製薬業界への転職におすすめの転職エージェント・サイト11選!活用法や選び方も解説

 
 

本ページはプロモーションが含まれます。

 

製薬の業界に転職したいけれどどのように活動するか困っている方も多いと思います。
結論として、製薬業界に転職したい方は転職エージェントを使用することをおすすめします。
ここでは製薬企業に転職したい方向けの転職エージェントや活用のコツまでご紹介します。
ぜひ今後の転職活動に活かしてみてください!

目次

製薬業界に転職したい人におすすめの総合型転職エージェント

ここでは、サポートが手厚く、製薬業界の求人が豊富な総合型転職エージェントをご紹介します。

dodaエージェント

dodaは、圧倒的な知名度と実績を持つ、業界最大級の総合型転職サイトです。幅広い業界・職種、エリアに対応しており、どの年代でも利用しやすく人気のサービスです。求人数が多く、「年収査定」「合格診断」などの職探しに役立つツールもあり、初めて転職活動を行う方にぴったりのサービスです。
基本情報

運営会社 パーソルキャリア株式会社
求人数 223,419件(非公開求人を含む)
対応地域 東京、その他
転職サイトのタイプ 総合型転職エージェント
公式サイト dodaエージェント

メリット・デメリット
業界最大級の求人数
転職市場に精通した専門スタッフ
企業1社ごとに採用プロジェクト担当1人
応募書類や面接対策のサポート
転職フェアを多数開催

連絡が遅いことがある(登録からカウンセリングまで2週間程度かかることあり)
アプリが重い
登録後も非公開求人が全て見られるわけではない
3か月のサポート期限あり
利用時のポイント・活用術
サポート期間が無期限のマイナビエージェントを併用する

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、転職支援実績No.1の総合型転職エージェントです。業界に精通したキャリアアドバイザーが求職者の強みや適正を一緒に見つけてキャリアプランを提示してくれます。非公開求人が多数存在するため、求職者に合った求人を厳選して紹介してもらえます。志望業界や業種が決まっておらず、幅広い求人から自分に合う求人を探したいという方におすすめです。
基本情報

運営会社 株式会社リクルート
求人数 366,009件
対応地域 東京、その他
転職サイトのタイプ 総合型転職エージェント
公式サイト リクルートエージェント

メリット・デメリット
転職支援実績No.1
多数の非公開求人
実績豊富なアドバイザー
充実した転職サポート(転出書類の添削、面接対策、業界・企業情報の提供)
地方の求人も多数あり

転職支援サービスの提供期間は面談から転職先が決まるまでの約3か月が目安
求人紹介が多すぎて選ぶことが大変
利用時のポイント・活用術
登録の際に希望条件を伝える
急ぎでの転職でない場合はサポート期限が無期限のマイナビエージェントと併用する

ビズリーチ

ビズリーチは、国内最大級のハイクラス求人に特化した転職サービスです。基本機能は無料で利用できますが、有料サービスに登録すると全てのスカウトに返信できるようになるため、企業との出会いを増やすことができます。1週間無料のお試し期間もあります。高年収を目指しているという方におすすめです。
基本情報

運営会社 株式会社ビズリーチ
求人数 記載無し
対応地域 東京、その他
転職サイトのタイプ ハイクラス向けスカウト型転職サイト
公式サイト ビズリーチ

メリット・デメリット
年収1,000万円以上のハイクラス求人が3分の1以上
導入企業数22,300社(累計)
一定の基準を満たした優秀なヘッドハンター
他の転職サービスでは無い求人にも巡り合える

手厚いサポートはほとんど無し
応募のハードル高め
利用時のポイント・活用術
サポートが手厚いパソナキャリアを併用する

パソナキャリア

パソナキャリアは、企業と転職者のマッチング力と提案力を強みに持つ転職エージェントです。ハイクラスの非公開求人が全体の61%ということで、無料登録をすることで多くの非公開求人に出会うことができます。応募書類の書き方を人事目線でアドバイスしてくれるため、手厚いサポートを求めている方に向いています。
基本情報

