転職エージェントから派遣ばかり紹介される6つの理由!解決策も徹底解説

 
 

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転職サイトや転職エージェントを利用して転職活動を進めていると、派遣社員の求人ばかり紹介されることに悩んでいませんか。
転職エージェントを利用する人の多くは正社員転職を希望している中で、派遣求人ばかりだと悩ましいですよね。
転職サービスは多くの正社員求人を保有していますが、一部アルバイト・契約社員・派遣社員の求人も保有しています。
この記事では派遣求人を紹介される理由や正社員求人を紹介してもらう方法などを解説します。
正社員の求人を探す方におすすめしたい転職エージェントも紹介しますので、是非最後までご覧ください。

 

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目次

転職エージェント・サイトが取り扱う求人の種類

転職エージェントや転職サイトは実は様々な形態の求人を取り扱っている場合がかなり多いです。
基本的に転職エージェントは正社員求人がメインではありますが、
・正社員
・契約社員
・派遣社員
・パート、アルバイト
・業務委託
といった種類の求人を取り扱っています。
そのため、正社員求人のみの紹介ではない可能性は十分にあるのです。
ここでは、派遣社員としてよく見受けられる「無期雇用派遣」または常用型派遣について解説します。

無期雇用派遣とは?

無期雇用派遣とは、派遣会社の正社員として働く雇用形態を指し、常用型派遣と呼ばれることもあります。
派遣会社の正社員として雇用され、直接働くのは派遣先企業となります。
派遣はされますが、正社員採用のため転職サイトや転職エージェントは正社員と記載している場合がほとんどです。
特徴としては、
ボーナスがある、昇給がある、月給制、派遣先に三年以上勤務可能など、一般的な登録型派遣社員とは違う待遇で働けます。
しかし派遣先と派遣会社の契約が終了すると、また別の派遣先で働かねばならないなどといったデメリットも存在します。
正社員雇用と言えど、一般的な正社員よりは不安定に感じる人も少なくないでしょう。

転職エージェントに派遣ばかり紹介される6つの理由

転職エージェントを利用していて派遣求人ばかり紹介されるのには、いくつか理由があります。
代表的なものを紹介しますので、自分が当てはまっていないかを確認してみてください。
・専門的なスキルや資格がない
・職歴にブランクあり
・短い期間で転職を繰り返している
・派遣求人を検索、閲覧した履歴あり
・希望条件に合う求人がない
・派遣求人の多い転職サービスを利用している
といった理由が考えられます。それぞれ解説します。

専門的なスキルや資格がない

転職サイトで求人を検索したり、転職エージェントで求人を紹介してもらう際は求職者のプロフィールや経歴をもとにマッチングを行います。
そのため、職務経歴書などに一般的なスキル・経験のみを記載している場合は、ハードルの低い派遣求人がマッチしやすくなります。
転職での中途採用では、企業は即戦力となる人材を欲しがるため、過去の経験やスキル、資格を重視するのです。
プロフィールや職務経歴書などに記載する情報が乏しいと、派遣ばかりの紹介になる場合があります。
資格は必須ではありませんが、自分が持つ専門的なスキルや知識、経験についてアピールできると正社員求人の紹介が増える可能性が高まります。

職歴にブランクあり

職務経歴にブランクと呼ばれる空白期間がある場合も、ハードルの低い派遣求人の紹介が増える場合があります。
ブランクがあると、転職エージェントや企業側は仕事への意欲が低い可能性や入社後長く続けられない可能性を考えます。
そのため、正社員で雇用することにどうしてもリスクを感じてしまう場合が多いのです。
また技術を要するエンジニア系の職種の場合は最新スキルが身についていないことを心配される場合もあります。
もしブランクがある場合は、なぜブランクがあるのか、育休や産休など理由をきちんと伝えると良いでしょう。

短い期間でも転職を繰り返している

短い期間で転職を繰り返している人も同様に、すぐやめてしまうのではないかと不安に思われてしまいます。
転職回数が年齢に対して多かったり、短い期間で二、三度の転職を行っていると不信感に繋がります。
もしやむを得ない理由で転職回数が多かったり、転職を繰り返してしまっている場合はなぜそうなったのかをきちんと説明しましょう。
また働き方を理由に転職を繰り返すと、柔軟な働き方を求めていると判断され、派遣求人の紹介が増える可能性もあります。

