リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの違いを比較！評判・口コミやおすすめな人を解説

スカウト型転職サービスとして有名なリクルートダイレクトスカウトとビズリーチですが、違いを比較していく前に、どちらのサービスを使うべきなのかをまとめました。

◎3か月以内に転職したい：併用がおすすめ
◎すぐに転職したいわけではない：リクルートダイレクトスカウトがおすすめ
◎キャリアに比較的自信がある：ビズリーチがおすすめ
この記事ではそれぞれのサービスの仕組みの違いや評判・口コミを比較し、それぞれおすすめな人を解説していきます。

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リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの特徴

まずはじめに、リクルートダイレクトスカウトとビズリーチそれぞれのサービスの特徴をまとめました。

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス求人に特化した転職サービスです。こちらに登録をすると、匿名レジュメを見たヘッドハンター・企業からスカウトを受け取ることができます。スカウト型なので、自分では探せなかった企業との出会いもあるかもしれません。自分のキャリアを活かしながら更に上のポジションを狙っている方や大幅な年収アップを目指しているという方におすすめです。
基本情報

運営会社	株式会社リクルート
求人数	318,757件
求人対応地域	全国
転職サイトのタイプ	スカウト型転職サービス
公式サイト	リクルートダイレクトスカウト

メリット・デメリット
年収800万円〜2,000万円求人多数
登録後はスカウトを待つだけ（ヘッドハンターが代わりに仕事を探す）
企業からの直接スカウトあり

転職のサポートは受けることができない
応募のハードル高め
利用時のポイント・活用術
転職のサポートを受けたい場合はハイクラス転職支援に強いJACリクルートメントを併用する

ビズリーチ

ビズリーチは、国内最大級のハイクラス求人に特化した転職サービスです。基本機能は無料で利用できますが、有料サービスに登録すると全てのスカウトに返信できるようになるため、企業との出会いを増やすことができます。1週間無料のお試し期間もあります。高年収を目指しているという方におすすめです。
基本情報

運営会社	株式会社ビズリーチ
求人数	122,164件
求人対応地域	全国
転職サイトのタイプ	スカウト型転職サービス
公式サイト	ビズリーチ

メリット・デメリット
年収1,000万円以上のハイクラス求人が3分の1以上
導入企業数22,300社（累計）
一定の基準を満たした優秀なヘッドハンター
他の転職サービスでは無い求人にも巡り合える

手厚いサポートはほとんど無し
応募のハードル高め
利用時のポイント・活用術
サポートが手厚いパソナキャリアを併用する

リクルートダイレクトスカウトとビズリーチ違いを一覧で比較

リクルートリクルートダイレクトとビズリーチの違いは以下の通りにになります。

サービス名	リクルートダイレクトスカウト	ビズリーチ
仕組み	スカウト型	スカウト型
料金	無料	無料 （有料サービスあり）
求人数	公開求人：318,757件 非公開求人：非公開	公開求人： 122,164件 非公開求人：非公開
求人の内容	年収800万円〜2,000万円の求人が豊富	年収1,000万円以上のハイクラス求人が3分の1以上
年齢層	20～50代	20～50代
主な対象者	現年収500万円以上	現年収600万円以上
スカウトの種類	・通常スカウト ・Fit Hunterスカウト ・一求入魂スカウト ・顧問求人スカウト ・GOLDスカウト	・通常スカウト ・プラチナスカウト （面談確約スカウト）
求人検索・応募	〇	△(一部の求人は有料会員のみ)
入会審査の有無	✕	〇
ヘッドハンターの指名	〇	✕

細かく見れば二つのサービスに違いはありますが、大きく見ればどちらもハイクラス向けのスカウト型転職サービスという点で似たようなサービスだと言えます。
その他の共通点としては、
・企業からもヘッドハンターからもスカウトが来る
・自分で求人を探すことができる
といった点が挙げられるでしょう。