運営会社 株式会社パソナ
求人数 14,805件
対応地域 東京、大阪、名古屋、静岡、広島、福岡
転職サイトのタイプ 総合型転職エージェント
公式サイト パソナキャリア

メリット・デメリット
求人の約半数が年収800万円以上のハイクラス求人
製薬業界の求人が豊富
独占求人数1,700件以上
業界専任コンサルタントによるキャリアカウンセリング
面接対策・年収交渉

大手転職エージェントと比較すると求人数少なめ
求人が都市部に多い
利用時のポイント・活用術
多くの求人を紹介してもらいたい場合はリクルートエージェントなどの大手転職エージェントを併用する

製薬業界に強いおすすめ特化型転職エージェント

ここでは、製薬業界に関する知識が豊富な転職エージェントをご紹介します。

製薬オンライン

製薬オンラインは製薬・医療業界に特化した転職サイトです。創薬研究、臨床開発関連職種の転職に強いことや地方に住んでいる場合は電話もしくはメールで転職支援を受けられることが製薬オンラインの強みです。

基本情報

運営会社
オンウェーブ株式会社
求人数 2,992件
対応地域 全国
転職サイトのタイプ
製薬・医療業界特化型転職エージェント
公式サイト 製薬オンライン

メリット・デメリット

創薬研究、臨床開発関連職種の転職に強い
電話やメールでの転職支援

求人数が少ない

利用時のポイント・活用術

転職時にサポートをしてくれる転職エージェントと併用する

アンサーズ

アンサーズは製薬、医薬、臨床開発に特化した転職エージェントです。外資系製薬メーカーなど幅広い企業から、職種ごとの詳しい紹介をしてもらえます。求人票に載らないような情報まで調査して提供してくれるため、企業ごとの内情を把握した上での転職が可能です。企業ごとに対策を変えてくれるため、的確な転職準備ができます。

基本情報

運営会社
株式会社クイック
求人数 1,848件
対応地域 全国
転職サイトのタイプ
医療業界特化型転職エージェント
公式サイト アンサーズ

メリット・デメリット

製薬や医薬に特化
臨床開発にも強い
求人票に載らない情報まで

公開求人が少ない
地方の求人が少ない

利用時のポイント・活用術

メディサーチと併用する

薬剤師特化型おすすめ転職エージェント

薬剤師に特化した転職エージェントをご紹介します。

薬キャリAGENT

薬キャリAGENTの写真

薬キャリAGENTは、国内最大手の薬剤師専門の転職サービスです。専門資格を活かした職場で働きたい方、業務範囲を広げてキャリアアップしたい方、高年収を狙いたい方などもサポートしているため、ハイキャリアを目指す薬剤師の方におすすめです。また、薬キャリAGENTにしかない独占求人や調査情報も提供してもらうことができます。
基本情報

運営会社 エムスリーキャリア株式会社
求人数 40,424件
対応地域 東京、大阪
転職サイトのタイプ 薬剤師特化型転職エージェント
公式サイト 薬キャリAGENT

メリット・デメリット
最短即日最大10件の求人を紹介
全国の非公開求人を多数保有
条件交渉などを代行
内情を徹底的に調査

対面面談ができない
ドラッグストアや調剤薬局の求人数が少ない
利用時のポイント・活用術
ドラッグストアや調剤薬局の求人を探している場合は、求人数の多いマイナビ薬剤師を併用する

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師の写真

マイナビ薬剤師は、マイナビグループが運営する薬剤師専門転職サービスです。全国の求人を多数保有しているため、地方での転職を検討している方にもおすすめです。また、全国14地域で薬剤師の方向けの無料相談会も実施しています。
基本情報

