グラフィックデザイナーへ転職したいと考えている方も少なくないと思います。
自分の理想の転職を叶えるためには転職エージェントを利用することがポイントです。
この記事ではおすすめの転職エージェントやグラフィックデザイナーの転職事情をご紹介します。
ぜひ参考にしてご自身の転職活動に活かしてみてください!
転職実績No.1!誰もが登録すべき転職エージェント
|
|
業界最大級の求人数!スピーディーな転職におすすめ |
|
IT専門のアドバイザーと叶えるスピード転職。エンジニア必見! |
目次
グラフィックデザイナーに関する必須知識
そもそも「グラフィックデザイナーとはなんなのか」よく分かっていない方も少なくないでしょう。
そこでここでは、グラフィックデザイナーに転職する前に知っておきたい必須知識について解説します。
必須知識は主に以下の5つが挙げられます。
・グラフィックデザイナーの仕事内容
・グラフィックデザイナーは未経験からなれるのか
・グラフィックデザイナーの将来性
・グラフィックデザイナーの平均年収
・グラフィックデザイナーに必要なスキル・資格
それでは、それぞれ詳しく解説していきます。
グラフィックデザイナーの仕事内容
グラフィックデザイナーは主に広告代理店や製作会社において、ポスター・店舗看板・フライヤーなどの平面デザインを手がける職業です。
グラフィックデザイナーの中でも「パッケージデザイナー」「ブックデザイナー」「エディトリアルデザイナー」など、業務が細分化されている場合もあり、様々な分野を兼任する場合がほとんどです。
デザイナーは、クライアントが納得するデザインになるまで修正を繰り返したりと根気が必要な職業です。
グラフィックデザイナーは未経験からなれるのか
グラフィックデザイナーは業界未経験でもソフトのスキルやアナログの技術があれば目指せる職種です。
しかし、美大出身の人なども多いので未経験から転職するのはなかなか難しいのが現実です。
近年では紙媒体のデザインは減少傾向にあり、映像やWeb関連のデザインを手がける企業が増えてきたため、今後生き残っていくためには映像やWebの知識は必須となるでしょう。
未経験可の職場でアシスタントなどから実務をしつつ、状況に合わせてWebや映像の勉強をするのが最も効率の良い転職活動と言えるでしょう。
グラフィックデザイナーの将来性
上で言ったように、最近ではポスターではなくデジタルサイネージなどが増加しており、紙媒体は減少傾向にあります。
そのため、デザイン業界で長く生き残っていくためには映像やWebの知識を身につけていかなければならないでしょう。
グラフィックデザイナーは将来的に制作現場を統括し、全責任を負うアートディレクターへステップアップするのが一般的です。
アートディレクターは高年収が期待できる職業ですが、多くの経験が必要な職業なため、積極的に様々なタイプの製作物に携わると良いでしょう。
グラフィックデザイナーの平均年収
グラフィックデザイナーの平均年収は345万円となっています。
以前はデザインの低価格が問題となっていましたが、最近では米国でのスタートアップなどを中心に、最高デザイン責任者を設置する企業も増えてきました。
そのため、グラフィックデザインだけでなく、UI/UXデザインなど幅広いデザイン知識を身につければ高収入も狙える職業だと言えます。
グラフィックデザイナーに必要なスキル・資格
グラフィックデザイナーになるための資格は必須ではありませんが、資格を取得しておくことで転職や業務上で大きなアピールポイントとなるでしょう。
グラフィックデザイナーは実製作に使用するアドビ製品の基本的なスキルに加えて、レイアウトやカラーなどのデザイン知識も必要になる職業です。
資格をまったく持っていないデザイナーも多いですが、取得するなら以下の資格がおすすめです。
取得しておきたい資格
・色彩検定
・アドビ認定アソシエイト(ACA)
・Photoshopクリエイター能力認定試験
・illustratorクリエイター能力認定試験
・DTPエキスパート認証試験
・DTP検定
グラフィックデザイナーにおすすめの転職エージェント3選【未経験者向け】
