「転職エージェントを利用すると説教されるという噂を聞いたけれど本当?」と不安に思う方も多いと思います。
実際のところ、転職エージェントに説教される可能性はあります。
この記事では説教する人・される人の特徴や、説教されたときの対処法についてご紹介します。
ぜひ今後の転職活動の参考にしてみてください!
業界最大級の求人数!エージェント・サイトとして使える! |
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第二新卒・既卒等全20代におすすめ!オーダーメイドサポートが魅力 |
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経歴に不安がある人におすすめの手厚いサポート |
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キャリアアップを目指すハイクラス向けスカウトサービス |
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転職実績No.1!より多くの求人に出会いたい方におすすめ |
目次
転職エージェントとは?
転職エージェントとは、「人材紹介会社」とも言い換えることができ、採用を検討している企業と、転職を考えている求職者を繋ぐ仲介としての役割を担います。
求職者は転職エージェントに登録すると、専任のキャリアアドバイザーがついたり、転職相談や面接対策、書類の添削等の手厚いサポートを受けられます。
求職者が転職に成功すると、転職エージェントが企業から報酬を得るというビジネスモデルを展開しています。
転職エージェントはしっかり企業から報酬を貰っているので、求職者は安心して、無料で全てのサポートを受けることができます。
担当者はボランティアではないです。真摯に対応してくれないなどのよくない担当者がいる場合は、すぐに変更を申し出て我慢しないようにしましょう。
転職エージェントに登録するメリット・デメリット
転職エージェントに登録するメリット
転職エージェントに登録すると、以下のようなメリットがあります。
非公開求人に応募できる
転職エージェントを利用するメリットとして、限定的に公開されている「非公開求人」に応募することが可能になることが挙げられます。
非公開求人は、応募数が増えてしまうことを避けたい人気企業・大手企業が展開していることが多く、年収も高い傾向にあるのが特徴です。そのため求められるスキルや経験もレベルが高くなりますが、キャリアアドバイザーが適性を判断して紹介してくれるためマッチングがいい求人であることが期待できます。
転職サイトにはない求人、更にはその転職エージェントにしか掲載されていない非公開求人も数多くあるため、複数の転職エージェントに登録して非公開求人を吟味するのも一つの手ですね。
完全無料で利用できる
転職エージェントを利用するメリットとして、キャリア面談や書類添削などのサポート、企業との面倒なやり取りまで完全無料で利用できることが挙げられます。
そうすると、転職エージェントはどこから収益を得ているのか気になるかと思います。このビジネスモデルとして、紹介した企業に求職者が入社すると「紹介料」として企業側から高額の報酬を受け取る仕組みになっています。そのため、求職者はお金を払わずとも転職の手厚いサポートを受けることが可能になっています。
ハイクラス向け転職エージェントなど一部のサービスで有料プランを展開しているものもありますが、基本的に無料で全てのサービスを利用できる媒体が多いです。
キャリアの相談に乗ってもらえる
転職エージェントに登録すると、担当のキャリアアドバイザーが相談に乗ってくれることがメリットになります。
1on1の面談で今までの経験やキャリアから希望する業界・職種、今後のキャリアプランについて相談することで、自分にぴったりの求人を紹介してもらえます。
そもそも転職自体を迷っている方も安心してください。転職のプロに直接相談することで、自身の強みや転職を検討する理由が明確になって転職しない方が自分にとっていい選択だと分かる場合もあります。
家族や友人、同僚に話しにくいプライベートな内容なので、第三者としてエージェントを活用するものOKです。
書類添削や面接対策など選考サポートが手厚い
転職エージェントを利用することで、自分一人では難しい書類の添削や面接対策などの選考対策をみっちり行うことができます。
転職活動が初めての方は特に、「職務履歴書の書き方が分からない」「書類審査で落とされる」「面接で話すことがない」などの悩みがあるのではないでしょうか。そこで転職エージェントに登録すると、企業の採用ニーズや選考プロセスを熟知したキャリアアドバイザーから客観的な意見をもらいつつ選考対策を徹底することができます。
面談を通じて自身の強みが見つかることで、面接で効率よく自己アピールすることができます。選考対策のサポートを使い倒して、内定率を上げていきましょう。
