々なスカウト | 企業スカウト |
料金 | 無料 | 無料・有料プランあり | 無料 | 無料 |
リクルートエージェントの企業スカウトの注意点
企業スカウトがあっても必ず内定はしない
企業スカウトのメールが来たからといって、必ず内定が出るわけではありません。
スカウトという言葉から、ほぼ内定なのではないかと想像してしまいがちですが、内定を確約するものではないことに注意しましょう。
あくまで書類選考にと比較的通りやすい、あるいは書類選考を免除してもらえる一種のサービスだと考えるとよいでしょう。
企業スカウトが来たらしっかり企業リサーチをする
企業からのスカウトメールが届いたからと言って、慌ててすぐに応じることなく、応募前にしっかりと企業を調査するようにしましょう。
応募歓迎のスカウトは書類選考の通過率が比較的高いとはいえ、書類選考が免除されるわけではありません。
企業研究をしたうえで、しっかりとキャリアやスキルをアピールできる書類を作成してください。
また面接確約のスカウトが届いた場合でも、必ず面接に通るとは限らないので、企業研究を踏まえて面接対策を入念に取り組みましょう。
企業スカウトは前向きに捉える
企業やエージェントから送られてきたスカウトメールには不信感を抱かず、前向きに考えて転職に利用することをおすすめします。
企業スカウトのメールは、求職者のキャリアシートなどの情報に基づいて、企業の採用担当者やエージェントがマッチしていると思ったからこそ送っているメールです。
疑心暗鬼になりすぎて、応募しないというのはもったいないです。
せっかくのチャンスを無駄にしないよう、前向きに考え、お気軽に応募してみると良いでしょう。
公開範囲を設定する
リクルートエージェントでスカウトサービスでは、求職者の許可なく情報を企業に公開することはなく公開しても良いとしている情報のみを公開されます。
スカウトサービス利用中は匿名のキャリアシートとスカウト用追加情報に入力した内容が企業に公開されますが、キャリアシートに入力した項目はユーザーが非公開に設定することもできます。
もしスカウトサービス利用中の方で、企業に見られたくない項目がある場合や現職にバレたくないと感じる場合は、スカウト設定からキャリアシートを非公開にすると良いでしょう。
スカウト内容は定期的に確認する
企業スカウトは無視しても問題ありませんが、定期的に内容を確認すると良いでしょう。
興味がないと思っていても、後に選択肢となる可能性が十分にあるからです。また必要であれば、返信もすると良いです。
その際には丁寧な返信を心がけると良いでしょう。印象を悪くしないようにしておくと応募する際に安心です。
リクルートエージェントを使った転職活動の流れ
リクルートエージェントを利用した転職活動の流れは、以下の通りです。
①リクルートエージェントへの登録 ②面談 ③求人紹介 ④書類選考 ⑤面接選考 ⑥内定 ⑦退職・入社 |
リクルートエージェントへの登録
まずはリクルートエージェントへの登録を行います。
基本的にはWeb上から登録が行えますので、公式ページにて登録を行いましょう。
名前や連絡先に加えて、簡単な経歴や希望を入力する必要がありますが、簡単に登録が可能です。
リクルートエージェントはアプリ版もあります。スマートフォンをよく使う方には、アプリの利用もおすすめです。
面談
登録が済んだら、キャリアアドバイザーと面談を行います。
面談内容や流れについては、後に詳しく解説していきます。
求人紹介
面談の内容を基に、担当キャリアアドバイザーから求人を紹介してもらいます。
担当者から提案された求人と、自分の希望する求人にズレがある場合はすぐにその場で言いましょう。
担当者と転職活動での方向性をすり合わせていくことが大切です。
書類選考
紹介された求人が魅力的であれば。応募して書類選考を受けましょう。
転職エージェント利用すると、キャリアアドバイザーが応募書類を添削してくれるという大きな利点があります。
応募先の内情に精通しているため、選考通過率を上げるアドバイスをてもらうことが可能です。
書類添削に合わせて、企業への推薦状も提出してくれます。
転職のプロの目から、求職者の経験やスキル、人柄をアピールしてくれる内容です。
面接選考
書類選考を通過すると、次は面接選考です。
キャリアアドバイザーは応募先企業でよく聞かれる質問を把握していたリ、傾向を理解していたリします。
豊富な知識を活用した面接対策をしっかり受けましょう。
アドバイスをしてもらうなど、キャリアアドバイザーの知見をフルに活用することが面接通過のカギです。
内定
最終面接を通過すると、内定の通知が届きます。
年収交渉や入社日の調整を転職エージェントにお願いするようにしましょう。
面接時に聞きづらかった企業への質問も聞いてもらうことができるので、ある場合は伝えるようにしてください。
退職・入社
在職中に転職活動を行っていた場合、退職の手続きをする必要があります。
現職の退職日と転職先への入社日を上手く調節することが大切です。
双方に不都合が生じないよう、キャリアアドバイザーと連携しながら進めましょう。
よくある質問
最後に、リクルートエージェントの企業スカウトについてのよくある質問をまとめます。
企業スカウトは必ず応募しないといけないの?
