シニアにおすすめの転職エージェント・サイト16選!60代向けに転職を徹底解説

 
 

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シニア(60代)世代で転職を成功させたいなら、転職エージェントの利用をおすすめします。

シニア(60代)の転職となると、40代や50代での転職に比べて圧倒的に求人数が少なくなってしまいます。

その中で希望に沿った求人を探すには、転職エージェントのサポートを受けることが必要不可欠なのです。

この記事では、転職エージェントや転職サイトの選び方、転職を成功させるためのポイントや注意点など、シニア(60代)からの転職に役立つ情報をお届けします。

 

doda

業界最大級の求人数!エージェント・サイトとして使える!

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キャリアアップを目指すハイクラス向けスカウトサービス

リクルートエージェント

転職実績No.1!より多くの求人に出会いたい方におすすめ

目次

シニア(60代)におすすめの転職エージェント一覧

まず初めに、シニア(60代)に特におすすめの転職エージェント・サイトを厳選して、一覧形式にしてまとめました。

後ほど具体的に一つ一つ紹介していきます。

サービス選びの参考にしてみてくださいね。

転職エージェント・サイト 特徴
doda 求人数業界最大級!エージェントとサイトのいいとこ取り
リクルートエージェント 転職実績No.1!より多くの求人に出会いたい方におすすめ
マイナビミドルシニア 40代~60代に特化した転職サイト 様々な働き方の求人あり
FROM40 40代以上のミドルシニア世代に!スカウト届く
ビズリーチ  ハイクラス向けスカウトサービスでキャリアアップが叶う
パソナキャリア 手厚いサポートで叶えるハイクラス転職
JACリクルートメント グローバル・ハイクラス転職に!手厚いサポートも
リクルートダイレクトスカウト ハイクラス求人に特化。キャリアを活かし年収アップ
リクナビNEXT 求人数が多く無料の自己分析ツールも利用可能な転職サイト
レバウェル介護 介護専門で業界最大級!好待遇求人を多数保有

シニア(60代)におすすめの転職エージェント

60代の転職は厳しいと言われていますが、あなたに合った転職エージェントや転職サイトを選んで活用すれば、転職成功率を大きく上げることが可能です。

転職エージェントや転職サイトは数多く存在していて「どのサービスが自分に合っているのか分からない」という方も多いでしょう。

ここでは、全てのシニア(60代)におすすめの転職エージェントを紹介します。

doda

dodaは、業界最大級の求人数を誇る総合型転職サービスです。
dodaの最大の特徴は、登録することで転職サイトと転職エージェント両方の機能を利用できるところです。
dodaエージェントサービスを利用すると業界や業種、エリア別などの動向に精通したキャリアアドバイザーが専任担当として求職者のサポートをしてくれます。
dodaは転職応援コンテンツも充実しているので、情報収集するのにもおすすめです。
基本情報

運営会社 パーソルキャリア株式会社
求人数 約20万件以上※2025年6月時点
求人対応地域 全国
転職サイトのタイプ 総合型転職サイト・エージェント
公式サイト doda

メリット
業界最大級の求人数
転職市場に精通した専門スタッフ
企業1社ごとに採用プロジェクト担当1人
詳細な求人検索
転職フェアを多数開催
デメリット
連絡が遅いことがある(登録からカウンセリングまで2週間程度かかることあり)
アプリが重い
担当者の当たり外れの差が大きい
利用時のポイント・活用術
サイト・エージェントのどちらとしても活用する

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、転職支援実績No.1の総合型転職エージェントです。
業界に精通したキャリアアドバイザーが求職者の強みや適正を一緒に見つけてキャリアプランを提示してくれます。
公開・非公開求人を含めて、他社と比べて圧倒的な求人数を所有しています。
志望業界や業種が決まっておらず、幅広い求人から自分に合う求人を探したいという方におすすめです。
基本情報

運営会社 株式会社インディードリクルートパートナーズ
求人数 約562,000件
(非公開求人約434,000件)
求人対応地域 全国
転職サイトのタイプ 総合型転職エージェント
公式サイト リクルートエージェント

メリット
転職支援実績No.1
多数の非公開求人
実績豊富なアドバイザー
充実した転職サポート(転出書類の添削、面接対策、業界・企業情報の提供)
地方の求人も多数あり
デメリット
転職支援サービスの提供期間は面談から転職先が決まるまでの約3か月が目安
求人紹介が多すぎて選びにくい
利用時のポイント・活用術
登録の際に希望条件を伝える
急ぎでの転職でない場合はサポート期限が無期限のdodaと併用する

