40代女性が転職で正社員は厳しい?未経験・資格なしOKの職種や成功のコツを徹底解説

 
 

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「女性活躍社会の推進」や「リスキリング」など、女性が自身のキャリア形成に積極的になってきている現在、40代女性の転職市場も拡大傾向にあります。そんな中、転職未経験の方や今までのキャリアに自信がない方、転職に前向きになれない40代女性が多いのではないでしょうか。この記事では、40代女性の転職が厳しいと言われている理由、おすすめの資格や職種、転職成功のコツ、おすすめの転職サイト・エージェントなどを解説します。

 

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目次

40代女性の転職が厳しい4つの理由

まず初めに、40代女性の転職が厳しいと言われている理由は大きく4つあると言えます。
具体的には
40代女性に向けた求人がそもそも少ないから
前職が基準となり、扱いにくいと判断されやすいから
家庭の事情による支障が懸念されるから
未経験者には即戦力となるスキルが求められるから
です。それでは詳しく解説していきます。

40代女性に向けた求人がそもそも少ないから

30代以下と比べたとき、40代以上が対象となっている求人数が少ないことが挙げられます。ここで厚生労働省・東京労働局が算出した、関東市場圏の年齢別有効求人倍率を見てみましょう。

平均 1.26倍
34歳以下 1.70倍
35~44歳 1.37倍
45~54歳 0.96倍
55歳以上 0.86倍

有効求人倍率が低いほど、就職しにくいことを示します。この結果から、40代以上、特に45歳以上に対する求人数が少ないことが分かります。逆も然りで、有効求人倍率が1倍近くある40代のうちが転職のラストチャンスとも言えるでしょう。

前職が基準となり、扱いにくいと判断されやすいから

40代で未経験職種に応募しても採用されにくい理由として、仕事に対する価値観が既に形成されてしまっていることが考えられます。前職でのやり方を押し通したり、自分の業務範囲を無意識のうちに狭めたりしているケースがあり、職場の方も扱いにくさを感じることでしょう。経験を活かすことは重要ですが、それ以上に柔軟な姿勢が、40代女性には求められます。

家庭の事情による支障が懸念されるから

女性の場合、特に40代であれば家庭をもち、子育てをしている方も多くいます。女性の社会進出は拡大傾向にあるものの、正社員ともなると家庭の事情による融通が利きにくいのも事実です。「育児との両立を支援したいが難しい」「フルタイムで働くのが絶対条件」と考えてる会社があることを認識しておく必要があります。

未経験者には即戦力となるスキルが求められるから

一般的に40代は管理職に就く年代であるため、転職の際もマネジメントスキルをもった人材が優遇されるケースが多いです。また管理職でなくても同職種への転職であれば、前職のスキルを活かして即戦力となる人材として歓迎されるでしょう。一方で未経験職種への転職の際は、活躍できると証明できるような資格やスキルがないとかなり厳しい戦いになる場合があります。

40代女性の転職に有利な資格と役立つ職種を紹介

40代女性で資格がなくても、転職することは可能です。ただし資格を取得している人材の方がはるかに評価される場合もあります。ここでは様々な業界や業種で活かせるもの、キャリア形成がしやすくなる資格をご紹介します。

日商簿記2級

転職で有利な資格として、日商簿記2級があります。日本商工会議所は、簿記2級について以下のように述べています。

経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の1つ。高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル。ー出典:日本商工会議所「簿記2級のレベル」

平均合格率は25%前後。取得すると、企業の経営状況を正確に把握できるスペシャリストであることが証明されるため、即戦力として転職市場でも評価されることとなります。

役立つ職種:経理職 会計・税理士事務所 コンサルティング会社 金融関連 営業職

ITパスポート

続いて転職な有利な資格として、ITパスポートがあります。ITパスポートは、ITに関する基礎的な知識を証明する国家試験です。情報処理推進機構(通称IPA)が実施している試験であり、合格率は40~50%程度。情報処理技術者試験の中でも難易度が低く、ITに関心がある未経験者でも学習に着手しやすいでしょう。ITパスポートはもつだけ損はない国家資格ですが、IT業界経験者の転職活動ではプラスに働かないことがあります。IT資格として難易度が低く、未経験でも学習次第で取得可能なものなので、逆に「このレベルの知識しかないのか」と疑われてしまうことも考えられます。経験者であれば「基本情報技術者」など上位の資格をアピールすることで、知識を証明できるでしょう。IT未経験者にとって、ITパスポートの取得は「学習意欲」や「基礎知識」を示すアピールポイントとなります。未経験者の選考では、多くの企業が「学習意欲があるかどうか」を重視します。また入社後に学習する意向を示すより、採用選考時に既に取得している方が高い評価を得られるでしょう。