運営会社 株式会社マイナビ
求人数 44,963件
対応地域 東京、その他
転職サイトのタイプ 薬剤師特化型転職エージェント
公式サイト マイナビ薬剤師

メリット・デメリット
病院・ドラッグストア・企業への転職に強い
全国の14拠点やWEBを利用して顔の見える形で面談
薬剤師専任アドバイザー在籍
アフターフォローも充実
書類の添削や面接対策、同行などのサポート

派遣求人の取り扱い無し
対面のヒアリングが長いと感じることも
利用時のポイント・活用術
派遣求人も探している場合はファルマスタッフなどを併用する

ファーマキャリア

ファーマキャリアは、薬剤師専門のオーダーメイド求人を紹介してくれる転職エージェントです。すでにある求人を紹介するだけでなく、一人ひとりの希望条件をヒアリングしてオーダーメイドで作成した求人を提案してもらうことができます。また、担当者1人あたりのお客様を限定することで、手厚くサポートできるような工夫をしています。
基本情報

運営会社 エニーキャリア株式会社
求人数 21,929件
対応地域 東京
転職サイトのタイプ 薬剤師特化型転職エージェント
公式サイト ファーマキャリア

メリット・デメリット
薬剤師ごとの希望に合わせたオーダーメイド求人
コンサルタント一人当たりの担当人数が少なく、サポートの質が高い

拠点が少なく、都心以外は対面面談が難しい
派遣求人の取り扱い無し
他社と比較すると求人数は少なめ
利用時のポイント・活用術
求人数の多いマイナビ薬剤師などを併用する

メディサーチ

メディサーチは製薬・医療機器などメディカル業界専門の転職エージェントです。外資系製薬企業などの求人が豊富で、医療機器会社の営業や薬事などのへの転職実績を多く持ちます。利用者満足度は85%と高く、ミスマッチの少ない転職を叶えるための詳しい調査と独自の情報提供を行ってくれます。

基本情報

運営会社
株式会社メディサーチ
求人数 1,107件
対応地域 全国
転職サイトのタイプ
医療業界特化型転職エージェント
公式サイト メディサーチ

メリット・デメリット

心強いアフターフォロー
スピーディーな求人紹介

キャリアアドバイザーの質にばらつきあり

利用時のポイント・活用術

医療系の転職サイトと併用する

ファルマスタッフ

ファルマスタッフは、地域密着型の薬剤師専門の転職サービスです。全国に12拠点あり、各拠点に在籍するエリア担当のコンサルタントが職場に足を運んでいるため、職場の雰囲気や組織のビジョンなど、詳しい情報を提供してもらうことができます。グループ企業である大手薬局チェーン・日本調剤株式会社の教育ノウハウを活かした多彩な教育サービスなども用意しています。
基本情報

運営会社 株式会社メディカルリソース
求人数 45,670件
対応地域 東京、その他
転職サイトのタイプ 薬剤師特化型転職エージェント
公式サイト ファルマスタッフ

メリット・デメリット
直接顔を合わせて丁寧な面談を行う(遠方の方を除く)
全国12拠点で地域密着の職場リサーチ
グループ会社のノウハウを活かし、教育サービスを提供

企業求人が少ない
連絡が多い、または少なすぎることがある
利用時のポイント・活用術
企業求人を探している場合はマイナビ薬剤師を併用する
事前に連絡のタイミングや頻度の希望を担当者に伝える

 製薬業界の中途採用求人

製薬業界の中途採用求人には主に以下の4つの種類があります。
・研究・開発職
研究・開発職は、医薬品のメカニズム解析・製剤化に関する研究を行う仕事です。
治験を担当することもあります。
・MR
MRは医薬品に関する情報を病院に提供する仕事です。
医薬品に関するスキルだけでなく、営業力が求められるので異職種からの転職も可能になっているのが特徴です。
・製薬メーカー
製薬メーカーでは医薬品の開発・販売を行います。
医療用・一般用の医薬品を扱う企業やジェネリック医薬品を取り扱う企業、外資系企業など様々な種類があります。
・外資系製薬会社
外資系製薬会社とは、海外の企業の資本が一定以上入っている製薬会社のことを指します。
規模が大きいため研究開発の自由度が高く、高収入な一方で、たくさんのスキルが必要なので転職は狭き門となっています。