応募や日程調整・年収交渉など面倒な手続きを任せられる
転職エージェントを利用すると、自分では面倒な応募や言いにくい年収交渉などをすべて代わりに行ってくれます。
例えば転職サイトや企業のホームページから直接応募すると、応募の手続きや面談の日程調整などのやり取りがあります。しかし転職エージェントを利用するとキャリアアドバイザーが仲介してやり取りを行ってくれます。エージェントを挟むことで、「忙しい時間に連絡することにならないか」「失礼のないメールの文章になっているか」などの余計な心配をする必要がなくなり、ストレスもかかりません。
また転職で年収アップを目的にしている方は多いと思いますが、そのカギを握る年収交渉を代わりに行ってもらえるのも便利なポイントです。エージェントは交渉の実績も豊富なので、年収交渉はお任せしましょう。
面接のフィードバックを貰える
転職エージェントを利用すると、企業の採用担当者が自身のことをどう評価したのかフィードバックを聞くことができるのがメリットの1つです。
通常、面接など選考の評価内容は知らされないことがほとんどです。しかし転職エージェントを利用していると、キャリアアドバイザーが採用担当とやり取りをする中で評価内容を聞き出して共有してもらえることもあります。
特に残念ながら不採用となってしまった面接のフィードバックを聞くことで、反省点や改善点を見つけて今後の選考対策に活かすことも可能です。合格した際の評価を聞くことで自信をつけることもできます。
採用担当からのフィードバックを貰える機会は滅多にないです。これを活かして面接の選考通過率を上げましょう。
職場の人間関係などの内情を教えてくれる
転職エージェントを利用すると、入社しないと分からないような人間関係や社風など内部情報を教えてもらえます。
エージェントは今まで培ってきた採用担当者や経営層とのコネを活かして、転職サイトやホームページからは分からない
もっと社員の本音や口コミが知りたい方は、OpenWorkという口コミサイトで企業の実情を確認してみるのもよいでしょう。
退職手続きや入社後のフォローがある
転職エージェントを利用すると、晴れて内定を貰ったあとも退職手続きや入社後活躍するためのフォローなどをしてもらえるというメリットがあります。
初めての転職であれば、もちろん退職も初めてですよね。転職エージェントは転職にまつわる全てのサポートをしているので、退職手続きのフォローもしっかり行ってくれます。
また未経験職種に転職する方など入社後に不安がある方には、入社してから活躍するために気を付けるべきポイントやアドバイスをしてくれます。安心してチャレンジできますね。
転職エージェントに登録するデメリット
転職エージェントに登録した際に生じるデメリットは以下の通りです。
紹介される・応募できる求人に上限がある
転職エージェントを利用して転職活動を行う際、紹介される・応募できる求人に上限があることがデメリットになります。
転職サイトなどと異なり、担当のキャリアアドバイザーが求職者の適性を判断して、合いそうな求人を紹介してもらう形です。そのため希望する業界・職種に片っ端から応募することなどは不可能ですし、自分で求人情報を比較することもできません。
「選考に対して不安があり応募数を増やしたい」「早く転職活動を終わらるためにたくさん受けたい」と考えている方は、一度担当者に自身の希望条件や悩みを伝えてみましょう。
また応募数を増やしたいときは、自身で求人を探して応募できる転職サイトとの併用がおすすめです。
担当との相性でサポートの質が左右される
転職エージェントを利用すると、担当者との相性や質によって紹介される求人や転職の成功度合いが左右されるかもしれないデメリットがあります。
担当のキャリアアドバイザーにも得意・不得意があり、また経験や実績も異なります。また話が合うかどうか、対応が遅い、上から目線で対応してくるなど、関わってから分かる実態もあり、事前に避けることは難しいです。
担当との相性が悪いと感じる場合は、すぐに変更を申し出ましょう。
自分のペースで転職活動を進められない
転職エージェントを利用する際、転職活動を急かされることや内定承諾を迫られるなど、自分のペースで転職活動を進められないというデメリットがあります。
エージェントも仕事なので、内定を承諾させて結果を出すことを意識しています。かといって転職をするのはあくまでも自分なので、エージェントの都合に振り回されてしまうのは良くないことです。
内定の承諾有無以外にも、エージェントの自己都合を押し付けてくる人もいるので注意しましょう。
このデメリットを回避するためには、事前に転職活動の期間を伝えておくことが重要です。
サポートを後回しにされることもある
転職意欲が低いとみなされると、転職エージェントからのサポートを後回しにされることがあります。
