リクルートダイレクトスカウトの評判・口コミ スカウトの仕組みやビズリーチとの違いも解説

リクルートダイレクトスカウトはリクルートが運営する、ハイクラス向けのスカウト型転職サービスです。
業界大手ではありますが、登録の際には本当にリクルートダイレクトスカウトは良いのか気になる人も多いでしょう。
この記事でリクルートダイレクトスカウトの基本情報に加えて、良い評判と悪い評判を紹介します。
登録時の参考にしてください。

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リクルートダイレクトスカウトの良い評判・口コミ

さっそくリクルートダイレクトスカウトの評判・口コミを見ていきましょう。
まずは、リクルートダイレクトスカウトの良い評判・口コミを紹介します。

幅広いサポートが期待できる

「ヘッドハンターのサポートで内定獲得できた」など、ヘッドハンター（転職エージェント）の質に関する良い評判・口コミがありました。

リクルートダイレクトスカウトは、自分に合ったヘッドハンター（転職エージェント）を選ぶことができるので、求人紹介や転職に関する悩みにおいてストレスなく、幅広いサポートが期待できます。
自分一人の力では到底成し遂げることのできない転職を叶えてくれるので、非常に頼りになります。

年収アップを目的とした転職に伴い、高年収求人も数多く用意されているので、スムーズな転職も実現しやすいでしょう。

サービスとして安心できる

「リクルートという大手の会社が運営していたので安心感があった」という、大手会社ならではの良い評判・口コミがありました。

リクルートダイレクトスカウトは、リクルート系列の株式会社インディードリクルートパートナーズが運営する転職スカウトサービスです。
株式会社インディードリクルートパートナーズは、リクルートダイレクトスカウトの他にも、リクルートエージェントなどの転職支援サービスを多数運営している大手人材会社です。
そのため、安心して利用することができます。

自分でエージェントを選べる

「年収アップを期待してリクルートダイレクトスカウトに登録したが、担当者のサポートのおかげで内定獲得できた」など、ヘッドハンター（転職エージェント）の質を評価する声がありました。

リクルートダイレクトスカウトは、自分でエージェントの方を選べる仕組みがあるのが大きな魅力です。
ヘッドハンターの経歴などから自分に合った人を選ぶことができます。

ヘッドハンター（転職エージェント）は、転職活動をトータルサポートしてくれるため、転職活動をスムーズに進めることに繋がるでしょう。

好条件で質の高い求人が多い

「現職の年収を大きく上回る求人情報やスカウトメールが豊富だった」など、好条件な求人が多かったというものがありました。

リクルートダイレクトスカウトでは、普段なかなか自分では探すことのできない質の高い求人と出会うことができます。
ハイレベルな有名企業や、条件の良いとても魅力的な求人が多いと感じられるでしょう。

そして待っているだけで、ヘッドハンターの方が求人を見つけてくれるのでとても助かるサービスです。
待っている間に自分のスキル向上に努めるなど、時間を有効的に使うことができるのが最大の魅力でしょう。
担当の方の熱心なアドバイスを上手く利用して、難易度の高い転職も成功させましょう。

自分で求人を探す手間が省ける

「スカウト形式で求人を紹介してもらえるので、自分で求人を探す手間が省けた」「キャリアアップにつながるスカウトが届いた」など、スカウトサービスの便利さや、その質に関する良い評判・口コミがありました。

ヘッドハンター（転職エージェント）からスカウトがあった場合には、転職エージェントのサポートを受けることができます。
履歴書・職務経歴書などを登録しておくだけで、あとはスカウトを待つのみなので、気軽に利用できるでしょう。

カウンセリングがしっかりしているので、スカウト型の転職エージェントですが不安なく進めることができます。
最大手のリクルートということもあり、膨大な求人数には期待して良いでしょう。

リクルートダイレクトスカウトの悪い評判・口コミ

良い評判・口コミがあれば、悪い評判・口コミがあるのもまた事実。
特に悪い評判・口コミについては気になる方も多いと思います。
リクルートダイレクトスカウトの悪い評判・口コミを紹介します。

スカウトがなかなか来ない

「かなりハードルが高い印象がある」「登録しても当たり障りのないスカウトメールしか届かない」という悪い評判・口コミがありました。

リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス向けの転職サイトのため、経歴やスキルによっては思うようなスカウトがなかなか届かない可能性があります。
また、スカウトが届かない場合にはレジュメの内容を充実させることが大切です。

それでもスカウトが届かないという場合には、スカウト型のサービスではなく、転職エージェントサービスを利用してみるのも良いかもしれません。
ハイクラスの求人は自分のスキルやキャリア次第でマッチするか決まります。
そのため、自分に合うハイクラス求人を探すのは難易度が高すぎてしまう可能性があります。

