転職エージェントに登録すると、ブラック企業ばかりを紹介されるのでしょうか。
せっかく転職を決めても、次の転職先がブラック企業では台無しです。
この記事で転職エージェントを利用して、ブラック企業に転職しないための方法について解説します。
各転職エージェントの特徴や詳しい情報をまとめたこちらの記事『転職エージェントの評判まとめ!悪い口コミやおすすめの転職エージェントもご紹介』もおすすめです。
リアルな評判を知りたい方は併せてチェックしてみてください。
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目次
- 1 転職エージェントはブラック企業ばかりを紹介してくるの?
- 2 ブラック企業を紹介しがちな転職エージェントの特徴
- 3 ブラック企業を紹介してくるダメな転職エージェントの見極め方
- 4 ホワイト企業を紹介してくれる転職エージェントの特徴
- 5 ブラック企業ばかり転職エージェントから紹介される人の特徴
- 6 転職エージェントから紹介された求人がブラックか見極めるコツ
- 7 転職エージェントがブラック企業ばかりを紹介してくるときの対処法
- 8 転職エージェントを上手く活用する7つのポイント
- 9 【総合型】おすすめ転職エージェント
- 10 【特化型】おすすめ転職エージェント
- 11 ブラック企業と転職エージェントに関するよくある質問
- 12 まとめ
転職エージェントはブラック企業ばかりを紹介してくるの?
結論、一般的な転職エージェントの求人はブラックばかりではありません。
しかしながら、転職エージェントや担当のキャリアアドバイザーによって差があるのが実情です。
本当にひどい転職エージェントは、登録者をお金としか考えておらず、内定の出やすい企業ばかりを紹介する傾向にあります。
ですがどれも悪質というわけではないので、そこは安心してくださいね。
ブラック企業を紹介しがちな転職エージェントの特徴
ブラック企業を紹介しがちな転職エージェントの特徴を3つ紹介します。
・中小規模の転職エージェント
・キャリアアドバイザーによるカウンセリングがない
・ノルマが厳しい
以上の特徴に当てはまれば当てはまるほど、ブラック企業を紹介しがちな転職エージェントの可能性が高まります。
以下で詳しく解説していきます。
中小規模の転職エージェント
企業は採用が決定した場合に、転職エージェントに対して紹介手数料を支払います。
支払う金額は、転職者の年収の30%~35%ほどが相場です。
この仕組みから、年収を高く転職させた方が転職エージェントの儲けは大きくなります。
そのため資金に余裕のない中小の転職エージェントは、とにかく転職を成功させて手数料が入るサイクルを作ろうとブラック企業を紹介してくることがあります。
キャリアアドバイザーとの面談がない
キャリアアドバイザーとの面談がないということは、転職エージェント側が転職者の希望条件を考慮していないことと同じです。
転職エージェントの売上のために、手当たり次第の求人を紹介してきます。
このような転職エージェントは早めに利用するのを辞めましょう。
転職エージェントのノルマが厳しい
転職エージェントのノルマとは、担当者一人一人に課せられる売り上げ目標のようなものです。
前述したように、転職エージェントは採用が決まると企業から紹介手数料を貰う微子ネスモデルです。
そのため担当者に厳しいノルマが課せられていると、求職者の希望条件を無視して、とにかく内定が取れそうなブラック企業を紹介してくることがあります。
このような厳しいノルマがある背景や転職エージェントが抱える裏事情について詳しく知りたい方は、こちらの記事『転職エージェントの裏事情に迫る!本音を理解して上手に活用するコツは?』を併せてご覧ください!