転職エージェントは転職成功によって報酬を得ているため、転職可能性の高い求職者を優先してサポートする傾向にあります。
ですので、返信が遅い・転職希望時期が決まっていない・転職の目的が不明確であるなど、転職意欲が低いとみなされてしまうような行動・言動はできる限り避けましょう。
サポート期間が決まっていることがある
転職エージェントの中には、サポート期間があらかじめ決まっているものもあります。
そうした場合、転職活動期間の平均が3か月であることから、3か月をサポートの上限を設定していることが多いです。
じっくり検討したい方や転職意欲があまり高くない方は、サポート期間に制限のない転職エージェントを使用するのがよいでしょう。
地方求人が少ない
地方で転職をしたい・Uターン・Iターン転職を考えている方にとって、転職エージェントは地方の求人数が少ないことがデメリットになります。
企業側の視点として、転職エージェントはかなり高額なサービスです。そのため、地方の中小企業や創業間もないベンチャー企業は転職エージェントに登録することが難しいのが現状です。
そのため、地方の求人やベンチャー企業jの求人数は限り少なくなっています。
地方での転職やベンチャー企業への転職は、それぞれに特化したサービスを使用するのが良いでしょう。
むかつく!理不尽に説教してくる転職エージェントの特徴
何も悪いことをしていないのにいきなり説教してくるキャリアアドバイザーがいたら困りますよね。
ここでは理不尽に説教してくるむかつく転職エージェントの特徴についてご紹介します。
上から目線
キャリアアドバイザーの中には「自分は求人を紹介する側だから」という理由で上から目線の態度を取ってくることがあります。
上から目線のキャリアアドバイザーに出会った場合は相手のペースに流されないように気を付けましょう。
もし自分のペースに持ってくることが苦手だと感じた方はキャリアアドバイザーを交代してもらいましょう。
相談しても否定的な回答しか返ってこない
キャリアアドバイザーはこれまでのキャリアから求職者の要望に対して否定的な意見を伝えることがあります。
否定的なことばかり言われてもあまり落ち込みすぎず、「この人は誰にでも否定的な意見を言う人なんだな」と思いながら関わりましょう。
音信不通になる
キャリアアドバイザーは多くの求職者の対応を行っているため、音信不通になってしまうことがあります。
ただしだからと言って放っておいても自分の転職活動を進めることができません。
キャリアアドバイザーから返信が返ってこない場合は転職エージェントの公式ホームページから直接会社に問い合わせをしましょう。
転職を急かしてくる
キャリアアドバイザーは求職者が転職することで、転職先の企業から紹介料をもらうことができます。
そのため利益のために転職を急かしてくる場合があります。
自分のペースで転職活動を進めたいときはキャリアアドバイザーを交代してもらう、または利用する転職エージェントを変えましょう。
キャリアアドバイザーからの電話がしつこい
キャリアアドバイザーは求職者の転職進捗状況が知りたいので週に2~3回電話をしてくることがあります。
電話対応がしつこいと感じた方は事前に電話連絡を控えるように伝えておきましょう。
キャリアアドバイザーからのメールがしつこい
転職エージェントに登録するとキャリアアドバイザーから毎日おすすめの求人などを紹介されます。
メールが多すぎて無視していると本当に大切なメールを見逃してしまうことがあります。
メールの頻度が多すぎると感じた方はメールがあまり来ないように設定する、またはキャリアアドバイザーに連絡を減らすように事前に伝えておきましょう。
興味のない求人を押し付けてくる
キャリアアドバイザーにの中には利益のために求職者の意見を聞かずに全く興味のない求人を押し付けてくることがあります。
もし押しに弱い性格だと感じた方はキャリアアドバイザーを交代してもらいましょう。
企業との連携が取れていない
ほとんどの転職エージェントでは求職者との面談を行うキャリアアドバイザーと企業との連携を行うアドバイザーが異なります。
アドバイザー同士の連携が取れていないと転職した際に事前に聞いていた話とのギャップが大きくなり、希望通りにならない可能性があります。
企業とのミスマッチを減らすためにも絶対条件は強調して伝えておきましょう。
転職エージェントに説教される人の特徴
転職エージェントに説教される場合、転職エージェント利用者に問題があるケースがあります。
ここでは転職エージェントに説教されてしまうような人の特徴をご紹介します。
面接を組んだのに無断キャンセルをする
せっかくキャリアアドバイザーに面接を組んでもらったのに何も言わずにドタキャンしたら説教される可能性は大きいです。
急用が入ってしまった場合、キャンセル連絡だけは絶対に入れましょう。
面談予定をすっぽかす
