転職エージェントのデメリット・メリットを徹底解説!他の転職方法や活用術も紹介

 
 

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転職エージェントは転職のプロが様々なサポートをしてくれる便利なサービスです。

専任のキャリアアドバイザーが面談を通じて自身に合った求人を紹介してくれる他、選考対策や退職手続きのフォローまで手厚く支援してくれるので、上手く活用すれば転職を成功させるためのカギと言えます。 しかしながら、転職エージェントにはメリットばかりあるように見えて、実はデメリットもいくつか存在しています。口コミや体験談を見てもいい評価だけではないですよね。

この記事では、転職エージェントのデメリットメリットを比較して紹介し、使った方がいい人使わなくていい人の特徴を解説します。転職エージェントに頼らない転職方法から、反対に転職エージェントを活用する方法も紹介しているので、自分に合った方法をこの記事で確かめて、自身の転職を成功させるための準備に役立ててください。 途中でおすすめの転職エージェントも紹介しているので、迷っている方はぜひ参考にしてくださいね。

また、こちらの記事「転職エージェントの評判まとめ!悪い口コミやおすすめの転職エージェントもご紹介」では様々な転職エージェントのリアルな口コミや評判をまとめています。ぜひこちらも併せてご覧ください。

 

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目次

転職エージェントを利用する7つのデメリット

転職エージェントは転職のプロが様々なサポートをしてくれる便利なサービスですが、デメリットも少なからずあります。

転職エージェントの代表的なデメリットは以下の7つが挙げられます。

・応募できる求人に上限がある
・求人情報を気軽に確認できない
・担当者との相性や質によって左右される
・担当者とのやり取りに手間がかかる
・希望と異なる求人を紹介される
・自分のペースで進められない
・地方の求人数が少ない

応募できる求人に上限がある

転職エージェントを利用して転職活動を行う際、応募できる求人に上限があることがデメリットになります。
転職サイトなどと異なり、担当のキャリアアドバイザーが求職者の適性を判断して、合いそうな求人を紹介してもらう形なので、希望する業界・職種に片っ端から応募することなどはできかねます。
「選考に対して不安があり応募数を増やしたい」「早く転職活動を終わらるためにたくさん受けたい」と考えている方は、一度担当者に自身の希望条件や悩みを伝えてみましょう。
また応募数を増やしたい時は、自身で求人を探して応募できる転職サイトとの併用がおすすめです。

求人情報を気軽に確認できない

転職エージェントは、担当のキャリアアドバイザーとの面談を通して、求職者それぞれに合った求人を紹介してくれるサービスです。
そのため、自分で求人情報を比較したくてもできない場合が多いです。

担当者との相性や質によって左右される

転職エージェントを利用すると、担当者との相性や質によって紹介される求人や転職の成功度合いが左右されるかもしれないデメリットがあります。
担当のキャリアアドバイザーにも得意・不得意があり、また経験や実績も異なります。また話が合うかどうか、対応が遅い、上から目線で対応してくるなど、関わってから分かる実態もあり、事前に避けることは難しいです。
担当との相性が悪いと感じる場合は、すぐに変更を申し出ましょう。

担当者とのやり取りに手間がかかる

転職エージェントを利用すると、担当のキャリアアドバイザーからの連絡が頻繁に来るやり取りに手間がかかるというデメリットがあります。
キャリアアドバイザーを通じて企業への応募や日程調整を行うので、こまめな連絡が必要不可欠です。
この際、メールや電話が頻繁に来ることがあり、これを鬱陶しいと思ってしまう方も少なくないようです。
かといって連絡は必須なので、電話をしてほしくない時間や対応可能な時間を事前に伝えておくことで、このデメリットを回避できます。

希望と異なる求人を紹介される

転職エージェントを利用する際、希望条件と異なる求人を紹介されてしますことがデメリットとして挙げられます。
担当のキャリアアドバイザーは、複数の求職者を一人で担当しています。そのため、情報が混じって誤った求人を紹介されることがあります。
間違いは誰にでもありますが、何度も間違いが続く場合は担当者に希望条件を再度伝えましょう。改善されない場合は、すぐに担当の変更を申し出ましょう。

自分のペースで進められない

転職エージェントを利用する際、転職活動を急かされることや内定承諾を迫られるなど、自分のペースで転職活動を進められないというデメリットがあります。
エージェントも仕事なので、内定を承諾させて結果を出すことを意識しています。かといって転職をするのはあくまでも自分なので、エージェントの都合に振り回されてしまうのは良くないことです。
内定の承諾有無以外にも、エージェントの自己都合を押し付けてくる人もいるので注意しましょう。
このデメリットを回避するためには、事前に転職活動の期間を伝えておくことが重要です。

地方の求人数が少ない

地方で転職をしたい・Uターン・Iターン転職を考えている方にとって、転職エージェントは地方の求人数が少ないことがデメリットになります。
企業側の視点として、転職エージェントはかなり高額なサービスです。そのため、地方の中小企業や創業間もないベンチャー企業は転職エージェントに登録することが難しいのが現状です。
そのため、地方の求人やベンチャー企業の求人数は限り少なくなっています。
地方での転職やベンチャー企業への転職は、それぞれに特化したサービスを使用するのがよいでしょう。

転職エージェントを利用する8つのメリット

転職エージェントの利用には先程紹介したような懸念点もありますが、それぞれ対処することが可能です。
また転職エージェントを利用するメリットがデメリットを凌駕するため、基本的にエージェントへの登録はおすすめと言えます。
ここでは、転職エージェントを利用するメリットを8つ紹介・解説していきます。

・完全無料で利用できる
・非公開求人に応募できる
・キャリア相談に乗ってもらえる
・書類添削や面接対策など選考サポートが手厚い
・応募や年収交渉など面倒な手続きを任せられる
・面接のフィードバックを貰える
・退職手続きや入社後のフォローをして貰える
・職場の人間関係などの内情を教えてくれる

完全無料で利用できる

転職エージェントを利用するメリットとして、キャリア面談や書類添削などのサポート、企業との面倒なやり取りまで完全無料で利用できることが挙げられます。 そうすると、転職エージェントはどこから収益を得ているのか気になるかと思います。このビジネスモデルとして、紹介した企業に求職者が入社すると「紹介料」として企業側から高額の報酬を受け取る仕組みになっています。そのため、求職者はお金を払わずとも転職の手厚いサポートを受けることが可能になっています。 ハイクラス向け転職エージェントなど一部のサービスで有料プランを展開しているものもありますが、基本的に無料ですべてのサービスを利用できる媒体が多いです。

非公開求人に応募できる

転職エージェントを利用するメリットとして、限定的に公開されている「非公開求人」に応募することが可能になることが挙げられます。
非公開求人は、応募数が増えてしまうことを避けたい人気企業・大手企業が展開していることが多く、年収も高い傾向にあるのが特徴です。そのため求められるスキルや経験もレベルが高くなりますが、キャリアアドバイザーが適性を判断して紹介してくれるためマッチングがいい求人であることが期待できます。
転職サイトにはない求人、更にはその転職エージェントにしか掲載されていない非公開求人も数多くあるため、複数の転職エージェントに登録して非公開求人を吟味するのも一つの手ですね。