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、転職支援実績No.1の総合型転職エージェントです。業界に精通したキャリアアドバイザーが求職者の強みや適正を一緒に見つけてキャリアプランを提示してくれます。
公開・非公開求人を含めて、他社と比べて圧倒的な求人数を所有しています。志望業界や業種が決まっておらず、幅広い求人から自分に合う求人を探したいという方におすすめです。
基本情報
運営会社 | 株式会社リクルート |
求人数 | 408,479件 (非公開求人354,101件) |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | 総合型転職エージェント |
公式サイト | リクルートエージェント |
メリット・デメリット
転職支援実績No.1
多数の非公開求人
実績豊富なアドバイザー
充実した転職サポート(転出書類の添削、面接対策、業界・企業情報の提供)
地方の求人も多数あり
転職支援サービスの提供期間は面談から転職先が決まるまでの約3か月が目安
求人紹介が多すぎて選ぶことが大変
利用時のポイント・活用術
登録の際に希望条件を伝える
急ぎでの転職でない場合はサポート期限が無期限のマイナビエージェントと併用する
マスメディアン
マスメディアンは広告系の求人に特化した転職エージェントです。広告業界はデザイナーとも大きく関わる業界のため、グラフィックデザイナーなどを目指している方にもおすすめです。専門知識の豊富なキャリアアドバイザーが多数在籍し、他にはない求人も保有しています。
基本情報
運営会社 | 株式会社マスメディアン |
求人数 | 約5000件 |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | 広告系・デザイナー系特化型転職エージェント |
公式サイト | マスメディアン |
メリット・デメリット
広告・マスコミ業界で最大規模
業界未経験者へのサポートが手厚い
公開求人数が少ない
契約社員、派遣、業務委託も混ざっている
利用時のポイント・活用術
幅広い職種・求人を保有する総合型転職エージェントと併用する
ワークポート
ワークポートは、IT・Web系の求人に強みを持つ転職エージェントです。転職相談をはじめ、書類添削や面接対策などを手厚くサポートしてくれるので、20代の初めての転職や未経験の方におすすめです。
無料登録をすることで、エンジニアスクールで学習することができ、未経験からエンジニアを目指す方にピッタリのサービスです。
基本情報
運営会社 | 株式会社ワークポート |
求人数 | 98,738件 |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | 総合型転職エージェント |
公式サイト | ワークポート |
メリット・デメリット
転職決定人数No.1
転職決定までが早いので転職を急ぐ方におすすめ
大都市エリアに強い
IT業界の求人が多い
ヒアリングが甘めで機械的
高年収求人が少なめ
利用時のポイント・活用術
IT業界で高年収求人を扱うレバテックキャリアも併用する
グラフィックデザイナーにおすすめの転職エージェント4選【スキルアップ】
doda
dodaは、業界最大級の求人数を誇る総合型転職エージェントです。dodaの最大の特徴は、登録することで転職サイトと転職エージェント両方の機能を利用できるところです。
業界や業種、エリア別などの動向に精通したキャリアアドバイザーが専任担当として求職者のサポートをしてくれます。dodaは転職応援コンテンツも充実しているので、情報収集するのにもおすすめです。
基本情報
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
求人数 | 約20万件以上※2023年3月時点、非公開求人を含む |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | 総合型転職エージェント |
公式サイト | doda |
メリット・デメリット
業界最大級の求人数
転職市場に精通した専門スタッフ
企業1社ごとに採用プロジェクト担当1人
詳細な求人検索