役立つ職種:IT業界全般・ITエンジニア

医療事務管理士

続いては医療分野に焦点を当てて、医療事務管理士についてご紹介します。

医療事務管理士は技能認定振興協会(JSMA)が実施する民間資格です。概要は以下の通りです。

「医療事務管理士」は、日本で最初の「医療事務の資格」として、幅広く医療機関に認知された資格です。医療機関の中で最初に患者様と接するのが医事課職員、いわば病院の顔です。診察の受付やカルテ管理、会計、診療費の請求等、様々な業務を担当します。患者様に対する接遇力はもちろん、カルテの内容をきちんと理解し、正確に治療費を計算する知識とスキルも大切です。(出典:技能認定振興協会「医科医療事務管理士のお仕事」)

受験方法はインターネット試験と在宅試験があります。また医療機関によってはシフト制を導入しているので、ご自身のライフスタイルに合わせて資格受験・勤務が可能です。医療機関はなくなることがないので、安定性の高さも人気の理由だと言えます。

役立つ職種:医療事務職

士業系の資格

行政書士・社会保険労務士・宅地建物取引士など、いわゆる士業の資格は転職の際にとても有利です。「士」のつく資格は難易度も非常に高いですが、独立もできるほどにはバリューのある資格なので、転職活動を頑張りたいあなたにおすすめです。

役立つ職種:企業の人事・総務部・各士業事務所・不動産業界や金融業界など

プログラミング系の資格

Javaプログラミング能力検定試験・PHP技術者認定試験など、プログラミングの技術を証明する資格もあります。手に職をつけることで、年齢に関係なくキャリア形成が可能になります。知識だけでなく手を動かせるかどうか、技術面も必要になってくるため、通信講座などで効率よく勉強するのがよいでしょう。

役立つ職種:プログラマー・セキュリティエンジニア・ゲームクリエイター

40代女性で未経験・資格なしでも大丈夫!転職しやすい職種9選

40代女性の中には新しい仕事に挑戦してみたい方も多いはず。それと同時に、未経験の職種にチャレンジすることや資格がないことに不安を覚える方も多いでしょう。ここでは40代女性で未経験・資格なしでも転職しやすい9つの職種をご紹介します。未経験採用に積極的な職種や、40代女性の活躍が拡大している職業もあるので、参考にしてみてください。

不動産営業・保険営業

未経験からでも採用されやすい営業職。基本的に商談や契約を獲得した成果が指標になるので、業績によっては高収入を得ることもできます。中でも「不動産営業」や「保険営業」が40代女性におすすめです。不動産営業では近い年齢層のお客様を相手にすることが多いため、近い年代だからこそ分かる潜在ニーズを引き出して成果を出すことができます。保険営業はお客様の信頼を勝ち取る必要があり、人生経験が豊富な40代以上の女性が活躍しやすい場となっています。

事務職

特に人気なのは「医療事務」です。仕事内容は、医療機関での受付や会計、書類や明細の作成などです。未経験者や資格なしでも転職可能な人気な職種ですが、「医療事務認定実務者」などの民間資格を取得してから転職するケースも増えてきているようです。

介護職員

高齢化に伴って働き手の需要が拡大傾向にある介護職は、人材不足をカバーするために「無資格者OK」の求人が増えています。介護施設の正社員として雇ってもらえるケースもあるので、未経験でも正社員になりやすい職種と言えるでしょう。

飲食・販売などの接客業

多くの40代女性が未経験で働いている仕事です。人と接することが得意な方、体力面にも自信がある方にはぴったりです。臨機応変な対応が求められるので、豊富な経験による落ち着きが強力なスキルとなり得ます。

セレモニースタッフ

求人母数は少なめですが、未経験でも働ける仕事の1つです。主な業務内容は「お通夜やお葬式が円滑に進行するように、担当者と連携して遺族や参列者をサポートする」ことです。基本的に異業種から転職して始める方が多く、今までの業界・職種をどう活かせるかをアピールすることが転職活動成功のカギとなります。正社員雇用の求人も多くあるようです。

IT系(エンジニア・WEBライター・WEBデザイナーなど)

