IT・Web系特化型転職サービスとして有名なレバテックですが、スカウトサービスがあるのをご存じでしょうか?
それが「レバテックダイレクト」です。
この記事では、レバテックダイレクトについて求職者とスカウト代行サービスを利用する企業様に分けて解説します。
記事の前半では、求職者・利用者向けに解説し、後半では企業様向けの解説をしていきます。
是非目次から気になる部分を選んで参考にお役立てください。
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目次
レバテックダイレクトとは
これは求職者・企業どちらにも共通する部分です。
レバテックダイレクトとは、レバテック株式会社が2021年2月から提供しているITエンジニア・デザイナー専門求人サイトです。
レバテックがITエンジニアを支援して培ったノウハウと機械学習をもとに、入社後の活躍と定着を重要視したサービスです。
求職者には、登録しスキル入力を行うと企業からのスカウトが届くようになっています。
企業様にとっては、自社で即戦力となってくれる人材とマッチしやすい仕組みができており採用コストを下げられるサービスと言えます。
レバテックダイレクトは、企業が自ら候補者にアプローチをするダイレクトリクルーティングのための媒体です。
ダイレクトリクルーティングは、自社にマッチした人材を直接探すことが可能であり上手く運用できれば採用コストを抑えることができます。
求職者にとってはスキルを買ってくれる企業からのスカウトが直接届き、企業様にとっては採用コストを抑えられるサービスと言えます。
レバテックダイレクトの特徴【求職者向け】
ここでは求職者向けにレバテックダイレクトの特徴・メリットをまとめていきます。
どんなものかわからない、利用するか迷っているという人は是非参考にしてみてください。
入社後の活躍を見て機械学習がマッチング
レバテックがサービスを開始してから15年、IT人材専門のエージェントとして蓄積したデータを活用して入社後の活躍と定着を考慮したマッチングを実現しています。
通常考慮されるスキルや希望条件だけでなく「入社後の活躍」にフォーカスしたレコメンドがAIにより可能に。
希望条件などで絞り込んだ上で、求職者には相性のいい企業、企業には相性の良いユーザーがそれぞれ表示されるようになっています。
自分に合った企業を探さずとも、提案してくれるサービスなのです。
専門性のある求人検索
ITエンジニア・クリエイターに特化した求人媒体だからこそ、開発言語やデータベース、ゲームエンジンなどスキルやより詳しいワードでの検索ができます。
自社サービスの有無・リモートワーク可などITエンジニア・クリエイター目線に立ったキーワードがあります。
そのため、より詳しく自分の希望に合わせた求人検索が可能です。
高品質なスカウト
レバテックダイレクトでは、企業側が求職者に送るスカウトメールが有料です。
スカウトの一括送信機能がないため、求職者に送られたスカウトは価値の高いものとなり高確率での返信・応募が期待できます。
またスカウトメールの92%は面接や面談を確約するメールであるため、高品質と言えます。
また勤務中の企業や特定企業に情報を見られないように設定することもでき、安心して利用できます。
詳細な求人ページ
専門のライターが、掲載企業に取材を行い詳細な企業ページを作成しています。
企業のこだわりや強み、社風をイメージできるページになっているため、求職者側も応募に踏み切りやすくなります。
レバテックダイレクトの評判【求職者向け】
ここではレバテックダイレクトの評判を紹介します。
実際の評判・口コミとしては、送られてくる求人内容が興味深かった、あまり手間なくスカウトが届くのが良いという良い評判がありました。
一方で情報をそれほど入力せずとも求人が来ることもあり、それほどじっくりは見られていないのかと思ったというマイナスな意見も見られました。
レバテックダイレクトについてはあまり評判や口コミが出回っておらず、多くは見つかりませんでしたが以上の良い評判と悪い評判になります。
レバテックダイレクト以外におすすめの転職サービス
レバテックダイレクト以外にもおすすめの転職サービスをご紹介します。
Geekly(ギークリー)
Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。エンジニアやクリエイターなどの業界別に加え、サーバーエンジニアやWebデザイナー、ゲームプロデューサーや3Dモデラーといった細分化された各職種別に専門コンサルタントが在籍しています。スケジュール管理も行ってくれるため、在職しながら転職活動を行いたい方にもおすすめです。
基本情報
運営会社 | 株式会社Geekly |
求人数 | 約23,000件 |
求人対応地域 | 関東(一都三県) |
転職サイトのタイプ | IT特化型転職エージェント |
公式サイト | Geekly(ギークリー) |
メリット・デメリット
IT・Web・ゲーム業界の知見や求人数が豊富
専門コンサルタントが在籍
現職で働きながらスムーズな転職ができる
年収アップを目指せる
首都圏の求人が多め
経験やスキルによっては紹介求人数が少なめ
利用時のポイント・活用術
首都圏以外の求人を確認したい場合は全国のIT系求人を多く扱うレバテックキャリアなどを併用する
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス求人に特化した転職サービスです。こちらに登録をすると、匿名レジュメを見たヘッドハンター・企業からスカウトを受け取ることができます。スカウト型なので、自分では探せなかった企業との出会いもあるかもしれません。自分のキャリアを活かしながら更に上のポジションを狙っている方や大幅な年収アップを目指しているという方におすすめです。
基本情報
運営会社 | 株式会社リクルート |
求人数 | 318,757件 |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | スカウト型転職サービス |
公式サイト | リクルートダイレクトスカウト |
メリット・デメリット
年収800万円〜2,000万円求人多数
登録後はスカウトを待つだけ(ヘッドハンターが代わりに仕事を探す)
企業からの直接スカウトあり
転職のサポートは受けることができない
応募のハードル高め
利用時のポイント・活用術
転職のサポートを受けたい場合はハイクラス転職支援に強いJACリクルートメントを併用する
ビズリーチ
ビズリーチは、国内最大級のハイクラス求人に特化した転職サービスです。基本機能は無料で利用できますが、有料サービスに登録すると全てのスカウトに返信できるようになるため、企業との出会いを増やすことができます。
1週間無料のお試し期間もあります。高年収を目指しているという方におすすめです。
基本情報
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
求人数 | 122,164件 |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | スカウト型転職サービス |
公式サイト | ビズリーチ |
メリット・デメリット
年収1,000万円以上のハイクラス求人が3分の1以上
導入企業数22,300社(累計)
一定の基準を満たした優秀なヘッドハンター
他の転職サービスでは無い求人にも巡り合える
手厚いサポートはほとんど無し
応募のハードル高め
利用時のポイント・活用術
サポートが手厚いパソナキャリアを併用する
Green
Greenは、IT・Web業界に強い転職サイトです。エンジニア・デザイナー・営業・マーケターの求人を中心に仕事案件を多数掲載しています。ベンチャー企業に加え、上場企業や外資系企業への転職も視野に入れることができます。他にも、職場環境などの様々な条件から求人を検索することができます。
基本情報
運営会社 | 株式会社アトラエ |
求人数 | 約27,000件 |
求人対応地域 | 全国、海外 |
転職サイトのタイプ | IT特化型転職サイト |
公式サイト | Green |
メリット・デメリット
人事担当者から直接スカウトが届く
企業と直接連絡がとれる
面接前にカジュアル面談が行える
サポート力はない
地方の求人数が少ない
利用時のポイント・活用術
全国に対応した求人数の多いdodaなどを併用する
公式サイト内の「転職お役立ちガイド」を読み込んで転職ノウハウを手に入れる
レバテックダイレクトを利用するメリット【企業様向け】
ここからは企業様向けの解説になります。
ここでは企業側がレバテックダイレクトを利用するメリット・デメリットを紹介していきます。