シニア(60代)に特化している転職エージェント・サイト

転職エージェント・サイトの中には、シニア(60代)に特化しているサービスもあります。

ここでは、ミドル・シニア層に特化した転職エージェント・サイトを紹介します。

マイナビミドルシニア

マイナビミドルシニアは、40代・50代・60代求人に特化した転職サイトです。

マイナビミドルシニアには「ノック機能」というものがあります。

このノック機能を使うと、書類選考や面談の前にご自身が採用対象であるかを企業に確認することができるのでとても便利です。

転職だけでなく、派遣やアルバイトなどの求人情報も扱っています。
基本情報

運営会社 株式会社マイナビ
求人数 250,871件
求人対応地域 全国
転職サイトのタイプ 40~60代向け転職サイト
公式サイト マイナビミドルシニア

メリット
40代~60代向けの求人に特化している
「ノック機能」を使って採用対象か確認できる

デメリット
地方の求人数は少ない

利用時のポイント・活用術
サポートを受けたい方は大手転職エージェントを併用する

FROM40

FROM40は、40代以降歓迎や経験者優遇などミドルシニア世代に特化した求人を掲載している転職サイトです。

登録するだけでスカウトが届く機能もあるので幅広く求人を見ることができます。

「今からでも転職は間に合う…?」「初めてで何もわからない」といった方でも安心して転職活動に臨めるようなコンテンツがたくさんあるので、転職に対する不安を払拭することができます。
基本情報

運営会社 株式会社ダトラ
求人数 16,869件
求人対応地域 全国、海外
転職サイトのタイプ 40代・50代向け転職サイト
公式サイト FROM40

メリット
40代・50代向けの高年収求人が豊富
転職に関するコンテンツが充実
登録するだけでスカウトが届く

デメリット
大手と比較すると求人数が少ない
地方の求人は少なめ

利用時のポイント・活用術
サポートを受けたい方は大手転職エージェントを併用する

シニアジョブエージェント

シニアジョブエージェントは、50代以上のシニア層の転職に特化した、転職エージェントです。

会計事務所や社労士事務所、医師の求人が豊富にあるため、税理士や社労士、医師免許などの国家資格を持っていて、それを活かせる職場で働きたいという人におすすめです。

シニア専門のエージェントからのサポートが受けられるため、応募書類の添削や面接対策などのサポートを受けることもできます。

基本情報

運営会社 株式会社シニアジョブ
求人数 32,346件
求人対応地域 全国
転職サイトのタイプ シニア層特化型転職エージェント
公式サイト シニアジョブエージェント

メリット
シニア専門で50代以上の転職に特化
資格を活かせる求人が豊富

デメリット
地方によっては求人がない

利用時のポイント・活用術

大手の転職エージェントと併用する

マイスター60

マイスター60は、シニア層に特化して、「派遣」「紹介予定派遣」「人材紹介」を行っている就職支援サービスです。

ビルやマンションの管理、経営管理事務などの職種を扱っています。

いわゆる転職エージェントのように、コンサルタントからの転職サポートを受けられるほかに、人材派遣も行っていることが特徴です。

希望する働き方に合わせて仕事を紹介してもらうことができます。

基本情報

運営会社 株式会社マイスター60
求人数 586件
求人対応地域 全国(東京・大阪が中心)
転職サイトのタイプ シニア層特化型転職エージェント
公式サイト マイスター60

メリット
シニア層に特化している
再収書屋相談会を実施

デメリット
職種に偏りがある
地方の方は利用しづらい

利用時のポイント・活用術
大手の転職エージェントと併用する

シニア(60代)エグゼクティブ層におすすめの転職エージェント

続いて、ハイクラス・エグゼクティブ層におすすめの転職エージェントを紹介します。

JACリクルートメント

JACリクルートメントは、外資系企業や海外進出企業など、グローバル転職のサポートに強みを持っている転職エージェントです。
専門的な知識を持つ総勢1,200名のコンサルタントが、求職者のサポートを行ってくれます。
求人を紹介するコンサルタントが企業に直接訪問しており、企業の文化や風土など、細かい情報まで提供してもらうことができます。
ハイクラス転職を目指している方におすすめです。
基本情報

運営会社 株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント
求人数 約21,000件
求人対応地域 全国、海外
転職サイトのタイプ ハイクラス・ミドルクラス特化型転職エージェント
公式サイト JACリクルートメント

メリット
外資系企業や海外進出企業など、グローバル転職のサポートに強みあり
年収500万円以上の求人が多い
各業界や職種に特化した総勢約1200名のコンサルタントが所属
非公開求人多数あり
デメリット
スキルが見合わないと判断されると求人紹介が少ない
担当者の質にばらつきあり
利用時のポイント・活用術
第二新卒や20代後半でスキルに自信がない方は年齢や経験問わず利用しやすいdodaを併用する