派遣求人を検索、閲覧した履歴あり

転職サイトにて、派遣の求人を検索したり閲覧したりしている場合も紹介が増えます。
転職サイトでは、求職者の検索・閲覧履歴をもとにおすすめする求人を選定しています。
そのため、転職サイト側にそのような情報があった場合、派遣の求人をおすすめすることが増えるのです。

希望条件にあう求人がない

希望している条件が多く、合う求人が無いと派遣求人ばかりになりがちです。
特に時短勤務や残業の少なさなどを細かく指定しすぎると、該当する正社員の求人が一気に減ります。
派遣ばかり紹介されると感じたら、希望条件が多すぎないか一度確認してみて下さい。

派遣求人の多い転職サービスを利用している

派遣求人を多く取り扱っている転職サイトや転職エージェントも存在します。
それらを利用してしまうと、どうしても派遣求人ばかりを紹介されることとなるのです。
正社員雇用を希望する場合は、正社員採用を中心としている場所や転職サービスを利用しましょう。

転職エージェントで派遣以外を紹介してもらう方法

では、転職エージェントを利用する際に正社員求人を紹介してもらうためにおすすめしたい方法を紹介します。
・希望する業種、職種の幅を広げる
・担当者にはっきりと要望を伝え直す
・担当者を変更してもらう
・今の会社で実績を残す
・転職エージェントや転職サイトを変える
という5つの方法です。

希望する業種、職種の幅を広げる

希望する業種・職種の幅を広げてみると、正社員の紹介数が増える場合があります。
もちろんこれまでの経験やスキルを活かして働きたいと思うのですが、派遣ばかり紹介されるのには何か事情があるでしょう。
経験やスキルが足りていなかったり、そもそも希望業種・職種の求人が少なかったりといった理由や事情が考えられます。
そこで希望する業種や職種の幅を広げるだけで、応募できる正社員の求人数は増える可能性が上がるのです。
自分では気づけなかった分野で、実は自分の経験が活かせる仕事が見つかるというケースは少なくありません。
転職エージェントのキャリアアドバイザーなどに相談しながら、可能性を広げるのは一つ有効な手段です。

担当者にはっきりと要望を伝える

転職エージェントの場合は必ず担当のキャリアアドバイザーやコンサルタントがいますよね。
もし派遣の求人ばかり紹介されると感じていたら、正社員のみの紹介をしてほしいとしっかり伝えましょう。
派遣の仕事に興味はなく正社員で働きたいため、正社員の求人だけ紹介してほしいと要望を伝えれば、担当者も配慮してくれるでしょう。
また、そこで渋られるようなら理由を聞きつつ、別のエージェントの利用も検討した方が良いでしょう。

担当者を変更してもらう

転職エージェントの担当者との相性が合わないというケースも十分ありえます。
合わないと感じたり、担当者に問題があるのではと感じたりした場合は担当変更を申し出ましょう。
どうしても、キャリアアドバイザーやコンサルタントの質にはばらつきがあります。
中にはあまり熱心ではない担当者や、特定の業界に弱いという場合も。
言いにくいかもしれませんが、転職活動の成功を左右する大切なことですので要望を伝えましょう。

今の会社で実績を残す

もし経歴やスキルが足りていないと感じた場合、今の会社で実績を作ってから再挑戦するという方法があります。
少しでも実績が生まれれば、職務経歴書も充実しますし自分を売り込むきっかけにもなります。
今すぐ転職したい!と考えていない場合は、今の会社で実績作りをしてから転職するとキャリアアップが望めるでしょう。

転職エージェントや転職サイトを変える

転職エージェントや転職サイトによって求人数や強い業界が違います。
自分に合わないと感じたら、違う転職サービスを利用してみるのも有効です。
また転職エージェントは複数併用して、自分に合うサービスやアドバイザーを見つけると転職成功に繋がります。