転職フェアを多数開催
連絡が遅いことがある(登録からカウンセリングまで2週間程度かかることあり)
アプリが重い
3か月のサポート期限あり
利用時のポイント・活用術
サポート期間が無期限のマイナビエージェントを併用する
レバテックキャリア
レバテックキャリアは、IT・Webエンジニア特化型転職エージェントです。求職者のスキルや経験に合った業界知識が豊富なアドバイザーがサポートしてくれます。また、会社ごとの専任担当者が現場にもヒアリングを実施しているため、リアルな情報を提供してもらうことができます。企業別の面接対策なども行なっており、手厚いサポートを受けたい方におすすめです。
基本情報
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
求人数 | 約22,000件 |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | IT特化型転職エージェント |
公式サイト | レバテックキャリア |
メリット・デメリット
IT・Web業界を知り尽くしたアドバイザー
年7,000回の企業ヒアリングで現場のリアルな情報を常に把握
内定率を上げる企業別の面接対策
スピード内定を目指せる
エンジニア未経験者の求人が少なめ
利用時のポイント・活用術
IT業界未経験者向けの求人が豊富なワークポートなどを利用する
Geekly(ギークリー)
Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。エンジニアやクリエイターなどの業界別に加え、サーバーエンジニアやWebデザイナー、ゲームプロデューサーや3Dモデラーといった細分化された各職種別に専門コンサルタントが在籍しています。スケジュール管理も行ってくれるため、在職しながら転職活動を行いたい方にもおすすめです。
基本情報
運営会社 | 株式会社Geekly |
求人数 | 約23,000件 |
求人対応地域 | 関東(一都三県) |
転職サイトのタイプ | IT特化型転職エージェント |
公式サイト | Geekly(ギークリー) |
メリット・デメリット
IT・Web・ゲーム業界の知見や求人数が豊富
専門コンサルタントが在籍
現職で働きながらスムーズな転職ができる
年収アップを目指せる
首都圏の求人が多め
経験やスキルによっては紹介求人数が少なめ
利用時のポイント・活用術
首都圏以外の求人を確認したい場合は全国のIT系求人を多く扱うレバテックキャリアなどを併用する
マイナビクリエイター
マイナビクリエイターはクリエイター職に特化したIT転職エージェントです。マイナビ独自のコネクションを最大限に活かし、未経験からでもクリエイター職に挑戦することが可能です。担当するアドバイザーがクリエイターやグラフィックデザイナー、エンジニア、Web業界、ゲーム業界の実務経験者という強みを持ち、ポートフォリオの作成ツールも利用可能です。
基本情報
運営会社 | 株式会社マイナビ |
求人数 | 4,605件 |
求人対応地域 | 東京・愛知・大阪・福岡 |
転職サイトのタイプ | デザイナー・クリエイター向け転職エージェント |
公式サイト | マイナビクリエイター |
メリット・デメリット
デザイナー向けサポートが充実
未経験者も利用可能
ポートフォリオ作成のサポートが手厚い
求人が豊富
求人の紹介数は少なめ
アドバイザーの対応が悪い場合もある
利用時のポイント・活用術
複数のエージェントと併用、希望条件を再検討するなどして求人の条件に合うものを探す
グラフィックデザイナーにおすすめの転職サイト5選
Green
Greenは、IT・Web業界に強い転職サイトです。エンジニア・デザイナー・営業・マーケターの求人を中心に仕事案件を多数掲載しています。ベンチャー企業に加え、上場企業や外資系企業への転職も視野に入れることができます。他にも、職場環境などの様々な条件から求人を検索することができます。
基本情報
運営会社 | 株式会社アトラエ |
求人数 | 約27,000件 |
求人対応地域 | 全国、海外 |
転職サイトのタイプ | IT特化型転職サイト |
公式サイト | Green |