スカウトが届きすぎる

「ヘッドハンターからのメッセージが大量にくる」「企業からのメッセージはこない」など、期待しているようなスカウトは届かず、ヘッドハンターからのメッセージばかりが届くというものがありました。

リクルートダイレクトスカウトから届くスカウトは、企業の採用担当者からのものだけでなく、ヘッドハンター（転職エージェント）からのものが多い可能性があります。
企業の採用担当者からスカウトをもらうには、レジュメを充実させたり、定期的にログインしたりしておく必要があります。

希望条件とは異なるスカウトが届く

「リクルートダイレクトスカウトから届くスカウトのほとんどは自分の希望する職種とは異なっていた」というものがありました。

リクルートダイレクトスカウトのヘッドハンターの中には、ノルマを上げるために手当たり次第にスカウトを送ってくる人もいるようです。
また、登録者の情報だけでは希望条件を完全には把握できず、希望とは異なる求人が届いてしまうということも念頭に置いておきましょう。

このようなことを減らすために、リクルートダイレクトスカウトには「AIレコメンド」という機能があり、希望条件にマッチするスカウトにはラベルが付くようになっています。

サポートを受けることができなかった

リクルートダイレクトスカウトはスカウト型の転職サービスのため、書類の添削や面接対策などのいわゆる転職エージェントのようなサポートを必ず受けられるわけではありません。
ヘッドハンターからスカウトを受けて変身した場合、転職エージェントからのサポートを受けられる可能性もありますが、どの程度のサポートを受けられるかどうかはヘッドハンター次第、ということになってしまいます。

実際の口コミでは、「企業からのスカウトを受けて面接を受けたが、転職エージェントを間に挟んでいないのでフィードバックが受けられず、なぜ受かったのか・落ちたのかがわからなかった」などというものがありました。

レスポンスが少し遅い

登録をして、求職者の情報を提示した後は、担当者がベストな求人を探してくれるのを待つスタイルになります。
待ち時間は、自分のスキルアップに使うなどして、有効活用してくださいね。

リクルートダイレクトスカウトのメリット

ここまで紹介した評判・口コミからわかった、リクルートダイレクトスカウトのメリットを紹介します。

ハイクラス求人が豊富

リクルートダイレクトスカウトには、年収800万円～2000万円の求人が多数あります。
また、高年収帯のレア案件であるといわれる非公開求人が約10万件もある、というのも魅力です。

ハイクラス求人数の豊富さは国内屈指の水準で、最大手のビズリーチとも並んでいると言えます。
ハイクラス求人が多いことは、リクルートダイレクトスカウトの大きな特徴の一つでしょう。

会員登録後はスカウトを待つだけ

リクルートダイレクトスカウトは、会員登録後に職務経歴や希望条件をレジュメに記載しておくだけで、ヘッドハンターや企業の採用担当者がスカウトを送ってきます。
利用者自身で求人を探す必要がないため、現職が忙しくて転職活動に時間を割けない、という方にもおすすめできます。

また、たくさんのスカウトが届いてどれがいいのかわからない、ということを避けるため、リクルートダイレクトスカウトでは「AIレコメンド」という機能を搭載しています。
届いたスカウトの中かラ求職者の希望条件にマッチしたものにはラベルが付くため、自分に合うスカウトを見つけやすくなっています。

ヘッドハンターを指名することができる

リクルートダイレクトスカウトには、業界や職種・経験年数・勤務地からヘッドハンターを絞り込める機能があります。
詳細情報を見て、自分に合いそうだな、と思うヘッドハンターがいれば「相談する」ボタンからメッセージを送ることができます。

基本的に、他の転職エージェントではキャリアアドバイザーを求職者側が選ぶことができません。
しかし、リクルートダイレクトスカウトの場合、ヘッドハンターを自分で選ぶことができるのが大きな特徴です。

管理職の求人が多い

他社のサービスと比較して、ハイクラスな転職先が多いとお伝えしました。
その中でも日系の大手企業や、管理職向けの求人が多いので、そのような転職先を希望する人におすすめです。
自分に合っていそうな担当者を選ぶことができるので、転職活動により集中できるでしょう。

自分の市場価値を確認できる

リクルートダイレクトスカウトは、今すぐに転職を考えていなくても有効活用できるサービスだと言えます。
リクルートダイレクトスカウトから届くスカウトにはいくつか種類がありますが、その中でも「一求入魂スカウト」というものは、限られた人にのみ届く本気度の高いスカウトです。