ブラック企業を紹介してくるダメな転職エージェントの見極め方
ブラック企業ばかりを紹介してくるダメな転職エージェントを見極める方法として以下の4つが挙げられます。
・転職エージェントの会社HPを確認する
・転職エージェントに勤める知人に聞いてみる
・転職エージェントの業績を調べる
・紹介される求人数で判断する
以下で詳しく解説していきます。
転職エージェントの会社HPを確認する
各転職エージェント会社のコーポレートサイト・HPから、会社理念やビジョン、サービス方針などを確認してみましょう。
記載された情報を読んでみて、その転職エージェントを信じれるかどうかチェックしてください。
少しでも違和感を感じた場合、登録を考え直してみても良いかもしれません。
転職エージェントに勤める知人に聞いてみる
セカンドオピニオンのように、業界の人から評判が良い転職エージェントを聞いてみるのも一つです。
もし周りに人材紹介会社に勤務している人が居たら、ぜひ聞いてみてください。
業界ならではの裏話も得られるかもしれません。
転職エージェントの業績を調べる
ネットだけでは情報に限りがあるので、実際に登録してみて、キャリアアドバイザーとの面談時に聞いてみることをおすすめします。
過去の内定実績を数件聞いてみて、その内容を元に、ブラック企業を紹介していないかチェックしてみてください。
個人名を出さなければ個人情報には当たらないので、回答してもらえるでしょう。
紹介される求人数で判断する
大量に求人を紹介してほしいと頼んでいる時以外、担当キャリアアドバイザーからの紹介求人数があまりに多い場合、疑いの気持ちを持っても良いかもしれません。
業界・職種にもよりますが、一度で15~20件の求人を紹介してくる場合は注意が必要です。
転職者の希望条件にマッチするよう沢山ある求人を絞り込んで提示するのが良いキャリアアドバイザーと言えます。
誰でも内定を貰えるようなブラック企業が混ざりこんでいるケースがあるので、怪しいと思ったらしっかりと対応してくださいね。
ホワイト企業を紹介してくれる転職エージェントの特徴
今度は反対に、ホワイト企業を数多く紹介してくれる良い転職エージェントの特徴を紹介します。
以下の4つのような特徴が挙げられます。
・キャリアアドバイザーとの面談があり、アフターサービスが充実
・転職エージェントのノルマが緩い
・キャリアアドバイザーが数多く在籍
・特化型の転職エージェント
以下で詳しく説明していきます。
キャリアアドバイザーとの面談があり、アフターサービスが充実
優良な転職エージェントは、転職者の希望条件に沿えるようにマンツーマンの面談を設けていることがほとんどです。
担当者と綿密なコミュニケーションは取れる環境があることで、ミスマッチを防ぎ、転職者はブラック企業を避けることができます。
また退職・入社する時のフォローがある転職エージェントも優良だと言えます。
転職エージェントのノルマが緩い
ノルマが設定されている転職エージェントは多いですが、その設定値は転職エージェントによって様々です。
特に大手の転職エージェントはノルマが緩い傾向にあり、逆にベンチャー企業は厳しい傾向にあります。
大手はそこまで売り上げを追求しなくても、経営が成り立つ基盤があるので、担当者も安心して業務に携わることができます。
担当者の余裕は、転職者一人一人の徹底的なサポートに繋がります。
キャリアアドバイザーの人数が多い
キャリアアドバイザーの人数が多い転職エージェントは、競争意識があるので個人の質が高いことが多いです。
そして特に少数精鋭というキャッチコピーを使う無名の転職エージェントには気をつけてください。
実際は優秀なキャリアアドバイザーが集まらないだけという可能性が考えられます。
特化型の転職エージェント