キャリア相談に乗ってもらえる

転職エージェントに登録すると、担当のキャリアアドバイザーが相談に乗ってくれることがメリットになります。
1on1の面談で今までの経験やキャリアから希望する業界・職種、今後のキャリアプランについて相談することで、自分にぴったりの求人を紹介してもらえます。
そもそも転職自体を迷っている方も安心してください。転職のプロに直接相談することで、自身の強みや転職を検討する理由が明確になって転職しない方が自分にとっていい選択だと分かる場合もあります。
家族や友人、同僚に話しにくいプライベートな内容なので、第三者としてエージェントを活用するものOKです。

書類添削や面接対策など選考サポートが手厚い

転職エージェントを利用することで、自分一人では難しい書類の添削面接対策などの選考対策をみっちり行うことができます。
転職活動が初めての方は特に、「職務履歴書の書き方がわからない」「書類審査で落とされる」「面接で話すことがない」などの悩みがあるのではないでしょうか。そこで転職エージェントに登録すると、企業の採用ニーズや選考プロセスを熟知したキャリアアドバイザーから客観的な意見をもらいつつ選考対策を徹底することができます。
面談を通じて自身の強みが見つかることで、面接で効率よく自己アピールすることができます。選考対策のサポートを使い倒して、内定率を上げていきましょう。

応募や年収交渉など面倒な手続きを任せられる

転職エージェントを利用すると、自分では面倒な応募や言いにくい年収交渉などをすべて代わりに行ってくれます。
例えば転職サイトや企業のホームページから直接応募すると、応募の手続きや面談の日程調整などのやり取りがあります。しかし転職エージェントを利用するとキャリアアドバイザーが仲介してやり取りを行ってくれます。エージェントを挟むことで、「忙しい時間に連絡することにならないか」「失礼のないメールの文章になっているか」などの余計な心配をする必要がなくなり、ストレスもかかりません。
また転職で年収アップを目的にしている方は多いと思いますが、そのカギを握る年収交渉を代わりに行ってもらえるのも便利なポイントです。エージェントは交渉の実績も豊富で、中には年収100万円アップを達成することもあるのだとか。

面接のフィードバックをもらえる

転職エージェントを利用すると、企業の採用担当者が自身のことをどう評価したのかフィードバックを聞くことができるのがメリットの一つです。
通常、面接など選考の評価内容は知らされないことがほとんどです。しかし転職エージェントを利用していると、キャリアアドバイザーが採用担当とやり取りをする中で評価内容を聞き出して共有してもらえることもあります。
特に残念ながら不採用となってしまった面接のフィードバックを聞くことで、反省点や改善点を見つけて今後の選考対策に活かすことも可能です。合格した際の評価を聞くことで自信をつけることもできます。
採用担当からのフィードバックをもらえる機会は滅多にないです。これを活かして面接の選考通過率を上げましょう。

退職手続きや入社後のフォローをしてもらえる

転職エージェントを利用すると、晴れて内定を貰ったあとも退職手続き入社後活躍するためのフォローなどをしてもらえるというメリットがあります。
初めての転職であれば、もちろん退職も初めてですよね。転職エージェントは転職にまつわるすべてのサポートをしているので、退職手続きのフォローもしっかり行ってくれます。
また未経験職種に転職する方など入社後に不安がある方には、入社してから活躍するために気を付けるべきポイントやアドバイスをしてくれます。安心してチャレンジできますね。

職場の人間関係などの内情を教えてくれる

転職エージェントを利用すると、入社しないとわからないような人間関係や社風など内部情報を教えてもらえます。
エージェントは今まで培ってきた採用担当者や経営層とのコネを活かして、転職サイトやホームページからはわからないような内部情報を入手しています。
そのため、実際に働く環境とのギャップをなくしてミスマッチの少ない転職活動にすることができます。
もっと社員の本音や口コミが知りたい方は、OpenWorkという口コミサイトで企業の実情を確認してみるのもよいでしょう。

転職エージェントの種類によってメリット・デメリットは異なる!

実は転職エージェントは種類によってメリット・デメリットが異なります。
いわゆる大手の転職エージェントから狭い領域に特化したものまで、それぞれに良い点・悪い点があるのです。
転職エージェントは大きく以下の3つに分けることができます。
大手総合型
業界・職種特化型
年代・属性特化型
ここでは、3つの転職エージェント区分について、それぞれのメリット・デメリットを比較しながら紹介していきます。

【大手総合型】転職エージェントのメリット・デメリット

メリット 幅広い業界・職種の求人を保有 全国各地の求人を取り扱っている
デメリット アドバイザーが全ての求人情報を把握できていないため、表面的な情報提供になりがち

大手総合型の転職エージェントは幅広い業界・職種・地域の求人を全般的に取り扱っているので、数多くの選択肢を比較・検討できることがメリットとして挙げられます。
一方で、担当するキャリアアドバイザーが全ての情報に目を通すことが難しいため、表面的で浅い情報提供になってしまう可能性があります。
特に、dodaリクルートエージェント国内最大級の求人を誇る転職エージェントです。業界や職種の視野を広げるためにも、まずは登録してみることがおすすめです。

【業界・職種特化型】転職エージェントのメリット・デメリット

メリット 特定の業界・職種に関する深い知識を持ったアドバイザーが在籍 大手にはない求人を保有
デメリット 大手に比べて保有する求人数が少ない

業界・職種特化型の転職エージェントは、特定の業界や職種に関して深い知識を持っていたり、経験豊富なキャリアアドバイザーが在籍していることがメリットとして挙げられます。また狭い範囲に特化しているからこそ、大手にはない求人を保有していることが多いです。
一方で、大手よりも求人数が少ないことがデメリットとなります。

例えばIT業界であればレバテックキャリア、コンサルタントへの転職であればアクシスコンサルティングなど、各業界や職種に特化したエージェントがあります。自分が転職したい業界や職種が決まっている方は、よりその分野に特化した転職エージェントを利用することが成功への近道となります。

【年代・属性特化型】転職エージェントのメリット・デメリット

メリット 年代・属性に合わせた手厚いサポートが受けられる
デメリット 自分が望む求人が全くない場合がある

年代・属性特化型の転職エージェントは、20代の第二新卒や既卒・未経験をターゲットにしたUZUZ、 女性の転職に特化したtype女性の転職エージェント、30代40代など管理職経験のある方の転職に特化したランスタッドなどがあります。これらの転職エージェントでは、同じような悩みや不安を抱える求職者に対して手厚いサポートがあることがメリットです。しかしながら自身の属性に合わない転職エージェントを利用してしまうと、全くと言っていいほど希望の求人が見つからない場合があります。自身の属性や年代が当てはまる転職エージェントと、大手総合型転職エージェントの併用がおすすめです。

