リクルートエージェントなどの転職エージェントに登録した場合、登録後にキャリアアドバイザーとの面談の案内が届きます。
特に転職が初めての人は、この面談がどのようなものなのか不安に感じてしまうと思います。
リクルートエージェントの面談は、求職者を理解してもらい、より親身に転職をサポートしてもらうためのとても大事な機会です。
転職活動を成功に導くためにも、この記事でリクルートエージェントの面談についての理解を深めてくださいね。
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目次
リクルートエージェントの基本情報
リクルートエージェントは、転職支援実績No.1の総合型転職エージェントです。
業界に精通したキャリアアドバイザーが求職者の強みや適正を一緒に見つけてキャリアプランを提示してくれます。
公開・非公開求人を含めて、他社と比べて圧倒的な求人数を所有しています。
志望業界や業種が決まっておらず、幅広い求人から自分に合う求人を探したいという方におすすめです。
基本情報
運営会社 | 株式会社リクルート |
求人数 | 516,062件 (非公開求人413,381件) |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | 総合型転職エージェント |
公式サイト | リクルートエージェント |
メリット・デメリット
転職支援実績No.1
多数の非公開求人
実績豊富なアドバイザー
充実した転職サポート(転出書類の添削、面接対策、業界・企業情報の提供)
地方の求人も多数あり
転職支援サービスの提供期間は面談から転職先が決まるまでの約3か月が目安
求人紹介が多すぎて選びにくい
利用時のポイント・活用術
登録の際に希望条件を伝える
急ぎでの転職でない場合はサポート期限が無期限のdodaと併用する
リクルートエージェントとの面談方法
リクルートエージェントのキャリアカウンセリングでは、「対面面談」「電話面談」「オンライン面談」を選ぶことができます。
最近では「電話面談」「オンライン面談」が主流となってきています。
そこで、それぞれの面談がどのような方におすすめなのか解説します。
対面面談がおすすめな方
対面面談では、キャリアカウンセラーと顔を合わせて話し合いを行うため、意思疎通がしやすいというメリットがあります。
また、履歴書などの書類を直接添削してくれたりします。
ですが、対面で面談を行うためには直接リクルートまで足を運ぶ必要があります。
それでも対面の方が安心できる、意思疎通がしやすい、と感じる方は、対面面談を活用することがおすすめです。
電話面談がおすすめな方
電話面談はどこからでも行うことができるため、対面面談を行う時間がない方や、近くにリクルートエージェントの本社・支社がない方におすすめです。
ただし、サービス説明が口頭だけになるのでわかりずらかったり、面談中に履歴書などの書類の添削は難しいといったデメリットもあります。
オンライン面談がおすすめな方
オンライン面談は、電話面談と同様にどこからでも行うことができます。
また、キャリアカウンセラーの顔を見ながら面談することができるので、安心して話し合うことができます。
また、画面共有で資料を使いながらで説明してもらえます。
リクルートエージェントとの面談までに準備すること
リクルートエージェントとの面談に向けて、準備しておくべきことがあります。
この準備を行うと、転職活動も成功に繋がりやすくなりますので、是非チェックしてみてください。
履歴書・職務経歴書の記入
事前に履歴書・職務経歴書の準備があると、面談がスムーズに進みます。
埋められる箇所のみで良いので、無理に全て埋める必要はありません。
これからキャリアアドバイザーがアドバイスと添削をしてくれるので、安心してください。
自分のキャリアプランの整理
明確なキャリアプランを共有することで、より希望にマッチした求人紹介に繋がります。