特化型の転職エージェントは各業界の出身のキャリアアドバイザーが多いという特徴があります。
そのため業界特有のブラック企業を把握していて、安心して求人紹介を任せることができます。
特化型の転職エージェントは実際の勤務現場に訪問しているケースが多いため、企業の詳しい情報まで得ることができるのもメリットです。
ブラック企業ばかり転職エージェントから紹介される人の特徴
転職エージェントからブラック企業の求人ばかりを紹介されて困っているという方は、ダメな転職エージェントの利用を辞めるほかに、ご自身で改善できるポイントがあるかもしれません。
ここでは、ブラック企業の求人ばかり紹介されてしまう人の特徴3つを紹介します。
・希望条件が曖昧
・新卒3年以内
・現職の給与が低い
中にはすぐに改善することができないポイントもありますが、まずは当てはまるかどうか確認してみてください。
希望条件が曖昧な人
キャリアアドバイザーに伝える希望条件が曖昧だと、ブラック企業を紹介されてしまいがちです。正しい希望が伝わらず、意図しない求人を紹介されるようになってしまいます。
例えば、残業時間や希望年収などはざっくりとした希望を伝えるよりも、明確な数字で伝える方がよいでしょう。
今より高い年収が欲しい → 年収は400万円以上を希望
キャリアアドバイザーによりよい求人を紹介してもらうためにも、双方で認識のズレを解消する必要があるので注意してください。
新卒3年以内で社会人経験が浅い人
経験が浅い新卒3年目以内の求職者は、「未経験歓迎」「入社1年で高年収!」などの言葉につられてしまいがちです。
中には研修が充実していて本当に未経験でも活躍できる職場、若手から実力主義で活躍できる職場もあると思いますが、全てを鵜呑みにするのはNGです。
社会人経験が浅いと、気を付けていてもこうした点に引っかかってしまうことが多いです。十分注意しましょう。
現職の給与が低い人
現職の給料が安い方の多くは、高年収の求人に惹かれてしまいます。
ここで注意すべきなのは給与形態です。歩合制で仕事ができれば高収入、できなければ収入0という可能性も否めません。
転職エージェントから紹介された求人がブラックか見極めるコツ
ここでは転職エージェントに紹介された求人がブラックではないか見極めるための5つのコツを紹介します。
・口コミサイトを参考にする
・募集要項から具体的な仕事をイメージできるか
・入社後の雇用形態は正社員であるか
・好条件すぎないか
・ブラックになりがちな業界・職種には注意する
以下で詳しく解説していきます。
口コミサイトを参考にする
会社ごとの口コミ・評判が掲載されている転職口コミサイトに登録してみましょう。
実際に働いている社員や元社員によるリアルな情報源であり、ブラック企業かどうかを判断するためにマイナスな情報が書かれているはずです。
ですが口コミも、その会社からの退職者が書くことが多いので、過度にナイーブであったり、ネガティブな意見に偏ってしまうことがあります。
そのため口コミサイトの全てを信じすぎないように気をつけてください。
OpenWorkや転職会議など、数多くの口コミが集まるサイトを確認しておくのもよいでしょう。
募集要項から具体的な仕事をイメージできるか
募集要項を見て具体的な仕事をイメージできるかどうかは、ブラック求人かどうか判断するうえで重要な指標になります。
実態が露呈しないようあえて曖昧な表現をすることで、まずは入社させようと考えているかもしれません。
こうした求人は避けるべきですが、もしも気になるのであればキャリアアドバイザーに聞いてみましょう。
詳しい仕事内容や職場環境などの内情についてしっかり知っておくことで、入社してからブラック企業であることに気が付く、なんてことを避けることができるはずです。
入社後の雇用形態
入社後の雇用形態が「正社員」となっていますか?