ランスタッド

ランスタッドは、オランダに本拠を構える世界最大級の総合人材サービス会社で、外資系企業の求人が多いということが特長です。
業界・地域ごとに専任の転職コンサルタントが在籍しているため、専門的なアドバイスをもらうことができます。
ハイクラス転職だけでなく、事務系や派遣などの求人まで幅広く取り扱っています。
基本情報

運営会社 ランスタッド株式会社
求人数 約13,000件
求人対応地域 全国、海外
転職サイトのタイプ 総合型転職エージェント
公式サイト ランスタッド

メリット
あらゆる業界や職種に精通したコンサルタントが全国に多数在籍
外資系企業の求人が多い
単発、派遣、正社員など様々な雇用形態に対応
デメリット
紹介してもらえる求人数が少ない
利用時のポイント・活用術
求人を多く紹介してもらいたい方は外資系特化型のエージェントを複数併用する

エンワールド

エンワールドは、多国籍企業と国際的な視点を持つグローバルな人材をつなぐ、日本でトップクラスの人材紹介会社です。

外資系やグローバル企業でのキャリア・転職を実現したいという方におすすめです。

長期的なキャリアの構築をサポートしてくれます。
基本情報

運営会社 エン・ワールド株式会社
求人数 1,050件
求人対応地域 全国、海外
転職サイトのタイプ 外資系・グローバル企業特化型転職エージェント
公式サイト エンワールド

メリット
外資系求人が中心
インターブランド社の「Best Global Brands 2017」トップ100社のうち、93社において採用支援の実績
面接の準備や心構えなどの転職のプロセスもサポート
正社員、プロフェッショナル契約雇用、紹介予定派遣など多様なキャリアパスを紹介

デメリット
求人数が少ない
経歴や年収などによっては断られることもあり

利用時のポイント・活用術
外資系ハイクラスの求人数が多いリクルートダイレクトスカウトなどを併用する

パソナキャリア

パソナキャリアは、企業と転職者のマッチング力と提案力を強みに持つ、ハイクラス向け転職エージェントです。
ハイクラスの非公開求人が60%ということで、無料登録をすることで多くの非公開求人に出会うことができます。
応募書類の書き方を人事目線でアドバイスしてくれるため、手厚いサポートを求めている方に向いています。
基本情報

運営会社 株式会社パソナ
求人数 約46,000件
求人対応地域 全国
転職サイトのタイプ 総合型転職エージェント
公式サイト パソナキャリア

メリット
求人の約半数が年収800万円以上のハイクラス求人
独占求人数1,200件以上
業界専任コンサルタントによるキャリアカウンセリング
全国47都道府県に支店あり
デメリット
大手転職エージェントと比較すると求人数少なめ
求人が都市部に多い
利用時のポイント・活用術
多くの求人を紹介してもらいたい場合はdodaなどの大手転職エージェントを併用する

シニア(60代)未経験におすすめの転職エージェント

近年、人手不足と言われている介護・保育業界では、年代・経験を問わず転職がしやすくなっています。

ここではシニア(60代)未経験からでも始めやすい介護・保育の転職エージェントを紹介します。

レバウェル介護

 

介護職の転職支援に特化したレバウェル介護(旧:きらケア)は、職場の雰囲気を重視して転職活動を進めたい方向けの介護特化型転職エージェントです。
求人紹介の際にはポジティブな情報だけでなく、同僚の雰囲気や人間関係、離職率などのネガティブな情報も提供してくれるため、イメージをつかんでから応募に進めるメリットがあります。
入職後のギャップも最小限に抑えられるのが強みです。
基本情報

運営会社 レバレジーズメディカルケア株式会社
求人数 約160,000件
求人対応地域 全国
転職サイトのタイプ 介護職特化型転職エージェント
公式サイト レバウェル介護

メリット
完全無料、年間80万人が利用している
業界最大級の求人数
月給33万円以上や週休2日など好待遇求人が多い
デメリット
電話がしつこい
担当者の質にバラつきがある
利用時のポイント・活用術
地方の求人を探すなら介護ワーカーなどを使う