製薬会社に転職したい人におすすめの転職エージェントの選び方

「転職エージェントの種類が多くてどのエージェントに登録したらいいのかわからない」と困っている方も多いと思います。
ここでは失敗しない転職エージェントの上手な選び方をご紹介します。

総合型転職エージェントに登録する

幅広い求人を取り扱っていることが特徴の「総合型転職エージェント」に1社以上登録しましょう。
・保有する求人数が多い
・対応している業種と職種が多岐にわたる
・対応エリアが広い
総合型転職エージェントの主なメリットは上記の通りです。
1社以上に登録することで、求人選びの選択肢を広げることができるでしょう。

特化型転職エージェントに登録する

専門分野への転職に特化した「特化型転職エージェント」に1社以上登録しましょう。
・業界出身のキャリアアドバイザーが多く、専門性が高い
・志望業界への転職に特化した支援を受けられる
・一人一人に寄り添ってサポートしてくれる
特化型転職エージェントの主なメリットは上記の通りです。
1社以上に登録することで、自分の志望業界に特化した情報を豊富に仕入れることができるでしょう。

相性の良いキャリアアドバイザーを見極める

・大量の求人を送り付けてくる
・希望していない求人ばかり紹介してくる
・高圧的で上から目線の態度をとってくる
・返事が遅い
上記の特徴に当てはまるようなキャリアアドバイザーには十分注意が必要です。
転職エージェントを利用する上でキャリアアドバイザーとの相性の良さはとても大切になるでしょう。

製薬会社に転職したい人に転職エージェントの利用をおすすめする理由

「転職エージェントの嫌な噂を聞いたことがあるから利用するか迷っている」という方も多いと思います。
結論として、製薬会社に転職したい方は転職エージェントを利用することをおすすめします。
ここでは転職エージェントを利用するメリットについてご紹介します

非公開求人に応募できる

転職エージェントを利用するメリットとして、限定的に公開されている「非公開求人」に応募することが可能になることが挙げられます。
非公開求人は、応募数が増えてしまうことを避けたい人気企業・大手企業が展開していることが多く、年収も高い傾向にあるのが特徴です。そのため求められるスキルや経験もレベルが高くなりますが、キャリアアドバイザーが適性を判断して紹介してくれるためマッチングがいい求人であることが期待できます。
転職サイトにはない求人、更にはその転職エージェントにしか掲載されていない非公開求人も数多くあるため、複数の転職エージェントに登録して非公開求人を吟味するのも一つの手ですね。

完全無料で利用できる

転職エージェントを利用するメリットとして、キャリア面談や書類添削などのサポート、企業との面倒なやり取りまで完全無料で利用できることが挙げられます。
そうすると、転職エージェントはどこから収益を得ているのか気になるかと思います。このビジネスモデルとして、紹介した企業に求職者が入社すると「紹介料」として企業側から高額の報酬を受け取る仕組みになっています。そのため、求職者はお金を払わずとも転職の手厚いサポートを受けることが可能になっています。
ハイクラス向け転職エージェントなど一部のサービスで有料プランを展開しているものもありますが、基本的に無料で全てのサービスを利用できる媒体が多いです。

キャリアの相談に乗ってもらえる

転職エージェントに登録すると、担当のキャリアアドバイザーが相談に乗ってくれることがメリットになります。
1on1の面談で今までの経験やキャリアから希望する業界・職種、今後のキャリアプランについて相談することで、自分にぴったりの求人を紹介してもらえます。
転職のプロに直接相談することで、自身の強みや転職を検討する理由が明確になって転職しない方が自分にとっていい選択だと分かる場合もあります。
家族や友人、同僚に話しにくいプライベートな内容なので、第三者としてエージェントを活用するものOKです。