正社員以外である場合、対応によってはブラック企業であると判断することができます。
契約社員の場合、更新すると言っておきながら更新しないというブラック企業もあります。
また正社員としての雇用であっても、試用期間のみ契約社員という条件があれば、期間終了後も契約社員のまま本採用となってしまう場合も考えられます。
こうした雇用形態については、より詳しいキャリアアドバイザーに確認を取ってもらうべきでしょう。
好条件すぎないか
あまりにも好条件であったり、手当が多いという場合も気を付けましょう。
同業他社の平均給与よりも明らかに高給である場合や給与に幅がある場合は、裏に厳しいノルマやみなし残業手当などが隠れている場合があります。
こうした情報はなかなか気が付きにくいので、紹介されて興味を持った求人であれば積極的に自身で情報収集をして調べてみましょう。
ブラックになりがちな業界・職種に注意する
ビジネスモデルや業界として、ブラック企業になる傾向のある業界・職種をピックアップしました。
激務・薄給になりやすい業界・職種
・賃貸不動産業界
・飲食業界
・アパレル業界
・塾などの教育業界
・旅行代理店
・ウエディングプランナー
営業ノルマが厳しく、体育会系になりがちな業界・職種
・生命保険業界
・投資用マンション業界
・通信機器販売業界
・オフィス備品販売業界
・証券業界
マネジメントが厳しめになりがちな業界
・芸能事務所
・イベント業界
・古くからある中小オーナー企業
・大手のグループ子会社
あくまで傾向ですので、以下の業界に含まれていても優良な会社はもちろんあることを注意してください。
転職エージェントがブラック企業ばかりを紹介してくるときの対処法
では実際に転職エージェントを利用している際に、ブラック企業ばかりを紹介されてしまったらどのように対処すればよいのでしょうか。
ここからは具体的な対処法について解説をしていきます。対処法は以下の3つです。
・希望条件をすり合わせる
・担当キャリアアドバイザーを変更する
・転職エージェントを変える
それぞれ詳しく解説していきます。
希望条件をすり合わせる
ブラック企業ばかり紹介される原因として、希望条件が担当キャリアアドバイザーに上手く伝わっていないことが考えられます。
その場合ははっきりとこのような条件の求人は求めていないと伝えましょう。
そして改めて自分の転職先に対する希望条件を伝えてください。
担当キャリアアドバイザーを変える
希望条件に沿った求人が紹介されない場合は、担当キャリアアドバイザーを変えるという手段があります。
ですが、転職エージェント自体に問題があったり、求人を取り扱っていない場合があるので、担当者を変えたからといって状況が好転するとは限りません。
そういった場合は転職エージェントごと変更することをおすすめします。
転職エージェントを変える
一番手っ取り早い方法が転職エージェント自体を変えることです。
途中で変えることに申し訳なく感じても、大事な転職活動なので自分の転職成功を第一に考えるべきです。
あらかじめ複数の転職エージェントに登録して併用しておくことをおすすめします。
複数の転職エージェントに登録する上で、dodaやリクルートエージェントなどの大手総合型転職エージェントを最低1つ登録しておきましょう。
リクルートエージェントからブラック企業を紹介されないか心配という方は、こちらの記事『リクルートエージェントの求人はブラックばかり?ひどい評判や口コミは本当』も併せて読んでみてくださいね。
転職エージェントを上手く活用する7つのポイント
ここまで、ブラック企業ばかりを紹介してくる転職エージェントの特徴やその対処法などを紹介してきました。
転職エージェントに悪いイメージを持ってしまった方もいるかもしれませんが、総合的に考えれば転職エージェントは利用した方がよいサービスです。
こちらでは転職エージェントを上手く活用するための7つのポイントを紹介していきます。
・総合型と特化型を複数登録する
・サポートを最大限活用する
・自分の希望条件やスキル・経験を明確に伝える
・積極的に情報収集・自己分析を行う
・条件面で交渉してもらう
・担当エージェントとこまめに連絡を取り合う
・担当者と合わなければすぐに変更を申し出る
詳しく解説していきます。
総合型と特化型を複数登録する
先程も述べましたが、転職エージェントを複数登録することでメリットがたくさんあります。
紹介してもらえる求人の幅が広がり、媒体ごとのサポート内容を使い分けて選考対策を万全にすることが可能です。
業界横断的に満遍なく求人を掲載している総合型転職エージェントと、業界職種・属性に特化した専門性のある特化型エージェントとを併用してみてください。
