SESはやばい?やめた方がいい理由、対策とおすすめの転職エージェントを解説!

 
 

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転職したいと思ったけど、SESしかない…
SESしかない場合には、どうやって求人を探せば良いの?
ITエンジニアが転職しようとすると、SES企業の多さに驚くことがあります。
なぜならIT企業全体の9割以上が何らかの形でSESに関係しているからです。
そのため、完全にSESをしていない企業を探したり、または自身がSES以外の職種で働ける環境を探すのは、なかなか大変な作業となります。
ここではSESについて徹底解説します。

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目次

SES企業とはどんな企業なの?

SES企業とは、システムの開発・保守・運用をしたいクライアントに、エンジニアを派遣するサービスをおこなう企業のことです。
SES企業とは、
・エンジニアはSES企業(派遣元)に正社員として所属する
・クライアントのオフィスに常駐して開発・保守・運用などを行う
・エンジニアの労働時間に応じて売上が発生する
・「準委任契約」だからクライアントが直接エンジニアに指示命令はできない
・常駐先が変わるたびに客先との事前面談がある(大体3〜5ヶ月ごと)
以上のような特徴があります。

SES企業に就職してはいけない理由5選

SES企業はやめた方がいいといわれてい理由として違法行為が起きやすかったりさまざまな問題点が指摘されていることが挙げられます。
特に以下のようなことが挙げられます。
・偽装請負が横行しやすく長時間残業になりやすくなる
・多重下請け構造で給料があがらない可能性が高い
・炎上しやすい案件に派遣される可能性が高い
・年齢が上がると自主退職を進められることもある
・スキルが身につかず転職しづらくなってしまう

偽装請負が横行しやすく長時間残業になりやすくなる

偽装請負とは、書面上は「請負契約」や「準委任契約」なのに、実態は「派遣契約」のようにクライアントから常駐SEに直接指示をしている状態のことを言います。
そのため、エンジニアの総残業時間がチェックされないまま無茶な残業・休日出勤を求められてしまうことが発生してしまいうことがあります。
もちろん、きちんと派遣契約が結ばれていると、多重派遣の禁止や、勤怠管理の責任はクライアント側が持つ、などの制約がある良心的なクライアントの場合もあります。その場合は上記の例には当てはまらないでしょう。

多重下請け構造で給料があがらない可能性が高い

多重下請け構造とは、システム開発を発注した企業の仕事を受けた会社が、下請けの企業へ仕事を流して利益を得る仕組みのことを言います。
SES企業では3社も4社も間に入り込むことが多く、その分過剰に中間マージンが搾取されてしまいます。
結果として、下請けの人は同じ仕事をしていても低賃金で働かされてしまうことに繋がってしまうのです。
多重下請けはIT業界で起きやすい構造なので、ポジションがどこなのかしっかりと見極めることが大切となります。

炎上しやすい案件に派遣される可能性が高い

そもそもクライアントがSES企業に人材を募集しているということは技術者が足りず、人手が足りないということです。
特に人手が足り無くなるのが「炎上案件」です。
クライアント:炎上案件は人手が足りずSESに任せたい
SES企業:炎上案件は忙しくて稼働時間が増えるから儲かる
という双方の思惑が一致してしまうため、SES企業に回ってくる案件は、そもそも炎上しやすい、または炎上している案件が多いというのも否めません。

年齢が上がると自主退職を進められることもある

IT業界では35歳を超えると、仕事が激減すると言われています。
特に、SESでは常駐先が変わるごとに客先との面談があります。
年齢が上がるほど求められるスキルが高くなる、若手のほうが単価が安く使いやすい、などの理由から、35歳〜40歳くらいから事前面談に通らず派遣先が決まらないということも増える傾向にあります。
常駐先が決まらない場合でも、SEの給与はある程度補填されます。
しかしその時期が長引くと、SES企業から自主退職を求められることもあるようです。
そのため、若手のうちから長く働ける企業を探したほうが良さそうですね。