転職エージェントを使った方がいい人の特徴7選

ここまでで転職エージェントのメリット・デメリットについて解説してきました。
では実際に転職エージェントはどんな人に向いているのでしょうか。
転職エージェントを使った方がいい人の特徴は、以下の7つです。当てはまっている方は転職エージェントの登録を強くおすすめします。

・初めて・ブランクありなど転職に自信がない人
・全ての面倒を任せたい人
・悩みを相談するなど客観的な意見を聞きたい人
・自分にあう求人を効率よく見つけたい人
・内定確率を上げたい人
・現職が忙しくサポートが必須な方
・人間関係などを事前に知っておきたい人

初めて・ブランクありなど転職に自信がない人

「転職活動が初めて」「一度退職してから時間が空いている」「今までのスキルや経験に自信がない」といった方は、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントは、求人探しから選考対策、キャリア形成に関するアドバイスなど、全方位から転職活動サポートをしてくれます。
転職エージェントは、スキルや経験のある高年収向けのサービスに思われがちですが、最近では第二新卒・既卒向けや女性向けなど、求職者の属性に特化したサービスが増えてきており、自分に合った職探しをサポートしてもらえるので、満足度も高いようです。

すべての面倒を任せたい人

転職活動における面倒なことすべてを任せたい方は、転職エージェントを利用すべきです。
転職サイトや企業のホームページから直接応募すると、求人探しから応募書類作成、選考対策や面接日程調整、更には内定後の退職手続きや入社日調整など、企業とやり取りしなければならないことが多数存在します。
一方で転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーが一括して企業とのやり取りを仲介してくれるので、面倒なやり取りを軽減させることができます。
今までの実績から信頼度の高いアドバイスをもらえるので、効率よく転職活動を進められるでしょう。

悩みを相談するなど客観的な意見を聞きたい人

自身のキャリア形成転職をするタイミングなど、転職のプロであるキャリアアドバイザーからの客観的な意見が聞きたい方は、転職エージェントの利用がおすすめです。
自分一人で活動すると、自身の強みが分からなくなったり、焦って転職してミスマッチの多い職場に入ってしまったりと、転職に失敗してしまうリスクを避けることはできません。
また家族や友人に話しにくいことでも、第三者であるキャリアアドバイザーには相談しやすいこともあるでしょう。客観的な意見をすぐに聞ける存在が近くにいることで、自身の進む方向を即座に修正することも可能です。
客観的な意見を取り入れて転職活動を進めたい方は、積極的に転職エージェントに登録してみましょう。

自分に合う求人を効率よく見つけたい人

自分の希望する条件や自身の市場価値に合った、マッチング度の高い求人をスピーディーに見つけたい方は、転職エージェントの利用がおすすめです。
例えば転職サイトを利用すると、自身の希望する職種や勤務地、年収などから絞り込み検索をすることが可能ですが、その中からより詳細な情報を吟味して比較検討をするなどで企業を選んでいくので、非常に時間がかかります。
一方で転職エージェントを利用すると、面談を通じてキャリアアドバイザーに希望条件や自身の強みを知ってもらうことで、自身に合っていそうな求人を厳選して紹介してもらえます。適性を加味して、かつ質の高い求人を紹介してもらえるので、比較検討する時間も圧倒的に短縮されることが期待できます。
忙しい中でも効率よく職探しをしたい方にとっても、転職エージェントの利用はおすすめです。

内定確率を上げたい人

内定確率を上げて転職活動を成功させたい方は、転職エージェントの活用が必須と言えます。
先述の通り、転職エージェントのサポート内容は応募から退職手続きまで幅広いことが多く、中でも書類添削や面接対策など選考プロセスごとの手厚い支援が魅力の一つです。
また一般的に選考の方法や重視している観点は企業ごとに異なりますが、転職のプロであるキャリアアドバイザーは企業ごとの特色や対策方法まで隈なく教えてくれます。
効率よく対策をして内定確率を上げることで、自身が本当に行きたい企業への転職に繋がります。

現職が忙しくサポートが必須な方

現職の仕事をしながら合間を縫って転職活動をしたいと考えている方は、転職エージェントの利用がおすすめです。
普段の仕事と転職活動を両立させることとなると、時間的に余裕もなくハードになりがちです。そうして転職を諦めてしまう方も少なくありません。
転職エージェントは、担当のキャリアアドバイザーが求人紹介や応募手続き、日程調整や年収交渉など、手間がかかる工程をすべて代わりに行ってくれるものなので、時間的・精神的にも余裕が生まれやすいです。
忙しすぎて退職してから転職をしようと考えている方は、できる限り在職中に転職活動を行いましょう。理由として、退職して無職である焦りから条件を妥協したり内定が出やすい企業にとりあえず入社してしまうなどで、転職に失敗してしまう可能性が高まるからです。
転職失敗のリスクを避けるためにも、転職エージェントのサポートを活用して現職との両立を図りましょう。

人間関係などを事前に知っておきたい人

転職したい理由の中でも「職場の人間関係」が占める割合は非常に高いです。こうした職場の内部事情を事前に知っておきたい方は、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントは企業の採用担当者と密にコミュニケーションを取っているため、外部ではなかなか手に入らない内部情報や人間観海などの情報を握っていることも多いようです。今の職場の人間関係に辟易している方や、いわゆる「上司ガチャ」が気にしている方は、転職エージェントを伝って生の声を聞き出してみるとミスマッチを減らせそうですね。
転職サイトなど他の媒体ではこうした情報はわからず、入社してから初めてしることになります。企業の情報収集を充実させるためにも、転職エージェントのコネクションを最大限活用してみましょう。

転職エージェントを使わなくていい人の特徴5選

転職エージェントはメリットが多く、求職者におすすめしたいサービスですが、中には使わなくてもいい人がいます。
以下の5つの特徴に当てはまる方は、一度転職エージェントの利用を検討し直してみてもいいかもしれません。

・紹介を断れない・他人の意見に流されやすい人
・自分のペースで転職活動をしたい人
・行きたい企業がすでに決まっている人
・自己分析や選考対策が自力でできる人
・転職エージェントで何度も失敗したことがある人

紹介を断れない・他人の意見に流されやすい人

紹介やおすすめを断れない人、他の人の意見に流されやすい人は、転職エージェントを使わない方がいいでしょう。
転職エージェントもあくまで仕事なので、希望条件と異なっていても成功報酬の高い求人を優先的に紹介してくることもあり得ます。
失敗しないためにも、転職に関して自分の意見や希望条件を持っているならしっかりと伝えることが重要です。断るのが苦手な人や押しに弱い人、意見に流されやすい人は担当者のいない転職サイトを利用する方がいいかもしれません。