メリット・デメリット
人事担当者から直接スカウトが届く
企業と直接連絡がとれる
面接前にカジュアル面談が行える
サポート力はない
地方の求人数が少ない
利用時のポイント・活用術
全国に対応した求人数の多いdodaなどを併用する
公式サイト内の「転職お役立ちガイド」を読み込んで転職ノウハウを手に入れる
エンゲージ
エンゲージは、求人企業数No.1の転職・求人サイトです。中途採用から新卒採用・アルバイト・インターン採用まで幅広く掲載しています。未経験OKの正社員求人特集も行なっており、未経験業種への転職にも使いやすいサービスです。グラフィックデザイナーの求人数は350件程で、対応地域が全国なので地方にお住まいの方にもおすすめです。
基本情報
運営会社 | 株式会社エン・ジャパン |
求人数 | 1,379,201件 (グラフィックデザイナー求人350件) |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | 未経験・グラフィックデザイナー向け求人サイト |
公式サイト | エンゲージ |
メリット・デメリット
企業からのオファーメールが届く
企業の口コミを閲覧できる
信用できない求人がある
利用時のポイント・活用術
信用できる求人を探している人はdodaと併用
リクナビNEXT
リクナビNEXTは、業界最大手のリクルートグループが運営する、全国で求人数が豊富な総合型転職サイトです。10万件以上掲載されている求人は業界・職種の幅が広く、選択肢を広げたい方におすすめです。
またアプリや検索機能が使いやすいため、希望条件が確立している方や転職初心者の方に向いているサービスです。無料会員登録で利用できる「グッドポイント診断」は自己分析に最適なツールです。
基本情報
運営会社 | 株式会社リクルート |
求人数 | 90,876件 (未経験歓迎求人43,650件) |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | 総合型転職サイト |
公式サイト | リクナビNEXT |
メリット・デメリット
求人数が多く、業種・職種の幅も広い
検索機能が使いやすい
無料の自己分析ツール「グッドポイント診断」が便利
希望条件に合わないスカウト・オファーメールが多数届く
地方の求人が少ない
基本的に自力で転職活動を進めるスタイル
利用時のポイント・活用術
転職活動をサポートしてもらえるリクルートエージェントを併用するとよい
マイナビ転職
マイナビ転職は、転職初心者にまず登録してほしい総合型転職サイトです。会員数600万人、月間平均掲載企業数が1万社を超える大型転職サイトで、キーワードや職種から自由に求人を検索できるほか、スカウトサービスを利用することもできます。
就職活動でマイナビを利用した記憶が新しい若者が引き続きマイナビ転職を利用していることも多いようです。業界最大級の「マイナビ転職フェア」は全国各地で頻繁に開催される人気イベントです。
基本情報
運営会社 | 株式会社マイナビ |
求人数 | 25,413件 |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | 総合型転職サイト |
公式サイト | マイナビ転職 |
メリット・デメリット
圧倒的求人数
若者の利用が多く、転職初心者におすすめ
業界最大級の「マイナビ転職フェア」で企業の採用担当と直接話すことができる
外資系やデザイナーなど、求人数の少ない職種・業種がある
希望に合わないスカウトメールが届いてしまう
利用時のポイント・活用術
転職のサポートを受けたい方はマイナビエージェントを併用するとよい
エン転職WOMAN
エン転職WOMANは、エン転職の姉妹サイトで、女性向け求人のみを取り扱っている転職サイトです。エン転職の、「口コミ付きの詳細な求人情報」「面接レポート」といったサービスに加えて、女性の仕事探しをサポートする機能が加わっていることが大きな特徴です。求人は週2回更新されるため、こまめにチェックするようにしましょう。
基本情報
運営会社 | 株式会社エン・ジャパン |