このような特別なスカウトが届くかどうか、また届いた場合にはその内容がどのようなものなのか、というところから自分の市場価値や求められているものがわかるのです。
ハイクラスな転職市場でどの程度自分が通用するのか試してみたい、という方にもおすすめできるサービスです。

ミスマッチが少ない

リクルートダイレクトスカウトのヘッドハンターの方は、求職者の希望している業種は得意な人や、実績などから検索して選ぶことができるので安心です。
スキルやキャリアに合っていてミスマッチ求人がない、非常に質の高い求人を紹介してもらうことができるでしょう。

リクルートダイレクトスカウトのデメリット

次に、評判や口コミからわかったリクルートダイレクトスカウトのデメリットを紹介します。

相性の合わない担当者がいる

リクルートダイレクトスカウトに登録しているヘッドハンター（転職エージェント）の多くは、求職者の立場に沿った有益なアドバイスを提供してくれます。
しかし、時に求職者と相性の合わない、イマイチな担当者がいることがあります。

また、リクルートダイレクトスカウトはスカウト型の転職サービスのため、サポート力はヘッドハンター次第ということになります。
合わないな、と感じた際は、遠慮せずに他のヘッドハンターへの変更を検討してみましょう。

年収が低いと利用しにくい

リクルートダイレクトスカウトはハイクラス人材向けの転職サイトであるため、年収が低いと門前払いを受けてしまう可能性があります。
実際に登録の際に審査などがあるわけではありませんが、経歴やスキルによっては全くスカウトが届かない、ということもあります。
また、経歴によって届くスカウトの数だけでなく、種類も変わってきてしまいます。

リクルートダイレクトスカウトにはいくつかのスカウトの種類がありますが、より本気度の高いスカウトや、条件の良い求人のスカウトを期待していても、人によってはそのような種類のスカウトは届かない、という可能性もあります。

キャリアアップしたいけれど、スカウトが届くか不安だ、、という方は、ハイクラス向けの転職エージェントサービスである、JACリクルートメントなどを利用すると良いでしょう。

書類の添削や面接対策は基本的にはしてもらえない

リクルートダイレクトスカウトは、スカウト型の転職サービスのため、基本的には転職エージェントのような転職活動のトータルサポートを受けることはできません。
ヘッドハンター（転職エージェント）からのスカウトに返信した場合には、各転職エージェントのサポートを受けることができます。

どの程度のサポートを受けることができるか、はそのヘッドハンターによって変わってしまいます。
そのため、手厚いサポートを期待している方にはあまり向いていないサービスと言えます。

転職活動が勤務先にバレる可能性が0ではない

リクルートダイレクトスカウトは、スカウトをもらうために自分の経歴を登録する必要があります。
在籍企業の採用担当者があなたの経歴を見てしまうと、転職活動がバレてしまう可能性もゼロではありません。

しかし、リクルートダイレクトスカウトに登録しても、スカウトに返信しない限りは個人が特定されるような情報がヘッドハンター側に公開されることはなく、また特定の企業をブロックすることができる機能も用意されています。
そのため、しっかりと設定をしていれば、企業にバレてしまう可能性は非常に低いと言えます。

リクルートダイレクトスカウトの利用が向いている人4選

リクルートダイレクトスカウトには様々なメリットがある一方でデメリットもいくつかありました。
リクルートダイレクトスカウトの利用はどのような人に向いているのでしょうか。
ここではリクルートダイレクトスカウトの利用をおすすめできる人を解説していきます。

高年収の求人を探している人

リクルートダイレクトスカウトは「ヘッドハンティング型」の転職サービスです。
求職者のプロフィールを見てスカウトするので、従来の転職サイトを利用するよりも、高年収での転職を期待できます。

ヘッドハンター（転職エージェント）を自分で選びたい人

基本的に他の転職エージェントでは、自分でヘッドハンター（転職エージェント）を選ぶことができません。
しかし、リクルートダイレクトスカウトでは求職者が担当者を選ぶことが可能です。
担当者と相性が合わない場合の変更はもちろん、優秀なコンサルタントへの依頼もすることができます。

スカウトで自分の市場価値を把握したい人

スカウトされた際の条件で、求職者の市場価値を理解することができます。
業界で自分のスキルや経験や求められているのかを知る参考になるでしょう。

好条件でヘッドハンティングを受けたい人

リクルートダイレクトスカウトは、入手した情報と転職後の現実が違う、などのミスマッチが起こりにくいです。
キャリアコンサルタントも在籍しているので、好条件のヘッドハンティングを受けたい人には最適なサービスと言えるでしょう。

リクルートダイレクトスカウトの特徴・仕組み

そもそもリクルートダイレクトスカウトとはどのようなサービスを提供しているのでしょうか。
ここでは、リクルートダイレクトスカウトの特徴や、サービスの仕組みについて解説していきます。