派遣求人の見分け方

はっきり派遣社員雇用と書いてあるものはまだしも、無期雇用派遣のように正社員採用として表示される求人はどう見分けたら良いのでしょうか。
ここでは、無期雇用派遣の求人を見分ける方法を4つ紹介します。
・注意したいキーワードを押さえる
・勤務地に注意する
・募集会社のホームページも確認
・スキルや知識、経験不問求人は注意
それぞれ解説します。

注意したいキーワードを押さえる

まず、派遣求人によくあるキーワードに注意しましょう。
派遣求人は、派遣先によって明確な事情が変化するため求人票に詳細な情報を書くことができません。
例えば「常駐先により」「プロジェクトによる」「配属先による」「クライアントによる」という言葉は注意が必要です。
勤務日数や勤務時間、勤務条件が曖昧な記載である場合も注意しましょう。
また、派遣会社の特徴として、配属先をコーディネーターやカウンセラーが決めていくというものがあります。
そのため「カウンセラーがサポート」「ヒアリングから選定」などのワードがある求人票も派遣求人の可能性が高いです。

勤務地に注意する

勤務条件と同様、勤務地も確定していない場合がほとんどのため曖昧な表記である可能性が非常に高いです。
求人票の勤務先の部分に、複数のエリアが記載されていたり、希望のエリアで働けますなどの文言があったりする場合は注意しましょう。

募集会社のホームページも確認

転職サイトで検索して出てきた案件や、転職エージェントに紹介された求人を確認する際に、募集元のホームページを確認しましょう。
その事業会社の概要や事業内容に「人材派遣」「労働派遣事業」という記載があれば、確実に派遣会社です。
また、派遣会社は労働者派遣事業の許可番号というものが記載されている場合も。
求人票やホームページに「派~」「般~」「特~」といった言葉から始まる番号があればそれも派遣会社です。

スキルや知識、経験不問求人には注意

派遣会社は人を集めて、派遣先企業で働いてもらうことが目的です。
そのため、多くの場合で高度な専門スキルや知識、経験を必要としません。
求人票に必要スキルや経験についての記載がなかったり、未経験者歓迎を過度にアピールしている場合は注意しましょう。
しかし正社員採用でも、未経験者歓迎の求人は存在しますので不問というだけで派遣求人と決めつけることはできません。
こちらは他の見分け方と一緒に注視していくことをおすすめします。

派遣求人を紹介されたときの注意ポイント3選

派遣求人を紹介された場合も、その求人には必ず応募しなければならないわけではありません。
ですが、派遣求人を紹介された場合に注意したいポイントを紹介します。
・まず話を持ち帰る
・派遣もありなら必ず派遣営業と面談
・即決はしない
それぞれ解説していきます。

まず話を持ち帰る

無期雇用派遣の求人を紹介された場合、その場で突っぱねずに一度持ち帰りましょう。
優秀な人材と認めてもらえれば、派遣から正社員になれる場合もあります。
もし、派遣でも自分の希望する条件が叶えられる求人ならば一度持ち帰って考えるのも実は有効なのです。
しかしその場で聞いて良い話だと思っても、正社員希望ならば必ず時間を置きましょう。
焦ってしまっている状況では、希望ではない派遣求人も良いかもと思ってしまうかもしれません。
ですが、もともとの希望が何だったのか、転職の軸は何だったのかをしっかり思い出すために必ず一度持ち帰りましょう。

派遣もアリなら必ず派遣営業と面談

もし一度持ち帰ってじっくり考えた結果、正社員なら派遣先で働くのもありと考えるかもしれません。
そうなった場合は、必ず派遣営業や派遣担当と面談しましょう。
派遣会社は、ブラックである可能性が低くありません。そういった会社を避けるためにも転職エージェント側の説明だけで決めないようにしましょう。
派遣営業、派遣担当は派遣会社での求人を紹介するサービスでのアドバイザー的な存在です。
派遣で就業してもいいかもと思ったら、転職エージェント以外にも派遣関連の転職サービスを利用してみましょう。
そして求人票の仕事内容と本来の仕事内容に差異はないか、交通費などの福利厚生に問題はないかを確かめてから決めると良いでしょう。

