転職エージェントに休職について伝えるべき?適応障害や休職中の場合の転職方法も解説

 
 

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休職経験のある方や休職したいと考えている方にとって、転職については不安が大きいですよね。
転職エージェントに休職について伝えるべきか、企業に伝えるべきか、不利に働くことはないのかなど、心配なことは少なくないでしょう。
この記事では、休職経験のある場合の転職活動について詳しい事情と転職エージェントの活用方法などを解説します。
適応障害が原因で休職した場合の転職についても解説しますので、是非最後までご覧ください。

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目次

転職エージェントに休職経験は伝えるべきか?

多くの人が気になるのが、休職経験を伝えるかどうかです。
転職において転職エージェントの活用が主流となってきた今となっては、企業だけでなく転職エージェントにも伝えるかどうか迷う方が増えています。
では、休職経験について転職エージェントに伝えるべきなのでしょうか。
どうするべきなのか解説していきます。

早い段階で伝えた方がいい場合

やはり、転職エージェントに休職経験は伝えた方がベターでしょう。
なぜ休職していたのかもきちんと話すことで、転職エージェントはその事情も踏まえた求人紹介ができるようになります。
また休職中という方は必ず伝えましょう。
休職経験を伝えないと、スキルや経験を誤解されてしまい経歴以上の求人を紹介されてしまう可能性があります。
そうなると、いざ転職に成功しても転職先でのスキルが足りずに辛い思いをするなんてことに繋がりかねません。
基本的には伝えた方がベターと考えましょう。

ただし無理に伝える必要はなし

伝えた方がベターとは言いましたが、無理に伝える必要はありません。
休職理由などは人によっては非常に話しにくく、そう簡単に切り出せるものではないでしょう。
その気持ちを押し殺して伝えるという必要はありません。
まず、休職については伝えねばならないという義務は一切ありません。
嘘はついていけないため、聞かれてしまった場合は話さなければなりませんが、自ら切り出す必要もないのです。
また話すことに対してはハードルも高く、タイミングも難しいでしょう。
すぐに話すのではなく、自分でタイミングを探りながらでも問題ありません。
特に休職経験はあれど既に復帰して支障ない方は話す必要もない場合がほとんどです。

適応障害での休職は転職エージェントに伝えるべき?

適応障害とは、ある特定の環境で気分や行動に変調をきたしてしまう精神疾患・精神障害のことです。
ストレスの原因が明確で、抑うつや不安感などの症状で社会生活に支障をきたします。
職場の人間関係や残業などの環境によってストレス状態が続いて症状が現れている場合に適応障害と診断されることがあります。
休職のきっかけとして適応障害と診断されてしまうケースも少なくない現状です。
怪我などでの休職と違って精神疾患ですので、伝えることに抵抗のある方も多いでしょう。
ここでは、適応障害での休職についてどうするべきかを解説します。

伝えなくても大丈夫

結論から申し上げますと、適応障害であると伝える義務もありませんので無理に伝える必要はありません。
特に、既に体調が改善している場合は伝える必要はないでしょう。

伝えるメリット・デメリット

では、伝える場合と伝えない場合とでメリットにはどんな違いがあるのでしょうか。
まずは伝えた場合のメリットです。

メリット

伝えた場合のメリットとして考えられるのは
・気持ちとして楽になる
・適応障害について理解のある企業に転職できる可能性がある
というものです。
やはり適応障害を経験した方には不安も付きものですので、話した方が楽になるという場合が多いようです。
またタイミングや運もありますが、そういった精神疾患に理解のある転職先に出会えるという可能性もあります。
では反対にデメリットはどうなるのでしょうか。

デメリット

伝えた場合のデメリットとして考えられるのは
・書類通過率が下がる
というものです。
適応障害を一度患ったことが企業側に伝わると、企業側は少なからず不安は抱くでしょう。
人材に余裕のある企業では採用率が下がってしまうのは事実のようです。

適応障害は転職で不利になる?

