人事に強いおすすめ転職エージェント12選！難しい転職のコツも解説

人事としての転職は、転職エージェントを利用するべきなのか、利用するとしたらどんなエージェントが良いのでしょうか。
人事職としての自分の経験はあれど、転職エージェントを利用するメリットは十分にあります。
この記事では、人事の転職におすすめしたい転職エージェントや人事の転職事情、転職を成功させるコツを解説します。

リクルートエージェント	・No.1の転職実績 ・非公開求人多数 ・充実した転職サポート ・地方の求人も多数あり
dodaエージェント	・業界最大級の求人数 ・専門のアドバイザー ・手厚いサポート ・転職フェアも多数開催
マイナビエージェント	・各職種の転職市場を熟知 ・求人票にない内部情報 ・顧客満足度No.1
MS Agent	・30年以上の実績とノウハウ ・独占非公開求人 ・管理部門に特化
人事転職.com	・70%が非公開求人 ・充実のキャリアカウンセリング ・人事・労務専門
人事の転職	・運営会社が人事に強い ・人事専門 ・内部情報まで詳しい

人事の転職におすすめの転職エージェント【人事特化型】

まず、人事の転職におすすめしたい転職エージェントを紹介していきます。
人事業界や管理部門に特化した転職エージェントを利用すると、専門知識の豊富なキャリアアドバイザーが的確な求人紹介をしてくれます。
管理部門とは、主に経理や人事、総務、法務などの職種が該当し、営業やマーケティングなどの売上に直結する部門をサポートします。

MS Agent

MS Agentは、管理部門・士業におすすめの転職エージェントです。経理・財務・人事・法務などの管理部門、公認会計士・税理士などの会計業界、企業法務・弁護士・弁理士などの法律領域に高い専門性をもつキャリアアドバイザーがしっかりサポートしてくれます。非公開求人は90％ほどあり、MS Agentのみが扱っている求人が数多く存在します。
基本情報

運営会社	株式会社MS-Japan
求人数	8,397件
対応地域	東京、横浜、名古屋、大阪
転職サイトのタイプ	管理部門・士業特化型転職エージェント
公式サイト	MS Agent

メリット・デメリット
管理部門・士業特化型30年以上の実績とノウハウ
独占非公開求人あり
職種ごとに精通したアドバイザー

首都圏および大都市の求人が多め
部門・職業によって求人数に隔たりあり
未経験者歓迎の求人が少なめ
利用時のポイント・活用術
幅広く求人を紹介してもえるリクルートエージェントなどを併用する

人事転職.com

人事転職.comは、JACリクルートメントが運営する人事・労務専門の転職エージェントです。人事専門として多くの転職実績があり、また優良求人によって極秘プロジェクトや海外進出、新規事業に携わるポジションや役員候補などの求人に出会える可能性もあります。部署の雰囲気などの細かい情報まで調査してくれます。
基本情報

運営会社	株式会社ジェーエイシーリクルートメント
求人数	約3500件(非公開含む)
対応地域	全国
転職サイトのタイプ	人事・労務特化型転職エージェント
公式サイト	人事転職.com

メリット・デメリット
70%が非公開求人
充実のキャリアカウンセリング
人事・労務専門

スキルが見合わないと判断されると求人紹介が少ない
担当者の質にばらつきあり
利用時のポイント・活用術
総合型転職エージェントと併用する

人事の転職

人事の転職は、人事を中心として総務・経理・労務などの管理部門の求人を扱う転職エージェントです。人材の活用を主軸とするポータルを提供する運営会社により、豊富な知識のあるプロのアドバイスが受けられます。企業のリアルな声といった情報にも長けているので、内部情報まで知りたい人やキャリアアップを叶えたい人にもおすすめです。
基本情報