求人数 | 約2,900件 (グラフィックデザイナー求人20件) |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | 女性特化型転職サイト |
公式サイト | エン転職WOMAN |
メリット・デメリット
地方の求人も多い
独占求人も掲載
Webコンテンツが充実
求人数は少なめ
若年層向けの求人が多い
利用時のポイント・活用術
求人数の多いリクルートエージェントを併用する
グラフィックデザイナーの状況別転職エージェントの選び方
おすすめの転職エージェントを紹介してきましたが、「結局どの転職エージェント・サイトを選べばいいのか分からない」と思っている方もいるのではないでしょうか。
そこでここでは、グラフィックデザイナーに転職したい方の状況別の転職エージェントの選び方について解説します。
以下の2つの状況別で解説していきます。
・グラフィックデザイナーがまったくの未経験の場合
・グラフィックデザイナーからキャリアアップ転職をしたい場合
グラフィックデザイナーがまったくの未経験の場合
グラフィックデザイナーが未経験の場合は、求人数が多い総合型エージェントを中心に利用しましょう。
理由は、「選択肢が豊富なため未経験OKの案件が見つかりやすい」「応募書類の添削など転職初心者向けのサポートが充実している」の2つが挙げられます。
未経験からグラフィックデザイナーを目指す場合は、未経験可の求人を効率よく探すためにも求人数を重視し、サポート力も考慮して選びましょう。
グラフィックデザイナーからキャリアアップ転職をしたい場合
グラフィックデザイナーの経験がある場合は、年収アップ率や求人の質を基準に選んでいきましょう。
グラフィックデザイナーのキャリアパスは、アートディレクターやクリエイティブディレクターなど多岐に渡ります。
また、Webのスキルを身につければWeb系の管理職を目指すことも可能なので、選択肢を増やしたい場合は求人数が多いエージェントを利用するのも効果的です。
転職エージェント・サイトを利用する際の注意点
グラフィックデザイナーの転職を成功させるためには転職サイト・エージェントの利用が必須ですが、いくつか注意すべき点があります。
ここでは、転職サイト・エージェントを利用する際の注意点をご紹介します。
注意点は主に以下の3つが挙げられます。
・3社以上を併用しない
・転職に関するサポートは受けられない
・会社では転職サイトを見ない
それでは、それぞれ詳しく解説していきます。
3社以上を併用しない
転職サイト・エージェントを併用するときは、3社以上利用しないことをおすすめします。
併用することは大切ですが、3社以上併用してしまうとどの転職サイトでどの求人を応募したのか分からなくなってしまいます。
そのため、転職サイト・エージェントは3社以上を併用しないようにしましょう。
転職に関するサポートは受けられない
転職サイトは求人を掲載しているだけのサービスなので、転職に関するサポートは受けられません。
逆に転職エージェントでは、無料で求人紹介や面接対策といったサポートを受けられます。
しかし、転職エージェントは自分のペースで転職できないので、「サポートを重視するのか」「自分のペースを重視するのか」で転職サイトと転職エージェントを使い分けましょう。
会社では転職サイトを見ない
転職サイトではスマホ専用のアプリなどが提供されているのですが、会社では転職サイトを見ないように注意してください。
事前に転職することを伝えている場合は問題ないですが、伝えていない場合はバレることで転職を引き止められることが考えられます。
引き止められることでスムーズに転職できる可能性が低くなってしまうので、会社では転職サイトを見ないようにしましょう。
転職エージェントの使い方と流れ
①転職エージェントへの登録 ②面談 ③求人紹介 ④書類選考 ⑤面接選考 ⑥内定 ⑦退職・入社 |
転職エージェントへの登録
まずは気になっている転職エージェントへの登録を行います。
基本的にはWeb上から登録が行えますので、公式ページにて登録を行いましょう。
名前や連絡先に加えて、簡単な経歴や希望を入力する必要がありますが、簡単に登録が可能です。
面談
登録が済んだら、キャリアアドバイザーと面談を行います。
