地方に強いおすすめの転職エージェントを都道府県別に紹介！使えない噂も解説

地方に転職したい、転職して地元に戻りたいと考えている方で、転職エージェントをどう選べばいいか迷っていませんか？
転職エージェントによっては地方に対応しておらず、使えないという場合もあります。
ですが、地方でも使えるおすすめの転職エージェントもあるのです。また地方特化型というエージェントもあります。
転職においては、そういった特化型と総合型のどちらも併用することが成功のカギとなります。
この記事では、地方に強い転職エージェントを紹介し、転職を成功させるコツまで詳しく解説します。

公式サイトはこちら	リクルートエージェント 転職実績No.1！誰もが登録すべき転職エージェント
公式サイトはこちら	doda  業界最大級の求人数！スピーディーな転職におすすめ
公式サイトはこちら	マイナビエージェント 顧客満足度No.1！サポートで選ぶ大手エージェント
公式サイトはこちら	パソナキャリア 手厚いサポートで叶えるハイクラス転職

 

地方に強い大手総合型転職エージェント4選

まずは、大手総合型の転職エージェントから地方対応しているものを紹介します。
地方特化型があるなら大手を使う必要はないのでは？と思うかもしれませんが、大手の転職エージェントは豊富な求人と転職実績があるため全転職者が使うべきサービスと言えるのです。

doda

dodaは、業界最大級の求人数を誇る総合型転職エージェントです。dodaの最大の特徴は、登録することで転職サイトと転職エージェント両方の機能を利用できるところです。
業界や業種、エリア別などの動向に精通したキャリアアドバイザーが専任担当として求職者のサポートをしてくれます。dodaは転職応援コンテンツも充実しているので、情報収集するのにもおすすめです。
基本情報

運営会社	パーソルキャリア株式会社
求人数	約20万件以上※2023年3月時点、非公開求人を含む
求人対応地域	全国
転職サイトのタイプ	総合型転職エージェント
公式サイト	doda

メリット・デメリット
業界最大級の求人数
転職市場に精通した専門スタッフ
企業1社ごとに採用プロジェクト担当1人
詳細な求人検索
転職フェアを多数開催

連絡が遅いことがある（登録からカウンセリングまで2週間程度かかることあり）
アプリが重い
3か月のサポート期限あり
利用時のポイント・活用術
サポート期間が無期限のマイナビエージェントを併用する

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、転職支援実績No.1の総合型転職エージェントです。業界に精通したキャリアアドバイザーが求職者の強みや適正を一緒に見つけてキャリアプランを提示してくれます。
公開・非公開求人を含めて、他社と比べて圧倒的な求人数を所有しています。志望業界や業種が決まっておらず、幅広い求人から自分に合う求人を探したいという方におすすめです。
基本情報

運営会社	株式会社リクルート
求人数	408,479件 (非公開求人354,101件)
求人対応地域	全国
転職サイトのタイプ	総合型転職エージェント
公式サイト	リクルートエージェント

メリット・デメリット

転職支援実績No.1
多数の非公開求人
実績豊富なアドバイザー
充実した転職サポート（転出書類の添削、面接対策、業界・企業情報の提供）
地方の求人も多数あり

転職支援サービスの提供期間は面談から転職先が決まるまでの約3か月が目安
求人紹介が多すぎて選ぶことが大変
利用時のポイント・活用術
登録の際に希望条件を伝える
急ぎでの転職でない場合はサポート期限が無期限のマイナビエージェントと併用する

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、顧客満足度No.1を誇る総合型転職エージェントです。リクルートエージェントと比較すると求人数は劣りますが、首都圏以外の地方求人なども豊富に揃っています。
キャリアアドバイザーは業界ごとの専任制となっており、各職種の転職市場を熟知していることが特長です。また、キャリアアドバイザーとは別に企業担当アドバイザーも在籍しているため、職場の雰囲気など求人票には載っていない実際の情報を得ることができます。初めて転職活動を行う方や地方での転職を考えている方におすすめです。
基本情報

運営会社	株式会社マイナビ
求人数	59,826件 (非公開求人13,169件)
求人対応地域	東京、その他
転職サイトのタイプ	総合型転職エージェント
公式サイト	マイナビエージェント