書類添削や面接対策など選考サポートが手厚い

転職エージェントを利用することで、自分一人では難しい書類の添削や面接対策などの選考対策をみっちり行うことができます。
転職活動が初めての方は特に、「職務履歴書の書き方がわからない」「書類審査で落とされる」「面接で話すことがない」などの悩みがあるのではないでしょうか。そこで転職エージェントに登録すると、企業の採用ニーズや選考プロセスを熟知したキャリアアドバイザーから客観的な意見をもらいつつ選考対策を徹底することができます。
面談を通じて自身の強みが見つかることで、面接で効率よく自己アピールすることができます。選考対策のサポートを使い倒して、内定率を上げていきましょう。

応募や日程調整・年収交渉など面倒な手続きを任せられる

転職エージェントを利用すると、自分では面倒な応募や言いにくい年収交渉などをすべて代わりに行ってくれます。
例えば転職サイトや企業のホームページから直接応募すると、応募の手続きや面談の日程調整などのやり取りがあります。しかし転職エージェントを利用するとキャリアアドバイザーが仲介してやり取りを行ってくれます。エージェントを挟むことで、「忙しい時間に連絡することにならないか」「失礼のないメールの文章になっているか」などの余計な心配をする必要がなくなり、ストレスもかかりません。
また転職で年収アップを目的にしている方は多いと思いますが、そのカギを握る年収交渉を代わりに行ってもらえるのも便利なポイントです。エージェントは交渉の実績も豊富なので、年収交渉はお任せしましょう。

面接のフィードバックを貰える

転職エージェントを利用すると、企業の採用担当者が自身のことをどう評価したのかフィードバックを聞くことができるのがメリットの1つです。
通常、面接など選考の評価内容は知らされないことがほとんどです。しかし転職エージェントを利用していると、キャリアアドバイザーが採用担当とやり取りをする中で評価内容を聞き出して共有してもらえることもあります。
特に残念ながら不採用となってしまった面接のフィードバックを聞くことで、反省点や改善点を見つけて今後の選考対策に活かすことも可能です。合格した際の評価を聞くことで自信をつけることもできます。
採用担当からのフィードバックを貰える機会は滅多にないです。これを活かして面接の選考通過率を上げましょう。

職場の人間関係などの内情を教えてくれる

転職エージェントを利用すると、入社しないとわからないような人間関係や社風など内部情報を教えてもらえます。
エージェントは今まで培ってきた採用担当者や経営層とのコネを活かして、転職サイトやホームページからはわからないような内部情報を入手しています。
そのため、実際に働く環境とのギャップをなくしてミスマッチの少ない転職活動にすることができます。
もっと社員の本音や口コミが知りたい方は、OpenWorkという口コミサイトで企業の実情を確認してみるのもよいでしょう。

退職手続きや入社後のフォローがある

転職エージェントを利用すると、晴れて内定を貰ったあとも退職手続きや入社後活躍するためのフォローなどをしてもらえるというメリットがあります。
初めての転職であれば、もちろん退職も初めてですよね。転職エージェントは転職にまつわる全てのサポートをしているので、退職手続きのフォローもしっかり行ってくれます。
また未経験職種に転職する方など入社後に不安がある方には、入社してから活躍するために気を付けるべきポイントやアドバイスをしてくれます。安心してチャレンジできますね。

製薬会社に転職する際の転職エージェント利用の流れ

①転職エージェントへの登録
②面談
③求人紹介
④書類選考
⑤面接選考
⑥内定
⑦退職・入社

転職エージェントへの登録

まずは気になっている転職エージェントへの登録を行います。
基本的にはWeb上から登録が行えますので、公式ページにて登録を行いましょう。
名前や連絡先に加えて、簡単な経歴や希望を入力する必要がありますが、簡単に登録が可能です。