では、適応障害自体は転職で不利に働いてしまうのでしょうか。
結論から申し上げますと、やはりどうしても不利に働く可能性は高いと言えます。
企業側は適応障害と聞くと、寛解していたとしても再発を懸念し、仕事に関してもストレス耐性がないのではないかと不安を抱くでしょう。
そのため、適応障害と企業側に伝えることは転職においてそれなりのリスクがあることは予め理解しておくべきポイントです。

休職を転職エージェントに伝えないメリット・デメリット

では、休職を転職エージェントに伝えなかった場合、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
ここでは、メリットとデメリットについて紹介しますので、どちらも考えながら伝えるべきかを考えましょう。

メリット

転職エージェントに休職について伝えなかった場合のメリットは
・転職自体に影響はない
・再発しないならば問題はない
・不利にならない
と言ったものが挙げられます。
休職経験があれど既に回復していて、問題の無い状態ならばこれらのメリットは大きいでしょう。

デメリット

転職エージェントに休職について伝えなかった場合のデメリットは、
・会社から責任追及される場合がある
・病歴詐称と判断される場合がある
・内定取り消しのリスクがある
・懸念が消えない
と言ったものが挙げられます。
もし伝えないまま転職し、その後発覚してしまった場合は責任追及と最悪の場合内定取り消しのリスクがあります。
また虚偽申告をしてしまった場合は詐称も疑われるでしょう。
本人の心中としても、再発への不安や隠している懸念が拭えないというデメリットもあります。

休職していても転職活動はできるの?

休職中の場合の転職活動についてですが、復職を待たずして転職に踏み切っても良いのかどうかは迷いますよね。
ここでは、休職中の転職活動について解説します。

転職活動は可能だが注意は必要

結論としては、休職中も転職活動は可能です。
法律上も違法ではありませんし、本人の体調などに問題がなければ転職に踏み切っても良いでしょう。
ただし、注意が必要なポイントもいくつか存在します。
それは、休職中の転職活動が勤務先で禁じられている場合や、体調の悪化を招きかねない点です。
企業によっては、休職中の転職活動を就労規則で禁じている場合がありますので必ず確認をしましょう。
また怪我や病気、適応障害などの体の不調を理由に休職している場合、完治しないうちに転職活動を行うとストレスとなり悪化の原因になりかねません。
体調の悪化に繋がりそうだと感じたり、円満に退社できないかもと感じたりする場合は休職中の転職活動は一度考え直した方が良いでしょう。

休職中も転職エージェントは利用可能?

可能です。むしろ休職している方や休職経験のある方は転職エージェントの利用がおすすめです。
休職をハンデとしないための転職をするために転職エージェントは心強い味方となってくれるでしょう。
ただ、働ける状態にないという場合は求人紹介を受けられない可能性もありますので、その点は注意しましょう。

信頼できる転職エージェント5選

休職経験のある方でも信頼して利用できるおすすめの転職エージェントを紹介します。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、転職支援実績No.1の総合型転職エージェントです。業界に精通したキャリアアドバイザーが求職者の強みや適正を一緒に見つけてキャリアプランを提示してくれます。非公開求人が多数存在するため、求職者に合った求人を厳選して紹介してもらえます。志望業界や業種が決まっておらず、幅広い求人から自分に合う求人を探したいという方におすすめです。
基本情報

運営会社 株式会社リクルート
求人数 366,009件
対応地域 東京、その他
転職サイトのタイプ 総合型転職エージェント
公式サイト リクルートエージェント

メリット・デメリット

転職支援実績No.1
多数の非公開求人
実績豊富なアドバイザー
充実した転職サポート(転出書類の添削、面接対策、業界・企業情報の提供)
地方の求人も多数あり

転職支援サービスの提供期間は面談から転職先が決まるまでの約3か月が目安
求人紹介が多すぎて選ぶことが大変
利用時のポイント・活用術
登録の際に希望条件を伝える
急ぎでの転職でない場合はサポート期限が無期限のマイナビエージェントと併用する

dodaエージェント

dodaエージェントは、業界最大級の求人数を誇る総合型転職エージェントです。こちらの非公開求人は、他のサイトには掲載されていないような好条件の求人であると言われています。業界や業種、エリア別などの動向に精通したキャリアアドバイザーが専任担当として求職者のサポートをしてくれます。dodaエージェントは転職応援コンテンツも充実しているので、情報収集するのにもおすすめです。
基本情報

運営会社 パーソルキャリア株式会社
求人数 223,419件(非公開求人を含む)
対応地域 東京、その他
転職サイトのタイプ 総合型転職エージェント
公式サイト dodaエージェント

メリット・デメリット
業界最大級の求人数
転職市場に精通した専門スタッフ
企業1社ごとに採用プロジェクト担当1人
応募書類や面接対策のサポート
転職フェアを多数開催

連絡が遅いことがある(登録からカウンセリングまで2週間程度かかることあり)
アプリが重い
登録後も非公開求人が全て見られるわけではない
3か月のサポート期限あり
利用時のポイント・活用術
サポート期間が無期限のマイナビエージェントを併用する