キャリアアドバイザーは多くの求職者の対応をしているため時間に余裕があるわけではありません。
求職者に面談予定をすっぽかされるとキャリアアドバイザーに悪印象を与えかねません。
転職活動を短期間で進めたい方はキャリアアドバイザーに悪印象を与えないように予定はちゃんと守りましょう。
重要な連絡を無視する
転職エージェントに登録するとキャリアアドバイザーからのメールや電話の連絡がしつこいことがあります。
ただし、しつこいからと言って無視していると大事な連絡に気付かない場合があります。
連絡が一切来ないと転キャリアアドバイザーに職活動に意欲的ではないと判断されて後回しにされることがあります。
転職活動を円滑に進めるためにもこまめに連絡をしましょう。
求人案件の企業とトラブルになる
企業とトラブルになる原因は以下のような理由が挙げられます。
・同じ求人に複数のサイトから応募する
・偽りの経歴を書く
・入社しても出社しない
・企業と直接連絡を取る
・早期に退職する
企業と直接連絡を取ることはルール違反となるので注意しましょう。
転職エージェントが使えないと感じる理由
転職エージェントの中には残念ながら「この人イマイチだな」と感じてしまうようなキャリアアドバイザーが存在します。
ここでは転職エージェントが使えないと感じる理由についてご紹介します。
業界のことを分かっていない
先ほども述べた通り、求職者を担当するアドバイザーと企業を担当するアドバイザーは異なります。
担当者同士の連携が取れていないと求職者に情報がうまく伝わらないことがあります。
正確な情報が伝わて来ない場合は転職エージェント自体を変えてみた方が良いかもしれません。
勝手に応募する
転職エージェントのの中には、転職者本人の意思を確認せずに勝手に応募してしまうというケースがあります。
実際に応募されたことが、不合格通知が届いたことにより知るということが実際に起きています。
こうなる原因として、転職エージェントの社内で、応募等において高い数値目標が掲げられていることが挙げられます。
もし勝手に納得のいかない応募をされてしまったら、退会を考えてもいいかもしれません。
連絡がつかない
・忙しくて連絡が遅れている
・転職者のやる気が感じられない
連絡がつかない原因は上記の2つのケースが考えられます。
どちらにしても、転職者の転職意欲を前面にアピールすることで解決するかもしれません。
自分から積極的に動いていきましょう。
面談の対応が短い
面談の対応が短いと、それだけキャリアアドバイザーに情報を伝えることができません。
面談を早く終了したがっているキャリアアドバイザーに出会った場合は担当者を交代してもらいましょう。
なぜ理不尽に説教してくるの?むかつく転職エージェントがいる理由
「転職エージェントのキャリアアドバイザーに急に叱られて理不尽に感じた」「そもそもなぜ転職エージェントが叱ってくるの?」と思っている方も多いと思います。
ここではなぜ理不尽に説教してくる転職エージェントがいるのかいくつかの原因をご紹介します。
自分の売上に影響するから
転職エージェントによっては会社側からノルマを課されていることがあります。
ノルマを達成するためにも連絡が遅かったり、約束を守らなかったりする求職者がいると説教してくる場合があります。
自分の立場の方が上だと思っているから
キャリアアドバイザーは求職者に求人を紹介する側なので自分の方が偉いと思い込んでいる方もいるようです。
キャリアアドバイザーと求職者のどちらが偉いかどうかは決めることができないので上から目線のキャリアアドバイザーを不快に感じたら担当を変更してもらいましょう。
多くの求職者を担当しているため
キャリアアドバイザー多くの求職者の担当をしています。
そのため時間がない中でサポートをしてくれていることがほとんどです。
それなのに面談をすっぽかしたり、やってこなければならないことをやっていなかったりすると不快に思われてしまうことがあります。
キャリアアドバイザーとしての経験が浅いため
キャリアアドバイザーとしての経験が少ないと様々な状況の人への対応方法がまだ分かっておらず、思うように進まないとつい感情的になってしまうことがあります。
思うようにサポートが受けられないと感じた場合には担当を変更してもらいましょう。
説教してくる転職エージェントの対処方法
転職エージェントが説教してきて困ったとき、どう解決すればよいのでしょうか。
転職エージェントに説教されたときのおすすめの対処法をご紹介します。
担当キャリアアドバイザーを変更してもらう
キャリアアドバイザーを変更したい理由を明確に述べて、担当を代えてもらいましょう。
理由をしっかり伝えないと、新しいキャリアアドバイザーがどのような人がいいのか判断できません。
どんな転職を望んでいるのか、どんなサポートを受けたいのか、はっきり伝えるようにしましょう。
他の転職エージェントを利用する
複数の転職エージェントを利用することで、相性の良いキャリアアドバイザーと出会える可能性が上がります。