面談

登録が済んだら、キャリアアドバイザーと面談を行います。
面談で気を付けたいポイントを3つ紹介します。

嘘をつかず正直に話す

スキルやブランクの長さ等、つい見栄を張って嘘をついてしまうこともあるでしょう。
しかしキャリアアドバイザーは面接官ではありません。
少し言いづらいことも包み隠さず全て話ししましょう。
逆に嘘のまま進めると、後で取り返しのつかないことになりかねません。

転職意欲をアピールする

キャリアアドバイザーも人間ですので、求職者の態度によってはやる気に差が出てくることもあるでしょう。
親身にサポートしてもらうためにも「転職する意思が強いこと」をアピールし、本気度を伝えましょう。
すぐに転職しないとなると、キャリアアドバイザーからの優先順位が下がってしまいます。
「転職希望期間は3か月以内」と答えると良いでしょう。

転職の目的を明確化する

転職活動を短い時間で成功させるためには、目的や将来設計を明確にすることが重要です。
特に下記の3つの観点を事前に準備しておきましょう。
・なぜ転職を希望するのか
・転職先に求める条件
・勤めたい職種

求人紹介・応募

面談の内容を基に、担当キャリアアドバイザーから求人を紹介してもらいます。
担当者から提案された求人と、自分の希望する求人にズレがある場合はすぐにその場で言いましょう。
担当者と転職活動での方向性をすり合わせていくことが大切です。

書類選考

紹介された求人が魅力的であれば。応募して書類選考を受けましょう。
転職エージェント利用すると、キャリアアドバイザーが応募書類を添削してくれるという大きな利点があります。
応募先の内情に精通しているため、選考通過率を上げるアドバイスをてもらうことが可能です。
書類添削に合わせて、企業への推薦状も提出してくれます。
転職のプロの目から、求職者の経験やスキル、人柄をアピールしてくれる内容です。

面接選考

書類選考を通過すると、次は面接選考です。
キャリアアドバイザーは応募先企業でよく聞かれる質問を把握していたリ、傾向を理解していたリします。
豊富な知識を活用した面接対策をしっかり受けましょう。
アドバイスをしてもらうなど、キャリアアドバイザーの知見をフルに活用することが面接通過のカギです。

内定

最終面接を通過すると、内定の通知が届きます。
年収交渉や入社日の調整を転職エージェントにお願いするようにしましょう。
面接時に聞きづらかった企業への質問も聞いてもらうことができるので、ある場合は伝えるようにしてください。

退職・入社

在職中に転職活動を行っていた場合、退職の手続きをする必要があります。
現職の退職日と転職先への入社日を上手く調節することが大切です。
双方に不都合が生じないよう、キャリアアドバイザーと連携しながら進めましょう。

製薬会社に転職する際の転職エージェント利用のポイント

ここでは、転職エージェントを上手く活用し、転職を成功させるための方法を7つ紹介します。
先程までで紹介してきた方法と重なる部分もありますが、大切なポイントなのでしっかり参考にしてください。

総合型と特化型を複数登録する

転職エージェントの中にも「総合型」と「特化型」があり、状況に合わせて使い分ける必要があります。
総合型:幅広い業界・業種を網羅した転職エージェント
特化型:年代や経験値の状況・業界・職種に特化した転職エージェント
複数の転職エージェントに登録することで、スムーズな転職活動に繋がります。

サポートを最大限活用する

転職の選考フローには、職務履歴書などによる書類選考や面接が複数回あることも少なくないです。こうした選考を突破して内定を獲得するためにも、適切な対策が必要になってきます。
転職エージェントに登録すると、業界や企業ごとのアドバイザーが手厚くサポートしてくれることが多いです。書類添削や面接練習を積極的にお願いしましょう。
自分が描きたいキャリアに対して、転職市場のプロとしてアドバイスをしてもらえるので、悩みがあるときは積極的に相談してみるのもおすすめです。