自分のペースで転職活動をしたい人

転職をゆっくりと自分のペースで進めたい方は、転職エージェントを使わない方がいいでしょう。
転職エージェントは効率よく転職活動を進めるノウハウを持っている分、時には早急な内定承諾を提案されることやスピーディーな意思決定が求められることもあります。
そのため、まだ転職自体するかどうか悩んでいる方やじっくりと比較検討をしながら進めたい慎重派の方が転職エージェントを使うと、常に急かされている感覚になり嫌悪感を抱きかねません。
キャリアアドバイザーがサポートをして関わってくれている分、自分の希望通りにすべてことが運ぶと考えない方がよいでしょう。

行きたい企業がすでに決まっている人

行きたい企業転職先が決まっている方は、転職エージェントを使わない方がよいでしょう。
行きたい企業と直接やり取りする方が、手間が省けるからです。登録した転職エージェントが保有する求人の中に志望する企業があるかどうかは分かりません。
情報収集のために転職サイトを登録するのもよいですが、応募以降のやり取りは直接行うのがおすすめです。
また地方の中小企業や創業してからすぐのベンチャー企業、NPO法人など法人系に行きたいと考えている方は、転職エージェントに求人がない可能性が高いので、使わない方がよさそうです。

自己分析や選考対策が自力でできる人

自己分析や選考対策を自力で行える方は、無理に転職エージェントに登録しておかなくても問題ないです。
必要のない対策はかえって時間の無駄になります。選考に関して不安が全くない方やキャリアアドバイザーを仲介せずスピーディーに選考に臨みたい方は直接応募してみるのがおすすめです。

転職エージェントで何度も失敗したことがある人

過去に転職エージェントを利用して何度も失敗したことがある方は、転職エージェントを使わない方がよいでしょう。
担当のキャリアアドバイザーとの相性が悪くて失敗してきた方は、担当の変更を申し出ることで成功する可能性もあります。
しかし一方で、キャリアに著しい問題がある方や理想が高すぎる希望条件を提示しているなどであれば、エージェント側も紹介しにくくなっているかもしれません。
担当者との相性以外で何度も失敗した経験がある方は、転職エージェントに固執せずとも、別の方法での転職をおすすめします。

転職エージェントを使わないと4つのデメリットがある!

転職エージェントを使わない場合、様々な課題が生じてしまいます。転職を成功させるためにも、直面する課題は少ない方がいいですよね。
ここでは、転職エージェントを使わないと発生する4つのデメリットを解説していきます。

・自分に対する客観的な視点を得られない
・希望条件を満たしているか判断しにくい
・企業ごとの選考対策ができない
・年収交渉や日程調整などを自分で行う必要がある

自分に対する客観的な視点を得られない

転職エージェントを使わないデメリットとしてまず挙げられるのは、自分に対して客観的な視点を得られないことです。
企業から採用されるために、まず理解しておくべきなのは自分が他者からどのように見られているかです。今までの経験やスキルはもちろん、自身のポテンシャルや性格がどうであるかを正確に把握することで、初めて的確な自己PRをすることができます。
転職エージェントを利用する場合は、キャリア面談を通じて自己分析を手伝ってもらえるので自己理解がスムーズに進みます。
自己分析ツールなどで見つけるのもよい方法ですが、手っ取り早いのはキャリアアドバイザーとの面談であることを覚えておいてください。

希望条件を満たしているか判断しにくい

転職エージェントを使わないデメリットとして、求人が自分の希望条件を満たしているか判断しにくいことが挙げられます。
求人票には基本的な情報が記載されていますが、数多くの求人でそれらを一つずつ確認するのは骨の折れる作業です。また頑張って情報収集を進めても、人間関係や職場の雰囲気などの内情はわからないことがほとんどです。
一方で転職エージェントは、内部情報に詳しいキャリアアドバイザーが、情報を開示してくれると同時に自身に合った求人をピックアップして紹介してくれるので、スピーディー魅力的な求人に出会うことができます。
また転職エージェントに登録していないと、好待遇が多く集まる非公開求人を紹介してもらえないことも懸念点として挙げられます。非公開求人にはいい条件のものが数多くあるので、自身の理想に近い求人も見つかりやすいです。エージェントを使わないと公開求人しか見ることができず、ライバルが多い選考になる可能性も十分あります。

企業ごとの選考対策ができない

転職エージェントを使わないと。企業ごとの選考対策ができないというデメリットが生じてしまいます。 企業ごとに求める人材や選考方法は異なり、応募するすべての企業に対して自力で対策をすることは不可能に近いです。 転職エージェントを利用すると、長年の実績から得た企業ごとの選考の特色やコツを教えてもらうことに加え、応募書類の添削や面接の練習をしてもらうことも可能です。 選考通過率、内定率を上げるためには、徹底した選考対策はが必要でしょう。

年収交渉や日程調整などを自分で行う必要がある

転職エージェントを使わないデメリットとして、年収交渉や選考の日程調整などをすべて自分で行う必要があることが挙げられます。
言い出しにくい年収交渉や何度もある選考の日程調整などをすべて企業とやり取りするのは疲れてしまいますよね。現職と並行して転職活動を行っている人であればなおさらです。
転職エージェントであれば、担当者が求職者と企業とを仲介してくれるので、面倒なやり取りをすべて受け持ってくれます。こうすることで選考対策や現職の仕事など、必要なものに集中して時間を割くことができるので、効率よく転職活動を進められます。

転職エージェントを使わないで転職する6つの方法

ここまで転職エージェントのメリット・デメリットを紹介してきましたが、結論として転職エージェントを利用することがおすすめです。
しかし、中にはどうしても転職エージェントを使わないで転職活動をしたい方もいるのではないでしょうか。
ここでは、転職エージェントを使わないで転職をする方法を6つ紹介します。併せてメリット・デメリットも紹介するので、ご自身が使いやすいものを選んでみてください。

・転職サイト
・企業ホームページ
・ハローワーク
・採用担当者のSNS
・リファラル採用
・オファーやスカウトを活用する

転職サイト

転職エージェントを使わない転職の方法として、転職サイトがあります。転職エージェントと併用することがおすすめですが、転職サイトだけでも転職は可能です。 メリットとして、無料で利用でき、自分の好きなタイミングで好きな条件で求人を探すことができるため、すぐに転職しなくても問題ないことが挙げられます。 デメリットは、サポートがないこと、職場関係などの内情はわからないことです。また転職サイトごとに異なる応募フォームを記入するなど用意することが面倒に感じる方も多いようです。 転職サイトで情報収集をするのであれば、大手総合転職サイトであるdodaマイナビ転職リクナビNEXTの利用がおすすめです。

企業ホームページ

応募したい企業が既に決まっている方は、企業のホームページから応募することも検討してみてはいかがでしょうか。
直接企業とやりとりすることで、企業への熱意をアピールすることができます。
ただし求人募集がいつあるかは不明確で、自分で求人情報を探す必要があります。
転職エージェントに掲載されていない、地方中小企業や若いベンチャー企業なども企業の採用ページから直接応募することになります。