まだキャリアプランを思い描けていない人は、正直にまだであることを伝えましょう。
キャリアアドバイザーがキャリアプランを整理する手助けをしてくれるでしょう。
転職への希望条件を決めておく
転職時期や転職先に求める条件を具体的に話せるようにしておきましょう。
具体的な条件を持っておくことで、転職先とのミスマッチを防げます。
自分の条件を全て満たす求人と出会うことはかなり難しいため、希望条件に優先順位をつけておくことをおすすめします。
オンライン面談の場合はネット環境を準備する
転職エージェントによっては、支店で行われる来社面談ではなく、Zoom等を利用したオンライン面談があります。
インターネット環境が整っていないと、面談がスムーズに行われません。
静かな環境かどうか、背景に余計なものが映らないかもチェックしておきましょう。
リクルートエージェントとの面談当日の持ち物と服装
リクルートエージェントとの面談当日に必要なものや、服装について解説していきます。
リクルートエージェントとの面談当日の持ち物
・ノートなどのメモできるもの
・手帳などのスケジュール管理できるもの
・A4の書類をしまうクリアファイル
・書類の入るサイズの鞄
・その他、キャリアアドバイザーから依頼されたもの
面談では、自分が提出した履歴書・職務経歴書のコピーや求人票など、A4サイズの書類を渡されることが多いです。
折らずに持って帰れるように、準備しておいてください。
リクルートエージェントとの面談当日の服装
面談での服装に、特に決まりはありませんが、スーツで行くのが安心でしょう。
キャリアアドバイザーの方はスーツを着て対応します。
カジュアル過ぎる格好は、キャリアアドバイザーとのパランスが悪くなり、悪い印象を抱かれてしまう可能性も否定できません。
スーツを着た相手と大切な話をする、という意識を持って、ふさわしい服装を選ぶようにしてください。
リクルートエージェントとの面談当日の流れ
実際にリクルートエージェントとのキャリアカウンセラーとの面談では何を行うのでしょうか。
面談では、主に以下の5つのことを行います。
①自己紹介 |
②経歴や職種、仕事内容の確認 |
③転職理由やキャリアプランの共有 |
④転職先への希望条件の確認 |
⑤求人紹介 |
①自己紹介
まずはお互いの自己紹介をします。
キャリアアドバイザーからは、これまでの経歴や実績、得意な業界や自社紹介などが説明されます。
求職者も自己紹介として、現職や転職活動の状況、リクルートエージェントに申し込んだ理由などを簡単に伝えましょう。
②経歴や職種、仕事内容の確認
履歴書や職務経歴書をもとに、今までの経歴・キャリア・仕事内容をの詳細を確認していきます。
仕事に関する得意不得意や、今の会社に入った理由などの質問もあるでしょう。
求職者はなるべく正直に情報を共有することを心掛けましょう。
③転職理由やキャリアプランの共有
「ノルマから逃げたくて転職したい」「勤務時間の短さで決めたい」
ネガティブに捉われかねないようなことでも隠さずに伝えることが大切です。
漠然なイメージであっても、たくさんの情報を伝えることでキャリアアドバイザーは求職者にマッチした求人を探しやすくなります。
④転職先への希望条件の確認
仕事内容・収入・働き方・勤務環境など、どの条件を優先的に考えるのかはっきりさせましょう。
自分の希望が100%叶う求人と出会うことは極めて困難であると言えます。
優先順位をつけて条件を伝えることで、マッチ度合いの高い求人紹介に繋がるでしょう。
⑤求人紹介
これまで伝えた情報から、求職者に合う求人を紹介してもらいます。
紹介されたからと言って、必ず応募する必要はないので安心してください。
改めて自分の希望を伝えるなどして、より満足する求人と出会いましょう。
リクルートエージェントとの面談時に聞くこと4選
面談の際、キャリアアドバイザーに何を質問するべきかわからない方は多いと思います。
ここでは、転職活動を進めやすくしてくれる聞いておきたいポイントを紹介します!