自分の希望条件やスキル・経験を明確に伝える

転職エージェントに登録すると、すぐに担当者との面談が入るケースが多いです。
この面談で、自分が希望する条件(給与・休日・勤務地・福利厚生・待遇など)や転職をする目的をしっかり伝えておくことで、後々紹介される求人とのミスマッチを回避することができます。
また、転職の期間や入社希望日を伝えておくと、スムーズに求人を案内してもらえます。
まだ具体的な希望条件や目的が決まっていない方は、現職の不満点や自分の理想から逆算して明確にしてから担当者との面談に臨みましょう。

積極的に情報収集・自己分析を行う

全てエージェントが行ってくれるからといって、受け身の常態でいるのはかえって危険です。キャリアアドバイザーにとって都合の良い求人ばかりを紹介される羽目となってしまいます。
これを防ぐためには、自分から情報を集めて時には取捨選択をすることが重要です。自分でリテラシーを持っておけば、万が一よくない求人を紹介されても断ることができます。
また自己分析はしてもらうだけでなく、自分からしてみましょう。選考対策は担当からのアドバイスだけでなく、自分から行うことで実りあるものになります。転職を成功させるためにも、積極的な姿勢は欠かさず持っておくようにしましょう。

条件面で交渉してもらう

キャリアアドバイザーに、年収交渉や制度など条件面での交渉をお願いしましょう。言いにくいかもしれませんが、入社してからでは変えられない場合がほとんどです。
自身の希望条件を明確にして妥協しないためにも、交渉のプロでもある担当に連絡をして交渉をしてもらいましょう。

担当エージェントとこまめに連絡を取り合う

担当エージェントとこまめに連絡を取り合うことは、転職エージェントを活用するうえで重要なポイントです。
キャリアアドバイザーは複数の求職者を同時に担当しています。いい求人情報が入ってきたとき、紹介する順番は連絡を最後に取った日付順であることもあるようです。そのため、何週間も連絡を返していないような求職者にはいい求人が届きません。
また転職活動中に何か変わったことがあれば、すぐに連絡しましょう。そうすることで求職者とエージェントで齟齬のないコミュニケーションをすることに繋がります。

担当者と合わなければすぐに変更を申し出る

担当のキャリアアドバイザーと相性が悪いと感じた場合、すぐに担当者を変更してみましょう。
既に数回やり取りをしていると若干気まずいかもしれませんが、交代はよくあることなので全く問題ありません。
メールや電話一本ですぐに変更することも可能です。担当者との馬が合わないことを正直に伝え、気持ちよく転職活動が進められる担当者に出会えることを望みましょう。

製薬業界の基本情報

製薬業界に転職したいと考えているけれど、具体的な実態を知らない方も多いと思います。
ここでは製薬業界の平均年収から将来性まで詳しくご紹介します。

製薬業界の平均年収

大手の求人紹介会社によると医薬品メーカーの平均年収は約600万円とされています。
特に外資系企業になると年収は800~1000万円になる企業が多く、年収アップしたい方におすすめです。

製薬業界の職種・大手企業

製薬業界の職種は以下の通りです。
・研究・開発職
・営業職
・生産職
・学術部門
・マーケティング部門
・データセンター部門
・広報部門
・グローバルコントロール部門
一般的にこれらの職種は専門的なスキルが必要になるので製薬業界に転職したい方はあらかじめスキルを積んでおく必要があります。
また、大手の製薬会社は以下の通りです。
・武田薬品工業株式会社
・中外製薬株式会社
・大塚製薬株式会社
これらの会社の口コミが気になる方は企業の口コミをまとめたOpenWorkを使用して評判を調べてみてください。

製薬業界の将来性

製薬業界は需要がなくならないため、仕事がなくなることはないでしょう。
ただし、現在医療費削減によって薬の単価が落ちており、売り上げの低下が示唆されます。
将来性のある外資系企業や健康維持に関連した業界に転職することをおすすめします。

製薬業界に必要なスキル

製薬業界には各分野によって専門のスキルが必要になります。
研究・開発職である場合は医薬品開発に関する専門知識を身に付けていなければなりません。
また、製薬業界では近年、海外との交流が頻繁に行われてるため、英語の能力が必要になってきます。
大手の企業や外資系の製薬会社に転職したい場合はTOEICで700点以上あると有利になるでしょう。

製薬業界への転職は未経験でもOK!