メリット・デメリット
キャリアアドバイザーは業界ごとの専任制
企業担当アドバイザーもバックアップ
サポート期限無し
独占求人が豊富

担当者の質にばらつきあり
求人情報に食い違いがあることも
求人紹介の連絡が多い
ハイクラス求人が少なめ
利用時のポイント・活用術
連絡が多いと感じる場合は、求人紹介メールや電話の頻度を減らしてもらうようにお願いする
経験やスキルに自信がある方はハイクラス特化型転職エージェントを併用する

パソナキャリア

パソナキャリアは、企業と転職者のマッチング力と提案力を強みに持つ、ハイクラス向け転職エージェントです。ハイクラスの非公開求人が61.0%ということで、無料登録をすることで多くの非公開求人に出会うことができます。
応募書類の書き方を人事目線でアドバイスしてくれるため、手厚いサポートを求めている方に向いています。
基本情報

運営会社	株式会社パソナ
求人数	38,262件
求人対応地域	全国
転職サイトのタイプ	総合型転職エージェント
公式サイト	パソナキャリア

メリット・デメリット
求人の約半数が年収800万円以上のハイクラス求人
独占求人数1,200件以上
業界専任コンサルタントによるキャリアカウンセリング
全国47都道府県に支店あり

大手転職エージェントと比較すると求人数少なめ
求人が都市部に多い
利用時のポイント・活用術
多くの求人を紹介してもらいたい場合はリクルートエージェントなどの大手転職エージェントを併用する

おすすめの地方特化型転職エージェント

地方特化型転職エージェントは各地方にありますが、その中でもおすすめしたいエージェントを紹介します。
Uターン・Iターン転職にもおすすめです。

ヒューレックス

ヒューレックスは、地方転職に特化した転職エージェントです。地方の優良求人を数多く取り扱い、ヒューレックスのみが保有する求人情報が豊富にあります。「地元で転職したい」「Uターン・Iターン転職が希望」という方におすすめです。
基本情報

運営会社	ヒューレックス株式会社
求人数	約19000件
求人対応地域	全国
転職サイトのタイプ	地方特化型転職エージェント
公式サイト	ヒューレックス

メリット・デメリット

東北を中心に、非公開の好待遇求人が多い
利用満足度95%
専門コンサルタントによる就労支援

東北以外のエリアの求人数が少ない
案件によっては年収が下がる
コンサルタントと相性が合わない場合もある

利用時のポイント・活用術

大手エージェントと併用する

リージョナルキャリア（regionalcareer）

リージョナルキャリアは、主に30代以上の地方転職希望者を対象とする転職エージェントです。全国25拠点、90人以上のコンサルタントが在籍しており、中長期でのキャリア支援に強みを持っています。また、それぞれの都道府県の特色や転職事情を網羅しており、質の高いコンサルティングに定評があります。取り扱う求人の約半数は年収600万円以上の求人なので、キャリアアップ・年収アップを目指す人にもおすすめです。求められている人材の特徴や狙い目の企業なども教えてくれるので、より効率的に転職活動を進められるでしょう。

基本情報

運営会社	株式会社リージョナルスタイル
求人数	約30,000件
求人対応地域	全国
転職サイトのタイプ	地方特化型転職エージェント
公式サイト	リージョナルキャリア

メリット・デメリット

地方求人が多い
U・Iターン転職のサポートあり

求人数は少ない
都市部の求人は少ない
各拠点で運営会社が違う

利用時のポイント・活用術

パソナキャリアと併用する

 【47都道府県別】各地方でおすすめの転職エージェント

各地方・47都道府県別でおすすめしたい転職エージェントを紹介します。
詳しく紹介したものも含め、各地方ごとの特化エージェントも併せて紹介します。

北海道地方でおすすめの転職エージェント

都道府県名	おすすめ転職エージェント
北海道	リージョナルキャリア北海道 ジョブキタ

東北地方でおすすめの転職エージェント

都道府県名	おすすめ転職エージェント
青森県	たいようヒューマンネットワーク
秋田県	ヒューレックス
岩手県	ヒューレックス
山形県	キャリアクリエイト
宮城県	ヒューレックス
福島県	ふくしまだけの転職市場

関東地方でおすすめの転職エージェント

都道府県名	おすすめ転職エージェント
茨城県	キャリアプラス
栃木県	リージョナルキャリア栃木
群馬県	スターキャリア
埼玉県	富士ヒューマンテック
千葉県	ちばキャリ
東京都	リクルートエージェント
神奈川県	日総ブレイン

 