スキルがない場合の対処法
相手企業にアピールするようなスキルや職歴がなくて不安に思う人も少なくないでしょう。
自分自身の強みには気づきにくいものです。
キャリアアドバイザーはいかに求職者のアピールポイントを引き出せるかが面談の肝でもあります。
しっかり相談すればきっとアピールするべきポイントを提案してくれるでしょう。
自己PRの方法
自分では大したことのないと思っていたスキルや経験が、企業によってはとても魅力的に判断することは少なくありません。
キャリアアドバイザーに相談することで、より企業に刺さる内容にするためのアドバイスをしてくれます。
志望する業種や職種によっても、柔軟に対応してくれるのでしっかり相談しましょう。
転職市場の動向
転職市場は、3~4月・9月~10月、つまり上半期と下半期のスタート時期に最も活発になる傾向にあります。
また職種における傾向もアリ、求職者は敏感にチェックする必要があります。
キャリアアドバイザーは転職のプロなので、転職市場の動向を熟知しています。
会社の内部事情や雰囲気
入社後のミスマッチを防ぐためには、会社の雰囲気を事前に知っておくことはとても効果的です。
いくら給与や福利厚生の条件が良くても、上下関係が厳しく堅い会社は働きづらさを感じてしまうでしょう。
キャリアアドバイザーは募集要項に載っていない内部事情も知っている可能性があります。
入社してからでないと分からないような情報を手に入れるためにも、どんどん質問・相談をしましょう。
転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけない10のこと
転職エージェントとの面談で、絶対にやってはいけないことは10個あります。
それは、
・面談の日時や書類の提出期限を守らない
・面談の時間が終わっても話し続ける
・経歴や資格・スキルなどで嘘をつく
・横柄な態度をとる
・転職の意志が低いような態度をとる
・服装がラフすぎる
・無理な要求をする
・現職の不満や愚痴ばかり言う
・他の転職エージェントをけなす
・現職での名刺を渡す
という10点です。
なぜやってはいけないのかを解説します。
面談の日時や書類の提出期限を守らない
指定された面談の日時や、履歴書・職務経歴書などの提出期限を守れないと、キャリアアドバイザーからの印象が下がります。
そもそも約束した時間や期日を守れないことは、当然ビジネスパーソンとしての信頼性を損なうことになります。
キャリアアドバイザーは企業を紹介しても、この人は面接に遅刻するかもしれないと考えてしまう可能性も。
そうなるとキャリアアドバイザーは求人の紹介を渋り、希望条件を伝えても求人を紹介してもらえないという場合もあるのです。
やむを得ず約束の時間を守れない場合は、分かった時点で連絡を入れて遅れる旨や予定を別日に変更してほしい旨をきちんと伝えるようにしましょう。
連絡手段は電話や LINE のようなメッセージツールなど行き違いになることの少ない方法を選びましょう。
面談の時間が終わっても話し続ける
面談で指定された時間を超過してしまうのも上記と同様の理由でNGとなります。
遅刻と同様、時間を超過するのも時間にルーズな印象を与えてしまう可能性があるためです。
また実際の採用面接においても、限られた面接時間の中でアピールすることが求められます。
キャリアアドバイザーとの面談は面接ではありませんが、軽い練習だと思いましょう。
どうしても指定された時間内で話が終わらなそうな場合は、別日に時間を確保してもらえないか相談すると良いでしょう。
経歴や資格・スキルなどで嘘をつく
職務経歴書・所有スキル・年収などで嘘をつくのは厳禁です。
嘘をついて採用された場合、その嘘がバレた際に経歴詐称として内定取り消しや解雇処分になってしまう可能性もあります。
また、嘘の経歴や所有スキルを伝えてしまうと、本当に自分にあった求人を紹介してもらえない場合も。
自分にあわない企業に採用されても、スキル不足で業務やタスクが間に合わず、辛い思いをすることに繋がります。
当然キャリアアドバイザーとの面談で嘘がばれると信用を失い、サポートを受けづらくなってしまいます。
転職エージェント側も、経歴を偽った求職者を企業に紹介するのは信用問題に関わるため避けたがります。
見栄を張ったりせず、正直に伝えましょう。
横柄な態度をとる
転職エージェントの面談で、高圧的・横柄な態度を取るのはやめましょう。
ビジネスマナーが身に付いていない人と見られ、キャリアアドバイザーは求人紹介をためらいます。