ハローワーク

転職エージェントを利用しない転職方法として、ハローワーク(公共職業安定所)を使う方法があります。無料で相談でき、書類の添削もしてもらえるので、簡易的なサポートを受けることは可能です。
しかし混雑していることが多く、担当者が毎回変わってしまうので相談しにくいことが懸念点です。

採用担当者のSNS

最近は企業の採用担当者がSNSで発信していることがあり、公式サイトや転職エージェントよりもカジュアルに選考に進むことが可能です。
社風や職場の人間関係など、素直な雰囲気を知ることができます。しかしSNSの募集を行っている企業はごく稀なので、希望条件を優先した転職がしたい方にはおすすめできません。

リファラル採用

応募先の企業に知り合いや友人がいある場合、推薦紹介という形で採用をを行うリファラル採用も手段の一つです。
社員の紹介であるため信頼を得やすく、社内の内部情報をしっかり把握できるのがメリットです。
一方で知り合い・知人の紹介ということもあり、条件が気に入らなかった場合断りにくいことが懸念点となります。

オファーやスカウトを活用する

オファースカウトを活用することも、転職エージェントを利用しない転職活動の方法です。
最近では、自身のプロフィールを記入するとそれを見た企業からオファーやスカウトメールを受け取ることができるサイトがあります。
自分から求人を探しにいく手間が省けるので、現職が忙しい方でも並行して転職活動を進めることができます。
しかし人気企業や有名企業からのオファーは珍しく、希望と異なる職種のスカウトが多いことに注意してください。

転職エージェントの正しい選び方を解説

転職エージェントを使う際、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
ここでは、転職を成功させるために気をつけたい転職エージェントの選び方注意すべきポイントを紹介します。

転職エージェントは大きく分けて2種類ある

転職エージェントと一口に言っても、取り扱う職種や利用してほしい求職者の属性などが異なります。 転職エージェントは大きく、「総合型」と「特化型」に分かれています。

総合型」はいわゆる大手転職エージェントのことで、全業界・全職種の求人を満遍なく掲載しています。基本的なサービスは揃っているので、転職活動をする方に一つは登録しておいてほしいマストのサービスです。

特化型」は、ある業界や職種、性別や属性に焦点を当てているので、大手転職エージェントで保持していないニッチな求人情報があったり、業界知識に長けたアドバイザーが適切な指導を行ってくれるものです。志望する業界が決まっている方や、自身の属性に適したサービスがある場合には、総合型サービスと併用して登録することで幅広く情報収集・サポートを受けることができます。

転職初心者は大手転職エージェントを利用しよう

転職を始めて行う方は、大手転職エージェントを利用することがおすすめです。
大手であれば、掲載されている求人数が多く、サポート実績も豊富であるため、転職活動の全体観を掴みやすいというメリットがあります。
中小企業が運営するエージェントのサポートも手厚いものが多いですが、サポート実績や掲載求人の規模はやはり大手が勝っています。
不安をなくすためにも、まずは大手総合エージェントに登録してみましょう。

複数の転職エージェントを併用するのがおすすめ

転職エージェントには大きく分けて2種類あること、転職初心者の方は大手エージェントの利用がおすすめであることを解説してきました。 結論、転職エージェントは複数登録をすることが大切です。一つのエージェントでできないことがあっても、他のエージェントを利用することでカバーすることができます。 おすすめの登録方法は、総合型と特化型を1~2社ずつ登録し、合わせて3~4社の転職エージェントの併用です。複数登録することで抜け漏れなくサービスを利用することができます。

おすすめの転職エージェントを総合型・特化型で分けて紹介

ここで「総合型」と「特化型」のそれぞれでおすすめの転職エージェントを紹介します。それぞれ違ったメリット・デメリットがあるので、比較して自分に合ったものを登録してみてください。

総合型転職エージェントのおすすめ3選

総合型転職エージェントのおすすめは以下の3種類です。
doda
リクルートエージェント
マイナビエージェント
総合型は少なくとも1社登録して、転職における視野を広げてみましょう。

doda

dodaは、業界最大級の求人数を誇る総合型転職エージェントです。dodaの最大の特徴は、登録することで転職サイトと転職エージェント両方の機能を利用できるところです。
業界や業種、エリア別などの動向に精通したキャリアアドバイザーが専任担当として求職者のサポートをしてくれます。dodaは転職応援コンテンツも充実しているので、情報収集するのにもおすすめです。
基本情報

運営会社 パーソルキャリア株式会社
求人数 約20万件以上※2023年3月時点、非公開求人を含む
求人対応地域 全国
転職サイトのタイプ 総合型転職エージェント
公式サイト doda

メリット・デメリット
業界最大級の求人数
転職市場に精通した専門スタッフ
企業1社ごとに採用プロジェクト担当1人
詳細な求人検索
転職フェアを多数開催

連絡が遅いことがある(登録からカウンセリングまで2週間程度かかることあり)
アプリが重い
3か月のサポート期限あり
利用時のポイント・活用術
サポート期間が無期限のマイナビエージェントを併用する

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、転職支援実績No.1の総合型転職エージェントです。業界に精通したキャリアアドバイザーが求職者の強みや適正を一緒に見つけてキャリアプランを提示してくれます。
公開・非公開求人を含めて、他社と比べて圧倒的な求人数を所有しています。志望業界や業種が決まっておらず、幅広い求人から自分に合う求人を探したいという方におすすめです。
基本情報

運営会社 株式会社リクルート
求人数 408,479件
(非公開求人354,101件)
求人対応地域 全国
転職サイトのタイプ 総合型転職エージェント
公式サイト リクルートエージェント

メリット・デメリット

転職支援実績No.1
多数の非公開求人
実績豊富なアドバイザー
充実した転職サポート(転出書類の添削、面接対策、業界・企業情報の提供)
地方の求人も多数あり

転職支援サービスの提供期間は面談から転職先が決まるまでの約3か月が目安
求人紹介が多すぎて選ぶことが大変
利用時のポイント・活用術
登録の際に希望条件を伝える
急ぎでの転職でない場合はサポート期限が無期限のマイナビエージェントと併用する

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、顧客満足度No.1を誇る総合型転職エージェントです。リクルートエージェントと比較すると求人数は劣りますが、首都圏以外の地方求人なども豊富に揃っています。
キャリアアドバイザーは業界ごとの専任制となっており、各職種の転職市場を熟知していることが特長です。また、キャリアアドバイザーとは別に企業担当アドバイザーも在籍しているため、職場の雰囲気など求人票には載っていない実際の情報を得ることができます。初めて転職活動を行う方や地方での転職を考えている方におすすめです。
基本情報