基本情報

リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス求人に特化した転職サービスです。こちらに登録をすると、匿名レジュメを見たヘッドハンター・企業からスカウトを受け取ることができます。スカウト型なので、自分では探せなかった企業との出会いもあるかもしれません。自分のキャリアを活かしながら更に上のポジションを狙っている方や大幅な年収アップを目指しているという方におすすめです。
基本情報

運営会社	株式会社インディードリクルートパートナーズ
求人数	40万件以上（2024年12月時点）
求人対応地域	全国
転職サイトのタイプ	スカウト型転職サービス
公式サイト	リクルートダイレクトスカウト

スカウト型の転職サービス

リクルートダイレクトスカウトの仕組みとして、まずはスカウト型の転職サービスであることが挙げられます。
登録者が自発的に求人に応募するのではなく、登録者の登録情報を見た企業やヘッドハンター（転職エージェント）が登録者にスカウト（求人情報）を送るという仕組みとなっています。

一般的な転職サイトでは、求人を自ら検索して応募する必要がありますが、リクルートダイレクトスカウトでは登録して職務経歴・スキル等のアピールポイントや年収を掲載しておけば、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つだけです。

登録審査は必要なし

次に求職者の登録にあたって審査の必要はないことが挙げられます。
審査があるスカウトサービスが多いですが、リクルートダイレクトスカウトは先ほど述べたように、職務経歴書に経験や職歴・アピールポイントを記載して登録を完了させれば、誰でもスカウトメッセージを受信することができます。

サービス利用に費用は一切かからない

最後に、求職者がリクルートダイレクトスカウトを利用する場合、費用は一切かからず完全無料で利用できることが挙げられます。
一部機能の利用には課金が必要なビズリーチとは異なり、無料で全てのサービスを利用することができます。

リクルートダイレクトスカウトのスカウトの種類と仕組み

リクルートダイレクトスカウトには、6種類のスカウトがあります。
ここでは、リクルートダイレクトスカウトのスカウトの種類とその仕組みについて解説します。

スカウトの種類	書類選考の有無	面接確約の有無
ヘッドハンター	あり	なし
一球入魂	あり	なし
FIT HUNTER	あり	なし
企業	なし	あり
顧問求人	あり	なし
GOLD	なし	あり

それぞれのスカウトの特徴は以下の通りです。

・ヘッドハンター：提携しているヘッドハンター（転職エージェント）から送る一般的なスカウト。
・一球入魂：ヘッドハンターや企業が対象会員を選んで送るもの。送れる通数が決まっているため、経歴などを見てから送っている企業が多い。
・FIT HUNTER：経験業種を得意としているヘッドハンターが送るスカウトで、業界や職種に専門家しているため、レアな案件や詳細情報を持っている。
・企業：求人企業から直接送るスカウトで、各企業の採用担当者が職務経歴を見て送るもの。
・顧問求人：企業顧問としての契約をオファーするスカウト。
・GOLD：企業が話してみたい人のみに送る特別なスカウトで、返信が来た場合に面談・面接が必須。

これらの特徴を踏まえて、特に見逃してはいけないスカウトが「一球入魂スカウト」「GOLDスカウト」です。
「一球入魂スカウト」は、限られた会員のみに送られる本気度の高いスカウトです。
ヘッドハンター側も送ることができる数が限られているため、他のスカウトに比べてしっかりと経歴やスキルを見た上でスカウトが送られてきます。
そのため、マッチ度の高いスカウトが送られてきます。

「GOLDスカウト」は、企業が話してみたいと思った求職者だけに送られてくるスカウトで、このスカウトに返信すると必ず面談、または面接を受けることができます。
先に説明した一球入魂スカウトよりもさらに本気度の高いスカウトだと言えます。
送られてきたスカウトの種類を見極めることで、スムーズな転職活動や、自分の市場価値を把握することに繫がります。

リクルートダイレクトスカウトの料金

リクルートダイレクトスカウトは、完全無料で利用できます。
企業に求職者を紹介することで成果報酬が発生する仕組みなので、求職者に費用の負担は一切ありません。
完全無料で利用できるヘッドハンティング型の転職サイトは少ないので、ぜひ活用してください。

リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの比較

「スカウト型転職サイトは他にもビズリーチがあるけれどどう違うの？」と疑問に思っている方もいると思います。
そこでここでは、リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの違いを表で比較しました。
ぜひ、参考にしてみてください。