面談では希望条件が通らなかったり自分の欠点を指摘されたりといった、気分が良くない意見を言われる場合もあります。
しかしそれに腹を立てるのではなく、アドバイスをくれたと謙虚な気持ちで受け止めましょう。
転職の意志が低いような態度をとる
面談では転職の意志が低い態度を見せるのもNGです。
なぜなら、キャリアアドバイザーは転職の意志が低い人の対応を後回しにする可能性が高いためです。
転職エージェントは、紹介した求職者を採用した企業から報酬を得るというビジネスモデルで成り立っています。
そのため、自然と転職への意欲が高い人を優先して対応するのです。
とりあえず登録してみただけ、すぐに転職はしないけどアドバイスが欲しいといった、意志が低い態度を見せるのは避けましょう。
服装がラフすぎる
企業との面接でないからと言って、普段着や家着などラフすぎる服装で面談に臨むのもやめましょう。
転職エージェントは、ビジネスに関するサービスを提供しています。
求職者にもビジネスマナーにのっとった身だしなみ、振る舞いが基本だと考えた方がいいでしょう。
身だしなみに関してはエージェントや担当者、職種などでも違いがありますが、最低限注意すべきことは
・清潔感のある髪型に整える
・オフィスカジュアル
・髭を整える
・華美なアクセサリーは避ける
・ナチュラルメイクを心がける
です。これらには最低限の注意を払いましょう。
無理な要求をする
転職エージェントが提供していないような無理な要求するのも避けましょう。
具体的には、
・個人的に応募した求人について相談をする
・転職エージェントが紹介できない業界・職種・企業の求人を無理に要求する
・キャリアアドバイザーにプライベートな付き合いを要求する
・キャリアアドバイザーや他の求職者のプライベートに関わる情報を聞き出そうとする
というものが挙げられます。
こうした行為は、キャリアアドバイザーからの評価が下がってしまうでしょう。
利用を考えている転職エージェントではどのようなサービスを提供しているか、キャリアアドバイザーとの面談で意識するべきマナーなども調べておきましょう。
現職の不満や愚痴ばかり言う
転職エージェントはキャリアアドバイザーと相談し、次の仕事を見つけるためのサービスであって、現職の不満や愚痴を聞いてもらうサービスではありません。
転職する理由の中には職場の人間関係が悪い、労働時間が長いなどといった現職への不満が影響していることもあるでしょう。
そういう場合はキャリアアドバイザーから転職を考えた理由を聞かれると、つい愚痴っぽくなってしまうことも少なくありません。
仕方のない部分ももちろんありますがキャリアアドバイザーも人間です。不満や愚痴ばかり聞かされて良い気分はしないでしょう。
しかも自分とは直接関係のない職場の不満を伝えられている形になります。
知らない職場の愚痴ばかり一方的に聞かされれば、求職者に対してマイナスの評価を抱いてしまいます。
つい愚痴ばかりになってしまう気持ちもわかりますが、前向きに転職に向けての面談を進めましょう。
さらにキャリアアドバイザーが「この人は面接の場でも、採用担当者に愚痴ばかり伝えてしまうのでは」と考え、優良な求人の紹介をしづらく感じてしまう可能性も。
転職の理由がネガティブなものだったとしても、その上でどのような職場で働きたいのか、どのような仕事を選びたいのか。
キャリアアドバイザーと前向きな話ができるよう、意識してみてください。
他の転職エージェントをけなす
上記の愚痴や不満と同様に、他の転職エージェントをけなす態度を取ることも避けましょう。
以前利用したサービスで不満があったり、担当者との相性が悪く嫌な思いをさせられた経験があったりするとどうしても不平不満を漏らしたくなります。
しかし、1人のビジネスパーソンとして他人を悪くいうのはマナー違反です。
こうした不遜な態度を取ると、マナーの悪い人と判断されてしまって、良い求人を紹介してもらえないことにもなるでしょう。
どの転職エージェントでも、キャリアアドバイザーの方は本気でサポートしてくれます。
その気持ちを踏みにじる行為はやめましょう。
現職での名刺を渡す
面談の際に、現職で使っている名刺を渡すのは避けた方が良いでしょう。
会社の名刺はビジネス上で使うものですので転職活動で名刺を渡してしまうと、常識がない人と見られてしまいます。
キャリアアドバイザーと初対面の際には名刺を渡されますが、こちらも渡す必要はありません。
必要な求職者の情報は、履歴書や職務経歴書から確認しています。キャリアアドバイザー側が求めない限りは必要ありません。