IT系の職種というと、経験者しか採っていない印象が根強いですが、IT人材の不足などから未経験者採用の枠も増えてきています。在宅・時短勤務がしやすい傾向にあり、家庭との両立を見込んで人気上昇中の職種です。未経験者歓迎の求人も一定数あるものの、やはり経験者やIT知識保有者は優遇されるため、プログラミングスクールやITパスポートの取得など、自ら学ぶ姿勢はある程度必要かもしれません。

タクシードライバー

令和4年3月現在の女性ドライバーは全国で9,470人で、運転者総数に占める構成比は3.9%と年々上昇傾向にあります。女性ドライバー需要は大きく、女性顧客や高齢者、妊婦さんや子どもの送迎時に多く利用されています。女性の積極採用を実施しているタクシー会社は多く、二種免許の取得費用を全額負担してくれる会社もあるので、人を乗せて運転することが好きな女性におすすめです。

清掃スタッフ

未経験歓迎の求人が多く、資格・経歴不問の転職しやすい職種です。正社員雇用の他にもパートやアルバイト、派遣社員など様々な雇用形態があるので、ライフスタイルに合わせて働きやすいのが特徴ですね。体力面に自信がある方や、整理整頓が好きな40代女性に向いています。

セラピスト

セラピストは特別な資格を必要としないので、未経験からでも挑戦できる職種です。ただし専門知識を身につける必要はあるので、知識の証明として民間資格を取得される方が多いです。またセラピストはお客様を癒し、会話をすることも大切な役目であるため、人生経験が豊富な40代以上の女性が活躍できる場でもあります。

40代女性でも正社員に!転職を成功させる5つのコツ

40代女性の転職を成功させるために、知っておくべき5つのコツがあります。積極性をもつこと・明確なキャリアプラン・経験やスキルに対する自信・幅広く求人情報をチェック・エージェントやサイトに登録する40代からできる仕事は多くあるわけではないですが、既存の考え方に捕らわれず新しい価値観をもって職探しをすることが大切です。ここで紹介するポイントを押さえて、転職活動を成功させましょう。

積極性をもつこと

40代女性は、積極性をもって能動的に動くことが大切です。求人の条件が多少合わなくても、前職でのスキルや人柄で採用されることも少なくありません。また、採用されるかどうかは応募してみないことには始まりません。素晴らしい経歴をもった受け身の人材よりも、未経験だけど意欲にあふれる人材を採用したいと考える企業がたくさんあります。「ぜひ採用したい」と人事に思わせるために、できる行動は積極的に取りましょう。比較的簡単な資格でもアピールに繋がるのであれば、取得することをおすすめします。

明確なキャリアプラン

40代女性は転職の目的として、明確なキャリアプランを立てることが大切です。
目的やキャリアプランが曖昧なまま活動を始めてしまうと、本来転職をすることで叶えたかった目的を見失ってしまいがちです。また転職の目的といっても一概に言えず、キャリアアップや年収アップ、やりがいのある仕事探しなど、十人十色です。
目的の中でも譲れない条件や妥協してもいい条件が判別できると、納得のいく職探しができるはずです。

経験やスキルに対する自信

40代女性は今までの経験やスキルに対して自信をもって行動することが大切です。前職の経験やスキルはどのような仕事で活かすことができるのか、具体的にしっかりアピールすることで、即戦力であることをアピールすることができます。「キャリア・スキルの棚卸」をして、どう貢献できるかを自身をもって伝えましょう。同業種や同職種への転職であれば、経験やスキルに対する高評価を受けやすく、年収が上がる傾向にあります。

幅広く求人情報をチェック

40代女性はそもそも求人母数が少ないため、幅広く求人に目を通すことが大切です。かといって闇雲な会社選びはNG。譲れない条件を軸として、他の条件はある程度に抑え、前向きな検討姿勢で応募してみるとよいでしょう。長く務められる転職先を見つけるために、体験談や口コミを活用することでよりリアルに近い情報を手に入れられます。

転職エージェントや転職サイトに登録してみる

40代女性が転職活動で成功するには、複数の「転職エージェント」と「転職サイト」に登録することがコツです。

転職エージェントと転職サイトの違いは?