スキルが身につかず転職しづらくなってしまう

いろんな企業で働く経験を積めるSESですが、
自らスキルアップしていかないと、誰でも対応できる雑務ばかり任されてしまうこともあります。
例えば、
・エクセルファイルの整理をひたすら対応する
・延々とテスター案件しか任されない
・社員のPCを箱詰めする作業ばかりさせられる
といったことも、未経験からSESに入った人が捕まってしまう落とし穴です。
未経験でもなりやすいということは、未経験でもできる雑務を任されてしまいやすいということなのです。
入社前に企業の良し悪しを見極めることが大切となります。

SES企業:やめた方がいい企業と優良企業の見分け方

SESの優良企業を見分ける特徴について4つのポイント紹介していきます。
・協業企業(ビジネスパートナー)を募集している
・勤務先・勤務時間が「客先に準ずる」となっている場合
・社員数の割にオフィス規模が小さい
・未経験者を常に歓迎している

協業企業(ビジネスパートナー)を募集している

協業企業(ビジネスパートナー)とは、お互いにエンジニアを派遣し合うSES企業のことです。
システム開発をしたいクライアントからエンジニア派遣の依頼があった場合、クライアントからSES企業「A社」に派遣の依頼がくる、A社で賄えなかったときは、A社からSES企業「B社」に依頼する、B社でも足りない場合は、B社からSES企業「C社」に募集をかける、という流れになります。
場合によってはA社・B社・C社の上下関係は変わることもありますが、このようなA社とB社、B社とC社の関係を協業と言います。
実はこれは法律で禁止されている多重派遣にも似た構造で、過剰な中間マージンの搾取が問題視されています。
協業企業・ビジネスパートナーはウェブサイト上で募集していることが多いです。
そのため転職候補の企業サイトを確認したり、「会社名+協業企業」などのワードで検索して、募集情報が出てこないか確認するといいでしょう。

勤務先・勤務時間が「客先に準ずる」となっている場合

SES企業のエンジニアは、お客様のオフィスで働きます。
そのため求人情報には具体的な勤務地や時間を書けず、「客先に準ずる」という記載になっています。
また、勤務地に東京23区およびその近郊(埼玉、千葉、神奈川)、本社または東京都内(およびその近郊)など、
都道府県がたくさん記載されていたり、「近郊」というようなざっくりした記載の場合もあります。
これは自社の拠点数が多いのではなく、派遣先である場合もあることを知っておきましょう。

社員数の割にオフィス規模が小さい

SES企業の場合は自社内で仕事をすることがほとんどありません。
そのため、たくさんのエンジニアが所属していても、オフィス自体は小規模のことがあります。
従業員数とオフィス規模が見合っていない場合はSES企業の可能性が高いと言えるでしょう。

未経験者を常に歓迎している

未経験者を常に歓迎しているということは、、SES企業は、エンジニアを派遣するのが仕事であり、プロジェクトを完遂するのが目的ではありません。
つまり、スキルが見合っていなくても派遣できれば売上になるからOKと考える企業も残念ながら少なくありません。
そのため、未経験者OKという言葉には注意が必要と言えるでしょう。

転職エージェントはSES企業ばかり紹介するの?

転職エージェントがSES企業ばかり紹介する理由は以下の通りです。
・そもそもIT企業のほとんどがSES企業
・転職エージェントは人気の無いSES企業に就職させたい
・SES企業は逃げる人が多いから求人が多くなる

そもそもIT企業のほとんどがSES企業

まず知っておいて欲しいことは「客先常駐をしている企業の割合は、IT企業全体の9割を超えている」ということです。
アンケート調査によると、9割にも及ぶIT企業が客先常駐をしています。
このようにそもそもIT企業の9割がSESをしているため、転職エージェントが紹介する企業もSESばかりになるのは当然となります。
そのため転職エージェントがSESばかり紹介するのも無理はないです。

転職エージェントは人気の無いSES企業に就職させたい

転職エージェントにSES企業ばかりな理由2つ目は「転職エージェントは人気の無いSES企業に就職させたい」からです。
転職エージェントは転職者を転職させるほどお金を稼げるビジネスです。
多くの転職志願者を転職させようとします。
なるべく人気のないSES企業に転職させることで、多くのマージン(手数料)を企業からもらおうとします。
中には評判の悪い、人気のないSES企業を、良い企業のように見せかけて紹介してくる転職エージェントも存在します。
不人気のSES企業に就職させると、ノルマを達成できるからです。
このように仲介手数料とノルマの実態があるため、転職エージェントは人気のないSES企業ばかり紹介してくるのです。