実際に応募するかを決めるのは求職者の自由ですので、オファーが来た企業に必ずしも応募する必要はありません。
興味のあるスカウトにのみ返信をするという形でも問題ありません。
興味のないスカウトばかりが届く理由は?
興味のないスカウトやマッチ度の低いスカウトが多く届くのは、キャリアシートの内容が充実していない場合があります。
キャリアシートに工夫をして充実を図ってみると良いでしょう。
スカウトの数はどれくらい?
人によって届くスカウトメールの量は様々となりますので、明確な基準はありません。
ですのでスカウトメールを多く受け取るポイントとしてキャリアシートを充実させることを心掛けましょう。
スカウトが全く来ないのはなぜ?
リクルートエージェントから起企業スカウトが届かない場合は、キャリアシートが充実していなかったり、経歴・スキルに合った求人がないということが考えられます。
思うように企業スカウトが来ない場合は、一度キャリアアドバイザーに相談してみることをおすすめします。
アドバイザーはあなたの状況に合わせてキャリアの棚卸しを行ってくれたり、他のサポートを行ってくれるでしょう。
面接確約スカウトが全く来ないのはなぜ?
面接確約スカウトは内定にも繋がりやすいため、そう多く届くことは少ないとも言われています。
また新卒入社すぐでの転職や40代以上の場合はスカウトの数も減る傾向にあります。
転職活動してるのがバレることはある?
企業スカウトから転職活動がバレることはほとんどないでしょう。
リクルートエージェントでは、特定の企業に対してキャリアシートを公開しないように設定することができます。
またスカウトサービスを利用する企業に公開されるキャリアシートは匿名であり、利用者の許可なく登録情報が公開されることはありません。
現在の勤務先などに転職活動がばれないようにするためにも、非公開設定を行うと良いでしょう。
リクルートエージェントの担当者セレクトとは?
リクルートエージェントの担当者セレクトとは、エージェントサービスを利用する際に担当のキャリアアドバイザーから紹介される求人のことです。
リクルートエージェントのエージェントサービスに登録すると、必ず担当アドバイザーとの面談があります。
転職理由や希望条件を踏まえて担当者がピックアップしてくれる案件を「担当者セレクト」と呼ぶのです。
リクルートエージェントのスカウトを停止する方法は?
リクルートエージェントの企業スカウトを停めたい場合は、転職情報メール配信停止の手続きを行うことで停止が可能です。
公式サイトの「お申し込みフォーム」を利用して配信停止手続きを行ってください。
リクルートエージェントの評判は?
リクルートエージェントの口コミや評判については、詳しくまとめた記事がありますので是非そちらをご覧ください。
リクルートエージェントの評判・口コミを調査 | ひどいと言われる理由とは
まとめ
リクルートエージェントの企業スカウトについて、種類や仕組み、口コミや活用方法を紹介しました。
スカウトメールは内定を確約するものではないものの、書類選考の通過率が上がったり、書類選考が免除されるなどの利点があります。
多くのスカウトを受けるためにも、キャリアシートの内容は充実させておくようにしましょう。
スカウトから転職のチャンスを増やして、自分の希望条件を叶えた転職に繋げていきましょう!