	リクルートダイレクトスカウト	ビズリーチ
求人数	40万件（2024年12月時点）	14万件（2024年12月時点）
得意領域	ハイクラス領域 外資系企業	全業界・職種 ミドル・ハイクラス領域
スカウトの種類	ヘッドハンタースカウト 一球入魂スカウト FIT HUNTERスカウト 企業スカウト 顧問求人スカウト GOLDスカウト	プラチナスカウト
登録審査の有無	なし	あり
アプリの有無	なし	あり
利用料（月額）	無料	・スタンダードステージ →0円 ・プレミアムステージ →30日間コース 5,478円（Web決済） →月額 5,500円（App Store決済）

リクルートダイレクトスカウトとリクルートエージェントの比較

どちらもリクルート系列の株式会社インディードリクルートパートナーズが運営する転職支援サービスですが、リクルートダイレクトスカウトは転職サイトで、リクルートエージェントは転職エージェントです。
リクルートダイレクトスカウトは会員制のハイクラス向けの転職サイトとなっています。

	リクルートダイレクトスカウト	リクルートエージェント
求人数	40万件（2024年12月時点）	公開求人：50万件　非公開求人：40万件 （2024年12月時点）
得意領域	ハイクラス領域 外資系企業	全年代の転職 全業界・職種
特徴	年収800万円～2,000万円の求人多数 企業から直接スカウトが届く	業界1位の実績 キャリアアドバイザーによるサポート
おすすめな人	ハイクラスやエグゼクティブ層の人 専門職の人 スカウトで転職したい人	転職のプロにサポートしてもらいたい人 初めて転職する人 未経験職種にチャレンジする人

リクルートダイレクトスカウトとリクナビNEXTの比較

それぞれリクルート系列の運営会社が運営する転職支援サービスで、リクルートダイレクトスカウトもリクナビNEXTもどちらも転職サイトです。
転職サイトは求人検索から応募まで、すべて自分自身で行う必要があります。

	リクルートダイレクトスカウト	リクナビNEXT
求人数	40万件（2024年12月時点）	96万件（2024年12月時点）
得意領域	ハイクラス領域 外資系企業	全年代の転職
特徴	年収800万円～2,000万円の求人多数 企業から直接スカウトが届く	転職者の8割が利用 求人検索のみ利用可能
おすすめな人	ハイクラスやエグゼクティブ層の人 専門職の人 スカウトで転職したい人	求人だけを閲覧したい人

リクルートダイレクトスカウトの使い方と流れ

リクルートダイレクトスカウトへの登録

まずはリクルートダイレクトスカウトの公式サイトから無料登録を行います。
会員登録をすることで、非公開求人情報などの会員限定情報が閲覧可能になります。

登録情報を入力

続いて、登録情報を入力します。
3つの段階に分かれて、登録情報を解説します。

登録情報①

・氏名
・生年月日
・性別
・都道府県
・直近の年収
・直近の業種職種

特に注意するべきなのは、「直近の年収」です。
ここで入力するのは、手取り金額ではなく、税引き前の「額面金額」です。
税引き前ト手取り金額では大きな差がありますので、源泉徴収票を確認しましょう。

登録情報②

・学校種別（大学卒等）
・学校名
・学部学科
・卒業年月
・英語レベル
・連絡先（電話番号）

学歴などを詐称すると、登録を解除されてしまう可能性もあるため注意してください。

登録情報③

・経験社数
・企業名
・部署名と役職
・在籍期間
・職務内容

ここでの情報は、ヘッドハンターが企業とのマッチングを行う際の判断材料になる重要な資料です。
特にハイキャリアの求人案件は、経験者を対象にしているものが多いため、経験・在籍期間・職務内容などは漏れなくしっかりと記入しましょう。
また転職を急いでいない場合は、妥協せずに希望する業種・職種・希望年収を書くようにしてください。

スカウトを待つ

無事に登録と情報入力が完了すると、ヘッドハンターからのスカウトが届く状態になります。
「レジュメ登録を続ける」のボタンを押すと、さらに詳しい情報を入力できるので、よりスカウトが届きやすくなるでしょう。

リクルートダイレクトスカウトを上手く活用する8つのポイント

ここでは、リクルートダイレクトスカウトを上手く活用し、転職を成功させるための方法を8つ紹介します。
大切なポイントなのでしっかり参考にしてください。

他の転職エージェントも登録する

リクルートダイレクトスカウト以外の転職サービスも複数登録することでメリットがたくさんあります。
紹介してもらえる求人の幅が広がり、媒体ごとのサポート内容を使い分けて選考対策を万全にすることが可能です。
最初に2～3社の転職エージェントに登録しておくことをおすすめします。