ですが個人的な名刺の交換は問題ありません。特に転職活動用の名刺を用意するとキャリアアドバイザーから好印象を持たれるのでおすすめです。
リクルートエージェントで面談をするメリット
リクルートエージェントの面談が億劫で無視しようと考えている方もいるかと思います。
結論として、リクルートエージェントの面談は受けることをおすすめします。
ここではリクルートエージェントの面談を受けるメリットについてご紹介します。
非公開求人を紹介してもらえる
リクルートエージェントを利用するメリットとして、限定的に公開されている「非公開求人」に応募することが可能になることが挙げられます。
非公開求人は、応募数が増えてしまうことを避けたい人気企業・大手企業が展開していることが多く、年収も高い傾向にあるのが特徴です。
そのため求められるスキルや経験もレベルが高くなりますが、キャリアアドバイザーが適性を判断して紹介してくれるためマッチングがいい求人であることが期待できます。
キャリアの相談に乗ってもらえる
リクルートエージェントと面談を行うと、担当のキャリアアドバイザーが相談に乗ってくれることがメリットになります。
1on1の面談で今までの経験やキャリアから希望する業界・職種、今後のキャリアプランについて相談することで、自分にぴったりの求人を紹介してもらえます。
そもそも転職自体を迷っている方も安心してください。転職のプロに直接相談することで、自身の強みや転職を検討する理由が明確になって転職しない方が自分にとっていい選択だと分かる場合もあります。
家族や友人、同僚に話しにくいプライベートな内容なので、第三者としてエージェントを活用するものOKです。
書類添削や面接対策など選考サポートが手厚い
リクルートエージェントと面談をすることで、自分一人では難しい書類の添削や面接対策などの選考対策をみっちり行うことができます。
転職活動が初めての方は特に、「職務履歴書の書き方がわからない」「書類審査で落とされる」「面接で話すことがない」などの悩みがあるのではないでしょうか。
そこでリクルートエージェントに登録して面談を行うと、企業の採用ニーズや選考プロセスを熟知したキャリアアドバイザーから客観的な意見をもらいつつ選考対策を徹底することができます。
面談を通じて自身の強みが見つかることで、面接で効率よく自己アピールすることができます。選考対策のサポートを使い倒して、内定率を上げていきましょう。
応募や日程調整・年収交渉など面倒な手続きを任せられる
リクルートエージェントとの面談後に、自分では面倒な応募や言いにくい年収交渉などをすべて代わりに行ってくれます。
例えば転職サイトや企業のホームページから直接応募すると、応募の手続きや面談の日程調整などのやり取りがあります。
しかし転職エージェントを利用するとキャリアアドバイザーが仲介してやり取りを行ってくれます。
エージェントを挟むことで、「忙しい時間に連絡することにならないか」「失礼のないメールの文章になっているか」などの余計な心配をする必要がなくなり、ストレスもかかりません。
また転職で年収アップを目的にしている方は多いと思いますが、そのカギを握る年収交渉を代わりに行ってもらえるのも便利なポイントです。
エージェントは交渉の実績も豊富なので、年収交渉はお任せしましょう。
面接のフィードバックを貰える
リクルートエージェントとの面談が終わり求人に応募後、企業の採用担当者が自身のことをどう評価したのかフィードバックを聞くことができるのがメリットの1つです。
通常、面接など選考の評価内容は知らされないことがほとんどです。しかし転職エージェントを利用していると、キャリアアドバイザーが採用担当とやり取りをする中で評価内容を聞き出して共有してもらえることもあります。
特に残念ながら不採用となってしまった面接のフィードバックを聞くことで、反省点や改善点を見つけて今後の選考対策に活かすことも可能です。
合格した際の評価を聞くことで自信をつけることもできます。
採用担当からのフィードバックを貰える機会は滅多にないです。これを活かして面接の選考通過率を上げましょう。
職場の人間関係などの内情を教えてくれる
リクルートエージェントとの面談の際に、入社しないとわからないような人間関係や社風など内部情報を教えてもらえます。
エージェントは今まで培ってきた採用担当者や経営層とのコネを活かして、転職サイトやホームページからはわからないような内部情報を入手しています。
そのため、実際に働く環境とのギャップをなくしてミスマッチの少ない転職活動にすることができます。