即決はしない

上記二つに共通して言えることですが、本来正社員雇用を希望していたならば派遣求人を見て即決することは絶対にやめましょう。
もともと希望していなかった雇用形態で働くことには、どうしても後悔をするリスクが伴います。
紹介された時は魅力的に感じても、いざ働いてみたらやっぱり合わなかったというケースも考えられます。
無期雇用派遣は正社員として働ける求人ですので、魅力がないわけではありません。
ですが、一度持ち帰って考え、自分にとって良い選択となるかどうかを熟考しましょう。

正社員転職におすすめの転職エージェント

正社員雇用の求人を多く保有する転職エージェントを紹介します。正社員転職をしたい方、派遣求人を紹介されてしまったという方におすすめです。

doda

dodaは、業界最大級の求人数を誇る総合型転職エージェントです。dodaの最大の特徴は、登録することで転職サイトと転職エージェント両方の機能を利用できるところです。業界や業種、エリア別などの動向に精通したキャリアアドバイザーが専任担当として求職者のサポートをしてくれます。dodaは転職応援コンテンツも充実しているので、情報収集するのにもおすすめです。
基本情報

運営会社 パーソルキャリア株式会社
求人数 約20万件以上※2023年3月時点、非公開求人を含む
求人対応地域 全国
転職サイトのタイプ 総合型転職エージェント
公式サイト doda

メリット・デメリット
業界最大級の求人数
転職市場に精通した専門スタッフ
企業1社ごとに採用プロジェクト担当1人
詳細な求人検索
転職フェアを多数開催

連絡が遅いことがある(登録からカウンセリングまで2週間程度かかることあり)
アプリが重い
3か月のサポート期限あり
利用時のポイント・活用術
サポート期間が無期限のマイナビエージェントを併用する

UZUZ

UZUZは、第二新卒・既卒・フリーター・ニートを含む全20代の就職・転職に特化したサービスです。ブラック企業に関する独自のデータベースを所持しているため、厳選して選んだ企業のみを紹介してもらうことができます。現在メディアにも多数掲載されるサービスです。オーダーメイドの丁寧な対応に定評があります。経歴や職歴に自信がない方や正社員転職に繋げたい方には必見です。

基本情報

運営会社 株式会社UZUZ
求人数 記載無し
求人対応地域 関東、近畿、東海、その他
転職サイトのタイプ 既卒・第二新卒特化型就職エージェント
公式サイト UZUZ

メリット・デメリット
1on1でオーダーメイド型サポート
入社半年後の定着率94.5%

対応が丁寧である分スピード感は遅め
利用時のポイント・活用術
スピーディーに対応してもらいたい場合は、入社希望日を担当者にあらかじめ伝えておく

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、転職支援実績No.1の総合型転職エージェントです。業界に精通したキャリアアドバイザーが求職者の強みや適正を一緒に見つけてキャリアプランを提示してくれます。
公開・非公開求人を含めて、他社と比べて圧倒的な求人数を所有しています。志望業界や業種が決まっておらず、幅広い求人から自分に合う求人を探したいという方におすすめです。
基本情報

運営会社 株式会社リクルート
求人数 408,479件
(非公開求人354,101件)
求人対応地域 全国
転職サイトのタイプ 総合型転職エージェント
公式サイト リクルートエージェント

メリット・デメリット

転職支援実績No.1
多数の非公開求人
実績豊富なアドバイザー
充実した転職サポート(転出書類の添削、面接対策、業界・企業情報の提供)
地方の求人も多数あり

転職支援サービスの提供期間は面談から転職先が決まるまでの約3か月が目安
求人紹介が多すぎて選ぶことが大変
利用時のポイント・活用術
登録の際に希望条件を伝える
急ぎでの転職でない場合はサポート期限が無期限のマイナビエージェントと併用する

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、顧客満足度No.1を誇る総合型転職エージェントです。リクルートエージェントと比較すると求人数は劣りますが、首都圏以外の地方求人なども豊富に揃っています。
キャリアアドバイザーは業界ごとの専任制となっており、各職種の転職市場を熟知していることが特長です。また、キャリアアドバイザーとは別に企業担当アドバイザーも在籍しているため、職場の雰囲気など求人票には載っていない実際の情報を得ることができます。初めて転職活動を行う方や地方での転職を考えている方におすすめです。
基本情報