中部地方でおすすめの転職エージェント

都道府県名	おすすめ転職エージェント
静岡県	リージョナルキャリア静岡
愛知県	みらいキャリア
岐阜県	リージョナルキャリア岐阜
長野県	リージョナルキャリア長野
山梨県	山梨専門転職エージェント カツヤク！
福井県	リージョナルキャリア福井
石川県	ほくりくFIT転職
富山県	リージョナルキャリア富山
新潟県	にいがた就職応援団CAREER

関西地方でおすすめの転職エージェント

都道府県名	おすすめ転職エージェント
三重県	リージョナルキャリア三重
滋賀県	日本職研株式会社
京都府	コトコト
大阪府	レッツアイ
兵庫県	ケイキャリアパートナーズ
奈良県	じょぶる奈良
和歌山県	キャリアブレスユー

中国・四国地方でおすすめの転職エージェント

都道府県名	おすすめ転職エージェント
広島県	リージョナルキャリア広島
岡山県	オカジョブキャリア
山口県	じょぶる山口
島根県	鳥取・島根求人ドットコム
鳥取県	鳥取・島根求人ドットコム
徳島県	いつか徳島
高知県	高知求人ネット
愛媛県	キャプラ転職エージェント
香川県	キャプラ転職エージェント

九州・沖縄地方でおすすめの転職エージェント

都道府県名	おすすめ転職エージェント
福岡県	福岡転職Plus
佐賀県	さがジョブナビ
長崎県	アソウヒュマニーセンター
熊本県	リージョナルキャリア熊本
大分県	アソウヒュマニーセンター
宮崎県	インタークロス
鹿児島県	アソウヒュマニーセンター
沖縄県	リージョナルキャリア沖縄

転職エージェントは地方では使えないのか

地方で転職する場合、転職エージェントが利用できないのではないかという懸念がある人は少なくありません。
結論から申し上げますと、地方でも転職エージェントは利用可能です。全国対応・地方対応のある転職エージェントを利用すれば、十分に活用できるでしょう。
ただし、地方への転職でエージェントを活用する場合は、信頼できるキャリアアドバイザーを選ぶことが重要になってきます。
それは地方への転職の場合、都心と比べて求人数が少なく難易度が高くなってしまうためです。
だからこそ地方転職の成功実績があり、安心して利用できる転職エージェントを選ぶことが重要となるのです。
地方特化型の転職エージェントと、求人数の豊富な大手総合型の転職エージェントを併用することで、成功の糸口がつかめるでしょう。

地方に強い転職エージェントの選び方

おすすめの転職エージェントをいくつか紹介しましたが、それらをどう利用するか迷ってしまうという方もいるはずです。
ここでは、地方転職の場合の転職エージェントの選び方、選ぶ際のチェックポイントを紹介します。

まずは大手の転職エージェントを選ぶ

これから転職活動を始める方は、まずはサポートが充実している大手転職エージェントから選んでいきましょう。
大手の転職エージェントでは、履歴書・職務経歴書の添削、求人紹介、面接対策などの充実したサポートが受けられます。
転職活動の進め方に少しでも不安がある場合、まずは大手の転職エージェントに登録しておきましょう。無料で登録が可能です。
しかし利用していく中で、自分の希望を無視した求人紹介をする悪質なキャリアアドバイザーが担当になってしまった場合は、変更の依頼、もしくは別の転職エージェントを利用すると良いです。

地方特化型転職エージェントを選ぶ

地方特化型の転職エージェントを選ぶときは、以下のポイントをチェックしましょう。
・志望地域の情報を網羅しているか
・志望地域ネットワークとの関係性が良好か
・専門性と地方特化のサービスがあるか
地方特化型の転職エージェントを選ぶときは、志望する地域の情報を網羅しているかが重要なポイントです。
特化型の転職エージェントは、大手にはない情報を持っている可能性があります。そのため、地方での転職を成功させるには、志望している地域の情報があるか否かが大切になってくるでしょう。
ただし地方特化型エージェントは、サポート内容が充実していない可能性もあります。だからこそサポートの充実した大手エージェントを併用して進めるのがおすすめです。
地方転職をする場合は大手と地方特化型で役割を分けると、効果的な利用ができるでしょう。