担当キャリアアドバイザーの変更を言い出しにくい人にとっても、友好的な手段と言えるでしょう。
また、転職エージェントによって取り扱う求人は異なるので、より魅力的な求人に巡り合えるかもしれません。
キャリアコーチングサービスを利用する
転職エージェントは企業からの成果報酬型でビジネスが成り立っているため、転職者は無料で利用することができます。
その点キャリアコーチングサービスは、相談者からお金を受けとって運営しているサービスです。
そのため、100%相談者と向き合ってキャリアの相談に乗ってくれます。
どうしても転職エージェントに対して不信感が残る場合は、利用を検討してみても良いのではないでしょうか。
転職エージェントを上手に活用する方法
転職エージェントを上手に活用すると時短で転職活動を進めることができます。
おすすめの転職エージェント活用方法についてご紹介します。
総合型と特化型を複数登録する
先程も述べましたが、転職エージェントを複数登録することでメリットがたくさんあります。
紹介してもらえる求人の幅が広がり、媒体ごとのサポート内容を使い分けて選考対策を万全にすることが可能です。
業界横断的に満遍なく求人を掲載している総合型転職エージェントと、業界職種・属性に特化した専門性のある特化型エージェントとを併用してみてください。
サポートを最大限活用する
転職の選考フローには、職務履歴書などによる書類選考や面接が複数回あることも少なくないです。こうした選考を突破して内定を獲得するためにも、適切な対策が必要になってきます。
転職エージェントに登録すると、業界や企業ごとのアドバイザーが手厚くサポートしてくれることが多いです。書類添削や面接練習を積極的にお願いしましょう。
自分が描きたいキャリアに対して、転職市場のプロとしてアドバイスをしてもらえるので、悩みがあるときは積極的に相談してみるのもおすすめです。
自分の希望条件やスキル・経験を明確に伝える
転職エージェントに登録すると、すぐに担当者との面談が入るケースが多いです。
この面談で、自分が希望する条件(給与・休日・勤務地・福利厚生・待遇など)や転職をする目的をしっかり伝えておくことで、後々紹介される求人とのミスマッチを回避することができます。
また、転職の期間や入社希望日を伝えておくと、スムーズに求人を案内してもらえます。
まだ具体的な希望条件や目的が決まっていない方は、現職の不満点や自分の理想から逆算して明確にしてから担当者との面談に臨みましょう。
積極的に情報収集・自己分析を行う
全てエージェントが行ってくれるからといって、受け身の常態でいるのはかえって危険です。キャリアアドバイザーにとって都合の良い求人ばかりを紹介される羽目となってしまいます。
これを防ぐためには、自分から情報を集めて時には取捨選択をすることが重要です。自分でリテラシーを持っておけば、万が一よくない求人を紹介されても断ることができます。
また自己分析はしてもらうだけでなく、自分からしてみましょう。選考対策は担当からのアドバイスだけでなく、自分から行うことで実りあるものになります。転職を成功させるためにも、積極的な姿勢は欠かさず持っておくようにしましょう。
条件面で交渉してもらう
キャリアアドバイザーに、年収交渉や制度など条件面での交渉をお願いしましょう。言いにくいかもしれませんが、入社してからでは変えられない場合がほとんどです。
自身の希望条件を明確にして妥協しないためにも、交渉のプロでもある担当に連絡をして交渉をしてもらいましょう。
担当エージェントとこまめに連絡を取り合う
担当エージェントとこまめに連絡を取り合うことは、転職エージェントを活用するうえで重要なポイントです。
キャリアアドバイザーは複数の求職者を同時に担当しています。いい求人情報が入ってきたとき、紹介する順番は連絡を最後に取った日付順であることもあるようです。そのため、何週間も連絡を返していないような求職者にはいい求人が届きません。
また転職活動中に何か変わったことがあれば、すぐに連絡しましょう。そうすることで求職者とエージェントで齟齬のないコミュニケーションをすることに繋がります。
担当者と合わなければすぐに変更を申し出る
担当のキャリアアドバイザーと相性が悪いと感じた場合、すぐに担当者を変更してみましょう。
既に数回やり取りをしていると若干気まずいかもしれませんが、交代はよくあることなので全く問題ありません。
メールや電話一本ですぐに変更することも可能です。担当者との馬が合わないことを正直に伝え、気持ちよく転職活動が進められる担当者に出会えることを望みましょう。
転職エージェント内にブラックリストがある!載らないための対処法
「転職エージェントにブラックリストがある」という噂を耳にしたことがある方もいると思います。
実際にブラックリストは存在するのでしょうか。