SES企業は逃げる人が多いから求人が多くなる

SES企業は逃げる人が多く、常に人手不足のため多く求人を出しています。
そのため求人全体の中のSES企業の割合が増えていき、転職エージェントで紹介される求人にSES企業が紛れ込みやすくなります。
SES企業は社員を客先に常駐させて売り上げを得ています。
SES企業は社員(ソルジャー)が多ければ多いほど、売り上げが高くなります。そのためなるべく多くの社員を入社させようとします。
逃げる人が多い割に人手を求めているのがSES企業なのです。
SES企業が常に求人を出しているため、転職エージェント側もSES企業を紹介せざるを終えないのです。

やめた方がいい理由

ここではSES企業に就職するのをやめた方がいい理由について説明します。
以下の理由がやめた方がいい理由となります。
・同期がみんな辞めてしまう。SESが続かない
・「SES使えない」と見下される
・人売りITだから社員は使い捨て

同期がみんな辞める。SESが続かない

SES社員は退職率が多いです。
同期や後輩がSESで続かないので、信頼できる仲間ができにくいため、SESは辞めておいた方がいいです。
辞めていったSES社員の多くが、「しんどかった」「辛かった」「辞めて良かった」という声が上がっているそうです。
周りの社員が皆辞めていくので、頼れる先輩や同期、後輩ができにくくなります。
そのためSES企業には就職しない方が良いです。

「SES使えない」と見下される

SES社員は「SESは使えない」と見下されがちなので注意しましょう。
「SESは使えない」と嫌味を言われたという声が上がっています。
SES社員を見下して、嫌味を言ってくる客先もあるので、おすすめしません。

人売りITだから社員は使い捨て

SESは社員を客先に出向や派遣をさせて、客先企業からお金をもらうビジネスです。
いわゆる人売りITと呼ばれるものです。
SESは自社システムを開発しお金を稼いでいる訳ではなく人を派遣させて稼ぐ商売なので、常に派遣できる人材を求めています。
技術力が無くても派遣さえできれば売上が立つので、社員の技術力は関係なくとにかく量を重視します。
そのため、取りあえず社員を入社させ、派遣。社員が逃げ出せば、また新しい社員を入れればいいので、社員は使い捨てになってしまいます。
エンジニアが逃げれば新しい社員を売り物にしてお金を稼ぐというビジネスモデルなので、SES企業に就職はやめた方がいいでしょう。

SES企業ばかり紹介される求職者の特徴

SES企業ばかり紹介される求職者の特徴として以下のようなことが挙げられます。
・経験が浅い
・スキル不足

経験が浅い

SES企業ではないITエンジニアになるためには、ある程度経験があるエンジニアが優遇されます。
SES企業ではない場合ですと、どうしても実務経験がある経験者が求められるためです。
一方で、SES企業では未経験者でも歓迎している求人も多いです。
そのため、どうしてもSES企業の求人が多くなってしまいます。

スキル不足

ある程度経験年数がある場合でも、スキルが不足しているエンジニアはSES求人を探すことになってしまいます。
それでも、どうしてもSES以外のITエンジニアになりたいのなら、今の職場で、他の現場でも通用するスキルを磨いてから転職活動をすることになります。
または、SES企業でも良質な企業は存在していますので、そういった企業を探すことになります。
SESは全てブラックというわけではありません。
そのため、良く見極めていくとよいでしょう。

SES企業のないIT企業に就職する方法

SES企業でない企業に就職する方法を紹介します。
9割のIT企業は客先常駐・SESを行っています。そのため、ただ漫然と転職活動をすると、SES企業に入社してしまいます。
そうならないために、SES、客先常駐の無いIT企業に就職する方法を知っておきましょう。
SESや客先常駐のないIT企業に就職する方法は以下の2つです。
・社内SE専門の転職サイトを利用する
・客先常駐、SES企業の特徴を知る