マイナビ介護職

マイナビ介護職は、大手人材会社「マイナビ」が運営する、介護業界に特化した転職サイトです。

主に介護職・ヘルパーを中心に取り扱っており、求人数も多いのでたくさんの選択肢から求人を探すことができます。

全体の約80%が非公開求人なので、他のサイトに掲載されていなかった優良求人に出会える可能性もあります。

さらに、求人紹介だけではなく、書類添削や面接対策、内定までのサポートも一貫して行ってくれるので、シニア(60代)で初めての転職という方でも安心です。
基本情報

運営会社 株式会社マイナビ
求人数 81,315件 (2025年2月時点)
求人対応地域 全国
転職サイトのタイプ 介護職特化型転職エージェント
公式サイト マイナビ介護職

メリット
運営が大手企業で実績がある
求人数が豊富
全国各地の求人情報に対応している
介護職専門の転職エージェントが転職をサポートしてくれる

デメリット
担当者の質にバラつきがある

利用時のポイント・活用術
転職エージェントサービスを活用する

ジョブメドレー

ジョブメドレーは就職・復職・転職をしたい方向けの転職サイトです。

契約事業者から寄せられた正規の求人が届き、直接やり取りができるため、スムーズに転職が出来ます。

介護・保育・医療系などに特化しており、シニア(60代)未経験でも始められる求人に出会えるかもしれません

基本情報

運営会社 株式会社メドレー
求人数 約493,000件
求人対応地域 全国
転職サイトのタイプ 臨床検査技師・医療介護特化型転職エージェント
公式サイト ジョブメドレー

メリット
スカウト機能あり
簡単に退会することが出来る
気軽に転職活動を行える

デメリット
キャリアアドバイザーの対応が悪い
スカウト機能が充実していない
サポートが限定的

利用時のポイント・活用術
転職サービスに複数登録する

シニア(60代)におすすめの転職サイト

転職活動をする場合、転職エージェントだけを活用している方も多いですが、シニア(60代)の方が転職活動を進めていく際には転職エージェントと転職サイトを併用していくのがおすすめです。

転職エージェントを利用することで効率的に転職活動を進めていくことができますが、エージェント次第では求人を紹介してもらえないケースもあります。

シニア(60代)の場合、対象となる求人が少なくなり、希望にマッチした求人を見つけるのが大変になってしまうため、効率よく求人を探すには複数の転職サービスを併用して少しでも多くの求人を探すことが必要です。

ここではシニア(60代)におすすめの転職サイトを紹介します。

ビズリーチ

ビズリーチは、国内最大級のハイクラス求人に特化した転職サービスです。

基本機能は無料で利用できますが、有料サービスに登録すると全てのスカウトに返信できるようになるため、企業との出会いを増やすことができます。

1週間無料のお試し期間もあります。

高年収を目指しているという方におすすめです。
基本情報

運営会社 株式会社ビズリーチ
求人数 148,014件
求人対応地域 全国
転職サイトのタイプ スカウト型転職サービス
公式サイト ビズリーチ

メリット
年収1,000万円以上のハイクラス求人が3分の1以上
導入企業数22,300社(累計)
一定の基準を満たした優秀なヘッドハンター
他の転職サービスでは無い求人にも巡り合える

デメリット
手厚いサポートはほとんど無し
応募のハードル高め

利用時のポイント・活用術
サポートが手厚いパソナキャリアを併用する

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス求人に特化した転職サービスです。

こちらに登録をすると、匿名レジュメを見たヘッドハンター・企業からスカウトを受け取ることができます。

スカウト型なので、自分では探せなかった企業との出会いもあるかもしれません。

自分のキャリアを活かしながら更に上のポジションを狙っている方や大幅な年収アップを目指しているという方におすすめです。
基本情報

運営会社 株式会社インディードリクルートパートナーズ
求人数 430,874件
求人対応地域 全国
転職サイトのタイプ スカウト型転職サービス
公式サイト リクルートダイレクトスカウト

メリット
年収800万円〜2,000万円求人多数
登録後はスカウトを待つだけ(ヘッドハンターが代わりに仕事を探す)
企業からの直接スカウトあり

デメリット
転職のサポートは受けることができない
応募のハードル高め

利用時のポイント・活用術
転職のサポートを受けたい場合はハイクラス転職支援に強いJACリクルートメントを併用する

リクナビNEXT

リクナビNEXTは、全国で求人数が豊富な総合型転職サイトです。

10万件以上掲載されている求人は業界・職種の幅が広く、選択肢を広げたい方におすすめです。

またアプリや検索機能が使いやすいため、希望条件が確立している方や転職初心者の方に向いているサービスです。

無料会員登録で利用できる「グッドポイント診断」は自己分析に最適なツールです。
基本情報

運営会社 Indeed Japan株式会社
求人数 96万件以上
(2024年12月時点)
求人対応地域 全国
転職サイトのタイプ 総合型転職サイト
公式サイト リクナビNEXT