口コミ・評判をチェックする

大手転職エージェントや特化型エージェントを選ぶときは、口コミや評判が高い方を選択すると転職の成功率が上げられるでしょう。
転職エージェントの口コミや評判を調査するのがおすすめです。調査する方法としては、口コミサイトや転職エージェントの公式サイトで評判や転職経験談を読むと良いでしょう。
また転職エージェントの利用経験がある友人やSNS、アプリ（Matcher、OBトーク）から調査するというのも有効でしょう。
調査方法はどれか1つに絞ってしまうと情報に偏りがでるので、活用できるサービスを全体的に利用して正しい情報を利用できるように意識すると良いでしょう。

地方転職で転職エージェントを使うべき4つの理由

地方転職だからこそ、転職エージェントは活用すべきサービスと言えます。
その理由とも言える転職エージェントのメリットを紹介します。

転職のプロがキャリアの相談に乗ってくれる

転職エージェントに登録すると、担当のキャリアアドバイザーが相談に乗ってくれることがメリットになります。
1on1の面談で今までの経験やキャリアから希望する業界・職種、今後のキャリアプランについて相談することで、自分にぴったりの求人を紹介してもらえます。
そもそも転職自体を迷っている方も安心してください。転職のプロに直接相談することで、自身の強みや転職を検討する理由が明確になって転職しない方が自分にとっていい選択だと分かる場合もあります。
家族や友人、同僚に話しにくいプライベートな内容なので、第三者としてエージェントを活用するものＯＫです。

応募企業の選択肢を増やせる

地方への転職をする際、希望する条件に合う企業や採用してもらえる企業があるのか不安な方も少なくありません。
その点転職エージェントは地方の求人情報を持っているという強みがあるため、地方への転職で企業選びの選択肢を増やすためには、転職エージェントを利用すべきだと言えます。
地方の求人情報は、求人サイトやWebサイトだけでは情報が限られており入手が困難というケースが多く、自力で探すのは難しいという場合も。
転職エージェントは、転職活動のサポートだけでなく、地方企業とのネットワークを持っているため、多くの求人情報を得られるというのが大きなメリットです。

企業選びの失敗を防げる

地方への転職で転職エージェントを利用すべき理由として、企業選びに失敗する確率を下げられるという点もあります。
転職エージェントは求職者の希望や要件に沿って、地方に特化した求人情報を提供し、転職活動をトータルしてサポートするので、悩みを解消しつつ進められるというメリットがあります。
また転職分の市場価値を把握するエージェントは地方の企業情報にも詳しく、それぞれのニーズやトレンドを把握しているため求職者のスキルや経験にマッチした会社を見つけられるでしょう。
転職エージェントは豊富な業界のネットワークを持っているため、自分だけでは得られない職場の雰囲気などの内部情報も提供してくれます。
転職後に合わなかったと感じるようなミスマッチを防げるという点でも、転職エージェントの利用はおすすめなのです。

地方ならではのサポートが受けられる

転職エージェントは、地方の転職事情も踏まえてあなたをサポートしてくれるという点もメリットの一つです。
自分一人での転職活動では知り得ない転職事情などの情報もあり、地方での転職活動がスムーズに進むでしょう。
これは地元企業と密接したコミュニケーションをとっている、地方特化型転職エージェントの利点となります。転職サイトやネット上にも情報はありますが、信憑性に欠けるものも少なくありません。
転職エージェントは直接確かな情報を提供してくれるため、自身の転職活動に有効活用できるというのが大きなメリットです。

地方転職で転職エージェントを上手く活用する7つのポイント

ここでは、転職エージェントを上手く活用し、地方での転職を成功させるための方法を7つ紹介します。
先程までで紹介してきた方法と重なる部分もありますが、大切なポイントなのでしっかり参考にしてください。

総合型と特化型を複数登録する

転職エージェントの中にも「総合型」と「特化型」があり、状況に合わせて使い分ける必要があります。
総合型：幅広い業界・業種を網羅した転職エージェント
特化型：年代や経験値の状況・業界・職種に特化した転職エージェント
複数の転職エージェントに登録することで、スムーズな転職活動に繋がります。

サポートを最大限活用する

転職の選考フローには、職務履歴書などによる書類選考や面接が複数回あることも少なくないです。こうした選考を突破して内定を獲得するためにも、適切な対策が必要になってきます。
転職エージェントに登録すると、業界や企業ごとのアドバイザーが手厚くサポートしてくれることが多いです。書類添削や面接練習を積極的にお願いしましょう。
自分が描きたいキャリアに対して、転職市場のプロとしてアドバイスをしてもらえるので、悩みがあるときは積極的に相談してみるのもおすすめです。