運営会社	株式会社HRビジョン
求人数	42件
対応地域	全国
転職サイトのタイプ	人事・管理部門特化型転職エージェント
公式サイト	人事の転職

メリット・デメリット
人事の情報に強いHRポータルの運営
人事専門
リアルな情報

連絡は多い
求人数が少ない
利用時のポイント・活用術
求人数の豊富なエージェントと併用する

SYNCA

SYNCAは、経営管理部門特化型の転職エージェントです。求人に募集する以外にも、企業からのスカウトも届くので幅広く情報を集めることができます。ベンチャー企業やスタートアップ企業の取り扱いが多く、裁量の大きさや自己成長を重視したい方必見です。入社後のミスマッチをなくすことを掲げているエージェントですので、スキルや経歴に合う求人を紹介してくれます。
基本情報

運営会社	株式会社WARC
求人数	記載無し
対応地域	東京、その他
転職サイトのタイプ	管理部門特化型転職エージェント
公式サイト	SYNCA

メリット・デメリット
ベンチャー・スタートアップ中心の求人
経営視点で仕事ができる
コンサルタントの手厚いサポートに定評がある

大手企業が少なく、安定志向の方に向いていない
比較的新しいサービスであり、全体的に求人数が少ない
利用時のポイント・活用術
カジュアル面談を積極的に行い、企業との相互理解を深める

BEET AGENT

BEET AGENTは、管理部門・バックオフィス系職種に特化した転職エージェントです。管理部門転職を熟知しているプロフェッショナルが、上場企業の非公開求人やリーダーポジションなどレアな求人を紹介してくれます。年収600万以上の求人も多く、管理部門でのキャリアアップを目指す経験者におすすめです。
基本情報

運営会社	株式会社アシロ
求人数	記載無し
対応地域	記載無し
転職サイトのタイプ	管理部門・バックオフィス系職種特化型転職エージェント
公式サイト	BEET AGENT

メリット・デメリット
法務部、経理部など管理部門から経営企画まで幅広く求人がある
アドバイザーが強み・志向性を考慮した求人を紹介してくれる
アドバイザーの評価が高い

未経験者の転職には対応していない
利用時のポイント・活用術
未経験者は他サイトを利用するとよい
アドバイザーにキャリア相談を積極的に行う

人事の転職におすすめしたい転職エージェント【総合型】

続いて、総合型でおすすめしたい転職エージェントを紹介します。
総合型は、職種・業種問わず圧倒的に求人数が多いため、様々な求人を見たいという方におすすめです。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、転職支援実績No.1の総合型転職エージェントです。業界に精通したキャリアアドバイザーが求職者の強みや適正を一緒に見つけてキャリアプランを提示してくれます。非公開求人が多数存在するため、求職者に合った求人を厳選して紹介してもらえます。圧倒的に求人数が多いため、人事の求人も多数取り扱っています。
基本情報

運営会社	株式会社リクルート
求人数	366,009件
対応地域	東京、その他
転職サイトのタイプ	総合型転職エージェント
公式サイト	リクルートエージェント

メリット・デメリット
転職支援実績No.1
多数の非公開求人
実績豊富なアドバイザー
充実した転職サポート（転出書類の添削、面接対策、業界・企業情報の提供）
地方の求人も多数あり

転職支援サービスの提供期間は面談から転職先が決まるまでの約3か月が目安
求人紹介が多すぎて選ぶことが大変
利用時のポイント・活用術
登録の際に希望条件を伝える
急ぎでの転職でない場合はサポート期限が無期限のマイナビエージェントと併用する

マイナビエージェント

dodaエージェントは、業界最大級の求人数を誇る総合型転職エージェントです。こちらの非公開求人は、他のサイトには掲載されていないような好条件の求人であると言われています。業界や業種、エリア別などの動向に精通したキャリアアドバイザーが専任担当として求職者のサポートをしてくれます。dodaエージェントは転職応援コンテンツも充実しているので、情報収集するのにもおすすめです。管理部門の求人に強い専門のキャリアアドバイザーがいますので、アドバイス力も安心です。
基本情報