運営会社 株式会社マイナビ
求人数 59,826件
(非公開求人13,169件)
求人対応地域 東京、その他
転職サイトのタイプ 総合型転職エージェント
公式サイト マイナビエージェント

メリット・デメリット
キャリアアドバイザーは業界ごとの専任制
企業担当アドバイザーもバックアップ
サポート期限無し
独占求人が豊富

担当者の質にばらつきあり
求人情報に食い違いがあることも
求人紹介の連絡が多い
ハイクラス求人が少なめ
利用時のポイント・活用術
連絡が多いと感じる場合は、求人紹介メールや電話の頻度を減らしてもらうようにお願いする
経験やスキルに自信がある方はハイクラス特化型転職エージェントを併用する

ビズリーチ

ビズリーチは、国内最大級のハイクラス求人に特化した転職サービスです。基本機能は無料で利用できますが、有料サービスに登録すると全てのスカウトに返信できるようになるため、企業との出会いを増やすことができます。
1週間無料のお試し期間もあります。高年収を目指しているという方におすすめです。
基本情報

転職サイトのタイプスカウト型転職サービス

運営会社 株式会社ビズリーチ
求人数 122,164件
求人対応地域 全国
公式サイト ビズリーチ

メリット・デメリット
年収1,000万円以上のハイクラス求人が3分の1以上
導入企業数22,300社(累計)
一定の基準を満たした優秀なヘッドハンター
他の転職サービスでは無い求人にも巡り合える

手厚いサポートはほとんど無し
応募のハードル高め
利用時のポイント・活用術
サポートが手厚いパソナキャリアを併用する

JACリクルートメント

JACリクルートメントは、外資系企業や海外進出企業など、グローバル転職のサポートに強みを持っている転職エージェントです。専門的な知識を持つ総勢1,200名のコンサルタントが、求職者のサポートを行ってくれます。求人を紹介するコンサルタントが企業に直接訪問しており、企業の文化や風土など、細かい情報まで提供してもらうことができます。ハイクラス転職を目指している方におすすめです。
基本情報

運営会社 株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント
求人数 15,948件
求人対応地域 全国、海外
転職サイトのタイプ ハイクラス・ミドルクラス特化型転職エージェント
公式サイト JACリクルートメント

メリット・デメリット
外資系企業や海外進出企業など、グローバル転職のサポートに強みあり
年収500万円以上の求人が多い
各業界や職種に特化した総勢約1200名のコンサルタントが所属
非公開求人多数あり

スキルが見合わないと判断されると求人紹介が少ない
担当者の質にばらつきあり
利用時のポイント・活用術
第二新卒や20代後半でスキルに自信がない方は年齢や経験問わず利用しやすいdodaを併用する

パソナキャリア

パソナキャリアは、企業と転職者のマッチング力と提案力を強みに持つ、ハイクラス向け転職エージェントです。ハイクラスの非公開求人が61.0%ということで、無料登録をすることで多くの非公開求人に出会うことができます。
応募書類の書き方を人事目線でアドバイスしてくれるため、手厚いサポートを求めている方に向いています。
基本情報

運営会社 株式会社パソナ
求人数 38,262件
求人対応地域 全国
転職サイトのタイプ 総合型転職エージェント
公式サイト パソナキャリア

メリット・デメリット
求人の約半数が年収800万円以上のハイクラス求人
独占求人数1,200件以上
業界専任コンサルタントによるキャリアカウンセリング
全国47都道府県に支店あり

大手転職エージェントと比較すると求人数少なめ
求人が都市部に多い
利用時のポイント・活用術
多くの求人を紹介してもらいたい場合はリクルートエージェントなどの大手転職エージェントを併用する

転職サイトに派遣求人が多いのはなぜ?