自分の希望条件やスキル・経験を明確に伝える

転職エージェントに登録すると、すぐに担当者との面談が入るケースが多いです。
この面談で、自分が希望する条件（給与・休日・勤務地・福利厚生・待遇など）や転職をする目的をしっかり伝えておくことで、後々紹介される求人とのミスマッチを回避することができます。
また、転職の期間や入社希望日を伝えておくと、スムーズに求人を案内してもらえます。
まだ具体的な希望条件や目的が決まっていない方は、現職の不満点や自分の理想から逆算して明確にしてから担当者との面談に臨みましょう。

積極的に情報収集・自己分析を行う

全てエージェントが行ってくれるからといって、受け身の常態でいるのはかえって危険です。キャリアアドバイザーにとって都合の良い求人ばかりを紹介される羽目となってしまいます。
これを防ぐためには、自分から情報を集めて時には取捨選択をすることが重要です。自分でリテラシーを持っておけば、万が一よくない求人を紹介されても断ることができます。
また自己分析はしてもらうだけでなく、自分からしてみましょう。選考対策は担当からのアドバイスだけでなく、自分から行うことで実りあるものになります。転職を成功させるためにも、積極的な姿勢は欠かさず持っておくようにしましょう。

条件面で交渉してもらう

キャリアアドバイザーに、年収交渉や制度など条件面での交渉をお願いしましょう。言いにくいかもしれませんが、入社してからでは変えられない場合がほとんどです。
自身の希望条件を明確にして妥協しないためにも、交渉のプロでもある担当に連絡をして交渉をしてもらいましょう。

担当エージェントとこまめに連絡を取り合う

担当エージェントとこまめに連絡を取り合うことは、転職エージェントを活用するうえで重要なポイントです。
キャリアアドバイザーは複数の求職者を同時に担当しています。いい求人情報が入ってきたとき、紹介する順番は連絡を最後に取った日付順であることもあるようです。そのため、何週間も連絡を返していないような求職者にはいい求人が届きません。
また転職活動中に何か変わったことがあれば、すぐに連絡しましょう。そうすることで求職者とエージェントで齟齬のないコミュニケーションをすることに繋がります。

担当者と合わなければすぐに変更を申し出る

担当のキャリアアドバイザーと相性が悪いと感じた場合、すぐに担当者を変更してみましょう。
既に数回やり取りをしていると若干気まずいかもしれませんが、交代はよくあることなので全く問題ありません。
メールや電話一本ですぐに変更することも可能です。担当者との馬が合わないことを正直に伝え、気持ちよく転職活動が進められる担当者に出会えることを望みましょう。

地方転職における注意点

地方での転職に踏み切る前にチェックしてほしい、地方転職での注意点を紹介します。
注意点は、
・地方に帰ってからの転職活動は危険
・求人数が少ない
・希望条件が叶わない可能性もあり
・複数の転職エージェントから同じ求人に応募しない
という４つです。

地方に帰ってからの転職活動は危険

特にUターン転職の場合ですが、職は地元に引き上げてから探そうなどと安易に考えるのは非常に危険です。
Uターン転職で失敗を避けるには、地元に希望の仕事があるか、給与はどのくらいかなどを、しっかりとリサーチし、地元に移住後の暮らしを明確に把握しておくことが大切です。
地方企業はまず求人が少なく、給与水準も都心部と比較すると下がります。通勤に車が必要な場合もあるため、先だってリサーチをしておきましょう。

求人数が少ないことに注意

前述の通り、地方転職をする場合には求人数が少ないことに注意しなくてはいけません。都心部と比べて地方の求人数は少ないことがほとんどで、特定の業界や職種においての求人数が少ない場合もあります。
そのため地方転職を成功させるには、求人情報を調べる手段や方法を工夫する必要があるでしょう。地域の求人サイトや自治体のWebサイト、地域の雇用支援機関などで探すのも有効です。
また地方転職では求人数が少なく、転職の条件を絞りすぎると、志望する企業を見つけられない可能性もあります。地方転職の求人を探す際は優先順位の幅を広くするなど、妥協点を作ることも大切です。
しかし自分だけの力では情報収集に限界があるので、転職エージェントの活用が有利に働くこともあります。