リクルートダイレクトスカウトとビズリーチのサービスの違いを比較

ここからはリクルートダイレクトスカウトとビズリーチのサービスの違いを細かく解説していきます。

料金

サービス名	リクルートダイレクトスカウト	ビズリーチ
料金	無料	無料 （有料サービスあり）

リクルートダイレクトスカウトは完全無料で利用することができますが、ビズリーチには有料プランもあります。
以下はビズリーチの有料プラン一覧です。

スタンダードステージ	無料
プレミアムステージ	Web版からアップグレードする場合（Web決済） 30日間コース 5,478円（税込）
	アプリからアップグレードする場合（App Store決済） 月額 5,500円（税込）

	無料会員（スタンダートステージ）	有料会員（プレミアムステージ）
プラチナスカウトの受診・返信	〇	〇
通常スカウトの受診・返信	✕	〇
特集・公募求人への応募	〇	〇
ヘッドハンターのみ保有している求人への応募	✕	〇
企業が掲載している求人への応募	✕	〇
ビズリーチプレミアムの利用	✕	〇

ビズリーチに登録すると、有料プランを無料で体験することも可能です。無料体験してみて、有料プランを利用するかどうか考えてみるのも良いでしょう。

入会審査の有無

サービス名	リクルートダイレクトスカウト	ビズリーチ
入会審査の有無	✕	〇

大きな違いの二つ目として、リクルートダイレクトスカウトは誰でも登録可能ですが、ビズリーチには登録審査があるということです。
ビズリーチの審査基準は明らかにはされていませんが、口コミや評判を見ると通過率は低くないもので、厳しいものでもないようです。
審査について詳しく知りたい方はこちらの記事で解説しているのでチェックしてみて下さい。
ビズリーチの審査に落ちた理由と対処法を解説！落ちないコツや審査基準も紹介

ヘッドハンターの指名

サービス名	リクルートダイレクトスカウト	ビズリーチ
ヘッドハンターの指名	〇	✕	✕

違いの三つ目はヘッドハンターの指名の可否です。
リクルートダイレクトスカウトはヘッドハンターの検索と氏名が可能です。
一方でビズリーチは届いたスカウトからのみヘッドハンターとコンタクトを取ることができる仕組みのため、特定の人を選ぶことはできません。

スカウトの種類

サービス名	リクルートダイレクトスカウト	ビズリーチ
入会審査の有無	・通常スカウト ・Fit Hunterスカウト ・一求入魂スカウト ・顧問求人スカウト ・GOLDスカウト	・通常スカウト ・プラチナスカウト （面談確約スカウト）

受けられるスカウトの種類にも違いがあります。

リクルートダイレクトスカウトは、多角的なスカウト方式を持っていることが特徴です。それぞれのスカウトの特徴は以下の通りです。

・Fit Hunter：経験業種を得意としているヘッドハンターが送るスカウトで、業界や職種に専門家しているため、レアな案件や詳細情報を持っている。
・一球入魂：ヘッドハンターや企業が対象会員を選んで送るもの。送れる通数が決まっているため、経歴などを見てから送っている企業が多い。
・顧問求人：企業顧問としての契約をオファーするスカウト。
・GOLD：企業が話してみたい人のみに送る特別なスカウトで、返信が来た場合に面談・面接が必須。

また、ビズリーチのスカウトは基本的に面談が確約しているスカウトです。そのため、書類選考なしで面接に進むことができ、効率よく転職活動を進める事ができるでしょう。

リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの評判・口コミの違いを比較

ここからはリクルートダイレクトスカウトとビズリーチの評判・口コミの違いを比較していきます。

リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの良い評判・口コミ

リクルートダイレクトスカウトの良い評判・口コミ

◎年収800万円〜2,000万円求人多数
◎登録後はスカウトを待つだけ（ヘッドハンターが代わりに仕事を探す）
◎企業からの直接スカウトあり
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラスの求人を扱っているため、質の高い案件が多いというメリットがあります。経験次第ではコンサルタントの仕事を紹介されることもあるため、新しい仕事へ挑戦するチャンスに出会えるかもしれません。
また、ヘッドハンターは約2500人が、サイト運営するリクルートと契約しているため、豊富な経験を持っている方々が揃っています。特にヘッドハンターの得意なジャンルになると、的確なアドバイスなど丁寧に相談に乗ってくれることもあります。