転職サイトや求人サイトに派遣求人が多くなっているのはなぜなのでしょうか。
ここでは、考えられる理由や傾向を紹介します。

派遣会社が持つ案件数が多い

派遣会社は、契約や取引のある企業の数だけ案件を保有しています。
そのため案件別で求人を出すこともでき、派遣会社の求人が自ずと増えていくのです。
一般企業は採用人数や求人掲載期間に制限がありますが、派遣会社は制限がない場合が多いです。
そのため、派遣求人や大量募集求人が増えていくという事情があります。

派遣会社は求人に予算を割いている

派遣会社は人材集めが主な業務です。
そのため求人広告に多くの予算を割き、広告上位に来るようにしている傾向があります。
上位表示の結果として、派遣会社の求人が多く目につくことになるのでしょう。
また広告費に使っている費用も派遣会社と一般的な会社では全く使い方が異なります。
案件数が多く、予算も大量に使っているため、派遣求人は多く目につきやすいのです。

求人代行を行っている

実は一般企業で求人を載せられない企業は少なくありません。
採用のノウハウがない場合や、自社の求人を見てもらえないリスクがあり、人材を集めるのは簡単ではありません。
そのため、企業は派遣会社に依頼して派遣社員で人材を補填するのです。
結果的に求人サイトや転職サイトに派遣求人が増えていくことになります。
また派遣採用は企業にとってコストカットに繋がってしまう場合も。
現状不景気の日本の傾向として、派遣求人が増えていく傾向にあると言えるでしょう。

派遣で働くメリット

では、派遣で働くことにはどんなメリットがあるのでしょうか。
正社員希望の転職者は多いですが、派遣社員や派遣形態での働き方は多くの方に選ばれている働き方です。
ここでは、派遣形態で働くことのメリットを紹介します。
・柔軟に働ける
・短期間での転職可能
・未経験でも働ける
・雇用安定対策の対象
それぞれ解説します。

柔軟に働ける

派遣形態で働く最大のメリットは、働き方の柔軟性です。
フルタイムでの勤務が難しい人や、一時的に働き方を選択したい人には非常に魅力的なメリットと言えます。
派遣形態の場合、1週間のうち働きたい日数や時間を選べるケースも多くあります。
自分が希望するライフスタイルに合わせて働くことができるのはかなり大きなメリットでしょう。

短期間での転職が可能

派遣形態で働く場合は、短期間での採用のケースが多くあります。
そのため転職を希望するときも、比較的早く新しい職場に移ることが可能というメリットがあります。
特に即戦力として活躍できるスキルや資格を持っている人は、転職において高い需要が見込めます。
派遣という形を視野に入れた転職は、非常にスムーズに進むことが多いのは魅力の一つです。

未経験でも働ける

派遣求人には、未経験者OK・未経験歓迎というものが多いです。
そのため新しい職種や業界に転職・挑戦したい人にとっては派遣は入口として最適な場合が多いのです。
未経験からでもスキルを磨き、経験を積むこともできるのです。
派遣から始めて、将来的にはより良い条件の求人を得るためのステップとしても活用できるでしょう。

雇用安定対策の対象

日本では、派遣労働者保護法に基づき、派遣社員の権利が保護されています。
この雇用安定対策によって、一定の安定した勤務環境が保証され、派遣社員も安心して働けるのです。
また転職サイトなどを利用すると無期雇用派遣や一定期間以上の勤務が約束されている働き方も探せるというメリットがあります。

派遣で働くデメリット

先にメリットを紹介しましたが、どうしても派遣形態にはデメリットも存在します。
・給料アップが難しい
・働く条件が限定的
・長期のキャリア形成が難しい
・正社員雇用のチャンスが少ない
それぞれ解説します。

給料がアップしない

派遣形態で働くと、正社員と比べて給料アップのチャンスが限られがちです。
派遣は、時給換算すると高い金額からスタートすることが多いことに理由があります。
高い金額から昇給するためには、かなりの努力が必要と考えられます。
長期的なキャリアアップや、給料アップが難しいことは考慮に入れる必要があるでしょう。

働く条件が限定的

派遣契約では、基本的に働く条件が事前に決まっています。
派遣先との契約内容によっては突然の業務変更や勤務時間の変動などがある場合も。
最悪の場合、急に派遣勤務がストップすることもありえるのです。
臨機応変な対応が求められる場面が多いということに注意が必要です。