転職エージェント:転職アドバイザーによるサポート、選考対策、条件交渉
転職サイト:求人検索機能、企業からスカウト、自由な転職活動、転職ノウハウの記事

転職エージェント経由であれば面倒な手続きを代行してもらえることや、自身の強みが活かせる適職や非公開求人を知ることができるなどのメリットがあります。反対に転職サイトを利用すれば、自分がやりたい時期に、好きなだけ企業に応募することができ、自由に活動することができます。それぞれメリット・デメリットがあるので、自身の転職スタイルに合わせて活用してみてください。

40代でもOK!おすすめの転職サービスを厳選して紹介

40代が転職を成功させるコツとして、転職エージェントや転職サイトなどサービスへの登録することがあります。ここでは、40代におすすめの転職サービスを厳選して紹介していきます。

業界最大級の転職サイト「doda」

dodaは、業界最大級の求人数を誇る総合型転職エージェントです。dodaの最大の特徴は、登録することで転職サイトと転職エージェント両方の機能を利用できるところです。業界や業種、エリア別などの動向に精通したキャリアアドバイザーが専任担当として求職者のサポートをしてくれます。dodaは転職応援コンテンツも充実しているので、情報収集するのにもおすすめです。
基本情報

運営会社 パーソルキャリア株式会社
求人数 約20万件以上※2023年3月時点、非公開求人を含む
求人対応地域 全国
転職サイトのタイプ 総合型転職エージェント
公式サイト doda

メリット・デメリット
業界最大級の求人数
転職市場に精通した専門スタッフ
企業1社ごとに採用プロジェクト担当1人
詳細な求人検索
転職フェアを多数開催

連絡が遅いことがある(登録からカウンセリングまで2週間程度かかることあり)
アプリが重い
3か月のサポート期限あり
利用時のポイント・活用術
サポート期間が無期限のマイナビエージェントを併用する

サポートを受けたい方は「リクルートエージェント」がおすすめ

リクルートエージェントは、転職支援実績No.1の総合型転職エージェントです。業界に精通したキャリアアドバイザーが求職者の強みや適正を一緒に見つけてキャリアプランを提示してくれます。
公開・非公開求人を含めて、他社と比べて圧倒的な求人数を所有しています。志望業界や業種が決まっておらず、幅広い求人から自分に合う求人を探したいという方におすすめです。
基本情報

運営会社 株式会社リクルート
求人数 408,479件
(非公開求人354,101件)
求人対応地域 全国
転職サイトのタイプ 総合型転職エージェント
公式サイト リクルートエージェント

メリット・デメリット

転職支援実績No.1
多数の非公開求人
実績豊富なアドバイザー
充実した転職サポート(転出書類の添削、面接対策、業界・企業情報の提供)
地方の求人も多数あり

転職支援サービスの提供期間は面談から転職先が決まるまでの約3か月が目安
求人紹介が多すぎて選ぶことが大変
利用時のポイント・活用術
登録の際に希望条件を伝える
急ぎでの転職でない場合はサポート期限が無期限のマイナビエージェントと併用する

40代転職に特化した「FROM40」

FROM40は、40代以降歓迎や経験者優遇などミドルシニア世代に特化した求人を掲載している転職サイトです。登録するだけでスカウトが届く機能もあるので幅広く求人を見ることができます。「今からでも転職は間に合う…?」「初めてで何もわからない」といった方でも安心して転職活動に臨めるようなコンテンツがたくさんあるので、転職に対する不安を払拭することができます。
基本情報

運営会社 株式会社ダトラ
求人数 16,869件
求人対応地域 全国、海外
転職サイトのタイプ 40代・50代向け転職サイト
公式サイト FROM40

メリット・デメリット
40代・50代向けの高年収求人が豊富
転職に関するコンテンツが充実
登録するだけでスカウトが届く

大手と比較すると求人数が少ない
地方の求人は少なめ
利用時のポイント・活用術
サポートを受けたい方は大手転職エージェントを併用する

IT業界特化なら「レバテックキャリア」がおすすめ

レバテックキャリアは、IT・Webエンジニア特化型転職エージェントです。求職者のスキルや経験に合った業界知識が豊富なアドバイザーがサポートしてくれます。また、会社ごとの専任担当者が現場にもヒアリングを実施しているため、リアルな情報を提供してもらうことができます。企業別の面接対策なども行なっており、手厚いサポートを受けたい方におすすめです。
基本情報

運営会社 レバレジーズ株式会社
求人数 約22,000件
求人対応地域 全国
転職サイトのタイプ IT特化型転職エージェント
公式サイト レバテックキャリア

メリット・デメリット
IT・Web業界を知り尽くしたアドバイザー
年7,000回の企業ヒアリングで現場のリアルな情報を常に把握
内定率を上げる企業別の面接対策
スピード内定を目指せる