運営会社	株式会社マイナビ
求人数	45,391件
対応地域	東京、その他
転職サイトのタイプ	総合型転職エージェント
公式サイト	マイナビエージェント

メリット・デメリット
キャリアアドバイザーは業界ごとの専任制
企業担当アドバイザーもバックアップ
サポート期限無し
独占求人が豊富

担当者の質にばらつきあり
求人情報に食い違いがあることも
求人紹介の連絡が多い
ハイクラス求人が少なめ
利用時のポイント・活用術
連絡が多いと感じる場合は、求人紹介メールや電話の頻度を減らしてもらうようにお願いする
経験やスキルに自信がある方はハイクラス特化型転職エージェントを併用する

dodaエージェント

マイナビエージェントは、顧客満足度No.1を誇る総合型転職エージェントです。首都圏以外の地方求人なども豊富に揃っています。キャリアアドバイザーは業界ごとの専任制となっており、各職種の転職市場を熟知していることが特長です。また、キャリアアドバイザーとは別に企業担当アドバイザーも在籍しているため、職場の雰囲気など求人票には載っていない実際の情報を得ることができます。初めて転職活動を行う方や地方での転職を考えている方、また経験年数が少なく不安な方や若手にもおすすめです。
基本情報

運営会社	パーソルキャリア株式会社
求人数	223,419件（非公開求人を含む）
対応地域	東京、その他
転職サイトのタイプ	総合型転職エージェント
公式サイト	dodaエージェント

メリット・デメリット
業界最大級の求人数
転職市場に精通した専門スタッフ
企業1社ごとに採用プロジェクト担当1人
応募書類や面接対策のサポート
転職フェアを多数開催

連絡が遅いことがある（登録からカウンセリングまで2週間程度かかることあり）
アプリが重い
登録後も非公開求人が全て見られるわけではない
3か月のサポート期限あり
利用時のポイント・活用術
サポート期間が無期限のマイナビエージェントを併用する

パソナキャリア

パソナキャリアは、企業と転職者のマッチング力と提案力を強みに持つ転職エージェントです。ハイクラスの非公開求人が全体の61％ということで、無料登録をすることで多くの非公開求人に出会うことができます。応募書類の書き方を人事目線でアドバイスしてくれるため、手厚いサポートを求めている方に向いています。年収アップを叶えたい方は必見です。
基本情報

運営会社	株式会社パソナ
求人数	14,805件
対応地域	東京、大阪、名古屋、静岡、広島、福岡
転職サイトのタイプ	総合型転職エージェント
公式サイト	パソナキャリア

メリット・デメリット
求人の約半数が年収800万円以上のハイクラス求人
ハイクラスの非公開求人61.0%
独占求人数1,700件以上
業界専任コンサルタントによるキャリアカウンセリング
面接対策・年収交渉

大手転職エージェントと比較すると求人数少なめ
求人が都市部に多い
利用時のポイント・活用術
多くの求人を紹介してもらいたい場合はリクルートエージェントなどの大手転職エージェントを併用する

type転職エージェント

type転職エージェントは、サービス開始から25年以上の蓄積されたノウハウを活かして納得感のある転職の実現を大切にしている転職エージェントです。大都市圏の求人を多く掲載しています。また、転職相談会やエンジニア転職フェアなどのイベントも開催しています。一般からハイキャリアまで幅広く対応しており、入念なキャリアカウンセリングで丁寧なサポートを提供しています。
基本情報

運営会社	株式会社キャリアデザインセンター
求人数	29,233件
対応地域	東京（赤坂）
転職サイトのタイプ	総合型転職エージェント
公式サイト	type転職エージェント

メリット・デメリット
首都圏の転職に強い
25年以上蓄積されたノウハウと独自の求人あり
5つの領域別アドバイザー
IT系職種の求人が豊富
エンジニア転職フェアを開催