まずメリットとしては、
・無料で企業詳細ページを作成
・スカウトが届きやすい
・惹かれる求人を作成
・動画が送れる
・無料の運用コンサルティング
・企業と求人のマッチ度がわかる
という点になります。これらを解説していきます。
無料で企業詳細ページを作成
レバテックダイレクトの専門のライターが取材を基に詳細な企業ページを作成します。
企業のこだわりや強み、社風をイメージしたページを作成し、求める人材を絞ることができます。
相性の良い求職者からの応募を促す効果も持ちます。これらを全て無料で行ってくれるというのは大きなメリットです。
スカウトが届きやすい
詳細な求職者絞り込み機能がミスマッチを防いでくれるため、適切なターゲットにスカウトが届きやすいというメリットがあります。
求職者側では、エージェントから大量のスカウトメールが来るため、埋もれてしまうということが多々発生していますが
レバテックダイレクトは競合エージェントにデータベースを非公開にしています。
そのため企業側が自ら発信するスカウトが、直接求職者に伝わりやすい仕組みになっているのです。
求める人材にスカウトが届きやすいということから、高い応募率を実現していると言えます。
惹かれる求人を作成
求人・紹介記事は全てレバテックダイレクトが作成してくれます。
求職者に刺さるものを作るためには必要な知識もあり、なかなか自社で作成するのは難しいものでもありますが、
レバテックダイレクトでは専門の制作チームから取材を受けることで、設定したターゲットに沿った条件設定や訴求方法を決めて求人と紹介記事を作成してくれるのです。
そのため求人を作成するために割く運用工数の削減がかなり期待できます。
この質の高い求人・紹介記事は、レバテックダイレクトのWebサイトに掲載されるだけでなく、ブラウザの検索結果にも表示されます。
このWebブラウザへの表示により、会社の認知度向上にも繋がるのです。
動画を送ることができる
他の転職サービスやスカウトサービスにはないメリットとして、スカウト送信時動画を送ることができます。
これは他の媒体にない特徴なので、上手く活用できれば採用活動を強化できるでしょう。
惹かれる求人と合わせて、求職者を得ることに繋がります。
無料の運用コンサルティング
レバテックダイレクトでは、無料の運用コンサルティングを企業向けに展開しています。
専任の担当者が、企業データに基づいた求人の運用方法について提案を行ってくれます。
採用について不安があるという企業も安心して利用が可能です。
企業との求人マッチ度がわかる
レバテックダイレクトでは、AIにより企業と求職者のマッチ度を判定してくれるサービスがあります。
これにより、求職者からの応募は必然的に自社とのマッチ度が高い人が集まることになるでしょう。
求職者からは相性のいい企業として、企業側からは相性のいいユーザーとして表示されているのです。
そのため、企業も入社後に活躍のできる人材の採用が行えるという大きなメリットになっているのです。
レバテックダイレクトを利用するデメリット【企業様向け】
続いて、レバテックダイレクトの利用におけるデメリットについて解説していきます。
デメリットとしては、
・サイトが重い
・意志の薄い転職潜在層が多い
という2点が挙げられます。これらを解説していきます。
サイトが重い
レバテックダイレクトのサイトや、求人に関するページが重いという声が見受けられました。
現在はかなり改善されているようですが、場合によっては重いと感じるかもしれません。
意思の薄い転職潜在層が多い
他の転職サービスと比較し、転職潜在層が多いとされています。
転職潜在層は転職意志が薄い傾向にあるため、情報が少なくスカウトが送りにくい場合もあります。
またスカウト返信率も低くなる可能性があるというのもデメリットとなるでしょう。
レバテックダイレクトの利用料金・費用
レバテックダイレクトを利用して求人を掲載したい、人材を募集したい企業様向けの利用料金についてです。
求職者としてレバテックダイレクトを利用する場合、登録にも利用にも料金はかかりません。
ですが企業側としてレバテックダイレクトを利用する場合は、初回契約料・成約料・スカウト送信料がかかります。
それぞれ正確な料金は公表されていないため、レバテックダイレクトに直接問い合わせる必要があります。