サポートを最大限活用する
転職の選考フローには、職務履歴書などによる書類選考や面接が複数回あることも少なくないです。
こうした選考を突破して内定を獲得するためにも、適切な対策が必要になってきます。
転職エージェントに登録すると、業界や企業ごとのアドバイザーが手厚くサポートしてくれることが多いです。
書類添削や面接練習を積極的にお願いしましょう。
自分が描きたいキャリアに対して、転職市場のプロとしてアドバイスをしてもらえるので、悩みがあるときは積極的に相談してみるのもおすすめです。
自分の希望条件やスキル・経験を明確に伝える
転職エージェントに登録すると、すぐに担当者との面談が入るケースが多いです。
この面談で、自分が希望する条件(給与・休日・勤務地・福利厚生・待遇など)や転職をする目的をしっかり伝えておくことで、後々紹介される求人とのミスマッチを回避することができます。
また、転職の期間や入社希望日を伝えておくと、スムーズに求人を案内してもらえます。
まだ具体的な希望条件や目的が決まっていない方は、現職の不満点や自分の理想から逆算して明確にしてから担当者との面談に臨みましょう。
積極的に情報収集・自己分析を行う
全てエージェントが行ってくれるからといって、受け身の常態でいるのはかえって危険です。
キャリアアドバイザーにとって都合の良い求人ばかりを紹介される羽目となってしまいます。
これを防ぐためには、自分から情報を集めて時には取捨選択をすることが重要です。
自分でリテラシーを持っておけば、万が一よくない求人を紹介されても断ることができます。
転職を成功させるためにも、積極的な姿勢は欠かさず持っておくようにしましょう。
条件面で交渉をしてもらう
キャリアアドバイザーに、年収交渉や制度など条件面での交渉をお願いしましょう。
言いにくいかもしれませんが、入社してからでは変えられない場合がほとんどです。
自身の希望条件を明確にして妥協しないためにも、交渉のプロでもある担当に連絡をして交渉をしてもらいましょう。
担当エージェントとこまめに連絡を取り合う
担当エージェントとこまめに連絡を取り合うことは、転職エージェントを活用するうえで重要なポイントです。
キャリアアドバイザーは複数の求職者を同時に担当しています。
いい求人情報が入ってきたとき、紹介する順番は連絡を最後に取った日付順であることもあるようです。
そのため、何週間も連絡を返していないような求職者にはいい求人が届きません。
また転職活動中に何か変わったことがあれば、すぐに連絡しましょう。
そうすることで求職者とエージェントで齟齬のないコミュニケーションをすることに繋がります。
担当者と合わなければすぐに変更を申し出る
担当のキャリアアドバイザーと相性が悪いと感じた場合、すぐに担当者を変更してみましょう。
既に数回やり取りをしていると若干気まずいかもしれませんが、交代はよくあることなので全く問題ありません。
メールや電話一本ですぐに変更することも可能です。
担当者との馬が合わないことを正直に伝え、気持ちよく転職活動が進められる担当者に出会えることを望みましょう。
【総合型】おすすめ転職エージェント
ここからはホワイト企業を紹介してくれる良い転職エージェントを紹介してきます。
先程紹介した「ホワイト企業を紹介してくれる転職エージェント」の条件のうち、
・キャリアアドバイザーとの面談があり、アフターサービスが充実
・転職エージェントのノルマが緩い
・キャリアアドバイザーが数多く在籍
これらを満たしているおすすめの転職エージェントは以下の3社です。
・doda
・リクルートエージェント
・マイナビエージェント
それぞれのサービスの特徴やメリット・デメリット、利用時のポイントを解説していきます。
doda
dodaは、業界最大級の求人数を誇る総合型転職エージェントです。dodaの最大の特徴は、登録することで転職サイトと転職エージェント両方の機能を利用できるところです。
業界や業種、エリア別などの動向に精通したキャリアアドバイザーが専任担当として求職者のサポートをしてくれます。dodaは転職応援コンテンツも充実しているので、情報収集するのにもおすすめです。
基本情報
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
求人数 | 約20万件以上※2023年3月時点、非公開求人を含む |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | 総合型転職エージェント |
公式サイト | doda |
メリット・デメリット