転職する理由を明確にする

しっかりとキャリアゴールを明確にすることが大切です。
キャリアゴールを明確化しないと、次の転職先でも満足のいく仕事ができず、ジョブホッパーになってしまいかねません。
まずは自分自身と向き合って、キャリアゴールを明確にしてください。

本音を伝える

リクルートダイレクトスカウトのヘッドハンターには本音を伝えるようにしましょう。
自己開示をすることで、ヘッドハンターとの関係性をより良くすることができます。

スケジュールを詰めすぎない

スケジュールを詰め込み過ぎ過ぎると、ダブルブッキングが起こってしまったり、思わぬトラブルに巻き込まれやすくなったりします。
そうなるとリクルートダイレクトスカウトのヘッドハンターとの関係性が悪化しかねません。
スケジュールは無理のない範囲で自己管理を徹底するようにしてください。

希望条件を固めすぎない

最初のうちから希望条件を固めすぎてしまうと、思わぬチャンスとの出会いを失ってしまうかもしれません。
ヘッドハンターにアドバイスを仰ぎ、希望条件にある程度の幅を持たせられるように準備してください。

急かされても転職を急がない

リクルートダイレクトスカウトのヘッドハンターによっては、ノルマに追われている立場の人がいて、転職を急かしてくることがあります。
当然ながら転職の判断をするのはヘッドハンターではなく、転職者自身です。
急かされて行った転職にメリットは少ないでしょう。
急かされても自分のペースを守ってくださいね。

ヘッドハンターとこまめに連絡を取り合う

担当ヘッドハンターとこまめに連絡を取り合うことは、リクルートダイレクトスカウトを活用するうえで重要なポイントです。
連絡があった時には、即レスすることを心掛けてください。
こちら側が即レスすることで、リクルートダイレクトスカウトのヘッドハンターも同様に即レス対応してくれるようになります。

担当ヘッドハンターと合わなければすぐに変更を申し出る

担当のヘッドハンターと相性が悪いと感じた場合、すぐに担当者を変更してみましょう。
既に数回やり取りをしていると若干気まずいかもしれませんが、交代はよくあることなので全く問題ありません。
メールや電話一本ですぐに変更することも可能です。
担当者との馬が合わないことを正直に伝え、気持ちよく転職活動が進められる担当者に出会えることを望みましょう。

リクルートダイレクトスカウトからのスカウトを増やすコツ

では、リクルートダイレクトスカウトからのスカウトを増やすためにはどんなことを意識すれば良いのでしょうか。
ここでは、スカウトを多く受け取るために意識してほしいポイントを紹介します。
ポイントは、
・専門用語は多用しない
・実績は数字で明示
・希望年収は高くしすぎない
・他サービスにレジュメ添削をしてもらう
・こまめにログインする
という5つです。それぞれ解説します。

専門用語は多用しない

レジュメでは、仕事経験や実績、能力をわかりやすく表記し、実践的なスキルをアピールすることがポイントとなります。専門用語を使うと専門性が示せるので良いのではと思うかもしれませんが、ヘッドハンターが分野として詳しくない可能性もあります。

業界に精通しているヘッドハンターも多いですが、分野によっては少ないことも多々あります。そういう人から見ると、専門用語が多く使われたレジュメはわかりにくく感じてしまいます。
ヘッドハンターがどの業界の人間でも伝わるようにわかりやすく、魅力的なレジュメを作成することが大切なのです。

実績は数字で明示

一番のアピールポイントである実績ですが、レジュメに書く際は必ず数字を用いて表現すると明確に伝わりやすく、強調にもなります。

既存顧客を××件抱えている中で、月に○件の新規受注を行い、年間表彰経験がある
自社製品を年間△△点販売し、年間売上○万円に貢献した

というように、具体的であればあるほど魅力的な実績に見えるようになります。

希望年収を高くしすぎない

年収アップを転職の目的としているかもしれませんが、希望年収が高すぎるとスカウトの数が減る可能性があるのでバランスも大切です。希望年収の幅を広げ、下限を少し下げることでスカウト数が増加する可能性があります。

ただし下限を下げすぎると本来年収アップを目的としていたのに、と本来の目的を見失ってしまうことも。その点は注意しましょう。また希望年収の交渉は、スカウトを受けた後でも可能です。
スカウトを受けた後でも、自分の強みや貢献できるポイントなどをアピールし、ヘッドハンターを通じて更なる年収アップが叶うかどうかを交渉してみるのも有効です。

他サービスにレジュメを添削してもらう

レジュメに自信が持てない、誰かの添削が欲しい、という場合は転職エージェントを利用し添削を依頼しましょう。
転職サービスは併用がおすすめです。それぞれの良いサポートを利用して、転職の成功に繋げましょう。