ここでは転職エージェントのブラックリストについてのリアルな情報をご紹介します。
転職エージェント内にはブラックリストがある
採用活動をしている企業同士が転職者情報を共有することを禁止する法律があるため、企業側にはそのようなブラックリストは存在しません。
ただし転職エージェント内ではブラックリストを共有している場合があるのです。
ブラックリストに載ってしまう人の特徴
ブラックリストに載っている人には以下のような特徴があります。
・反社会勢力とつながっている
・キャリアアドバイザーの信頼を失うような言動をする(面談を無断キャンセルするなど)
・SNSで転職エージェントに関する愚痴を書いている
・嘘の履歴書を作る
ブラックリストに載らないための対処法
転職エージェントのブラックリストに載らないためにはキャリアアドバイザーに失礼になるような態度を取らないように気を付けることが大切です。
初回の面接でドタキャンしたり、企業の面接を無断でキャンセルしたりしないようにすれば基本的にブラックリストに載ることはありません。
説教なし!おすすめ総合型転職エージェント
説教するようなキャリアアドバイザーがいないおすすめの転職エージェントについてご紹介します。
「ここに登録しておけば大丈夫!」という転職エージェントなのでぜひ参考にしてみてください。
doda
dodaは、業界最大級の求人数を誇る総合型転職エージェントです。dodaの最大の特徴は、登録することで転職サイトと転職エージェント両方の機能を利用できるところです。業界や業種、エリア別などの動向に精通したキャリアアドバイザーが専任担当として求職者のサポートをしてくれます。dodaは転職応援コンテンツも充実しているので、情報収集するのにもおすすめです。
基本情報
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
求人数 | 約20万件以上※2023年3月時点、非公開求人を含む |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | 総合型転職エージェント |
公式サイト | doda |
メリット・デメリット
業界最大級の求人数
転職市場に精通した専門スタッフ
企業1社ごとに採用プロジェクト担当1人
詳細な求人検索
転職フェアを多数開催
連絡が遅いことがある(登録からカウンセリングまで2週間程度かかることあり)
アプリが重い
3か月のサポート期限あり
利用時のポイント・活用術
サポート期間が無期限のマイナビエージェントを併用する
UZUZ
UZUZは、第二新卒・既卒・フリーター・ニートを含む全20代の就職・転職に特化したサービスです。ブラック企業に関する独自のデータベースを所持しているため、厳選して選んだ企業のみを紹介してもらうことができます。現在メディアにも多数掲載されるサービスです。オーダーメイドの丁寧な対応に定評があります。
基本情報
運営会社 | 株式会社UZUZ |
求人数 | 記載無し |
求人対応地域 | 関東、近畿、東海、その他 |
転職サイトのタイプ | 既卒・第二新卒特化型就職エージェント |
公式サイト | UZUZ |
メリット・デメリット
1on1でオーダーメイド型サポート
入社半年後の定着率94.5%
対応が丁寧である分スピード感は遅め
利用時のポイント・活用術
スピーディーに対応してもらいたい場合は、入社希望日を担当者にあらかじめ伝えておく
ハタラクティブ
ハタラクティブは、スキルや経歴に自信が無いという方に特化した就職・転職サービスです。適正のある求人のみを紹介してくれ、受ける企業1社ごとにしっかりと面接対策を行ってくれるので、たくさんの会社の選考を受ける必要がないということが特長です。はじめての就職や転職の方などが安心して転職活動を行うことができます。
基本情報
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
求人数 | 約5,000件 |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | フリーター・既卒・第二新卒特化型就職エージェント |
公式サイト | ハタラクティブ |
メリット・デメリット
未経験の方向けの求人が豊富
受ける企業に合わせて選考対策
86.5%が大企業に内定
高年収求人、地方の求人が少なめ
利用時のポイント・活用術
首都圏・関西圏以外の求人を探す場合はマイナビエージェントも併用する
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、転職支援実績No.1の総合型転職エージェントです。業界に精通したキャリアアドバイザーが求職者の強みや適正を一緒に見つけてキャリアプランを提示してくれます。
公開・非公開求人を含めて、他社と比べて圧倒的な求人数を所有しています。志望業界や業種が決まっておらず、幅広い求人から自分に合う求人を探したいという方におすすめです。