職種によってですが、製薬業界に未経験で転職することはできます。
未経験でも転職しやすい製薬業界の職種は以下の通りです。
・MR
・営業職
・事務職
・臨床開発
これまでのキャリアを活かせる職場を選ぶことをおすすめします。

製薬業界への転職が上手くいかないときのおすすめの対処法

製薬会社は求人数が少なく、転職活動に行き詰る方もいるかと思います。
ここでは転職活動がうまくいかないときの対処法について解説します。

製薬業界向けの転職サイトを利用する

転職エージェントを使った転職活動がうまくいかなかったときは、自分のペースで進めることのできる転職サイトを活用しましょう。
製薬会社の求人が豊富なリクナビNEXTなどを利用して転職活動を進めることをおすすめします。

公的な支援サービスを活用する

公的支援サービスには以下の3種類があります。
・ハローワーク
ハローワークは厚生労働省が運営している転職サービスです。
製薬業界の求人もいくつか存在します。
・ジョブカフェ
ジョブカフェは厚生労働省と経済産業省の支援によって運営される転職サービスです。
中小企業の求人が中心ですが、若者向けの案件が豊富です。
・サポステ
サポステは若者自立支援センターという厚生労働省が委託したセンターが運営をしている転職サービスです。
社会人になるために必要なパソコン、ストレスマネジメントなどの基本的なスキルを付けることのできる講座を開講しています。

出身校のキャリアセンターを使う

出身校のキャリアセンターの多くは卒業生でも利用することが出来ます。
転職エージェントを利用した転職がうまくいかないと感じた場合は一度利用してみることをおすすめします。

製薬業界への転職に関してよくある質問

製薬業界への転職についてよくある質問についてまとめました。
今後の転職活動に活かしてみてください。

製薬業界への転職は難しいですか?

製薬業界は離職率が低く、求人が非常に少ないため転職が難しくなっています。
製薬業界に転職したいと考えている方はあらかじめ自分の進みたい業界のスキルを身に付けておくことをおすすめします。

MSLとはどんな仕事?

MSLとは「メディカル・サイエンス・リエゾン」の略で、医師に対して医学の情報提供を行う仕事です。
MSLになるために資格は必要ありませんが、医学だけでなく薬学や科学分野の専門知識が必要になります。
また英語の論文を読む機会も多いため、TOEIC800以上が望ましいとされています。

どうして転職エージェントは完全無料で利用できるの?

転職エージェントは紹介した求職者を採用した企業から、成果報酬を受け取る仕組みになっています。
この収益で転職エージェントの事業が成り立つため、求職者が登録料を払う必要がありません。
無料で利用できるので、複数の転職エージェントに登録していきましょう。

非公開求人とは?

非公開求人とは一派公開がされていない求人のことを指します。
非公開求人は応募が殺到することを避けるために公開されていないので、高収入求人が豊富にある可能性があります。
収入アップを目指して転職活動を行っている場合は非公開求人をたくさん保有している転職エージェントに登録することをおすすめします。

まとめ

ここまで、製薬業界を目指す方におすすめの転職エージェントや活用のコツについて紹介しました。
製薬業界はスキルが必要で狭き門ですが、転職エージェントを利用すれば転職が成功する可能性が上がります。
ぜひこの記事を参考にして今後の転職活動に活かしてください。

関連記事

記事一覧

TOP