長期にキャリア形成が難しい

前述の通り、派遣は短期間での雇用が前提とされるケースが多いです。
そこはメリットにもなりますが、長期的なキャリア形成やスキルアップの視点で考えるとデメリットにもなります。
せっかくスキルを積んでも、雇用契約が終了する可能性も高いでしょう。
派遣よりも正社員としての雇用を目指す方が有利な場面も存在します。
長期的にキャリアプランを立てていくことを考えている人は注意しましょう。

正社員雇用のチャンスが少ない

派遣から正社員へのステップアップ不可能ではありませんが、やはり簡単でもありません。
派遣から正社員への登用制度を設けている企業もありますが、条件や詳細は企業や契約内容によって大きく異なるため、注意が必要でしょう。
正社員登用が目指せるからと言って、必ずしも正規雇用されるわけではありません。
派遣の登録前に企業の正社員雇用についてきちんと確認しておきましょう。
また必ず正社員雇用してもらえると考えるのはリスクがありますので注意しましょう。

スキルアップにおすすめしたい資格講座

派遣ばかり紹介されて悩んでいる人に、スキルアップに繋がる資格講座を紹介します。
希望する職種に役立てられる資格を取得すれば、正社員求人の幅も広がるでしょう。

ユーキャン

ユーキャンは150以上の講座を保有する通信講座です。
申し込みから10日ほどで教材が送られてくるので、すぐにでも勉強を始めたい方にもおすすめです。
また講座によっては、教育訓練給付金制度を利用でき学費の20%分を給付してもらうこともできます。
最短2週間ほどでコースが完了でき、課題の提出等がなく自分のペースで進められるのが強みです。

ヒューマンアカデミー

ヒューマンアカデミーは、約250の口座を保有する通信講座です。
初めての資格取得を目指す方や丁寧なサポートを受けたい方におすすめです。
ユーキャンと同様、教育訓練給付金制度が受けられるコースがあるので受講料も抑えられるでしょう。
プロによるサポートがあり、無料で受講サポート期間を延長できるのが強みです。

転職エージェントを上手く活用する6つのポイント

ここでは、転職エージェントを上手く活用し、転職を成功させるための方法を7つ紹介します。
派遣ばかり紹介される‥‥‥という人も、希望の求人を紹介してもらえるように活用していくポイントを押さえましょう。

転職エージェントは複数登録する

先程も述べましたが、転職エージェントを複数登録することでメリットがたくさんあります。
紹介してもらえる求人の幅が広がり、媒体ごとのサポート内容を使い分けて選考対策を万全にすることが可能です。

サポートを最大限活用する

転職の選考フローには、職務履歴書などによる書類選考や面接が複数回あることも少なくないです。こうした選考を突破して内定を獲得するためにも、適切な対策が必要になってきます。
転職エージェントに登録すると、業界や企業ごとのアドバイザーが手厚くサポートしてくれることが多いです。書類添削や面接練習を積極的にお願いしましょう。
自分が描きたいキャリアに対して、転職市場のプロとしてアドバイスをしてもらえるので、悩みがあるときは積極的に相談してみるのもおすすめです。

自分の希望条件やスキル・経験を明確に伝える

転職エージェントに登録すると、すぐに担当者との面談があります。
この面談で、自分が希望する条件(給与・休日・勤務地・福利厚生・待遇など)や転職をする目的をしっかり伝えておくことで、後々紹介される求人とのミスマッチを回避することができます。
また、転職の期間や入社希望日を伝えておくと、スムーズに求人を案内してもらえます。
正社員雇用を希望する人は、ここでしっかりと派遣求人に興味はないこと、正社員希望であることを伝えましょう。

積極的に情報収集・自己分析を行う

全てエージェントが行ってくれるからといって、受け身の常態でいるのはかえって危険です。
派遣求人などキャリアアドバイザーにとって都合の良い求人ばかりを紹介されることに繋がります。
これを防ぐためには、自分から情報を集めて時には取捨選択をすることが重要です。自分でリテラシーを持っておけば、万が一よくない求人を紹介されても断ることができます。
また自己分析はしてもらうだけでなく、自分からしてみましょう。選考対策は担当からのアドバイスだけでなく、自分から行うことで実りあるものになります。転職を成功させるためにも、積極的な姿勢は欠かさず持っておくようにしましょう。