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、顧客満足度No.1を誇る総合型転職エージェントです。首都圏以外の地方求人なども豊富に揃っています。キャリアアドバイザーは業界ごとの専任制となっており、各職種の転職市場を熟知していることが特長です。また、キャリアアドバイザーとは別に企業担当アドバイザーも在籍しているため、職場の雰囲気など求人票には載っていない実際の情報を得ることができます。初めて転職活動を行う方や地方での転職を考えている方におすすめです。
基本情報

運営会社 株式会社マイナビ
求人数 45,391件
対応地域 東京、その他
転職サイトのタイプ 総合型転職エージェント
公式サイト マイナビエージェント

メリット・デメリット
キャリアアドバイザーは業界ごとの専任制
企業担当アドバイザーもバックアップ
サポート期限無し
独占求人が豊富

担当者の質にばらつきあり
求人情報に食い違いがあることも
求人紹介の連絡が多い
ハイクラス求人が少なめ
利用時のポイント・活用術
連絡が多いと感じる場合は、求人紹介メールや電話の頻度を減らしてもらうようにお願いする
経験やスキルに自信がある方はハイクラス特化型転職エージェントを併用する

ハタラクティブ

ハタラクティブは、スキルや経歴に自信が無いという方に特化した就職・転職サービスです。適正のある求人のみを紹介してくれ、受ける企業1社ごとにしっかりと面接対策を行なってくれるので、たくさんの会社の選考を受ける必要がないということが特長です。はじめての就職や転職の方などが安心して転職活動を行うことができます。
基本情報

運営会社 レバレジーズ株式会社
求人数 2,700件
対応地域 東京、その他
転職サイトのタイプ フリーター・既卒・第二新卒特化型就職エージェント
公式サイト ハタラクティブ

メリット・デメリット
未経験の方向けの求人が豊富
受ける企業に合わせて選考対策
86.5%が大企業に内定

高年収求人、地方の求人が少なめ
利用時のポイント・活用術
首都圏・関西圏以外の求人を探す場合はマイナビエージェントも併用する

パソナキャリア

パソナキャリアは、企業と転職者のマッチング力と提案力を強みに持つ転職エージェントです。ハイクラスの非公開求人が全体の61%ということで、無料登録をすることで多くの非公開求人に出会うことができます。ハイクラスにこだわらずとも、応募書類の書き方を人事目線でアドバイスしてくれるなど、手厚いサポートを求めている方に向いています。
基本情報

運営会社 株式会社パソナ
求人数 14,805件
対応地域 東京、大阪、名古屋、静岡、広島、福岡
転職サイトのタイプ 総合型転職エージェント
公式サイト パソナキャリア

メリット・デメリット
求人の約半数が年収800万円以上のハイクラス求人
ハイクラスの非公開求人61.0%
独占求人数1,700件以上
業界専任コンサルタントによるキャリアカウンセリング
面接対策・年収交渉

大手転職エージェントと比較すると求人数少なめ
求人が都市部に多い
利用時のポイント・活用術
多くの求人を紹介してもらいたい場合はリクルートエージェントなどの大手転職エージェントを併用する

休職中の転職活動について知っておきたい6つのこと

休職中に転職活動を行う場合や、休職経験のある方が転職活動を行う際に知っておいて欲しいことを紹介します。
・自分の市場価値を確認しておく
・転職をゴールにしない
・親しい人に転職活動の話をしない
・SNSの投稿にも注意する
・退職が難しい場合は退職代行も可能
・転職先が決まった後の手続きは慎重に
という6点です。それぞれ解説します。

自分の市場価値を確認しておく

休職中や復職後に関係なく、転職活動前に自分の市場価値を知っておくことは非常に大切です。
自分の経験やスキルを過大評価して、倍率の高い企業に闇雲に応募すると転職は難航するでしょう。
体調や気持ちに余裕がある状態ならば、休職期間を利用して自分の市場価値など自己分析しておくことと良いでしょう。
転職サイトや転職エージェントの中には、質問に答えるだけで自分の強みが確認できるツールや、市場価値を把握できるサービスがあります。

転職をゴールにしない

休職中の方や、休職したいと考えている人には、会社を辞めたら状態が良くなる、転職したらうまくいくと考えてしまっている場合があります。
この考え方は、転職自体をゴールとしてしまう危険な考え方で、転職後にまた同じ状態に陥り転職を繰り返すことになりかねません。
大切なのは転職は状態を改善する手段の一つであったとしても、ゴールにしないことです。
休職中に焦って転職の事を考える必要はありませんし、転職活動を考えるのは健康になってからでも遅くはありません。
自分が転職に対して過大な期待をしたり問題を根本的に解決してくれると考えたりしていないか今一度振り返ってみましょう。