こまめにログインする

最後はこまめにログインすることです。募集がすぐに埋まることも珍しくなく、返信の遅れが致命的になる可能性もあるため、定期的にサイトをチェックするメリットは大きいのです。
ヘッドハンターによっては、利用者の最終ログイン日付をチェックしていることもあります。こまめにログインすることで転職意欲が高いことのアピールにもなり、スカウト数が上がる場合もあります。

リクルートダイレクトスカウトとの併用におすすめの転職エージェント

転職活動を効率的に進めていくためには、複数の転職サービスを併用するのがおすすめです。
ここではｍリクルートダイレクトスカウトとの併用におすすめの転職エージェントを紹介します。

doda

dodaは、業界最大級の求人数を誇る総合型転職エージェントです。dodaの最大の特徴は、登録することで転職サイトと転職エージェント両方の機能を利用できるところです。
業界や業種、エリア別などの動向に精通したキャリアアドバイザーが専任担当として求職者のサポートをしてくれます。dodaは転職応援コンテンツも充実しているので、情報収集するのにもおすすめです。
基本情報

運営会社	パーソルキャリア株式会社
求人数	約20万件以上※2023年3月時点、非公開求人を含む
求人対応地域	全国
転職サイトのタイプ	総合型転職エージェント
公式サイト	doda

メリット・デメリット
業界最大級の求人数
転職市場に精通した専門スタッフ
企業1社ごとに採用プロジェクト担当1人
詳細な求人検索
転職フェアを多数開催

連絡が遅いことがある（登録からカウンセリングまで2週間程度かかることあり）
アプリが重い
3か月のサポート期限あり
利用時のポイント・活用術
サポート期間が無期限のマイナビエージェントを併用する

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、転職支援実績No.1の総合型転職エージェントです。業界に精通したキャリアアドバイザーが求職者の強みや適正を一緒に見つけてキャリアプランを提示してくれます。
公開・非公開求人を含めて、他社と比べて圧倒的な求人数を所有しています。志望業界や業種が決まっておらず、幅広い求人から自分に合う求人を探したいという方におすすめです。
基本情報

運営会社	株式会社インディードリクルートパートナーズ
求人数	408,479件 (非公開求人354,101件)
求人対応地域	全国
転職サイトのタイプ	総合型転職エージェント
公式サイト	リクルートエージェント

メリット・デメリット

転職支援実績No.1
多数の非公開求人
実績豊富なアドバイザー
充実した転職サポート（転出書類の添削、面接対策、業界・企業情報の提供）
地方の求人も多数あり

転職支援サービスの提供期間は面談から転職先が決まるまでの約3か月が目安
求人紹介が多すぎて選ぶことが大変
利用時のポイント・活用術
登録の際に希望条件を伝える
急ぎでの転職でない場合はサポート期限が無期限のマイナビエージェントと併用する

パソナキャリア

パソナキャリアは、企業と転職者のマッチング力と提案力を強みに持つ、ハイクラス向け転職エージェントです。ハイクラスの非公開求人が61.0%ということで、無料登録をすることで多くの非公開求人に出会うことができます。
応募書類の書き方を人事目線でアドバイスしてくれるため、手厚いサポートを求めている方に向いています。
基本情報

運営会社	株式会社パソナ
求人数	38,262件
求人対応地域	全国
転職サイトのタイプ	総合型転職エージェント
公式サイト	パソナキャリア

メリット・デメリット
求人の約半数が年収800万円以上のハイクラス求人
独占求人数1,200件以上
業界専任コンサルタントによるキャリアカウンセリング
全国47都道府県に支店あり

大手転職エージェントと比較すると求人数少なめ
求人が都市部に多い
利用時のポイント・活用術
多くの求人を紹介してもらいたい場合はリクルートエージェントなどの大手転職エージェントを併用する

ビズリーチ

ビズリーチは、国内最大級のハイクラス求人に特化した転職サービスです。基本機能は無料で利用できますが、有料サービスに登録すると全てのスカウトに返信できるようになるため、企業との出会いを増やすことができます。1週間無料のお試し期間もあります。高年収を目指しているという方におすすめです。
基本情報

運営会社	株式会社ビズリーチ
求人数	122,164件
求人対応地域	全国
転職サイトのタイプ	スカウト型転職サービス
公式サイト	ビズリーチ

メリット・デメリット
年収1,000万円以上のハイクラス求人が3分の1以上
導入企業数22,300社（累計）
一定の基準を満たした優秀なヘッドハンター
他の転職サービスでは無い求人にも巡り合える