ビズリーチの良い評判・口コミ

◎マネジメント職などハイクラスな求人情報が豊富
◎質の高いヘッドハンターが多くサポートが充実している
◎スカウトを待てばよいので効率的
ビズリーチは、年収1,000万円以上の求人が3分の1以上とかなり高い割合になっていて、一般的な転職サイトには無いような経営層や管理職などの高収入の求人が見つかると評判です。
また、一定の基準を満たした優秀なヘッドハンターのみが在籍しているので、質の高いヘッドハンターからのサポートや求人紹介が受けられます。

リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの悪い評判・口コミ

リクルートダイレクトスカウトの悪い評判・口コミ

△スカウトがなかなか来ない
△田舎暮らしには向いていない
△レスポンスが少し遅い
リクルートダイレクトスカウトが保有するようなハイクラスの求人は、スキルやキャリア次第でマッチするか決まります。そのため、難易度が高すぎてなかなかスカウトが来ない可能性があります。
また、都市部の求人が中心で、地方の求人は少ない・見つからないことがあるといった評判もありました。

ビズリーチの悪い評判・口コミ

△審査に落ちたりスカウトが来なかったりする
△無料プランで使える機能が限られている
△対応の悪いヘッドハンターもいる
ビズリーチはハイクラス転職サイトということもあり、利用者にある泥土の経歴やスキルが求められます。そのため、登録審査に落ちてそもそも利用できないかったり、登録できてもスカウトが来なかったりするというデメリットがあります。
また、有料プランに課金しないと全てのサービスを利用することはできません。

リクルートダイレクトスカウトとビズリーチおすすめな人の特徴

ここまで解説してきた違いの比較を元にして、リクルートダイレクトスカウトとビズリーチを使うのにおすすめな人の特徴を紹介します。

リクルートダイレクトスカウトの利用がおすすめな人

・すぐに転職したいわけではない人
・お金を使いたくない人
・ヘッドハンターを選びたい人
・経歴に自信がない人
リクルートダイレクトスカウトは、サービスが完全無料で使うことができます。そのため、ただ市場価値を確かめたい、など転職を急いでいない人にも向いているでしょう。
また、登録に審査は必要ないので、ある程度の経歴が必要ではありますが、そこまで自信がない、という人でも安心して利用することができます。
リクルートダイレクトスカウトはヘッドハンターを自分で選ぶことができるので、よりマッチした求人を紹介してもらえる可能性も高いかもしれません。

ビズリーチの利用がおすすめな人

・キャリアに比較的自信がある人
・質の良さを重視する人
・専門家にキャリアの相談をしたい人
ビズリーチは、登録に審査があるなど、比較的キャリアに自信のある人に向いていると言えます。また、ヘッドハンターや企業側にも審査が設けられており、有料プランも存在することから、とにかく質の高さにこだわりたいという人にもおすすめです。
また、ビズリーチにはヘッドハンターとは違う「キャリアコンシェルジュ」という求人紹介はしない、キャリア相談に特化した専門家がいます。登録直後は無料で相談できるので、専門家にキャリア相談がしたいという人にはぴったりでしょう。

併用がおすすめな人

・3か月以内に転職したい
・選択肢を増やしたい
上記のような人に併用をお勧めする理由として、どちらか一社だけを扱っている企業が多いことなどが挙げられます。
企業目線に立つと、一般的な転職エージェントは利用しているだけなら料金はかかりませんが、リクルートダイレクトスカウトやビズリーチは採用人数が0だとしても基本料金がかかります。そのため、どちらか一社しか利用していない企業の方が多いのです。そのような、どちらか一社しか使っていない優良企業からのスカウトを逃さないためにも併用をおすすめします。
また、どちらのサービスにも違ったメリットがあるのでそれらをフル活用することでより早く転職活動を終わらせることができるでしょう。