基本情報
運営会社 | 株式会社リクルート |
求人数 | 408,479件 (非公開求人354,101件) |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | 総合型転職エージェント |
公式サイト | リクルートエージェント |
メリット・デメリット
転職支援実績No.1
多数の非公開求人
実績豊富なアドバイザー
充実した転職サポート(転出書類の添削、面接対策、業界・企業情報の提供)
地方の求人も多数あり
転職支援サービスの提供期間は面談から転職先が決まるまでの約3か月が目安
求人紹介が多すぎて選ぶことが大変
利用時のポイント・活用術
登録の際に希望条件を伝える
急ぎでの転職でない場合はサポート期限が無期限のマイナビエージェントと併用する
マイナビエージェント
マイナビエージェントは、顧客満足度No.1を誇る総合型転職エージェントです。リクルートエージェントと比較すると求人数は劣りますが、首都圏以外の地方求人なども豊富に揃っています。
キャリアアドバイザーは業界ごとの専任制となっており、各職種の転職市場を熟知していることが特長です。また、キャリアアドバイザーとは別に企業担当アドバイザーも在籍しているため、職場の雰囲気など求人票には載っていない実際の情報を得ることができます。初めて転職活動を行う方や地方での転職を考えている方におすすめです。
基本情報
運営会社 | 株式会社マイナビ |
求人数 | 59,826件 (非公開求人13,169件) |
求人対応地域 | 東京、その他 |
転職サイトのタイプ | 総合型転職エージェント |
公式サイト | マイナビエージェント |
メリット・デメリット
キャリアアドバイザーは業界ごとの専任制
企業担当アドバイザーもバックアップ
サポート期限無し
独占求人が豊富
担当者の質にばらつきあり
求人情報に食い違いがあることも
求人紹介の連絡が多い
ハイクラス求人が少なめ
利用時のポイント・活用術
連絡が多いと感じる場合は、求人紹介メールや電話の頻度を減らしてもらうようにお願いする
経験やスキルに自信がある方はハイクラス特化型転職エージェントを併用する
パソナキャリア
パソナキャリアは、企業と転職者のマッチング力と提案力を強みに持つ、ハイクラス向け転職エージェントです。ハイクラスの非公開求人が61.0%ということで、無料登録をすることで多くの非公開求人に出会うことができます。
応募書類の書き方を人事目線でアドバイスしてくれるため、手厚いサポートを求めている方に向いています。
基本情報
運営会社 | 株式会社パソナ |
求人数 | 38,262件 |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | 総合型転職エージェント |
公式サイト | パソナキャリア |
メリット・デメリット
求人の約半数が年収800万円以上のハイクラス求人
独占求人数1,200件以上
業界専任コンサルタントによるキャリアカウンセリング
全国47都道府県に支店あり
大手転職エージェントと比較すると求人数少なめ
求人が都市部に多い
利用時のポイント・活用術
多くの求人を紹介してもらいたい場合はリクルートエージェントなどの大手転職エージェントを併用する
type女性の転職エージェント
type女性の転職エージェントは、18年以上にも渡って女性の転職をサポートしてきた転職エージェントです。女性の転職に強い「女の転職type」を運営しているため、長年の豊富な女性転職にまつわるノウハウを持っています。また、転職活動中の面接のメイクやスーツの身だしなみなどに迷う方も多くいますよね。そういった女性のためのメイクアップサービスを開始し、手厚くサポートしてくれます。
基本情報
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
求人数 | 29,232件 (非公開求人18,559件) |
求人対応地域 | 全国(首都圏中心) |
転職サイトのタイプ | 女性特化型転職エージェント |
公式サイト | type女性の転職エージェント |
メリット・デメリット
年間12,000名以上のキャリアカウンセリングで実績あり
25年以上続いているため独占求人もあり
転職サイト「女の就活type」の情報と合わせた情報を提供
面接メイクアップサービス
地方の転職には向いていない
求人数は少なめ
利用時のポイント・活用術
地方の求人を探している場合は全国各地の求人と女性向けの求人の取り扱いが豊富なdodaを併用する
説教なし!おすすめハイクラス転職エージェント
キャリアアップを目指している方におすすめの転職エージェントをご紹介します。
スカウト機能が付いている転職エージェントもあるのでチェックしてみてください!