親しい人に転職活動の話をしない

職場の同僚や上司に転職活動がバレる原因の一つは、親しい人に話したことで噂が広がってしまうことにあります。
どうしても休職中の転職活動は現職の勤務先に知られると気持ちの良いものではないでしょう。
また同業種に転職が決まった場合、転職先にまで休職の噂が伝わる可能性も払しょくできません。
もし転職がうまくいかず復職することになれば、復帰後の人間関係のトラブルにつながる場合もあり得ます。
親しい人でも転職活動に関しては隠しておくのが得策でしょう。

SNSの投稿にも注意する

メンタル面や体の不調が理由で休職している場合でも、趣味やリフレッシュで旅行に行ったり遊びに行ったりすることもあるでしょう。
そんな楽しかった出来事の内容をSNSに投稿するということも考えられます。
しかし休職者の状況を知らず、休んだ分の仕事をカバーしている勤務先の人がそんな投稿を見て誤解してしまう可能性があります。
誰が見ているか分からないSNSに投稿する内容には、休職中は特に配慮が必要です。
また、こんな企業に応募した・面接を受けたといった転職活動の内容を投稿すると、職場に転職活動が発覚してしまう場合も。
転職活動に関する内容も投稿には気を付けましょう。

退職が難しい場合は退職代行も可能

休職を経験してしまうと、事情があって会社と退職のやり取りをしたくないという場合もあるでしょう。
自分で退職の手続きをするのが難しい場合は、退職代行を利用するのがおすすめです。
退職代行業者とは、休職者が会社とやり取りすることなく退職手続きを遂行してくれるサービスのことです。
代行だけでなく退職の無料相談を実施していたり、即日退職する際の調整ができたりと会社によって様々な特徴を持っています。
退職について不安がある方は一度調べてみてください。

転職先が決まった後の手続きは慎重

転職先が無事決まった際は、その後の手続きが大切です。
まずは現職の就業規則に従って退職手続きをしなければなりません。
退職の意思は先に上司に話しておき、退職日が正式に決まった後で「退職願」を提出しましょう。
急に「退職願」を提出するのはマナー違反ですので、必ず前もって意思を伝えるべきです。
また退職理由に関しては、キャリアアップなど前向きに伝えるようにしましょう。
そして返却するものと、受け取るものをきちんと確認して退職しましょう。

休職については書類に書くべき?

履歴書や職務経歴書について、休職のことを書くべきなのかどうかも迷うという声が見受けられます。
はっきりと「休職していました」と書かねばならないことはありません。
しかし嘘は経歴詐称になりかねないため、書ける範囲で書くと良いでしょう。
書く場合は、期間、休職理由が身体的か精神的理由か、回復状況についてを正確に書くことが大切です。

休職についてバレる3つの原因

もし休職について隠したいと考えているならば、注意してほしいのが休職についてバレる要因についてです。
どうしても休職はバレる可能性が高いものです。
特に
・同僚や上司から
・源泉徴収票や住民税から
・傷病手当金から
といった要因で休職していた事実が発覚する場合があるので注意しましょう。

同僚や上司から

先述の通り、休職している現職の同僚や上司から、休職中であることやその理由が転職先へと伝わってしまう場合があります。
転職先に知人や友人を持つ同僚や上司がいるようなケースもあれば、転職先企業がリファレンスチェックをする企業であるケースもあり得ます。
既に話したことではありますが、休職中に転職活動していることを隠したいのであれば、第三者に情報を漏らさぬよう気を付けましょう。

源泉徴収票や住民税から

転職先に提出する源泉徴収票には1年分の給与額が記載されています。
そのため源泉徴収票の金額があまりに少なかった場合、休職していたのではないかと疑われる恐れがあります。
同じように住民税の納税額が少ない場合も、納税額が少ないということは昨年の給与額が少ないとなってしまい、休職期間について悟られてしまうかもしれません。

傷病手当金から

転職後、万が一けがや病気が再発して傷病手当金を申請することになると、休職が発覚する場合があります。
傷病手当金は、同じけがや病気を理由とする場合に支給期間の制限が定められています。
そのため申請手続きをする担当者はこれまでに傷病手当金を受給していないか必ず確認します。
もし再発率が高い病気などで既に傷病手当金を受け取っている場合には、注意を払う必要があります。

休職は転職で不利になる?