もっと社員の本音や口コミが知りたい方は、OpenWorkという口コミサイトで企業の実情を確認してみるのもよいでしょう。
退職手続きや入社後のフォローがある
リクルートエージェントを利用すると、晴れて内定を貰ったあとも退職手続きや入社後活躍するためのフォローなどをしてもらえるというメリットがあります。
初めての転職であれば、もちろん退職も初めてですよね。転職エージェントは転職にまつわる全てのサポートをしているので、退職手続きのフォローもしっかり行ってくれます。
また未経験職種に転職する方など入社後に不安がある方には、入社してから活躍するために気を付けるべきポイントやアドバイスをしてくれます。安心してチャレンジできますね。
リクルートエージェントで面談をするデメリット
先ほどリクルートエージェントの面談を受けるメリットについて紹介しましたが、デメリットもいくつかあるのでご紹介します。
担当者との相性や質によって左右される
リクルートエージェントに限った話ではありませんが、転職エージェントの面談では、担当者との相性や質によって紹介される求人や転職の成功度合いが左右されるかもしれないデメリットがあります。
担当のキャリアアドバイザーにも得意・不得意があり、また経験や実績も異なります。
また話が合うかどうか、対応が遅い、上から目線で対応してくるなど、関わってから分かる実態もあり、事前に避けることは難しいです。
担当との相性が悪いと感じる場合は、すぐに変更を申し出ましょう。
希望と異なる求人を紹介される
リクルートエージェントを利用する際、希望条件と異なる求人を紹介されてしまうことがデメリットとして挙げられます。
担当のキャリアアドバイザーは、複数の求職者を一人で担当しています。
そのため、情報が混じって誤った求人を紹介されることがあります。
間違いは誰にでもありますが、何度も間違いが続く場合は担当者に希望条件を再度伝えましょう。
改善されない場合は、すぐに担当の変更を申し出ましょう。
自分のペースで進められない
リクルートエージェントとの面談後に、転職活動を急かされることや内定承諾を迫られるなど、自分のペースで転職活動を進められないというデメリットがあります。
エージェントも仕事なので、内定を承諾させて結果を出すことを意識しています。
かといって転職をするのはあくまでも自分なので、エージェントの都合に振り回されてしまうのは良くないことです。
内定の承諾有無以外にも、エージェントの自己都合を押し付けてくる人もいるので注意しましょう。
このデメリットを回避するためには、事前に転職活動の期間を伝えておくことが重要です。
リクルートエージェント以外のおすすめ転職サービス
リクルートエージェント以外で利用をおすすめしたい転職エージェントや転職サイトを紹介します。
doda
dodaは、業界最大級の求人数を誇る総合型転職エージェントです。
dodaの最大の特徴は、登録することで転職サイトと転職エージェント両方の機能を利用できるところです。
業界や業種、エリア別などの動向に精通したキャリアアドバイザーが専任担当として求職者のサポートをしてくれます。
dodaは転職応援コンテンツも充実しているので、情報収集するのにもおすすめです。
基本情報
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
求人数 | 約20万件以上※2023年3月時点、非公開求人を含む |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | 総合型転職エージェント |
公式サイト | doda |
メリット・デメリット
業界最大級の求人数
転職市場に精通した専門スタッフ
企業1社ごとに採用プロジェクト担当1人
詳細な求人検索
転職フェアを多数開催
連絡が遅いことがある(登録からカウンセリングまで2週間程度かかることあり)
アプリが重い
3か月のサポート期限あり
利用時のポイント・活用術
サポート期間が無期限のマイナビエージェントを併用する
ビズリーチ
ビズリーチは、国内最大級のハイクラス求人に特化した転職サービスです。
基本機能は無料で利用できますが、有料サービスに登録すると全てのスカウトに返信できるようになるため、企業との出会いを増やすことができます。
1週間無料のお試し期間もあります。高年収を目指しているという方におすすめです。
基本情報
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