メリット
求人数が多く、業種・職種の幅も広い
検索機能が使いやすい
無料の自己分析ツール「グッドポイント診断」が便利

デメリット
希望条件に合わないスカウト・オファーメールが多数届く
地方の求人が少ない
基本的に自力で転職活動を進めるスタイル

利用時のポイント・活用術
転職活動をサポートしてもらえるリクルートエージェントを併用するとよい

シニア(60代)には公的機関の転職サービスもおすすめ

シニア(60代)が転職する際には、転職エージェントや転職サイトだけではなく、他の転職サービスを活用する方法もあります。

ハローワーク

「ハローワーク」は、厚生労働省運営の公共職業安定所です。就職や転職を目指す方に向けた求人の紹介や転職相談などの様々なサービスを無償で提供しています。

全国各地に500カ所以上の窓口があり、豊富な求人情報から職業紹介してもらえることはもちろん、「雇用保険」「雇用対策」などの国の制度と組み合わせることで、地域のさまざまなニーズに応える雇用支援が実施されています。

エージェントに近いサポートを受けることができる、60代の転職におすすめなサービスです。

シルバー人材センター

「シルバー人材センター」は、高齢者の就労を促進するために発足された公益社団法人です。会員登録(年会費2,000円)することで、請負・派遣・委任の形で仕事を紹介してもらえます。

シルバー人材センターは、原則として市(区)町村単位に置かれています。シルバー人材センターで紹介された仕事に就くと、配分金という形で収入を得ることができ、全国平均で月8~10日就業した場合で月額3~5万円程度の収入を得ることができます。

希望の仕事が確実に紹介されるわけではありませんが、仕事探しの選択肢としては安定しているため、シニア(60代)層におすすめです。

シニア(60代)が転職エージェントを利用するメリット

ここまでおすすめの転職エージェントや転職サイトを紹介してきましたが、実際にそのメリットはどのようなところにあるのでしょうか。

非公開求人を紹介してもらえる

転職エージェントには、転職サイトや企業の採用HPでは公開していない「非公開求人」があります。

非公開求人は、応募数が増えてしまうことを避けたい人気企業・大手企業が展開していることが多く、年収も高い傾向にあるのが特徴です。

転職サイトにはない求人、更にはその転職エージェントにしか掲載されていない非公開求人も数多くあるため、転職エージェントに登録することで、自力では探すことのできない求人に出会える可能性があります。

公開されている求人だけでなくオープンになっていない非公開の求人も保有しており、求人数が多い点が転職エージェントを利用する最大のメリットと言えます。

履歴書・職務経歴書の添削、面接対策がしてもらえる

転職エージェントは、応募に必要な書類の添削やアドバイス、面接対策なども行ってくれるというメリットがあります。

企業や業界の情報にも詳しいため、それぞれの企業にあった書類づくりをしてもらうことができるのです。

担当エージェントから企業の雰囲気や求めている人材、採用の背景など、転職エージェントを利用しなければ手に入らない情報が入手できます。

企業宛に推薦してもらえる

転職エージェントを利用すると、エージェントから企業宛に推薦してもらうことができます

推薦状をつけてもらうことで、書類選考の通過率は大きく上がるので、同じ企業の求人に転職サイトから応募して見送りになっても、転職エージェントから応募すると通過する、ということもあるようです。