JACリクルートメント
JACリクルートメントは、外資系企業や海外進出企業など、グローバル転職のサポートに強みを持っている転職エージェントです。専門的な知識を持つ総勢1,200名のコンサルタントが、求職者のサポートを行ってくれます。求人を紹介するコンサルタントが企業に直接訪問しており、企業の文化や風土など、細かい情報まで提供してもらうことができます。ハイクラス転職を目指している方におすすめです。
基本情報
運営会社 | 株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント |
求人数 | 15,948件 |
求人対応地域 | 全国、海外 |
転職サイトのタイプ | ハイクラス・ミドルクラス特化型転職エージェント |
公式サイト | JACリクルートメント |
メリット・デメリット
外資系企業や海外進出企業など、グローバル転職のサポートに強みあり
年収500万円以上の求人が多い
各業界や職種に特化した総勢約1200名のコンサルタントが所属
非公開求人多数あり
スキルが見合わないと判断されると求人紹介が少ない
担当者の質にばらつきあり
利用時のポイント・活用術
第二新卒や20代後半でスキルに自信がない方は年齢や経験問わず利用しやすいdodaを併用する
ビズリーチ
ビズリーチは、国内最大級のハイクラス求人に特化した転職サービスです。基本機能は無料で利用できますが、有料サービスに登録すると全てのスカウトに返信できるようになるため、企業との出会いを増やすことができます。
1週間無料のお試し期間もあります。高年収を目指しているという方におすすめです。
基本情報
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
求人数 | 122,164件 |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | スカウト型転職サービス |
公式サイト | ビズリーチ |
メリット・デメリット
年収1,000万円以上のハイクラス求人が3分の1以上
導入企業数22,300社(累計)
一定の基準を満たした優秀なヘッドハンター
他の転職サービスでは無い求人にも巡り合える
手厚いサポートはほとんど無し
応募のハードル高め
利用時のポイント・活用術
サポートが手厚いパソナキャリアを併用する
doda X
doda Xは、ヘッドハンティングと求人紹介の2つのサービスがあるハイクラス向け転職サービスです。年収800万前後のハイクラス求人が多数揃っており、無料・登録審査なしなので、気軽に登録することができます。自分に合った進め方でハイクラス転職がしたい方におすすめです。
基本情報
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
求人数 | 54,112件 |
求人対応地域 | 全国、海外 |
転職サイトのタイプ | 総合型ハイクラス転職サービス |
公式サイト | doda X |
メリット・デメリット
管理職を中心に、年収800万前後のハイクラス求人が豊富
ヘッドハンティングサービス、求人紹介サービスの2つがあり、自分に合った方法で進められる
若手にマッチする求人が少ない
ヘッドハンターや担当者によって当たり外れがある
利用時のポイント・活用術
現年収600万以上の方におすすめ
転職エージェント以外のおすすめサービス3選
転職エージェント以外にも転職の際に利用するべきおすすめサービスがあります。
転職エージェントを使用しないで転職する方にぜひ使用してほしいサービスをご紹介します。
ハローワーク
ハローワークとは厚生労働省が運営する無料の総合的雇用サービスです。
サポート力は転職エージェントに比べて劣ってしまいますが地方の求人なので、地方の転職を考えている方は一度利用してみることをおすすめします。
OpenWork
OpenWorkは実際に企業に勤めている人の口コミや年収を聞くことができるサイトです。
1500万件以上の口コミを見ることができます。
社名で検索することができるので求人を出そうか迷っている企業があれば一度調べてみましょう。
転職会議
転職会議は企業の口コミや評判が掲載されているサイトです。
実際にその企業に勤めていた元社員や社員の会社に関する口コミや情報を知ることができます。
様々な条件で探すことができるので、求人を出す分野は決まっているけれど企業は明確に決まっていない方におすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
転職エージェントの中には説教してきたり、上から目線の態度を取ってきたりするキャリアアドバイザーがいます。
もしもそれが親切心から来る態度ではなかったら担当者を変更してもらう、または利用する転職エージェント自体を変更しましょう。