社内SE専門の転職サイトを利用する

SES、客先常駐のないIT企業に就職する方法は、「社内SE・自社開発特化の転職サイトを利用すること」です。
社内SE特化の転職サイトを利用すれば、SES企業の求人が排除されているので安心です。
そもそも求人の中にSESをしている企業が無いから確実に社内SEに転職できます。
社内SE特化の転職サイトを利用すれば、SES企業が排除されているため、SES企業に転職したくない人でも安心して社内SE、自社開発企業に就職できます。

客先常駐、SES企業の特徴を知る

客先常駐、SES企業の特徴を知っておけばSES企業を回避できます。
客先常駐のあるIT企業の特徴は以下の通りとなります。
・「未経験大歓迎」「未経験から成長」「育成力に自信あり」は大体客先常駐
・みなし残業がついている
・求人の勤務地があいまい
・取引先が大手SIerばかり
・従業員が多い癖にオフィスが狭い
・自社製品・自社サービスがないIT企業
・小さい割に大企業をたくさん載せてる会社を避ける
上記の客先常駐がある企業の特徴を知っておけば、事前にSES企業を回避できます。求人情報や会社の雰囲気などでSES企業か否か判断できるので、客先常駐がある企業の特徴をしっかり押さえるとよいでしょう。

SES以外の求人が多い転職エージェント

おすすめの転職エージェント、未経験者・経験者向けそれぞれに分けて紹介します。

経験者向け

ここではエンジニア経験者向けに、SES以外の求人も扱っているIT転職エージェントを紹介します。

Geekly(ギークリー)


Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。エンジニアやクリエイターなどの業界別に加え、サーバーエンジニアやWebデザイナー、ゲームプロデューサーや3Dモデラーといった細分化された各職種別に専門コンサルタントが在籍しています。スケジュール管理も行ってくれるため、在職しながら転職活動を行いたい方にもおすすめです。
基本情報

運営会社 株式会社Geekly
求人数 約23,000件
求人対応地域 関東(一都三県)
転職サイトのタイプ IT特化型転職エージェント
公式サイト Geekly(ギークリー)

メリット・デメリット
IT・Web・ゲーム業界の知見や求人数が豊富
専門コンサルタントが在籍
現職で働きながらスムーズな転職ができる
年収アップを目指せる

首都圏の求人が多め
経験やスキルによっては紹介求人数が少なめ
利用時のポイント・活用術
首都圏以外の求人を確認したい場合は全国のIT系求人を多く扱うレバテックキャリアなどを併用する

レバテックキャリア

レバテックキャリアは、IT・Webエンジニア特化型転職エージェントです。求職者のスキルや経験に合った業界知識が豊富なアドバイザーがサポートしてくれます。また、会社ごとの専任担当者が現場にもヒアリングを実施しているため、リアルな情報を提供してもらうことができます。企業別の面接対策なども行なっており、手厚いサポートを受けたい方におすすめです。
基本情報

運営会社 レバレジーズ株式会社
求人数 約22,000件
求人対応地域 全国
転職サイトのタイプ IT特化型転職エージェント
公式サイト レバテックキャリア

メリット・デメリット
IT・Web業界を知り尽くしたアドバイザー
年7,000回の企業ヒアリングで現場のリアルな情報を常に把握
内定率を上げる企業別の面接対策
スピード内定を目指せる

エンジニア未経験者の求人が少なめ
利用時のポイント・活用術
IT業界未経験者向けの求人が豊富なワークポートなどを利用する

マイナビITエージェント

マイナビITエージェントではIT・Webエンジニア向けの転職サービスです。IT・Webエンジニアの転職を熟知した専任のアドバイザーがいるため、手厚いサポートを受けることができます。マイナビエージェントと保有している求人情報も共有しているため、IT職種の求人だけでなく、他職種の可能性も広げてみたいという方にもおすすめです。
基本情報

運営会社 株式会社マイナビ
求人数 約25,000件
※SE・システムエンジニア
(IT/通信/インターネット)の求人
※非公開求人含む
求人対応地域 全国、海外
転職サイトのタイプ IT特化型転職エージェント
公式サイト マイナビITエージェント