手厚いサポートはほとんど無し
応募のハードル高め
登録自体に審査あり
利用時のポイント・活用術
サポートが手厚いパソナキャリアを併用する

リクルートダイレクトスカウトに関するよくある質問

最後に、リクルートダイレクトスカウトの利用に関してよくある質問をまとめました。参考にしてくださいね。

リクルートダイレクトスカウトに登録するとバレるって本当？

リクルートダイレクトスカウトを利用すると今の会社にバレるのか不安という声を見かけますが、結論から言うとバレる可能性はほぼありません！
リクルートダイレクトスカウトで公開される求職者のレジュメは個人が特定される情報まで公開されないため、リクルートダイレクトに登録している企業やヘッドハンターは、求職者のスキルや経歴だけを閲覧できるので身元がバレる心配はありません。

つまり、リクルートダイレクトスカウトは安心して利用することができる転職サービスとなっています。
リクルートダイレクトスカウトの登録でバレるのかどうかについては以下の記事で詳しく解説しています。

リクルートダイレクトスカウトはなぜ完全無料で利用できるの？

転職支援サービスは紹介した求職者を採用した企業から、成果報酬を受け取る仕組みになっています。
この収益で転職支援サービスの事業が成り立つため、求職者が登録料を払う必要がありません。
無料で利用できるので、複数のサービスに登録していきましょう。

リクルートダイレクトスカウトは登録だけでもOK？

登録だけしてみたい、まだ転職は本格的に考えていないという場合でも利用できます。
リクルートダイレクトスカウトはスカウト型サービスなので、いい求人があったら転職したい、自分の市場価値を知りたい、という利用の仕方も可能です。

「キャリアカーバー」って何？

「CAREER CARVER（キャリアカーバー）」は、リクルートダイレクトスカウトの旧名称です。
ハイクラス人材に特化したヘッドハンティングサイトとして2014年にサービスを開始し、2021年11月1日より「リクルートダイレクトスカウト」へと名称を変更しました。（リクルートダイレクトスカウト公式サイトより）

スカウトは辞退しても良い？必ず返信する？

興味が無いスカウトについては、無視してしまっても問題ありません。
スカウトサービスにおいては原則として興味のあるスカウトにのみ返信する形で利用が可能です。

リクルートダイレクトスカウトは20代でも利用できる？

リクルートダイレクトスカウトは登録の際に審査などはないため、20代でも利用することはできます。
ただし、ハイクラス向けの転職サイトであるため、経歴やスキルの浅い20代の方だと、スカウトが全く届かない可能性があることを念頭に置いておきましょう。
20代で転職を考えている人は、同じリクルートグループなら「リクルートエージェント」の利用をおすすめします。

リクルートダイレクトスカウトの企業スカウトとは？

企業から直接求職者に送られるスカウトのことです。リクルートダイレクトスカウトには、「企業スカウト」と「GOLDスカウト」があります。
「GOLDスカウト」は企業が話してみたいと考えている求職者に対してのみ送られる特別なスカウトです。
このスカウトに返信すると必ず面談・面接を受けることができます。他の企業スカウトよりも、企業の本気度が伝わるスカウトです。

スカウトが多すぎる時の対処法は？

興味のないスカウトばかりが届くという場合は職務経歴書を充実させてみましょう。
スカウト件数が多くて面倒だと感じる方はヘッドハンターにその旨を伝えましょう。

企業スカウトで応募したが返信がない

企業スカウトが来たから返信したのに、それに対する返信がないという場合があります。
理由としては、採用担当者・ヘッドハンターが気付いていない、選考が終了してしまった、何らかの事情で返信を保留にされているなどがあります。

1週間程度待っても返信がなかった場合、ヘッドハンターか企業に問い合わせて確認をしましょう。
それでも返信がない場合は、選考に落ちたと捉えて別の求人を探しましょう。

リクルートダイレクトスカウトを退会する方法は？

リクルートダイレクトスカウトのサイトにログインした上で、メニューから設定を開きます。
そして「退会する」を押します。
退会理由を記入する必要があることを押さえておきましょう。

リクルートダイレクトスカウトの退会後、再登録はできる？

リクルートダイレクトスカウトは一度退会しても、再登録することができます。

まとめ

リクルートダイレクトスカウトは、キャリアアップ・高収入転職を成功させたい人に特におすすめの転職サイトです。
信頼できるヘッドハンターを味方につけることができれば、難易度の高い企業への挑戦も成功しやすくなるでしょう。
リクルートダイレクトスカウトはスカウトメインの転職サービスのため、書類添削や面接対策などのサポートは物足りないかもしれません。
そんなときは、転職エージェントとの併用を行って、対策していきましょう。
この記事を参考に、転職活動の成功に繋げてくださいね。