自分の強みを担当エージェントからもアピールしてもらいましょう。

年収交渉・入社の調整をしてもらえる

転職エージェントは、年収や待遇の交渉も行ってくれます。

転職エージェントは「成果報酬型」という、求職者の入社が決まって初めて売上になるビジネスで成り立っています。

報酬の相場は転職者のオファー年収の30%~40%程度と言われているので、年収が高ければ高いほど、彼らの売上も高くなるのです。

交渉力の高いエージェントを活用して、自分が納得する形で転職を決めましょう。

シニア(60代)が転職エージェントを利用するデメリット

転職エージェントや転職サイトを活用するには、正しい知識を持って活用することが大切です。

ここではデメリットについても見ていきましょう。

内定の出やすい、希望条件と異なる求人を紹介される

転職エージェントは、人材を紹介した企業から報酬をもらうことで利益が生まれているため、利益を優先して動くキャリアカウンセラーも少なくありません。

そういったキャリアカウンセラーが担当になってしまった場合、自分に合わない仕事を紹介されるケースもあります。

転職エージェントそれぞれによってサービスの質が変わることもある

特に新卒を採用している転職エージェントでは、経験の浅いエージェントを担当させる場合もあるようです。

そのような場合、十分なサービスが受けられない可能性もあります。また、相性が悪く不快な思いをするケースもあります。

そのような場合はサービスを提供している転職エージェントに連絡し、キャリアカウンセラーの変更を申し出ましょう。

条件によっては求人を紹介してもらえないことがある

特にシニア(60代)の場合には、紹介できる求人が若い世代に比べて極端に減ってしまいます。

そのため、求職者のスキルや経験、希望条件によっては紹介できる求人がなく、せっかく転職エージェントに登録をしても求人紹介をしてもらえない場合があります。

シニア(60代)が転職エージェント・転職サイトを選ぶ際のポイント

シニア(60代)の転職では、転職エージェント・転職サイトを活用して転職活動を進めていくのがおすすめです。

たくさんある転職サービスの中で、どのようなサービスを選べばよいのか、というポイントをお伝えします。

シニア(60代)向けの求人を扱っているか

シニア(60代)の転職活動では、大手企業が運営する転職エージェント・転職サイトを選ぶのがおすすめです。

シニア(60代)の求人は数が多くないため、求人数の少ない転職サイトではそもそも自分に合った求人がない場合もあります。

業界大手の転職サイトは求人数が多く、扱っている求人の質も高いため、シニア(60代)であっても数多くの求人を見ることができます

転職エージェントでは、登録しても年齢を理由に紹介を断られる場合もあるため、まずは実際に紹介できる求人があるかどうか話を聞いてみることも必要です。

総合型・特化型など転職の目的にあった転職エージェント・サイトか

転職エージェントや転職サイトは「総合型」「特化型」に分類することができます。

「総合型」とは、ほぼすべての業種・職種についての案件を扱っている転職エージェント・転職サイトのことです。

対して「特化型」とは、ITや医療、外資系など、特定の分野の求人に特化した「業界特化型」や、特定の地域の案件のみを扱う「地域特化型」といった転職エージェント・転職サイトのことです。

シニア(60代)の転職では数少ない求人の中から希望にマッチする求人をいかにして見つけるのか、がポイントになってきます。総合型と合わせて、特化型のサービスも満遍なく活用していくことがポイントです。

年齢層がサポート対象となっているか

上記で説明したように、転職エージェント・転職サイトによって、利用者のターゲットは異なります。

シニア(60代)の方が、若手層向けの転職サービスを利用しても、上手く利用できないことがほとんどです。

シニア(60代)の利用者数の多い転職エージェント・転職サイトを選んで利用しましょう。

シニア(60代)の転職事情

転職が難しいと言われているシニア世代(60代)の転職事情について解説していきます。

シニア(60代)の転職理由

シニア(60代)の主な転職理由としては、

・働き続けないと生活が苦しい
・人間関係に悩んで転職を考える

などがあります。

特に、繰り上げ受給などをしないと年金が入らない60代前半では、多くの方が収入面に不安を抱えて転職を考えるようです。

また、シニア世代になっても子供を養ったり高齢の親の面倒を見る必要がある、などの理由からまだまだ出費が多く、転職・就業先を探している人が多いようです。

さらに、シニア(60代)になると、若い世代が増えて仕事に対する向き合い方にギャップを感じたり、年下の上司ができて気まずくなったりする、などの人間関係に悩みを感じて転職を考える場合もあります。

シニア(60代)として働く場合の雇用形態

シニア(60代)での転職でも、もちろん正社員として転職することが可能な業界・職種もありますが、60歳を過ぎるとそのような求人は少ないです。

そのため、契約社員やパートなど、非正規雇用で働く人が大きく増えています。

以下に雇用形態の種類と特徴をいくつか紹介するので、働き方の参考にしてみてください。

正社員 ・期間の定めがない
・福利厚生や昇給・賞与が充実
・安定性が高い
契約社員 ・期間の定めがある
・正社員より待遇は劣るが、更新や正社員登用の可能性あり
派遣社員 ・派遣会社と契約し、派遣先で働く
・契約期間が決まっており、派遣会社から給与が支払われる
パート・アルバイト ・短時間労働が中心で、時給性が一般的
・福利厚生は限定的
業務委託・フリーランス ・雇用契約ではなく、企業と業務委託契約を結ぶ
・成果報酬型が多く、働く時間や場所が自由