エンジニア未経験者の求人が少なめ
利用時のポイント・活用術
IT業界未経験者向けの求人が豊富なワークポートなどを利用する

40代女性転職の厳しい現実と女性活躍を応援する制度を解説

40代女性の転職をサポートするサービスは年々増えていますが、実際のところ転職者は増えているのでしょうか。ここでは40代女性の転職市場の現状と、転職サイトでよく見かける「女性の活躍を支援する制度」について解説します。

40代女性の転職割合はおよそ5%

総務省統計局が発表した「年齢階級別転職者数及び転職者比率の推移」によると、女性転職者の比率は年齢を増すごとに右肩下がりに減少している。特に35~44歳は5.8%、45~54歳は4.6%しか転職をしていない。40代女性は求人母数が少ないうえに転職に伴うリスクが大きく、これを危惧して転職をしない選択肢を取る女性が多いと推測できます。

女性活躍を推進する企業が認定される2つの制度
えるぼし認定・プラチナえるぼし認定

「えるぼし認定」とは、女性の活躍推進に関する取り組みの実施状況が優良であるなど、一定の要件を満たした企業に与えられるものです。認定要件として、採用や勤続年数、管理職における男女比率、時間外・休日労働時間が45時間/月など、非常に厳しい内容になっています。特に優良であれば「プラチナえるぼし認定」に昇格し、本当に働きやすい企業を探す際の指標になります。

くるみん認定・プラチナくるみん認定

仕事と子育ての両立支援に積極的に取り組んでいる企業を認定する制度のことで、「次世代育成支援対策推進法」に基づいて制定されています。更に基準が厳しい「プラチナくるみん認定」も含めて、求人広告に記載してあることが多いです。育児休暇や年次有給休暇の取りやすさなどを重視される方は、これらを指標にして企業探しをするのもいいでしょう。

40代女性の転職に関するQ&A

最後に40代女性の転職でよくある質問をまとめました。参考にしてください。

転職活動は現職に就いたまま行うべきか?

現職についたまま、並行して転職活動を行うのがおすすめです。先に職場を辞めてしまった際、離職後3か月が経ってしまうと採用面接の際に指摘されることもあります。また何か月も職がない状態が続くと、焦って妥協した転職活動になってしまうことも考えられます。現職をキープしたまま、エージェントなどのサービスを活用して効率よく転職活動を行いましょう。

転職エージェントを上手く活用するには?

複数のサービスに登録することがポイントです。1つの転職サイト・転職エージェントのみの登録だと、時期によっては求人が少ないことや、断られてしまう場合もあります。転職をなるべく早く終わらせるためには、複数のサイト・エージェントに登録して情報をかき集めることが大切です。また40代転職や女性転職に特化したエージェントを活用するのもおすすめです。

40代女性に求められる要素は?

柔軟な思考とマネジメント能力
40代女性に求められる要素として、柔軟な思考が挙げられます。ミドル世代はこれまでの経験で確立された自我を貫こうとしがちですが、企業が求めているのは環境に応じた柔軟な対応ができる人材です。豊富な経験を活かして臨機応変に思考する姿勢、更には新たな物事を学ぼうとする姿勢が求められます。また、全体を見ながら仕事や部下を統率するマネジメント能力が求められます。面接の際には、前職での具体的なエピソードでスキルをアピールするとよいでしょう。

40代女性が面接に行くときの服装は?

面接は、採用担当者に「採用したい!」と思わせる場です。ですので最低限のビジネスマナーを守り、なおかつ清潔感のある服装を心掛けましょう。各アイテムごとに、大切にしたいポイントをまとめました。スーツ・ジャケット:ダークカラーのジャケット・パンツもしくはスカート 丈の長さやサイズ感に注意

インナー:明るくて清潔感のある色(ホワイト系・ライトブルー・淡いピンク・クリーム色など)のシャツ・ブラウス・ニットなど
ストッキング:無難なベージュ(予備をもっておくとよい)
靴:落ち着いた色のパンプス、3~5㎝で太めのヒールだと歩きやすい

まとめ

40代の女性も、転職をする目的を明確にし積極的に行動し、転職サイトやエージェントを有効活用することで、理想の転職先を見つけることができます。資格なし・未経験だからと言って、理想条件を諦めてしまうことは非常にもったいないです。今より素敵な生活を送れるように、この記事を活用して40代の今から転職に挑戦してみましょう!

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