運営会社 株式会社マイナビ
求人数 59,826件
(非公開求人13,169件)
求人対応地域 東京、その他
転職サイトのタイプ 総合型転職エージェント
公式サイト マイナビエージェント

メリット・デメリット
キャリアアドバイザーは業界ごとの専任制
企業担当アドバイザーもバックアップ
サポート期限無し
独占求人が豊富

担当者の質にばらつきあり
求人情報に食い違いがあることも
求人紹介の連絡が多い
ハイクラス求人が少なめ
利用時のポイント・活用術
連絡が多いと感じる場合は、求人紹介メールや電話の頻度を減らしてもらうようにお願いする
経験やスキルに自信がある方はハイクラス特化型転職エージェントを併用する

特化型転職エージェントのおすすめ8選

特化型の転職エージェントのおすすめは以下の8社です。

業界・職種・属性 転職エージェント
ハイクラス
フリーター・既卒・第二新卒・未経験
コンサルタント
女性
IT・エンジニア

他にも年代や志望業界、属性ごとに特化している転職エージェントはたくさんあります。
総合型と併せて登録してみてください。

なおこちらの記事『転職エージェントの評判まとめ!悪い口コミやおすすめの転職エージェントもご紹介』で、それぞれの転職エージェントについて評判や口コミを紹介しています。ぜひご覧ください。

ハイクラス特化なら「ビズリーチ」がおすすめ

ビズリーチは、国内最大級のハイクラス求人に特化した転職サービスです。基本機能は無料で利用できますが、有料サービスに登録すると全てのスカウトに返信できるようになるため、企業との出会いを増やすことができます。
1週間無料のお試し期間もあります。高年収を目指しているという方におすすめです。
基本情報

運営会社 株式会社ビズリーチ
求人数 122,164件
求人対応地域 全国
転職サイトのタイプ スカウト型転職サービス
公式サイト ビズリーチ

メリット・デメリット
年収1,000万円以上のハイクラス求人が3分の1以上
導入企業数22,300社(累計)
一定の基準を満たした優秀なヘッドハンター
他の転職サービスでは無い求人にも巡り合える

手厚いサポートはほとんど無し
応募のハードル高め
利用時のポイント・活用術
サポートが手厚いパソナキャリアを併用する

 

ハイクラス特化なら「JACリクルートメント」がおすすめ

JACリクルートメントは、外資系企業や海外進出企業など、グローバル転職のサポートに強みを持っている転職エージェントです。専門的な知識を持つ総勢1,200名のコンサルタントが、求職者のサポートを行ってくれます。求人を紹介するコンサルタントが企業に直接訪問しており、企業の文化や風土など、細かい情報まで提供してもらうことができます。ハイクラス転職を目指している方におすすめです。
基本情報

運営会社 株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント
求人数 15,948件
求人対応地域 全国、海外
転職サイトのタイプ ハイクラス・ミドルクラス特化型転職エージェント
公式サイト JACリクルートメント

メリット・デメリット
外資系企業や海外進出企業など、グローバル転職のサポートに強みあり
年収500万円以上の求人が多い
各業界や職種に特化した総勢約1200名のコンサルタントが所属
非公開求人多数あり

スキルが見合わないと判断されると求人紹介が少ない
担当者の質にばらつきあり
利用時のポイント・活用術
第二新卒や20代後半でスキルに自信がない方は年齢や経験問わず利用しやすいdodaを併用する

フリーター・既卒・第二新卒・未経験なら「UZUZ」がおすすめ

UZUZは、第二新卒・既卒・フリーター・ニートなどの20代の就職に特化した就職・転職サービスです。ブラック企業に関する独自のデータベースを所持しているため、厳選して選んだ企業のみを紹介してもらうことができます。現在メディアにも多数掲載されるサービスです。

基本情報

運営会社 株式会社UZUZ
求人数 記載無し
求人対応地域 関東、近畿、東海、その他
転職サイトのタイプ 既卒・第二新卒特化型就職エージェント
公式サイト UZUZ

メリット・デメリット
1on1でオーダーメイド型サポート
入社半年後の定着率94.5%

対応が丁寧である分スピード感は遅め
利用時のポイント・活用術
スピーディーに対応してもらい場合は、入社希望日を担当者にあらかじめ伝えておく

フリーター・既卒・第二新卒なら「ハタラクティブ」がおすすめ

ハタラクティブは、スキルや経歴に自信が無いという方に特化した就職・転職サービスです。適正のある求人のみを紹介してくれ、受ける企業1社ごとにしっかりと面接対策を行ってくれるので、たくさんの会社の選考を受ける必要がないということが特長です。はじめての就職や転職の方などが安心して転職活動を行うことができます。
基本情報

運営会社 レバレジーズ株式会社
求人数 約5,000件
求人対応地域 全国
転職サイトのタイプ フリーター・既卒・第二新卒特化型就職エージェント
公式サイト ハタラクティブ

メリット・デメリット
未経験の方向けの求人が豊富
受ける企業に合わせて選考対策
86.5%が大企業に内定

高年収求人、地方の求人が少なめ
利用時のポイント・活用術
首都圏・関西圏以外の求人を探す場合はマイナビエージェントも併用する

コンサルタント転職なら「アクシスコンサルティング」がおすすめ

アクシスコンサルティングは、コンサル業界に特化した転職エージェントです。平均サポート期間は3年ということで、長期的に転職を考えている方にもおすすめです。
基本情報

運営会社 アクシスコンサルティング株式会社
求人数 記載無し
求人対応地域 記載無し
転職サイトのタイプ コンサル特化型転職エージェント
公式サイト アクシスコンサルティング

メリット・デメリット
コンサルタントのキャリアパスを熟知
長期的なキャリア支援(平均の支援期間は3年間)
独自の非公開求人が多い(全体の77%)
独立支援やフリーランスへの案件紹介もあり

経験やスキルによっては紹介求人数が少なめ
利用時のポイント・活用術
幅広く求人を紹介してもえるリクルートエージェントなどを併用する

女性特化型なら「type女性の転職エージェント」がおすすめ

type女性の転職エージェントの写真

type女性の転職エージェントは、18年以上にも渡って女性の転職をサポートしてきた転職エージェントです。女性の転職に強い「女の転職type」を運営しているため、長年の豊富な女性転職にまつわるノウハウを持っています。また、転職活動中の面接のメイクやスーツの身だしなみなどに迷う方も多くいますよね。そういった女性のためのメイクアップサービスを開始し、手厚くサポートしてくれます。

運営会社 株式会社キャリアデザインセンター
求人数 10,272件
非公開 18,876件
主な拠点 東京
転職サイトのタイプ 女性特化型転職エージェント
公式サイト type女性の転職エージェント

メリット・デメリット
年間5,000名以上のキャリアカウンセリングで実績あり
18年以上続いているため独占求人もあり
転職サイト「女の就活type」の情報と合わせた情報を提供
面接メイクアップサービス