レバテックダイレクトはスカウトメールに送信料がかかるというのが特徴ですので、注意が必要です。
レバテックダイレクトの評判【企業様向け】
続いて企業側からのレバテックダイレクトの評判を紹介します。
レバテックダイレクトの採用代行サービスが便利、採用の時間を大幅にカットして効率よく人材採用ができた、小規模の企業でも求職者の目に留まるチャンスがあるなどの良い評判が見つかりました。
一方であまり評判・口コミが出回っておらず、悪い評判が見つかりませんでした。
レバテックのサイトでは、導入事例が紹介されていますので実際の事例が気になる企業様は是非そちらもご参照ください。
またレバテックダイレクトはmixi GROUPやTOYOTA SYSTEMS・SANSANなどが利用しています。
有名企業から利用されていることから、信用度の高いサービスと判断することも可能でしょう。
スカウトを送るポイント【企業様向け】
企業様向けに、スカウトメールを送る際や連絡の際のポイントを紹介します。
スカウト送信料を払っているということに加えて、気になる求職者を逃さないためにチェックしましょう。
ポイントは2つです。
・スカウトは再送する
・なるべく即レスする
何故これらが大切なのかを解説します。
スカウトは再送する
同じ人にスカウトを再送することが有効である理由は、レバテックダイレクトの求職者は転職潜在層が多いことにあります。
転職潜在層は一度のスカウトで飛びついてくることが少ないため、定期的にスカウトを送信することが大切です。
潜在層だった求職者が、転職を望んだタイミングに合えばそのスカウトに興味を持ってもらえるのです。
しかし紹介の通りレバテックダイレクトはスカウト送信料が別途かかります。
むやみやたらに再送するのではなく、求める人材を選別して再送を行いましょう。
なるべく即レスする
これは他社の応募に流れて返信が返ってこないというリスクが高まることを防ぐためのポイントです。
応募への返信が遅れて応募者を逃すということを防ぐために、応募が来たらできるだけ早めに返信しましょう。
即レスができなくとも、翌日までに返信をすることでリスクは低くなります。
せっかく送ったスカウトを無駄にしないためにも、早めの対応を意識することをおすすめします。
レバテックダイレクトについてのFAQ
最後に、レバテックダイレクトについての質問などをまとめます。
レバテックダイレクトとレバテックキャリアの違いは?
運営会社は同じですが、自ら転職活動を行う求職者を転職エージェントとして支援するレバテックキャリアに対し、レバテックダイレクトはダイレクトリクルーティングサービスという所謂スカウトサービスになります。
レバテックダイレクトは登録と情報入力を行うと企業側からスカウトが送られてくるサービスですので、形態の違うものになります。
もし利用を考えている方は、どちらが自分に合うか一度レバテックのアドバイザーに相談をしてみてください。
レバテックキャリアについて詳しく知りたい方は、こちらの記事『レバテックキャリアの悪い評判は本当か ❘ 口コミから分析・解説』も併せて読んでみてください。
レバテックダイレクトの評判は悪いの?
レバテックダイレクトは評判・口コミがあまり出回っていないサービスになります。
しかし見つかった評判は求職者側からも企業側からも悪いものではありませんでした。
利用を迷っている求職者の方はまず登録だけでも行ってみることをおすすめします。
求人掲載を検討している企業様は、レバテックに一度相談してみることをおすすめします。
レバテックダイレクトの利用費用は?
求職者の方は利用費用がかかりません。基本サービスを無料で利用できます。
企業様に関してはレバテックダイレクトを利用する場合、初回契約料・成約料・スカウト送信料がかかります。
それぞれの詳しい料金については非公開ですので、レバテックに直接お問い合わせください。
まとめ
レバテックダイレクトについて、求職者と利用企業の目線から別々にメリット・デメリットや評判、スカウトについてまとめました。
IT転職サービスとして有名なレバテックが運営するスカウトサービスとして、利用価値の高いサービスと言えるでしょう。
まだまだ情報の少ないサービスでもありますので、気になる方は一度公式に問い合わせや登録を行ってみるというのもおすすめです。
よりよい転職活動や、よりよい人材採用のために、一度利用を検討してみてください。