求人数 | 148,014件 |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | スカウト型転職サービス |
公式サイト | ビズリーチ |
メリット・デメリット
年収1,000万円以上のハイクラス求人が3分の1以上
導入企業数22,300社(累計)
一定の基準を満たした優秀なヘッドハンター
他の転職サービスでは無い求人にも巡り合える
手厚いサポートはほとんど無し
応募のハードル高め
利用時のポイント・活用術
サポートが手厚いパソナキャリアを併用する
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス求人に特化した転職サービスです。
こちらに登録をすると、匿名レジュメを見たヘッドハンター・企業からスカウトを受け取ることができます。
スカウト型なので、自分では探せなかった企業との出会いもあるかもしれません。
自分のキャリアを活かしながら更に上のポジションを狙っている方や大幅な年収アップを目指しているという方におすすめです。
基本情報
運営会社 | 株式会社リクルート |
求人数 | 430,874件 |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | スカウト型転職サービス |
公式サイト | リクルートダイレクトスカウト |
メリット・デメリット
年収800万円〜2,000万円求人多数
登録後はスカウトを待つだけ(ヘッドハンターが代わりに仕事を探す)
企業からの直接スカウトあり
転職のサポートは受けることができない
応募のハードル高め
利用時のポイント・活用術
転職のサポートを受けたい場合はハイクラス転職支援に強いJACリクルートメントを併用する
マイナビエージェント
マイナビエージェントは、顧客満足度No.1を誇る総合型転職エージェントです。
リクルートエージェントと比較すると求人数は劣りますが、首都圏以外の地方求人なども豊富に揃っています。
キャリアアドバイザーは業界ごとの専任制となっており、各職種の転職市場を熟知していることが特長です。
また、キャリアアドバイザーとは別に企業担当アドバイザーも在籍しているため、職場の雰囲気など求人票には載っていない実際の情報を得ることができます。
初めて転職活動を行う方や地方での転職を考えている方におすすめです。
基本情報
運営会社 | 株式会社マイナビ |
求人数 | 59,826件 (非公開求人13,169件) |
求人対応地域 | 東京、その他 |
転職サイトのタイプ | 総合型転職エージェント |
公式サイト | マイナビエージェント |
メリット・デメリット
キャリアアドバイザーは業界ごとの専任制
企業担当アドバイザーもバックアップ
サポート期限無し
独占求人が豊富
担当者の質にばらつきあり
求人情報に食い違いがあることも
求人紹介の連絡が多い
ハイクラス求人が少なめ
利用時のポイント・活用術
連絡が多いと感じる場合は、求人紹介メールや電話の頻度を減らしてもらうようにお願いする
経験やスキルに自信がある方はハイクラス特化型転職エージェントを併用する
リクナビNEXT
リクナビNEXTは、全国で求人数が豊富な総合型転職サイトです。
10万件以上掲載されている求人は業界・職種の幅が広く、選択肢を広げたい方におすすめです。
またアプリや検索機能が使いやすいため、希望条件が確立している方や転職初心者の方に向いているサービスです。
無料会員登録で利用できる「グッドポイント診断」は自己分析に最適なツールです。
基本情報
運営会社 | 株式会社リクルート |
求人数 | 96万件以上 (2024年12月時点) |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | 総合型転職サイト |
公式サイト | リクナビNEXT |
メリット・デメリット
求人数が多く、業種・職種の幅も広い
検索機能が使いやすい
無料の自己分析ツール「グッドポイント診断」が便利
希望条件に合わないスカウト・オファーメールが多数届く
地方の求人が少ない
基本的に自力で転職活動を進めるスタイル
利用時のポイント・活用術
転職活動をサポートしてもらえるリクルートエージェントを併用するとよい
リクルートエージェントの面談に関するよくある質問
リクルートエージェントの面談に関してよくある質問をまとめました。
参考にしてくださいね。
リクルートエージェントとの面談方法は?