求人エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県が中心
業界や職種によっては紹介求人数少なめの可能性あり
利用時のポイント・活用術
全国に対応した求人数の多いリクルートエージェントなどを併用する

ビズリーチ

ビズリーチは、国内最大級のハイクラス求人に特化した転職サービスです。基本機能は無料で利用できますが、有料サービスに登録すると全てのスカウトに返信できるようになるため、企業との出会いを増やすことができます。1週間無料のお試し期間もあります。高年収を目指しているという方におすすめです。人事の求人も多数取り扱っています。人事の転職マーケットなどに詳しいコンサルタントから、情報を入手することもできるでしょう。
基本情報

運営会社	株式会社ビズリーチ
求人数	記載無し
対応地域	東京、その他
転職サイトのタイプ	ハイクラス向けスカウト型転職サイト
公式サイト	ビズリーチ

メリット・デメリット
年収1,000万円以上のハイクラス求人が3分の1以上
導入企業数22,300社（累計）
一定の基準を満たした優秀なヘッドハンター
他の転職サービスでは無い求人にも巡り合える

手厚いサポートはほとんど無し
応募のハードル高め
利用時のポイント・活用術
サポートが手厚いパソナキャリアを併用する

人事職が転職エージェントを選ぶときのチェックポイント

いざ転職エージェントを利用しようと思っても、様々なサービスを前にするとどのエージェントを利用すべきが迷ってしまいます。
ここでは、転職エージェントを選ぶときに必ずチェックしてほしいポイントを紹介します。
これらのポイントを比較していけば、自ずと自分に合う転職エージェントがわかりやすくなっていくのです。

求人数は豊富化

必ず確認してほしいのが、人事や管理部門に関する求人が多くあるかどうかです。
求人数が少ないとどうしても選択肢が少なく、納得のいく転職をするのは難しい場合があります。
人事業界は業務の種類も多岐にわたります。まずはその業界の求人をどのくらい保有しているか注目しましょう。
また多くの求人に出会い、見比べるためにも転職エージェントは併用をおすすめします。

人事についての知識があるか

人事に特化しているのか、人事に関する知識が豊富にあるかどうかも大切なポイントです。
特化型の転職エージェントならば、人事や管理部門に精通したアドバイザーが多くいるはずです。
総合型ならば、キャリアアドバイザーが豊富な知識を有している人がどうかということもポイントになります。

サポートの充実度・アドバイザーの質

転職エージェントには、様々な転職サポートがあります。
それらは有効活用することで転職の成功率をグッと高めることができるのです。
自己分析へのアドバイスや、適性に合った求人紹介、書類・面接対策、入社準備などは最低限あるエージェントがおすすめです。
また各転職サイト・エージェントで独自のサポートがあるため、エージェントやキャリアアドバイザーに確認しておきましょう。
自分が欲しいと感じるサポートのある転職エージェントの利用がおすすめです。

評判・口コミ

転職エージェントの口コミや評判は、利用者のリアルな情報であり、チェックしておいてほしいポイントです。
キャリアアドバイザーの質や求人紹介の質などは利用する上で非常に大切なポイントとなります。
評判や口コミはまとめサイトやSNSなどで簡単に調べることができますので、一度調べてみるがおすすめです。
ですが、時には悪意のあるものも見受けられます。口コミは一個人の感想であることも踏まえて鵜呑みにしないよう注意も必要です。

人事の転職で転職エージェントを利用する8つのメリット

転職をする方に対して様々なサポートがあるので、基本的に転職エージェントへの登録はおすすめといえます。
ここでは、人事の転職で転職エージェントを利用するメリットを8つ紹介・解説していきます。