地方の転職には向いていない
求人数は少なめ

利用時のポイント・活用術
地方の求人を探している場合は全国各地の求人と女性向けの求人の取り扱いが豊富なdodaを併用する

IT業界特化なら「レバテックキャリア」がおすすめ

レバテックキャリアは、IT・Webエンジニア特化型転職エージェントです。求職者のスキルや経験に合った業界知識が豊富なアドバイザーがサポートしてくれます。また、会社ごとの専任担当者が現場にもヒアリングを実施しているため、リアルな情報を提供してもらうことができます。企業別の面接対策なども行なっており、手厚いサポートを受けたい方におすすめです。
基本情報

運営会社 レバレジーズ株式会社
求人数 約22,000件
求人対応地域 全国
転職サイトのタイプ IT特化型転職エージェント
公式サイト レバテックキャリア

メリット・デメリット
IT・Web業界を知り尽くしたアドバイザー
年7,000回の企業ヒアリングで現場のリアルな情報を常に把握
内定率を上げる企業別の面接対策
スピード内定を目指せる

エンジニア未経験者の求人が少なめ
利用時のポイント・活用術
IT業界未経験者向けの求人が豊富なワークポートなどを利用する

転職エージェントを利用する流れ

上記までで、転職エージェントのメリット・デメリット、おすすめのエージェントを紹介してきました。 ここでは、実際に転職エージェントを使用する際の転職の流れを解説していきます。 初めて転職エージェントを活用する方は、流れを把握して上手く活用できるよう準備しておきましょう。

1.転職エージェントに登録する
2.担当のキャリアアドバイザーと面談をする
3.求人紹介・応募・選考対策
4.選考(書類・面接)
5.内定
6.意思決定・年収交渉
7.入社

1.転職エージェントに登録する

ほとんどの転職エージェントは企業からの採用成功報酬で成り立っているため、求職者は完全無料でサービスを利用することができます。
「どれに登録すればいいか分からない!」という方は、先述のおすすめ転職エージェントの中から選んでみて一度登録してみましょう。

2.担当のキャリアアドバイザーと面談をする

転職エージェントは転職サイトと異なり、登録後すぐに担当者が付いて面談をすることになります。
初回の面談は大事で、ここで自身の希望条件や転職の目的を明確に伝えることで後の求人紹介で自身が理想とする求人に近いものを紹介してもらいやすくなります。
この面談でキャリア形成について相談するのもよいでしょう。自身の今までの経験やスキル、強みや弱みについて、客観的な立場から意見を貰えます。

3.求人紹介・応募・選考対策

面談を通して得た情報から、キャリアアドバイザーが自分にある求人を紹介してくれます。
気に入った求人があれば応募したい旨を伝えましょう。面倒な手続きなく、エージェント側で応募・選考の日程調整も行ってくれます。
その後に始まる選考に向けて対策もこのタイミングでしておきましょう。キャリアアドバイザーが企業ごとの選考のコツを教えてくれることがあるので、担当とともに万全の対策をしていきましょう。
特に業界特化型の転職エージェントであれば、業界知識や特有の質問に対しての対策も可能なので、興味がある業界・職種が決まっている方は専門性のある特化型エージェントを活用してみてください。

4.選考(書類・面接)

書類選考や面接を実施する企業が多くありますが、転職エージェントであれば対策可能です。
また面接のフィードバックをもらえることもあるので、どんどんブラッシュアップをして選考通過率を上げていきましょう。

5.内定

すべての選考を通過すると、晴れて内定となります。
内定承諾期限が決まっている企業がほとんどですが、他の企業と比較をして時間がある限りじっくり考えましょう。
この時ダメなエージェントだと承諾を急かしてくることもありますが、大事な決断なので焦りは禁物です。

6.意思決定・年収交渉

入社をしたい旨を伝えてもらったり、自分では言い出しにくい年収交渉をエージェントが代わりに行ってくれるのもこのタイミングです。
年収交渉は特に自分でやりにくいものなので、転職エージェントを利用していれば担当にお任せすることができます。
キャリアアドバイザーも採用年収に応じて報酬が決まる仕組みがあるので、年収を上げようと交渉を頑張ってくれるはずです。

7.入社

すべての手続きが終了して最終的に入社日を決定します。
この際転職エージェントを利用していると、現職の退職手続きや入社後の活躍サポートまで行ってくれることがあります。
最後まで手厚いサポートを受けることができるので、やはりエージェントの活用が転職成功のカギと言えるでしょう。

転職エージェントを上手く活用する方法は7つ!

ここでは、転職エージェントを上手く活用し、転職を成功させるための方法を7つ紹介します。
先程までで紹介してきた方法と重なる部分もありますが、大切なポイントなのでしっかり参考にしてください。

・総合型と特化型を複数登録する
・サポートを最大限活用する
・自分の希望条件やスキル・経験を明確に伝える
・積極的に情報収集・自己分析を行う
・条件面で交渉をしてもらう
・担当エージェントとこまめに連絡を取り合う
・担当者と合わなければすぐに変更を申し出る

総合型と特化型を複数登録する

先程も述べましたが、転職エージェント複数登録することでメリットがたくさんあります。
紹介してもらえる求人の幅が広がり、媒体ごとのサポート内容を使い分けて選考対策を万全にすることが可能です。
業界横断的に満遍なく求人を掲載している総合型転職エージェントと、業界職種・属性に特化した専門性のある特化型エージェントとを併用してみてください。

サポートを最大限活用する

転職の選考フローには、職務履歴書などによる書類選考や面接が複数回あることも少なくないです。こうした選考を突破して内定を獲得するためにも、適切な対策が必要になってきます。
転職エージェントに登録すると、業界や企業ごとのアドバイザーが手厚くサポートしてくれることが多いです。書類添削や面接練習を積極的にお願いしましょう。
自分が描きたいキャリアに対して、転職市場のプロとしてアドバイスをしてもらえるので、悩みがある時は積極的に相談してみるのもおすすめです。

自分の希望条件やスキル・経験を明確に伝える

転職エージェントに登録すると、すぐに担当者との面談が入るケースが多いです。
この面談で、自分が希望する条件(給与・休日・勤務地・福利厚生・待遇など)や転職をする目的をしっかり伝えておくことで、後々紹介される求人とのミスマッチを回避することができます。
また、転職の期間入社希望日を伝えておくと、スムーズに求人を案内してもらえます。
まだ具体的な希望条件や目的が決まっていない方は、現職の不満点や自分の理想から逆算して明確にしてから担当者との面談に臨みましょう。

積極的に情報収集・自己分析を行う

すべてエージェントが行ってくれるからといって、受け身の常態でいるのはかえって危険です。キャリアアドバイザーにとって都合のよい求人ばかりを紹介される羽目となってしまいます。
これを防ぐためには、自分から情報を集めて時には取捨選択をすることが重要です。自分でリテラシーを持っておけば、万が一よくない求人を紹介されても断ることができます。
また自己分析はしてもらうだけでなく、自分からしてみましょう。選考対策は担当からのアドバイスだけでなく、自分から行うことで実りあるものになります。転職を成功させるためにも、積極的な姿勢は欠かさず持っておくようにしましょう。