リクルートエージェントの面談方法には、「対面面談」「電話面談」「オンライン面談」の3つがあります。
ご自身の希望や住んでいる地域に応じて対応してもらうことができます。
リクルートエージェントとの面談の予約方法は?
リクルートエージェントに登録すると、登録完了後にメール、または電話で担当者から連絡が来ます。
そこで初回面談の日程調整を行います。
複数候補日を絞っておくと良いでしょう。
リクルートエージェントとの面談時の服装は?
基本的に服装は自由です。
スーツでも私服でも、作業服でも構いません。
ただキャリアアドバイザーに好ましくない印象を与えかねないような服装は控えましょう。
私服でも清潔感のあるオフィスカジュアルがベターです。
リクルートエージェントとの面談の時間は?
基本的に1~2時間程度です。
他の予定との兼ね合いで時間に余裕がない場合は、事前にその旨を相談しておきましょう。
今すぐに転職しなくても相談できる?
今すぐの転職を考えていなくても、相談することは可能です。
リクルートエージェントでは、転職活動を考えたきっかけから相談し、その情報をもとに今から転職活動をするべきかどうかを判断してくれます。
実際に面談して転職活動を始めない方もいます。
自身のキャリアについて何か相談したいことがあれば、気軽に登録してみましょう。
リクルートエージェントの面談は土日も対応してる?
リクルートエージェントでは、土日祝の面談を受け付けています。
面談ができる拠点は全国各地にあり、現在は【東京本社、北海道支社、東北支社、宇都宮支社、さいたま支社、千葉支社、西東京支社、横浜支社、金沢支社、新潟支社、長野支社、静岡支社、名古屋支社、京都支社、大阪支社、神戸支社、岡山支社、広島支社、高松支社、福岡支社】があります。
電話やオンラインで面談することもできます。
リクルートエージェントの面談を無視してもいい?
キャリアアドバイザーとの面談が億劫だからといって、面談を無視するのはNGです。
印象が悪くなり、今後サポートをしてもらうことができなくなる可能性もあります。
また、無視をすることで電話などの連絡が頻繁に来ることになるでしょう。
今すぐに転職を考えておらず、面談を今すぐにしたくない場合はその旨を伝えましょう。
面談をどうしてもしたくない場合は、リクナビNEXTなどキャリアアドバイザーとの面談が必要ない転職サイトの利用を検討するのも良いでしょう。
リクルートには他にどんなサービスがある?
リクルートは転職支援以外にも、新卒の就活支援サービスや企業向けの採用業務支援サービスなども展開しています。
・リクナビNEXT
・リクナビNEXTジャーナル
・はたらいく
・とらばーゆ
・リクナビ派遣
リクルートエージェントの担当キャリアアドバイザーを変更できる?
担当キャリアアドバイザーを変更することは可能です。
その際は変更をしたい明確な理由と要望をきちんと伝えるようにしましょう。
そうすることで、より相性の合うキャリアアドバイザーに変更してもらえます。
まとめ
リクルートエージェントの面談の流れや事前準備について紹介しました。
この面談は、企業との面接とは異なり、求職者のキャリアや希望条件を理解し、よりマッチする求人を紹介するためのものです。
求職者の強み・弱みを知り、転職活動のサポートに活かすための大切な機会です。
転職活動を成功させるためにも、ぜひ有効活用してください。