非公開求人に応募できる

転職エージェントを利用するメリットとして、限定的に公開されている「非公開求人」に応募することが可能になることが挙げられます。
非公開求人は、応募数が増えてしまうことを避けたい人気企業・大手企業が展開していることが多く、年収も高い傾向にあるのが特徴です。そのため求められるスキルや経験もレベルが高くなりますが、キャリアアドバイザーが適性を判断して紹介してくれるためマッチングがいい求人であることが期待できます。
転職サイトにはない求人、更にはその転職エージェントにしか掲載されていない非公開求人も数多くあるため、複数の転職エージェントに登録して非公開求人を吟味するのも一つの手ですね。

完全無料で利用できる

転職エージェントを利用するメリットとして、キャリア面談や書類添削などのサポート、企業との面倒なやり取りまで完全無料で利用できることが挙げられます。
そうすると、転職エージェントはどこから収益を得ているのか気になるかと思います。このビジネスモデルとして、紹介した企業に求職者が入社すると「紹介料」として企業側から高額の報酬を受け取る仕組みになっています。そのため、求職者はお金を払わずとも転職の手厚いサポートを受けることが可能になっています。
ハイクラス向け転職エージェントなど一部のサービスで有料プランを展開しているものもありますが、基本的に無料で全てのサービスを利用できる媒体が多いです。

キャリアの相談に乗ってもらえる

転職エージェントに登録すると、担当のキャリアアドバイザーが相談に乗ってくれることがメリットになります。
1on1の面談で今までの経験やキャリアから希望する業界・職種、今後のキャリアプランについて相談することで、自分にぴったりの求人を紹介してもらえます。
そもそも転職自体を迷っている方も安心してください。転職のプロに直接相談することで、自身の強みや転職を検討する理由が明確になって転職しない方が自分にとっていい選択だと分かる場合もあります。
家族や友人、同僚に話しにくいプライベートな内容なので、第三者としてエージェントを活用するものＯＫです。

書類添削や面接対策など選考サポートが手厚い

転職エージェントを利用することで、自分一人では難しい書類の添削や面接対策などの選考対策をみっちり行うことができます。
転職活動が初めての方は特に、「職務履歴書の書き方がわからない」「書類審査で落とされる」「面接で話すことがない」などの悩みがあるのではないでしょうか。そこで転職エージェントに登録すると、企業の採用ニーズや選考プロセスを熟知したキャリアアドバイザーから客観的な意見をもらいつつ選考対策を徹底することができます。
面談を通じて自身の強みが見つかることで、面接で効率よく自己アピールすることができます。選考対策のサポートを使い倒して、内定率を上げていきましょう。

応募や日程調整・年収交渉など面倒な手続きを任せられる

転職エージェントを利用すると、自分では面倒な応募や言いにくい年収交渉などをすべて代わりに行ってくれます。
例えば転職サイトや企業のホームページから直接応募すると、応募の手続きや面談の日程調整などのやり取りがあります。しかし転職エージェントを利用するとキャリアアドバイザーが仲介してやり取りを行ってくれます。エージェントを挟むことで、「忙しい時間に連絡することにならないか」「失礼のないメールの文章になっているか」などの余計な心配をする必要がなくなり、ストレスもかかりません。
また転職で年収アップを目的にしている方は多いと思いますが、そのカギを握る年収交渉を代わりに行ってもらえるのも便利なポイントです。エージェントは交渉の実績も豊富なので、年収交渉はお任せしましょう。

面接のフィードバックを貰える

転職エージェントを利用すると、企業の採用担当者が自身のことをどう評価したのかフィードバックを聞くことができるのがメリットの1つです。
通常、面接など選考の評価内容は知らされないことがほとんどです。しかし転職エージェントを利用していると、キャリアアドバイザーが採用担当とやり取りをする中で評価内容を聞き出して共有してもらえることもあります。
特に残念ながら不採用となってしまった面接のフィードバックを聞くことで、反省点や改善点を見つけて今後の選考対策に活かすことも可能です。合格した際の評価を聞くことで自信をつけることもできます。
採用担当からのフィードバックを貰える機会は滅多にないです。これを活かして面接の選考通過率を上げましょう。