業界最大級の求人数
転職市場に精通した専門スタッフ
企業1社ごとに採用プロジェクト担当1人
詳細な求人検索
転職フェアを多数開催
連絡が遅いことがある(登録からカウンセリングまで2週間程度かかることあり)
アプリが重い
3か月のサポート期限あり
利用時のポイント・活用術
サポート期間が無期限のマイナビエージェントを併用する
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、転職支援実績No.1の総合型転職エージェントです。業界に精通したキャリアアドバイザーが求職者の強みや適正を一緒に見つけてキャリアプランを提示してくれます。
公開・非公開求人を含めて、他社と比べて圧倒的な求人数を所有しています。志望業界や業種が決まっておらず、幅広い求人から自分に合う求人を探したいという方におすすめです。
基本情報
運営会社 | 株式会社リクルート |
求人数 | 408,479件 (非公開求人354,101件) |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | 総合型転職エージェント |
公式サイト | リクルートエージェント |
メリット・デメリット
転職支援実績No.1
多数の非公開求人
実績豊富なアドバイザー
充実した転職サポート(転出書類の添削、面接対策、業界・企業情報の提供)
地方の求人も多数あり
転職支援サービスの提供期間は面談から転職先が決まるまでの約3か月が目安
求人紹介が多すぎて選ぶことが大変
利用時のポイント・活用術
登録の際に希望条件を伝える
急ぎでの転職でない場合はサポート期限が無期限のマイナビエージェントと併用する
マイナビエージェント
マイナビエージェントは、顧客満足度No.1を誇る総合型転職エージェントです。リクルートエージェントと比較すると求人数は劣りますが、首都圏以外の地方求人なども豊富に揃っています。
キャリアアドバイザーは業界ごとの専任制となっており、各職種の転職市場を熟知していることが特長です。また、キャリアアドバイザーとは別に企業担当アドバイザーも在籍しているため、職場の雰囲気など求人票には載っていない実際の情報を得ることができます。初めて転職活動を行う方や地方での転職を考えている方におすすめです。
基本情報
運営会社 | 株式会社マイナビ |
求人数 | 59,826件 (非公開求人13,169件) |
求人対応地域 | 東京、その他 |
転職サイトのタイプ | 総合型転職エージェント |
公式サイト | マイナビエージェント |
メリット・デメリット
キャリアアドバイザーは業界ごとの専任制
企業担当アドバイザーもバックアップ
サポート期限無し
独占求人が豊富
担当者の質にばらつきあり
求人情報に食い違いがあることも
求人紹介の連絡が多い
ハイクラス求人が少なめ
利用時のポイント・活用術
連絡が多いと感じる場合は、求人紹介メールや電話の頻度を減らしてもらうようにお願いする
経験やスキルに自信がある方はハイクラス特化型転職エージェントを併用する
【特化型】おすすめ転職エージェント
続いて、特化型転職エージェントのおすすめを紹介します。
先程も述べたように、特化型であれば在籍しているキャリアアドバイザーもその業界職種に詳しい方が多く、ブラック企業の実情などをより詳しく把握していることが多いです。
そのためブラック企業を紹介される可能性は低くなります。
おすすめの転職エージェントは以下の4社です。
・ハタラクティブ
・UZUZ
・JACリクルートメント
・ビズリーチ
特徴をそれぞれ解説していきます。
【初めての転職・20代に】UZUZ
UZUZは、第二新卒・既卒・フリーター・ニートを含む全20代の就職・転職に特化したサービスです。ブラック企業に関する独自のデータベースを所持しているため、厳選して選んだ企業のみを紹介してもらうことができます。現在メディアにも多数掲載されるサービスです。オーダーメイドの丁寧な対応に定評があります。
基本情報
運営会社 | 株式会社UZUZ |
求人数 | 記載無し |
求人対応地域 | 関東、近畿、東海、その他 |
転職サイトのタイプ | 既卒・第二新卒特化型就職エージェント |
公式サイト | UZUZ |
メリット・デメリット
1on1でオーダーメイド型サポート
入社半年後の定着率94.5%
対応が丁寧である分スピード感は遅め
利用時のポイント・活用術
スピーディーに対応してもらいたい場合は、入社希望日を担当者にあらかじめ伝えておく
【初めての転職・未経験】ハタラクティブ