条件面で交渉をしてもらう

キャリアアドバイザーに、年収交渉制度など条件面での交渉をお願いしましょう。言いにくいかもしれませんが、入社してからでは変えられない場合がほとんどです。
自身の希望条件を明確にして妥協しないためにも、交渉のプロでもある担当に連絡をして交渉をしてもらいましょう。

担当エージェントとこまめに連絡を取り合う

担当エージェントとこまめに連絡を取り合うことは、転職エージェントを活用するうえで重要なポイントです。
キャリアアドバイザーは複数の求職者を同時に担当しています。いい求人情報が入ってきた時、紹介する順番は連絡を最後に取った日付順であることもあるようです。そのため、何週間も連絡を返していないような求職者にはいい求人が届きません。
また転職活動中に何か変わったことがあれば、すぐに連絡しましょう。そうすることで求職者とエージェントで齟齬のないコミュニケーションをすることに繋がります。

担当者と合わなければすぐに変更を申し出る

担当のキャリアアドバイザーと相性が悪いと感じた場合、すぐに担当者を変更してみましょう。
既に数回やり取りをしていると若干気まずいかもしれませんが、交代はよくあることなので全く問題ありません。
メールや電話一本ですぐに変更することも可能です。担当者との馬が合わないことを正直に伝え、気持ちよく転職活動が進められる担当者に出会えることを望みましょう。

転職エージェントに関するよくある質問

転職エージェントの利用に関して、よくある質問をピックアップしました。ぜひ回答を参考にして、自身の転職活動に活かしてください。

・転職エージェントを複数利用するときに気を付けることは?
・担当者を変更したいです。どうすればいい?
・転職エージェントはいつ登録すればいい?
・転職エージェントに面談を断られることはある?対処法は?
・転職サイトも併用するべき?
・転職エージェントが勝手に求人に応募してしまうことはある?
・転職するか迷っていても登録していいの?
・転職エージェントの退会方法は?

転職エージェントを複数利用する時に気を付けることは?

複数のエージェント経由で同じ求人に応募しないように注意しましょう。
この行為は重複応募といわれ、転職エージェントとの信頼関係にひびが入ってしまう他、企業の採用担当者からも「自己管理能力が低い」とみなされたり疑われたりしてしまいます。
同じ企業に何度も応募することで内定率があがると考えるのかもしれませんが、そんなことはないので絶対にやめましょう。

担当者を変更したいです。どうすればいい?

担当アドバイザーと合わない、相性が悪いと感じた場合、2つの対処方法があります。
まず1つ目は、担当者の変更をお願いすることです。変更したい旨を直接伝えるのが難しい場合は、お問い合わせフォームにて連絡することも可能です。
もう1つの方法として、他の転職サイトを活用することです。数多く転職サービスはあるので、一つにこだわる必要はありません。複数のサービスを活用してみましょう。
いずれにせよ、少しでも違和感を感じたら素早く行動して、なるべくロスタイムを減らすことが重要です。

転職エージェントはいつ登録すればいい?

転職活動の平均は3か月、面接は平均3.4社といわれています。 ここから考えられる適切な応募数は、1社内定なら7~8社、2社内定なら15社、3社内定なら23社程度が目安と言えます。 ただし、平均的な転職活動期間はあくまで参考程度にしておくべきです。万が一長期化してしまった時に、焦って終わらせようとすると転職活動は上手くいきません。 「時期を厳密に決めずに、いい求人が合ったら行動する」くらいのスタンスで、長期的にじっくり取り組む方がよいでしょう。 この質問の答えとして、自分が転職したい時期から逆算して3~4か月前から本格的に登録し始めるのがよさそうです。

参考:リクナビNEXT「転職するときの適切な応募数とは?転職成功者の平均応募数・内定率

転職エージェントに面談を断られることはある?対処法は?

総合型転職エージェントであれば、ほとんどの場合断られることはありません。 ただ一部のサービスには、ハイクラス向け年収制限があること、グローバル転職特化型でTOEICスコアなどの規定があることなどもあります。 そういった場合はすぐに他の転職サイト・転職エージェントを利用しましょう。

転職サイトも併用するべき?

情報収集をするためにも、転職サイトの併用はおすすめです。
求人サイトのメリットとして、自ら希望条件を設定して求人を検索できる機能があります。エージェントでは自ら比較検討することはできません。
エージェントで紹介される求人が転職市場で見た時にどういったものなのか、客観的な視点を取り入れるためにも転職サイトの併用はおすすめできます。

転職エージェントが勝手に求人に応募してしまうことはある?

求職者の許可なしに勝手に応募されることはありません
転職エージェントはサービス業なので、双方の信頼のもとで成り立っています。
そのため、信頼を落とすような行為はしないと考えてよいでしょう。
逆に、信頼を落とすような行為をしてくる担当者がいれば、すぐに変更を申し出ましょう。

転職するか迷っていても登録していいの?

はい。転職をするか決めていなくても登録することがおすすめです。
転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーの客観的な視点から自分の市場価値に見合った求人を紹介してもらえます。
そこで紹介された求人が、いわゆる自分の市場価値と同等のものです。これを見て転職したいと思うか、反対に転職しないでいいと思うかの判断をしてもよいでしょう。
終身雇用が保証されない現代において、すぐに転職ができるよう常に自身の市場価値を気にしておくことは重要です。

転職エージェントの退会方法は?

退会方法は2つあります。
1つ目は公式サイトの退会フォームを記入することです。必要事項を入力すると退会できます。
2つ目は担当のキャリアアドバイザーに直接連絡する方法です。お世話になって感謝の気持ちを伝えたい方は後者の方法を選択して、お礼の一言を述べましょう。
反対に、もう担当者と話したくない・気まずいと感じている方は、退会フォームを書いてササっと退会してしまいましょう。

まとめ

いかがでしょうか。転職エージェントにはデメリットもありますが、それを超えるメリットが多数あることが分かります。
転職エージェントを使った方がいい人の特徴に当てはまった方は、おすすめとして紹介した転職エージェントの中から試しに一つ登録してみてください。
メリット・デメリットを理解しておくことでエージェントに頼っていい部分とそうでない部分に見分けがつき、上手く活動できるようになります。転職エージェントの使い方に迷った時にはこの記事を見返して、転職エージェントを上手く使った転職活動にしましょう。

また、転職エージェントはたくさんあり、どれを利用したら良いか分からないという方も多いと思います。こちらの記事「転職エージェントの評判まとめ!悪い口コミやおすすめの転職エージェントもご紹介」では様々なエージェントの評判をまとめているので、ぜひ参考にし、自分に合った転職エージェントを見つけてみてください。

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