職場の人間関係などの内情を教えてくれる

転職エージェントを利用すると、入社しないとわからないような人間関係や社風など内部情報を教えてもらえます。
エージェントは今まで培ってきた採用担当者や経営層とのコネを活かして、転職サイトやホームページからはわからないような内部情報を入手しています。
そのため、実際に働く環境とのギャップをなくしてミスマッチの少ない転職活動にすることができます。
もっと社員の本音や口コミが知りたい方は、OpenWorkという口コミサイトで企業の実情を確認してみるのもよいでしょう。

退職手続きや入社後のフォローがある

転職エージェントを利用すると、晴れて内定を貰ったあとも退職手続きや入社後活躍するためのフォローなどをしてもらえるというメリットがあります。
初めての転職であれば、もちろん退職も初めてですよね。転職エージェントは転職にまつわる全てのサポートをしているので、退職手続きのフォローもしっかり行ってくれます。
また未経験職種に転職する方など入社後に不安がある方には、入社してから活躍するために気を付けるべきポイントやアドバイスをしてくれます。安心してチャレンジできますね。

人事の仕事内容とは？

ここで、一度人事の仕事内容についておさらいしてみましょう。
経験者の方は知っていることも多いと思いますが、未経験の方は一度把握しておくと転職に役立てられます。

人事とは

人事とは、会社の経営資源のうちの「人」を最大限有効活用するための役割を担う業務を指します。
人事と言っても採用、制度設計（人事企画）、労務管理、育成・組織開発の4つに分けることができます。
どの業務も経営資源として人的資源を有効活用するために働きます。

人事の仕事内容

人事の仕事内容は、前述の通り4つに分けられます。
・採用
・制度設計
・労務管理
・育成・組織開発
のそれぞれを解説していきます。

採用

人事として人を採用するのは非常に重要な仕事の一つです。
採用としての主な業務は、書類選考・面接、会社説明会の準備と実施やインターンシップの運営などが挙げられます。
その他にもエントリーの管理や関係部署への連絡、内定後の事務処理まで採用担当が行う場合が多いです。
また最近ではSNSを使った自社の魅力発信や候補者とのコミュニケーションを行い、採用に繋げるという事例も見受けられます。
近年はコロナウイルスの影響で説明会や選考のオンライン化が進んだこともあり、非対面でのコミュニケーションによる関係構築が重要になっています。

制度設計

人事に関する制度の設計を行います。
主に等級制度・評価制度・報酬制度の3つの制度を設計することが多いです。
広義では福利厚生、労務管理、能力開発まで指すこともあります。
社員の意欲や能力の向上、異動・転勤・昇進に繋がり、経営に直結するため、企業において非常に重要な仕事となります。
経営層や上層部との連携やヒアリングを行いながら進める業務です。

労務管理

労務管理とは、働く人が安心して働ける環境をつくることを指します。
主には勤怠管理や給与計算、各種保険の加入・脱退手続き、就業規則の作成、定期健康診断の実施などを行います。
経理などにも深く関係していく、専門性の高い重要な業務です。

育成・組織開発

育成や組織開発も人事が行う場合があります。
育成とは主に新人研修・階層別研修・部署別研修等の企画、実施を行います。
全ての研修を人事が行うわけではなく、外部の研修会社へ外注することもあります。
その場合は人事が窓口となって対応していく形になるでしょう。

未経験者必見！人事のやりがいと苦労

人事の仕事内容を踏まえて、その仕事のやりがいと苦労についても紹介します。
未経験の方はチェックしておくと転職に活かせるでしょう。

各業務のやりがい

人事の業務は4つに分けられると紹介しましたが、それぞれの業務ごとにやりがいも変わってきます。
採用の場合は、自分が採用した人材の活躍する様子が見られること
制度設計の場合は、経営陣と距離が近く一つ一つの業務が会社に大きな影響をもたらしてくれること
労務管理の場合は、管理に関する高い専門性を身に付けることができること
育成の場合は、採用と同様教育した人材の活躍が見られること、誰かをサポートすること
などのやりがいがあるという声が上がっています。
これらはほんの少しに過ぎず、各業務にはやりがいとなることが数多くあるでしょう。