希望条件が叶わない可能性あり

地方転職をする場合、希望条件が叶わない可能性があることにも注意しましょう。都市部と比べて地方の求人が少ないため、希望する条件や待遇にも限りがあることがほとんどです。
特定の専門職種や業界、高待遇などの条件を求める場合は、求人数自体が少なかったり応募条件が厳しかったりします。地方転職を考える方は、希望条件を柔軟に考え、優先順位を決めるのがおすすめです。
それまでの優先順位が給与＞ワークライフバランス＞事業内容といった場合、他の内容を加えないと志望する企業が見つからない可能性もあります。
優先順位が明確に決まらない場合は、自分のスキルや経験を活かせる条件から考えると、選択肢の幅が広がるでしょう。

複数の転職エージェントから同じ求人に応募しない

複数のエージェントから応募すれば採用の可能性が上がるのではと思うかもしれません。
しかし同じ企業や同じ案件に複数のエージェントから応募するのは絶対にやめましょう。
同じ方の応募が重複した場合、企業の採用担当者から連絡が行きます。
キャリアアドバイザーと応募者どちらも信頼を失います。
また応募者はキャリアアドバイザーに信用ができない利用者と判断されることにもなりますので避けた方が良いでしょう。

転職エージェントを使わずに転職する6つの方法

事情があって転職エージェントは使えない、使いたくないという方に、転職エージェントを使わずに転職する方法を紹介します。

転職サイト

転職エージェントを使わない転職の方法として、転職サイトがあります。転職エージェントと併用することがおすすめですが、転職サイトだけでも転職は可能です。
メリットとして、無料で利用でき、自分の好きなタイミングで好きな条件で求人を探すことができるため、すぐに転職しなくても問題ないことが挙げられます。
デメリットは、サポートがないこと、職場関係などの内情はわからないことです。また転職サイトごとに異なる応募フォームを記入するなど用意することが面倒に感じる方も多いようです。
転職サイトで情報収集をするのであれば、大手総合転職サイトであるdodaやマイナビ転職、リクナビNEXTの利用がおすすめです。

企業ホームページ

応募したい企業が既に決まっている方は、企業のホームページから応募することも検討してみてはいかがでしょうか。
直接企業とやりとりすることで、企業への熱意をアピールすることができます。
ただし求人募集がいつあるかは不明確で、自分で求人情報を探す必要があります。
転職エージェントに掲載されていない、地方中小企業や若いベンチャー企業なども企業の採用ページから直接応募することになります。

ハローワーク

転職エージェントを利用しない転職方法として、ハローワーク（公共職業安定所）を使う方法があります。無料で相談でき、書類の添削もしてもらえるので、簡易的なサポートを受けることは可能です。
しかし混雑していることが多く、担当者が毎回変わってしまうので相談しにくいことが懸念点です。

採用担当者のSNS

最近は企業の採用担当者がSNSで発信していることがあり、公式サイトや転職エージェントよりもカジュアルに選考に進むことが可能です。
社風や職場の人間関係など、素直な雰囲気を知ることができます。しかしSNSの募集を行っている企業はごく稀なので、希望条件を優先した転職がしたい方にはおすすめできません。

リファラル採用

応募先の企業に知り合いや友人がいある場合、推薦や紹介という形で採用をを行うリファラル採用も手段の一つです。
社員の紹介であるため信頼を得やすく、社内の内部情報をしっかり把握できるのがメリットです。
一方で知り合い・知人の紹介ということもあり、条件が気に入らなかった場合断りにくいことが懸念点となります。

オファーやスカウトを活用する

オファーやスカウトを活用することも、転職エージェントを利用しない転職活動の方法です。
最近では、自身のプロフィールを記入するとそれを見た企業からオファーやスカウトメールを受け取ることができるサイトがあります。
自分から求人を探しにいく手間が省けるので、現職が忙しい方でも並行して転職活動を進めることができます。
しかし人気企業や有名企業からのオファーは珍しく、希望と異なる職種のスカウトが多いことに注意してください。

地方転職を成功させるコツ

地方転職を成功させるためにはコツがあります。ここでは3つのコツを紹介します。

応募先の企業のついて熟知しておく

事前に応募先の企業について知ることであなたの働く姿を想像することができ、就業におけるミスマッチも防ぐことができるため、応募先企業については熟知しておきましょう。
面接時の回答や明確なアピールにも繋がりますので、ここは大切なポイントです。