リクルートダイレクトスカウトとビズリーチを活用するポイント

最後に、リクルートダイレクトスカウトやビズリーチなどのスカウト型転職サービスを上手に活用するポイントを紹介します。

職務履歴書・レジュメの内容を充実させる

リクルートダイレクトスカウトやビズリーチだけでなく、スカウト型サービス全般に言えることですが、登録時に学歴や職歴はもちろん、職務経歴を具体的に記載することで、その後に届くスカウトメールの質・量は大きく変わります。
具体的な実績や取得資格、使用可能なソフトウェア、自己PR文も追記しておくと多くのヘッドハンターや企業から目に留まりやすくなるでしょう。
また、届いたスカウトの量や内容を見て、定期的にレジュメを見直し、更新するようにしましょう。

転職する理由を明確にする

しっかりとキャリアゴールを明確にすることが大切です。
キャリアゴールを明確化しないと、次の転職先でも満足のいく仕事ができず、ジョブホッパーになってしまいかねません。
まずは自分自身と向き合って、キャリアゴールを明確にしてください。

急かされても転職を急がない

ヘッドハンターによっては、ノルマに追われている立場の人がいて、転職を急かしてくることがあります。
当然ながら転職の判断をするのはヘッドハンターではなく、転職者自身です。
急かされて行った転職にメリットは少ないでしょう。
急かされても自分のペースを守ってくださいね。

担当ヘッドハンターと合わなければすぐに変更を申し出る

担当のヘッドハンターと相性が悪いと感じた場合、すぐに担当者を変更してみましょう。
既に数回やり取りをしていると若干気まずいかもしれませんが、交代はよくあることなので全く問題ありません。
メールや電話一本ですぐに変更することも可能です。
担当者との馬が合わないことを正直に伝え、気持ちよく転職活動が進められる担当者に出会えることを望みましょう。

リクルートダイレクトスカウトとビズリーチ利用者におすすめの他社サービス

リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの違いを比較して解説してきましたが、転職成功には2社以上のサービスの併用が効果的だと言われています。
併用におすすめの他社サービスを紹介します。

doda

dodaは、業界最大級の求人数を誇る総合型転職エージェントです。dodaの最大の特徴は、登録することで転職サイトと転職エージェント両方の機能を利用できるところです。業界や業種、エリア別などの動向に精通したキャリアアドバイザーが専任担当として求職者のサポートをしてくれます。dodaは転職応援コンテンツも充実しているので、情報収集するのにもおすすめです。
基本情報

運営会社	パーソルキャリア株式会社
求人数	約20万件以上※2023年3月時点、非公開求人を含む
求人対応地域	全国
転職サイトのタイプ	総合型転職エージェント
公式サイト	doda

メリット・デメリット
業界最大級の求人数
転職市場に精通した専門スタッフ
企業1社ごとに採用プロジェクト担当1人
詳細な求人検索
転職フェアを多数開催

連絡が遅いことがある（登録からカウンセリングまで2週間程度かかることあり）
アプリが重い
3か月のサポート期限あり
利用時のポイント・活用術
サポート期間が無期限のマイナビエージェントを併用する

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、転職支援実績No.1の総合型転職エージェントです。業界に精通したキャリアアドバイザーが求職者の強みや適正を一緒に見つけてキャリアプランを提示してくれます。
公開・非公開求人を含めて、他社と比べて圧倒的な求人数を所有しています。志望業界や業種が決まっておらず、幅広い求人から自分に合う求人を探したいという方におすすめです。
基本情報

運営会社	株式会社リクルート
求人数	408,479件 (非公開求人354,101件)
求人対応地域	全国
転職サイトのタイプ	総合型転職エージェント
公式サイト	リクルートエージェント

メリット・デメリット

転職支援実績No.1
多数の非公開求人
実績豊富なアドバイザー
充実した転職サポート（転出書類の添削、面接対策、業界・企業情報の提供）
地方の求人も多数あり

転職支援サービスの提供期間は面談から転職先が決まるまでの約3か月が目安
求人紹介が多すぎて選ぶことが大変
利用時のポイント・活用術
登録の際に希望条件を伝える
急ぎでの転職でない場合はサポート期限が無期限のマイナビエージェントと併用する

まとめ

リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの違いを比較して解説しました。
より早く効率的に転職を進めたい方には、二社の併用がおすすめです。
あなたに合った転職サービスを見つけて、転職成功させてくださいね！