シニア(60代)の需要が高い業界・職種

シニア(60代)の需要が高い業界・職種の特徴として、専門職や技術職などが挙げられます。

いわゆる「手に職」のあるシニア(60代)の方は、これまでの経験やスキルが問われる仕事の場合、需要が高い可能性があります。

また、人材不足と言われている保育や介護の仕事は、年代・経験を問わず需要が高まっており、転職しやすいと言われています。

シニア(60代)の転職活動の流れ

ここでは、実際にシニア(60代)が転職エージェントを利用する際の転職の流れを解説していきます。

初めて転職エージェントを活用する方は、流れを把握して上手く活用できるよう準備しておきましょう。

1.転職エージェントに登録する

ほとんどの転職エージェントは企業からの採用成功報酬で成り立っているため、求職者は完全無料でサービスを利用することができます。

「どれに登録すればいいか分からない!」という方は、先述のおすすめ転職エージェントの中から選んでみて一度登録してみましょう。

2.担当のキャリアアドバイザーと面談をする

転職エージェントは転職サイトと異なり、登録後すぐに担当者が付いて面談をすることになります。

初回の面談は大事で、ここで自身の希望条件や転職の目的を明確に伝えることで後の求人紹介で自身が理想とする求人に近いものを紹介してもらいやすくなります。

この面談でキャリア形成について相談するのもよいでしょう。自身の今までの経験やスキル、強みや弱みについて、客観的な立場から意見を貰えます。

3.求人紹介・応募・選考対策

面談を通して得た情報から、キャリアアドバイザーが自分にある求人を紹介してくれます。

気に入った求人があれば応募したい旨を伝えましょう。面倒な手続きなく、エージェント側で応募・選考の日程調整も行ってくれます。

その後に始まる選考に向けて対策もこのタイミングでしておきましょう。キャリアアドバイザーが企業ごとの選考のコツを教えてくれることがあるので、担当とともに万全の対策をしていきましょう。

特に業界特化型の転職エージェントであれば、業界知識や特有の質問に対しての対策も可能なので、興味がある業界・職種が決まっている方は専門性のある特化型エージェントを活用してみて下さい。

4.選考(書類・面接)

書類選考や面接を実施する企業が多くありますが、転職エージェントであれば対策可能です。

また面接のフィードバックを貰えることもあるので、どんどんブラッシュアップをして選考通過率を上げていきましょう。

5.内定

全ての選考を通過すると、晴れて内定となります。

内定承諾期限が決まっている企業がほとんどですが、他の企業と比較をして時間がある限りじっくり考えましょう。

このときダメなエージェントだと承諾を急かしてくることもありますが、大事な決断なので焦りは禁物です。

6.意思決定・年収交渉

入社をしたい旨を伝えてもらったり、自分では言い出しにくい年収交渉をエージェントが代わりに行ってくれるのもこのタイミングです。

年収交渉は特に自分でやりにくいものなので、転職エージェントを利用していれば担当にお任せすることができます。

キャリアアドバイザーも採用年収に応じて報酬が決まる仕組みがあるので、年収を上げようと交渉を頑張ってくれるはずです。

7.入社

全ての手続きが終了して最終的に入社日を決定します。

この際転職エージェントを利用していると、現職の退職手続きや入社後の活躍サポートまで行ってくれることがあります。

最後まで手厚いサポートを受けることができるので、やはりエージェントの活用が転職成功のカギといえるでしょう。

シニア(60代)の転職を成功させるためのポイント

シニア(60代)になってから転職活動をする場合には、対象となる求人が少なくなってくることから、希望する条件の求人を探すことが難しく、転職難易度も若い世代に比べると跳ね上がってしまいます。