面談で気を付けたいポイントを3つ紹介します。
嘘をつかず正直に話す
スキルやブランクの長さ等、つい見栄を張って嘘をついてしまうこともあるでしょう。
しかしキャリアアドバイザーは面接官ではありません。
少し言いづらいことも包み隠さず全て話ししましょう。
逆に嘘のまま進めると、後で取り返しのつかないことになりかねません。
転職意欲をアピールする
キャリアアドバイザーも人間ですので、求職者の態度によってはやる気に差が出てくることもあるでしょう。
親身にサポートしてもらうためにも「転職する意思が強いこと」をアピールし、本気度を伝えましょう。
すぐに転職しないとなると、キャリアアドバイザーからの優先順位が下がってしまいます。
「転職希望期間は3か月以内」と答えると良いでしょう。
転職の目的を明確化する
転職活動を短い時間で成功させるためには、目的や将来設計を明確にすることが重要です。
特に下記の3つの観点を事前に準備しておきましょう。
・なぜ転職を希望するのか
・転職先に求める条件
・勤めたい職種
求人紹介
面談の内容を基に、担当キャリアアドバイザーから求人を紹介してもらいます。
担当者から提案された求人と、自分の希望する求人にズレがある場合はすぐにその場で言いましょう。
担当者と転職活動での方向性をすり合わせていくことが大切です。
書類選考
紹介された求人が魅力的であれば。応募して書類選考を受けましょう。
転職エージェント利用すると、キャリアアドバイザーが応募書類を添削してくれるという大きな利点があります。
応募先の内情に精通しているため、選考通過率を上げるアドバイスをてもらうことが可能です。
書類添削に合わせて、企業への推薦状も提出してくれます。
転職のプロの目から、求職者の経験やスキル、人柄をアピールしてくれる内容です。
面接選考
書類選考を通過すると、次は面接選考です。
キャリアアドバイザーは応募先企業でよく聞かれる質問を把握していたリ、傾向を理解していたリします。
豊富な知識を活用した面接対策をしっかり受けましょう。
アドバイスをしてもらうなど、キャリアアドバイザーの知見をフルに活用することが面接通過のカギです。
内定
最終面接を通過すると、内定の通知が届きます。
年収交渉や入社日の調整を転職エージェントにお願いするようにしましょう。
面接時に聞きづらかった企業への質問も聞いてもらうことができるので、ある場合は伝えるようにしてください。
退職・入社
在職中に転職活動を行っていた場合、退職の手続きをする必要があります。
現職の退職日と転職先への入社日を上手く調節することが大切です。
双方に不都合が生じないよう、キャリアアドバイザーと連携しながら進めましょう。
転職エージェントを上手く活用する7つのポイント
ここでは、転職エージェントを上手く活用し、転職を成功させるための方法を7つ紹介します。
先程までで紹介してきた方法と重なる部分もありますが、大切なポイントなのでしっかり参考にしてください。
総合型と特化型を複数登録する
転職エージェントの中にも「総合型」と「特化型」があり、状況に合わせて使い分ける必要があります。
総合型:幅広い業界・業種を網羅した転職エージェント
特化型:年代や経験値の状況・業界・職種に特化した転職エージェント
具体的には総合型の中から2~3社、特化型から3~4社程度、合計5~6社に同時登録することがおすすめです。
複数の転職エージェントに登録することで、スムーズな転職活動に繋がります。
サポートを最大限活用する
転職の選考フローには、職務履歴書などによる書類選考や面接が複数回あることも少なくないです。こうした選考を突破して内定を獲得するためにも、適切な対策が必要になってきます。
転職エージェントに登録すると、業界や企業ごとのアドバイザーが手厚くサポートしてくれることが多いです。書類添削や面接練習を積極的にお願いしましょう。
自分が描きたいキャリアに対して、転職市場のプロとしてアドバイスをしてもらえるので、悩みがあるときは積極的に相談してみるのもおすすめです。
自分の希望条件やスキル・経験を明確に伝える
転職エージェントに登録すると、すぐに担当者との面談が入るケースが多いです。