メリット・デメリット
IT・Web業界の転職事情に詳しいキャリアアドバイザー
経験職種・志望企業に合わせた応募書類添削・面接対策
IT・Webエンジニア向けの年収診断機能あり

全国の求人を扱っているものの地方の求人は少なめ
担当者の質にばらつきあり
利用時のポイント・活用術
地方の求人も探したい方はdodaなどを併用する

未経験者向け

ここでは、未経験エンジニア向けのIT転職エージェントを紹介します。

ウズカレIT

ウズカレITはITエンジニアの転職に特化した転職エージェントで、未経験からITエンジニアを目指す人におすすめです。完全未経験からITエンジニアへの転職が可能で、既卒・第二新卒・フリーター・ニートの方、20代の方を対象に内定率83%を達成し、定着率も93%以上という安心のサービスです。選考企業毎にカスタマイズされた面接対策や、就職サポートのみならずIT学習のサポートも受けられるため、IT転職・就職を目指す20代は必見のサービスです。
基本情報

運営会社 株式会社UZUZ
求人数 非公開
求人対応地域 全国
転職サイトのタイプ IT特化型転職エージェント
公式サイト ウズカレIT

メリット・デメリット

ベンチャーから有名大手まで扱いあり
企業とのマッチ率の高さ
サポート期間は無期限
講義動画無料

大幅な年収アップには適していない
紹介される企業が少ない
求人数があまり多くない
利用時のポイント・活用術
キャリアアップを狙う方は他の転職エージェントの併用や利用をする

@PRO人

@PRO人(アットプロジン)は、キャリア相談の品質が高いIT転職エージェント。5年・10年先までを考え、中長期で働き続けられる優良企業を紹介してくれるため長く働きたい人におすすめです。
基本情報

運営会社 株式会社エスアイイー
求人数 非公開
対応地域 全国
転職サイトのタイプ IT特化型転職エージェント
公式サイト @PRO人

メリット・デメリット
IT業界に特化した求人紹介や転職サポートを受けれる
短絡的な求人紹介をしない
極端な求人提案をしない
面接対策をすることで自信を持って面接に臨める
給与などの条件交渉をしてもらえるので良い条件での転職を目指せる
年収アップした割合82%・ユーザー満足度90%
入社後もフォローを受けることができる
転職を迷っている人も相談や情報収集でも利用が可能

求人数に制限がある
利用時のポイント・活用術
求人数が大手企業に比べ少ないので、大手エージェントも並行して使う

SES企業を避けてIT業界で仕事をするためのポイント

SES以外で働くのにおすすめな、エンジニアのおすすめの仕事について紹介していきます。
SESを避けてIT業界で働くポイント
・自社開発の多いWEB系エンジニアを目指す
・異業種の社内SEを目指す
・フリーランスエンジニアを目指す

自社開発の多いWEB系エンジニアを目指す

自社開発エンジニアとは、文字通り自社内で開発をするエンジニアのことです。
なかでも、WEB系はSNSやショッピングサイトなど、私達が普段利用するようなWEBサイトやサービスを制作する業種です。
大手でいうと、GoogleやYahoo!、サイバーエージェントなどが挙げられます。
WEB系エンジニアに転職するなら、Geekly(ギークリー)に登録しておくと、担当アドバイザーから良い求人を紹介してもらえます。

異業種の社内SEを目指す

異業種企業の社内SEに絞って転職活動するというのもひとつの方法です。
IT以外が本業の情報システム部門での仕事となります。
エンジニアが利益を上げる必要がないので、プレッシャーが少なく安心して働けるのがポイントです。
社内の仲間が働きやすい環境を作る仕事がしたい、納期やノルマに負われる仕事はしたくない、福利厚生が充実した大企業で定年まで働きたい人におすすめです。

フリーランスエンジニアを目指す

フリーランスとしての独立も、スキルが高いエンジニアであれば可能です。
技術のあるフリーランスエンジニアになれば、仕事する時間と場所を決められたり、やりたい仕事ができたり、会社員より高単価で案件が獲得できたりといったように自由に働くことができます。