自分の市場価値を把握しておく

自分の市場価値を把握・理解すると、どのレベルの求人に応募すれば成功率が上がるのかを正しく分析することができます。市場価値が分からない場合は転職エージェントを利用してみましょう。
担当者に求人レベルと給与額を提示してもらうことで、どのレベルがどれくらいの給与かを把握することができ、自分のポジションを客観的に把握することに繋がります。

第一印象で好印象を残せるようにする

人は見た目で第一印象を決められがちです。採用面接などでは特に見た目も確認されているでしょう。
また第一印象で良い印象を残せると、その後の印象にも良い影響を与えやすいとされています。面接の際はしっかりとした服装で清潔感を与えるように意識しましょう。
また笑顔で話すことや良い姿勢で動作をゆったりとさせることも第一印象を良くする際に有効です。

地方転職についてよくある質問

最後に、地方転職や転職エージェントについてよくある質問をまとめます。

大手転職エージェントと地方特化型転職エージェントはどっちが良い？

どちらにも良さがありますので、地方転職では併用するのをおすすめします。
大手転職エージェントのサポート実績と、地方特化型の専門性を活用すると、地方転職の成功率はグッと上がるでしょう。

転職エージェントは何社併用するべき？

数に制限はありませんが、管理しやすいという点でも2～3社程度がおすすめです。
転職エージェントを利用し始めは3～5社程度で幅広く活用し、徐々に信頼できるエージェントに絞るというのも有効です。

地方転職は年収が下がる？

地方では都心部に比べて給与水準が低いため、ほとんどの場合で年収は下がります。
ただ、役職によっては上がる可能性もあります。

近くにオフィスがなく、面談が受けられない場合はどうしたらいいの？

転職エージェントとの面談は、対面でなくても可能な場合が多いです。電話やWeb会議システムを利用して、対面と同じように担当者と面談ができます。
利用したいエージェントが非対面の面談を実施しているか、公式サイトで確認すると良いでしょう。記載がない場合も、状況を説明すれば対応してくれるエージェントもあります。

地方転職は厳しいって本当？

地方への転職は、都心に比べると厳しい傾向と言えます。都心よりも求人数自体が少なく、選べる職種が限定されるためです。
その上転職に関する情報収集が難しいことも、地方転職が厳しくなる要因となります。だからこそ、転職エージェントに頼ることが有効です。
負担を減らし有益な情報を得るためにも、転職エージェントを活用しましょう。

30歳以上だと地方転職できないの？

地方だからというよりは年齢で難易度が高まりますが、30歳以上でも地方転職は十分可能です。
都会で得た経験をもとに転職先で働けるほか、都会より家賃などの固定費を抑えられるといった利点もあります。一方で都心よりも求人が限られる、中途社員になることで年収が下がる可能性が難点です。
30歳以上だとどうしても転職・就職において難しい面が出てくるため、この場合も転職エージェントにサポートしてもらうと良いでしょう。

今地方在住でなくても地方転職できる？

現時点で地方に住んでいなくても、地方転職は可能です。
転職エージェントは企業や転職市場の特色が地域によって異なることを理解しているため、今住んでいないという方にも転職エージェントの利用がおすすめです。
ただでさえ大変な転職活動の中で地域の特徴まで自分で調べるには限界がありますし、かなりの労力を必要とします。
また書類選考や面接のスケジュール管理なども代行してくれますので、実際に足を運べない場合や忙しい場合に活用できるという点もメリットとなります。

転職活動が会社にバレることはある？

転職エージェントから情報が洩れてバレるということは基本ありません。
もし心配であれば、担当者に「在職中の会社に転職をしていることが伝わって欲しくない」という旨をあらかじめ伝えておきましょう。
特定の企業から情報を隠す設定の方法やどうして伝わらないのか仕組みを説明してもらえます。

Uターン・Iターン転職におすすめの転職エージェントは？

この記事で紹介したdoda、リクルートエージェントやリージョナルキャリアはUターン・Iターン転職にもおすすめです。

リクルートエージェント	転職実績No.1！誰もが登録すべき転職エージェント
doda	業界最大級の求人数！スピーディーな転職におすすめ

まとめ

地方での転職に強い転職エージェントを紹介し、地方転職のコツや転職事情も解説しました。 地方転職は難易度も高いことから、転職エージェントの利用が必須と言えます。自分の希望に合わせて、転職エージェントを利用してみましょう！ 難易度の高い地方転職でも、成功率がグッと上がるはずです。上手く活用して、転職を成功させましょう！