ここでは、シニア(60代)の方が転職を成功させるためのポイントについて紹介していきます。

複数の転職エージェント・転職サイトを利用する

シニア(60代)の方が転職活動をする際には、転職成功のために複数の転職サービスを活用しましょう。自分が管理しやすい2~3社の平行利用がおすすめです。

あまり多くのサービスは使いたくないと考えている方は、求人の紹介を行ってくれたり、相談に乗ってくれたりする転職エージェントに利用を絞っていくのがおすすめです。

転職エージェントを利用しても希望の求人が見つからなければ、転職サイトにも登録してスカウトなどを待ちながら自分でも求人を探して応募していきましょう。

シニア(60代)の転職市場や、自分の市場価値を正確に把握する

シニア(60代)の方の中には、「40代や50代になってから転職できたし大丈夫」と思っている方もいるかもしれません。

しかし、それまでの転職と、定年後のシニア(60代)世代の転職では難易度が大きく異なります。

転職に慣れていたとしても、転職エージェントでシニアの転職市場、自分の市場価値、希望する業種の求人の有無などはきちんと確認することが大切です。

転職先は、同業界・業種で考える

シニア(60代)での転職は、20代や30代のような「ポテンシャル採用」ではなく「即戦力採用」です。

自分の経験がある分野は、仕事を覚えることも苦痛ではないでしょう。

そのため、シニア(60代)での転職は未経験業界ではなく、即戦力としてこれまでの経験を活かせる、同業・同職種に転職するのがおすすめです。

シニア(60代)から転職をする場合の注意点

さて、シニア(60代)の方が転職を成功させるためのポイントを紹介してきましたが、反対に注意しておきたいポイントもあります。

転職活動をスムーズに進めるため、しっかりとチェックしておいて下さい。

条件を絞りすぎると求人が見つからない

これまでお伝えしてきた通り、シニア(60代)は求人数が少なくなってきます。

そのため、条件を絞りすぎると全く求人を紹介してもらえないケースもあります。

シニア(60代)からは、正社員を無理に希望することも危険です。

求人条件を幅広く見ることを意識しましょう

企業は、キャリア形成がしやすい若年層を正社員に積極採用するので、シニア層の転職は、アルバイトやパートなどの働き方も視野に入れながら転職活動を進めていきましょう。

年齢が理由で求人紹介できないケース

40代・50代の転職でも求人数は減りますが、ハイクラス向けの求人があるため紹介してもらえる可能性はまだまだあります。

しかし、60代を超えると極端に求人数が減ってしまうため、取り扱い求人の少ない転職エージェントを利用した場合、年齢が理由で求人紹介できないと断られてしまうケースがあります。

転職エージェントを利用しても転職活動がうまくいかない場合は、スカウトサービスがある転職サイトを活用するのもおすすめです。

シニアでの転職は年収の水準が下がる可能性もある

年収は年齢を重ねるごとに上がることが一般的ですが、シニア(60代)になると年収の水準が下がってくるため、定年前と同じような年収を希望してしまうと、マッチする求人数が極端に減ってしまう可能性があることに注意しましょう。

シニア(60代)の転職でよくある質問

最後に、シニア(60代)の転職でよくある質問についてまとめました。

シニア(60代)でも転職はできますか?

シニア(60代)でも転職は可能です。対象となる求人は少なくなってしまいますが、シニア(60代)の方でも転職できる可能性はあります。

シニア(60代)の転職では、企業が求めている人物像をきちんと把握し、これまでのキャリアを活かして即戦力になれることをアピールしましょう。

シニア(60代)でも未経験でできる仕事はありますか?

軽作業を中心とした作業員や飲食店の店員など、未経験からでもチャレンジできる仕事は多くあります。

また、人手不足と言われている介護業界なども、未経験でも求人を紹介してもらえる可能性があります。

転職エージェントを利用するときに気を付けることは?

複数のエージェント経由で同じ求人に応募しないように注意しましょう。

この行為は重複応募といわれ、転職エージェントとの信頼関係にひびが入ってしまうほか、企業の採用担当者からも「自己管理能力が低い」とみなされたり疑われたりしてしまいます。

同じ企業に何度も応募することで内定率があがると考えるのかもしれませんが、そんなことはないので絶対にやめましょう。

シニア(60代)で転職活動をするときのポイントは?

シニア(60代)の方が転職活動をする際のポイントは、「複数の転職サービスに登録すること」です。

求人の幅を少しでも広げ、転職エージェントからのアドバイスを受けながら入念な準備を行うことで、転職成功の可能性は高まります。

転職エージェントは本当に無料で利用できるの?

完全無料で利用できます。

転職エージェントは紹介した求職者を採用した企業から、成果報酬を受け取る仕組みになっています。

この収益で転職エージェントの事業が成り立つため、求職者が登録料を払う必要がありません。

無料で利用できるので、複数の転職エージェントに登録していきましょう。

担当者が合わないときの対処法は?

担当アドバイザーと合わない、相性が悪いと感じた場合、2つの対処方法があります。

まず一つ目は、担当者の変更をお願いすることです。変更したい旨を直接伝えるのが難しい場合は、お問い合わせフォームにて連絡することも可能です。

もう一つの方法として、他の転職サイトを活用することです。数多く転職サービスはあるので、一つにこだわる必要はありません。複数のサービスを活用してみましょう。

いずれにせよ、少しでも違和感を感じたら素早く行動して、なるべくロスタイムを減らすことが重要です。

まとめ

シニア(60代)の転職は、求人の数が減ってくるので難易度が高いと感じるかもしれません。

しかし、転職エージェントやサイトをうまく活用し、ポイントを押さえればシニア(60代)からでも十分に転職できる可能性はあります。

是非この記事を参考に、シニア(60代)からでも転職活動に挑戦してみてください!

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