SES企業ばかりを紹介されない方法

転職エージェントを利用する際に、SESばかり紹介されない方法を紹介します。
・IT特化の転職エージェントを複数使う
・最初にはっきり希望を伝える
・担当を変えてもらう

IT特化の転職エージェントを複数使う

SESばかり紹介されないためには、IT転職エージェントを複数使うようにしましょう。
なぜなら、IT転職エージェントごとに取り扱っている求人は違うからです。
複数のIT転職エージェントを使うと、より多くの求人が見ることができます。
そのエージェントでしか扱っていない独占求人もあるため、広い選択肢を得られるのがメリットです。
また、IT転職エージェントを使う際は、アドバイザーとの相性も重要なポイントとなります。
アドバイザーとの相性が良ければ、あなたの希望を理解してくれるため、スムーズに転職活動が進みます。
相性の良いアドバイザーと出会うためにも、最初に複数のIT転職エージェントに登録して、見極めることが大切です。

最初にはっきりと希望を伝える

IT転職エージェントに登録したら、担当のアドバイザーにはっきりと希望を伝えるようにしましょう。
あいまいに伝えると、アドバイザーもどんな会社が良いのかわからず、的外れな求人しか紹介されません。
ミスマッチを防ぐためにも、最初に自分の希望をはっきり伝えておくとよいでしょう。

担当を変えてもらう

希望と違う求人ばかり紹介されるときは、担当を変えてもらうようにしましょう。
IT転職エージェントに良い求人がたくさんあっても、担当の質が悪ければ転職は成功しません。
また、相性が悪いアドバイザーと無駄なやりとりをしている間に、優良企業の求人がなくなる可能性もあります。
同じIT転職エージェントでも、アドバイザーによって対応は違います。
後悔のないように会社選びをするなら、合わない担当は遠慮せず変えてもらうようにしましょう。

SES企業しか紹介されない場合の対処法

ここではSES企業しか紹介されない場合の対処法を紹介します。

SESのないエージェントを選ぶ

そもそもSESを扱っていない転職エージェントを利用しましょう。
取り扱っている求人は、社内SE案件だけとなると、効率的にSESを避けることができます。
社内SEとして働けば、基本的にはその会社への出社となりますので、SESや客先常駐で摩耗することはなくなります。

転職情報サイトで情報収集する

転職会議などの転職情報サイトへの登録もしておきましょう。「転職エージェント」や「転職サイト」とは少し違ったアプローチの方法となります。
転職会議は企業の現社員・元社員からの「企業への口コミ」や「求人情報」を掲載している転職情報サイトです。
情報量が多く、転職エージェントに掲載されている企業のほとんどが網羅されています。
実際に働いていた人の書き込みが中心ですので、その企業での働き方なども知ることができます。
ただし、こういった企業情報サイトは、やめた人の意見が中心ですので、ネガティブな意見が多いというのは認識しておきましょう。

転職エージェント(キャリアアドバイザー)に聞く

転職エージェントは、数多の求人者・企業を見てきた転職のプロです。
企業の人事部と密に連携を組んで、日々情報収集に当たっています。そのため、入社前から、社内の実情を知ることができます。
企業の人事部に直接聞くことも可能ではありますが、突っ込んだ質問をしすぎると悪い印象を与えかねません。
しかし、キャリアアドバイザーであれば、遠慮なく聞くことができます。
そこで、マイナビ ITエージェントやGeekly(ギークリー)など大手エージェントから登録するのがおすすめです。

まとめ

転職エージェントがSESばかりの理由は以下の通りとなっています。
そもそもIT企業のほとんどがSES企業となります。
また、転職エージェントは人気の無いSES企業に就職させたいという意図があります。
さらに、SES企業は逃げる人が多いから求人が多くあります。
転職エージェントは積極的にSES企業を紹介してくるので注意しましょう。
社内SEや自社開発企業に就職できる転職エージェントもあるので、SESに転職したくない人は社内SEになれるように転職活動を行いましょう。キャリアアドバイザーなどに積極的に自分の希望を言うようにするとよいでしょう。

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