担当エージェントとこまめに連絡を取り合う

担当エージェントとこまめに連絡を取り合うことは、転職エージェントを活用するうえで重要なポイントです。
キャリアアドバイザーは複数の求職者を同時に担当しています。いい求人情報が入ってきたとき、紹介する順番は連絡を最後に取った日付順であることもあるようです。そのため、何週間も連絡を返していないような求職者には良い求人が届きません。
また転職活動中に何か変わったことがあれば、すぐに連絡しましょう。そうすることで求職者とエージェントで齟齬のないコミュニケーションをすることに繋がります。

担当者と合わなければすぐに変更を申し出る

前述の通り、担当のキャリアアドバイザーと相性が悪いと感じた場合、すぐに担当者を変更してみましょう。
既に数回やり取りをしていると若干気まずいかもしれませんが、交代はよくあることなので全く問題ありません。
メールや電話一本ですぐに変更することも可能です。担当者との馬が合わないことを正直に伝え、気持ちよく転職活動が進められる担当者に出会えることを望みましょう。

よくある質問

最後に、転職エージェントから派遣ばかり紹介されることについてよくある質問をまとめます。

派遣求人がうざいときの対処法は?

もし、希望条件などを伝え直しても派遣求人ばかり紹介してくる転職エージェントの場合は登録を解除しましょう。
また担当者の問題と感じた場合は、担当者の変更も有効です。
求職者の希望を把握していない、聞いていない転職エージェントは利用しない方が良いでしょう。

派遣以外の求人の探し方は?

おすすめは転職エージェントに探してもらう方法です。
転職エージェントはサイトにない非公開求人を保有しています。
そのため自分で探すより良い条件の求人に出会える可能性が高いのです。

派遣を除外して求人検索はできるの?

結論として、除外することは難しい傾向にあります。 例えば無期雇用派遣求人は、派遣求人として扱われていないため、「派遣」を除外ワードに設定することができても検索結果に出てきてしまうのです。 また登録型派遣の求人も除外ができないサイトは多く存在します。 しかし、こちらは求人情報のタイトルに【派】と記載がある場合がほとんどですので見分けることは簡単でしょう。

派遣が増えているのはなぜ?

登録型派遣のみならず、無期雇用派遣など派遣求人が増えているのには理由があります。
それは
・コストカットなど企業側の都合
・働き方の多様化
・労働環境の改善
などが挙げられます。
採用コストやリスクなどを考えて派遣社員を選ぶ企業は増えつつあります。
そして以前に比べて正社員以外の働き方も増え、派遣に魅力を感じる人も増えてきたと言えるでしょう。
それは派遣社員や派遣形態の労働環境が改善され、働きやすくなったことと深く関係しています。

派遣の種類は?

派遣社員には、主に以下の種類が存在します。
・無期雇用派遣
・登録型派遣
派遣会社に正社員として雇用され、派遣先で働くのが無期雇用派遣です。
登録型派遣は一般的な派遣形態で、派遣元企業に登録して働きます。

派遣社員から正社員になれる?

可能です。
ですが、ハードルは高いでしょう。
派遣社員から正社員を目指すなら、無期雇用派遣か紹介予定派遣の利用がおすすめです。
紹介予定派遣とは、最長6か月の派遣期間を経てから直接雇用が確実となっている派遣形態のことです。

まとめ

派遣ばかり紹介されることや、派遣求人の詳細について詳しく解説しました。
今転職エージェントに派遣求人ばかり紹介されて困っているという人も、自分に合った転職エージェントや工夫で状況が変わってくるでしょう。
派遣とは決して悪い雇用形態ではありません。もし自分に合っているかもと思えるなら、派遣で働くことも視野に入れるのは有効な場合も。
自分の将来を考えながら、自分に合った転職と自分に合った働き方を見つけてみてください。

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