ハタラクティブは、スキルや経歴に自信が無いという方に特化した就職・転職サービスです。適正のある求人のみを紹介してくれ、受ける企業1社ごとにしっかりと面接対策を行ってくれるので、たくさんの会社の選考を受ける必要がないということが特長です。はじめての就職や転職の方などが安心して転職活動を行うことができます。
基本情報
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
求人数 | 約5,000件 |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | フリーター・既卒・第二新卒特化型就職エージェント |
公式サイト | ハタラクティブ |
メリット・デメリット
未経験の方向けの求人が豊富
受ける企業に合わせて選考対策
86.5%が大企業に内定
高年収求人、地方の求人が少なめ
利用時のポイント・活用術
首都圏・関西圏以外の求人を探す場合はマイナビエージェントも併用する
ハタラクティブの評判について更に詳しく知りたい方は、こちらの記事『ハタラクティブの評判が悪いって本当?メリット・デメリットまで徹底調査!』をチェックしてみてください。
【ハイクラス】JACリクルートメント
JACリクルートメントは、外資系企業や海外進出企業など、グローバル転職のサポートに強みを持っている転職エージェントです。専門的な知識を持つ総勢1,200名のコンサルタントが、求職者のサポートを行ってくれます。求人を紹介するコンサルタントが企業に直接訪問しており、企業の文化や風土など、細かい情報まで提供してもらうことができます。ハイクラス転職を目指している方におすすめです。
基本情報
運営会社 | 株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント |
求人数 | 15,948件 |
求人対応地域 | 全国、海外 |
転職サイトのタイプ | ハイクラス・ミドルクラス特化型転職エージェント |
公式サイト | JACリクルートメント |
メリット・デメリット
外資系企業や海外進出企業など、グローバル転職のサポートに強みあり
年収500万円以上の求人が多い
各業界や職種に特化した総勢約1200名のコンサルタントが所属
非公開求人多数あり
スキルが見合わないと判断されると求人紹介が少ない
担当者の質にばらつきあり
利用時のポイント・活用術
第二新卒や20代後半でスキルに自信がない方は年齢や経験問わず利用しやすいdodaを併用する
【ハイクラススカウト】ビズリーチ
ビズリーチは、国内最大級のハイクラス求人に特化した転職サービスです。基本機能は無料で利用できますが、有料サービスに登録すると全てのスカウトに返信できるようになるため、企業との出会いを増やすことができます。
1週間無料のお試し期間もあります。高年収を目指しているという方におすすめです。
基本情報
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
求人数 | 122,164件 |
求人対応地域 | 全国 |
転職サイトのタイプ | スカウト型転職サービス |
公式サイト | ビズリーチ |
メリット・デメリット
年収1,000万円以上のハイクラス求人が3分の1以上
導入企業数22,300社(累計)
一定の基準を満たした優秀なヘッドハンター
他の転職サービスでは無い求人にも巡り合える
手厚いサポートはほとんど無し
応募のハードル高め
利用時のポイント・活用術
サポートが手厚いパソナキャリアを併用する
ブラック企業と転職エージェントに関するよくある質問
ブラック企業と転職エージェントに関してよくある質問に回答しました。
紹介された求人がブラック企業かどうかを判断する方法は?
担当者キャリアアドバイザーにその企業の離職率と残業を含む労働時間を聞いてみましょう。
もし教えてもらえない場合は、数字が悪いほど開示されにくいので、その企業には注意した方が良いかもしれません。
ホワイト企業を見分ける方法は?
明確な勤務条件と給与体制があり、業務内容が具体的な会社かどうかを見ましょう。
ホワイト企業であればあるほど情報が多く開示されており、どれも明確に記載されています。
担当者に離職率と有給消化率を聞くのも見分ける材料になるでしょう。
まとめ
この記事でブラック企業への転職を避けるための方法を紹介しました。
悪質な転職エージェントを使うと、貴重な転職期間がもったいないです。
知名度の低い転職エージェントを使うよりも、大手を使う方が失敗する可能性が低いです。
自分の希望条件の叶う転職にするためにも、違和感を感じたらすぐに行動するようにしましょう。