既に適応障害での休職は転職において不利になりかねないという話はしましたが、休職全般が不利に働くのかどうかも解説します。
結論的には、理由によりけりではありますが休職そのものが必ず不利に働くわけではありません。
例えば、不慮の事故による怪我であったり、家族の介護であったりという理由は現状問題がなければ企業側もそこまで懸念しないでしょう。
また適応障害を含む精神疾患、うつ病の場合も、医師から社会復帰への許可が出ていたり寛解の診断書があれば問題ありません。
不利に働かないようにするために大切なのは、休職していたとしても今は問題がないということのアピールです。

休職をハンデにしない!転職エージェントの活用方法

休職をハンデにしないためには、転職エージェントを上手に活用することが大切です。
ここでは、転職エージェントの活用方法を紹介します。

休職について理解してもらう

まず、転職エージェントに対して休職の件を伝えるかどうかを判断しましょう。
一概に伝えるべきというわけでもなく、担当のキャリアアドバイザーと信頼関係が築けるかどうかで判断しても良いでしょう。
もし、伝えると判断した場合はなぜ休職したか、今どういう状態かをしっかり理解してもらいましょう。
ここでは大切なのは、業務に支障なく働ける状態であることのアピールです。
転職エージェントも、働くことに支障をきたしそうな場合は求人紹介ができません。
サポートを受けるためにも、働ける状態をアピールしましょう。

休職中に準備をしておく

転職エージェントを利用する場合も、休職中から転職準備をしておきましょう。
休職中か復職後かに転職活動を行うかどうかにも状況は変わりますが、準備は前もって行っておくと良いです。
自分の経歴の棚卸しや、転職先の希望条件、求人情報について調べるなどは休職中もあまり大きな負担なくできるでしょう。

複数の転職エージェントを利用する

転職エージェントは複数併用することにメリットがあります。
より多くの求人に出会える上、相性の良いアドバイザーに出会えます。
また休職経験がある場合は、その分転職も難航する可能性もありますので、より多くのサービスを利用していくと良いでしょう。
万が一どこかの転職エージェントに断られてしまっても、併用しておくと安心です。

休職を不利にしないための伝え方

休職していたことが転職において不利に働かないようにするためには、伝え方に工夫が必要です。
ここでは、その伝え方のコツを紹介します。

ネガティブに伝えない

まずは自分が弱かった、自分の自己管理が甘かったからと言った自分についてのネガティブな理由を伝えるのは避けましょう。
採用面接は、企業側に自分を売り込む場所です。もちろん客観的に自分を見つめることができる能力も必要です。
しかし必要以上に自分を落とすような発言は控えましょう。
例え休職中の身だったとしても自信を持つことが大切です。
休職したことに囚われず、ネガティブすぎる理由などには注意しましょう。

会社の悪口にならないように気を付ける

休職理由を聞かれた際に、原因が現職の職場環境にあった場合は会社のせいであることを主張したくなりますよね。
しかし、面接では客観的な事実を話すのみに留めるべきです。
感情を込めて話し始めてしまうと、企業側としては現職の会社の悪口にしか聞こえなくなってしまいます。
むしろ被害妄想を疑われ、自分のイメージを落としかねませんしネガティブなイメージを与えてしまいます。
なるべくそういった発言は控えましょう。事実として問題があったことを伝える程度に留めると良いです。

転職を選んだ理由を交える

休職について質問される場合は、復帰しない理由が客観的に考えて納得できるような内容であるとプラスに捉えられます。
現職の会社の労働環境に問題がある場合、その事実を端的に述べた上で転職に踏み切ったことを伝えましょう。
先に述べたように被害妄想と思われたり忍耐力が無いと判断されないように伝えるよう注意が必要です。
月の残業時間が100時間を超えていた・人員不足で3人分の業務量だった、などのように判断しやすい理由だと共感を得られます。
上司によるパワハラやセクハラなど人間関係が直接の原因だった場合は感情的にならないようにフラットに伝えましょう。

業務に支障がないことをアピールする

何度も繰り返していることではありますが、やはり入社後に通常勤務が可能であることを強調しておく必要があります。
例えば現在は休職中ではあっても、既に体調は回復しており業務に支障が無いならばそのことをしっかりと主張してください。
また休職中であっても期間が短いために書類に記載していない場合などは、面接で採用担当者に伝えてしまっても良いでしょう。
隠そうとしていたわけではない事、いずれにしても入社後に問題なく勤務できるという点を面接の場で伝えることが大切です。
企業側の懸念を少しでも減らすと不利にはなりにくくなります。