この面談で、自分が希望する条件(給与・休日・勤務地・福利厚生・待遇など)や転職をする目的をしっかり伝えておくことで、後々紹介される求人とのミスマッチを回避することができます。
また、転職の期間や入社希望日を伝えておくと、スムーズに求人を案内してもらえます。
まだ具体的な希望条件や目的が決まっていない方は、現職の不満点や自分の理想から逆算して明確にしてから担当者との面談に臨みましょう。
積極的に情報収集・自己分析を行う
全てエージェントが行ってくれるからといって、受け身の常態でいるのはかえって危険です。キャリアアドバイザーにとって都合の良い求人ばかりを紹介される羽目となってしまいます。
これを防ぐためには、自分から情報を集めて時には取捨選択をすることが重要です。自分でリテラシーを持っておけば、万が一よくない求人を紹介されても断ることができます。
また自己分析はしてもらうだけでなく、自分からしてみましょう。選考対策は担当からのアドバイスだけでなく、自分から行うことで実りあるものになります。転職を成功させるためにも、積極的な姿勢は欠かさず持っておくようにしましょう。
条件面で交渉をしてもらう
キャリアアドバイザーに、年収交渉や制度など条件面での交渉をお願いしましょう。言いにくいかもしれませんが、入社してからでは変えられない場合がほとんどです。
自身の希望条件を明確にして妥協しないためにも、交渉のプロでもある担当に連絡をして交渉をしてもらいましょう。
担当エージェントとこまめに連絡を取り合う
担当エージェントとこまめに連絡を取り合うことは、転職エージェントを活用するうえで重要なポイントです。
キャリアアドバイザーは複数の求職者を同時に担当しています。いい求人情報が入ってきたとき、紹介する順番は連絡を最後に取った日付順であることもあるようです。そのため、何週間も連絡を返していないような求職者にはいい求人が届きません。
また転職活動中に何か変わったことがあれば、すぐに連絡しましょう。そうすることで求職者とエージェントで齟齬のないコミュニケーションをすることに繋がります。
担当者と合わなければすぐに変更を申し出る
担当のキャリアアドバイザーと相性が悪いと感じた場合、すぐに担当者を変更してみましょう。
既に数回やり取りをしていると若干気まずいかもしれませんが、交代はよくあることなので全く問題ありません。
メールや電話一本ですぐに変更することも可能です。担当者との馬が合わないことを正直に伝え、気持ちよく転職活動が進められる担当者に出会えることを望みましょう。
グラフィックデザイナーへの転職に関するよくある質問
最後に、グラフィックデザイナーへの転職に関するよくある質問に答えていきます。
どんな人がグラフィックデザイナーに向いていますか?
当たり前ですが、社会常識のある方です。挨拶、時間を守る、特に締め切りを守ることはとても大切です。
また、常にPCに向けって一日中作業しているようなイメージがありますが、打ち合わせ・プレゼン・スタッフとの共同作業など、コミュニケーションをもっとも必要とされる仕事でもあります。
他にはこだわりは大切にするが頑固ではない人、サービス精神旺盛な人なども向いているでしょう。
グラフィックデザイナーの面接はどのような質問をよくされますか?
グラフィックデザイナーの面接では「趣味や興味のあること、またどうしてそれが好きなのか」という質問がよくされます。
自分が打ち込めたり没頭できるジャンルを持っていることが、その人独自の強みになります。
一方で、何にでも興味を持つ好奇心旺盛さがあるかを知る意図があります。常に世の中の流行や動きなどを感じられているかどうかも大切だからです。
30代未経験でもグラフィックデザイナーになれますか?
やる気と根性があればなることは可能です。
大抵の場合は、美大もしくは専門学校を卒業してから20代でデザイナーになる道がほとんどです。
そのため、そこと比較すると若干不利ではありますが、逆に20代にはない社会経験や職務経験など自分だけの強みは、グラフィックデザインの世界では活きてきます。
まとめ
グラフィックデザイナーに転職したい方は転職エージェントを複数併用することをおすすめします。
この記事の内容を活かして、転職エージェントを利用して転職活動を進めてみてください!