休職経験による傷病手当の受け取り方

休職と転職について解説していましたが、休職が続くと金銭的な不安も拭えませんよね。
ここでは、休職中に受け取ることのできる傷病手当金の受け取り方を紹介します。

傷病手当金の支給条件

会社を休職していて会社から十分な給与を受け取れないときに国から支給されるのが傷病手当金です。
給付には以下の条件があります。全てを満たしていれば受け取れます。
・業務外の事由によるけがや病気の療養のための休業
・ 仕事に就くことができない
・ 連続する3日間を含み、4日間以上働けない
・ 休業中に給与支払いがない
まずは満たしているかどうかを確認しましょう。

必要書類を用意する

傷病手当金の受け取りに必要な書類は、
・健康保険傷病手当金支給申請書
・事業主の証明
・医師の診断書
です。
事業主の証明のみは退職後の場合不要となります。
申請書は全国健康保険協会のサイトからダウンロードが可能です。
その他障害厚生年金や老齢退職年金を受給しているなら給付額等が分かる書類が必要です。
また労災保険から休業補償給付を受給しているなら「休業補償給付支給決定通知書のコピー」が必要であったりと、場合によって必要な添付書類が変わります。

認定と申請を行う

傷病手当受給のためには、まず勤務先に相談しましょう。
勤務先との相談や調整をしたら、「傷病手当支給申請書」を作成して保険証に記載されている健康保険組合の都道府県支部に郵送するか、窓口に提出しましょう。
認定されれば「支給決定通知書」が封書またはハガキで届き、一年六か月の間は給与の三分の二が支給されます。

よくある質問

最後に休職と転職についてよくある質問をまとめます。

休職中の転職はあり?

休職中も転職活動自体は可能です。
しかし体調が悪化するリスクなどを抱えている場合もありますので、出来れば休職中は避けるべきとも言えます。
自分の状態と相談しながら転職活動に踏み切るかどうか考えてみてください。

適応障害になった場合の転職方法は?

適応障害になってしまった場合に転職活動の進め方は少し変わってきます。
まずはストレスの原因を把握し、再発を防げるようにしましょう。
人間関係なのか過労なのかなどでも対策が変わってきます。また心療内科などに言って診断書をもらうと良いでしょう。
そして復職後の勤務条件について検討しましょう。
自分が復職しても大丈夫なのか、ストレスの原因をもとに判断すると良いです。勤務条件が変更できる場合は申請しましょう。
そして職場や医師と相談し、まず復職しましょう。
そして復帰後に様子を見ながら転職活動を始めると良いでしょう。
復職後の環境の変化に慣れてきても転職をしたいと考えるならば、転職に踏み切るタイミングと言えます。
転職エージェントに登録し、進めるとスムーズに進められます。

休職については伝えないといけない?

転職エージェントや企業に対し、休職の詳細を伝えなければならないという義務は一切ありません。
もし伝えにくいと感じている場合は無理に伝える必要はありません。
しかし質問されてしまった場合に虚偽の申告をしてしまうと詐称になってしまいます。
聞かれてしまった場合は正直に答えるべきでしょう。

休職は転職先にバレる?

源泉徴収票などからバレてしまう可能性はあります。
最悪の場合、解雇や内定取り消しに繋がりかねませんのでバレても詐称などと判断されないようにしておきましょう。

休職者におすすめの転職のタイミングは?

休職をしていた方にとっては休職の原因の説明がどうしても不利になってしまう場合もあります。
それでも転職したいという場合は、転職のタイミングを調整することで源泉徴収票から休職していた事実をバレないようにする方法があります。
そのタイミングとは、源泉徴収票がクリアになる時です。転職先へ提出する源泉徴収票はその年のものを提出しますので、4月〜翌3月の会計年度ではなく1月〜12月で考えます。
つまり、2023年に休職していたとしても、2024年1月には新しい源泉徴収票になるのです。
1月になるタイミングで復職する、1月以降に転職をするなどと工夫すると休職についてはバレにくくなるでしょう。

まとめ

休職と転職の関係や、転職エージェントに伝えるべきかどうかなどを詳しく解説しました。
休職はハンデとなりがちですが、きちんと伝えることで不利に働くのを防ぐことができます。
休職することは悪い事ではありませんので、転職時は転職エージェントを活用するなどして成功に繋げていきましょう。

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