人事ならではの苦労

やりがいの裏で、どうしても苦労もあります。
人事では、「人」を相手として多くの仕事を行わねばなりません。
そのため、
・人間関係のトラブルへの対応
・機密情報の管理
・成果が見えにくい
と言った苦労の声も上がっています。
人事という業務上、人間関係のトラブルの対応をしなければならなかったり、個人情報などの機密情報を抱えなければならなかったり、短期的な成果が出しにくく数字などで分かりやすく示せなかったりという点ではやはり苦労も多いようです。
転職してから、こんなはずじゃなかったと後悔しないようにこれらの苦労は知った上で転職すると良いでしょう。

転職は難しい？人事の転職事情

続いて、人事の転職市場における現状や企業の規模別の動向についてです。

採用ニーズ

人事職としての採用ニーズは、経験豊富な人事人材においては高い状況が続いていると言えます。
人材不足や働き方改革による働き方の変化に加えて、社会情勢の変化など働く環境の変化が著しい中で優秀な人材の確保が求められています。
それは変化の多い時代を生き抜く上で企業の経営課題であり、そのためには実績と知識が豊富な人事担当者の力が必要となるのです。
つまり経験豊富な人事担当者であれば、転職の難易度はそれほど高くないと言えるでしょう。

その一方で、一般的な採用担当者としての経験のみでは転職のハードルは高いと言えます。
一般的な採用担当者とは、応募者との日程調整や合否連絡、案内などの事務仕事を行う人のことです。
特に専門的な知識やスキルが必要とされない業務のため、どうしても実際に採用を行ったなどの経験がある人材よりは採用ニーズが低い傾向にあります。

大手企業の場合

大企業では、中小企業と比べると人事部の人数が多いため専門領域ごとに細分化されている傾向にあります。
そのため守備範囲は広くなくても専門領域の知識やノウハウを極めている人材が評価されます。
つまり、他を凌駕するような目立った専門領域がない限り、大手に転職するのは難しいということです。
大手では新卒採用が多く、希望者に対しての枠は非常に少ない厳しい状況となりがちです。
他の大企業で人事経験が豊富であったり、国際人事など特殊な経験があったりと条件が付きます。
希少価値の高い経験が必要になります。

中小企業の場合

中小企業は分業化されていないケースが多いので1人が担当する守備範囲が広く、マルチタスクをこなせる人材が求められます。
多くの部署とコミュニケーションを取り、円滑に業務を進められる力も求められるでしょう。
幅広い経験がない場合は、積極的に知識を得る努力が求められるでしょう。
ただ大企業に比べて求人は豊富にあるため見つけやすい傾向にあります。

ベンチャー企業の場合

ベンチャー企業は人事制度が十分に整備できていないことが多いため、制度設計や運用の経験がある人材が評価される傾向にあります。
総務や法務を兼ねることも多く、人事の分野だけではない知識が求められることもあるでしょう。
経験豊富な人事であれば採用される可能は高いですが、人事としての専門性を活かしたいという方は注意が必要です。

未経験者の場合

未経験者にとって、人事職への転職はかなり難しいです。
人事の転職マーケットは経験者有利な上に、経験者の中でも豊富な経験が求められるためです。
人事と親和性の高い業務経験があれば有利に働く可能性は高いですが、0からの転職は難しいでしょう。

未経験者で転職を成功させるポイント

そんな難易度の高い未経験者の転職ですが、成功率を上げるポイントもいくつかあります。
成功率を上げるためには
・多くの転職エージェントを活用する
・求人の多い採用か労務を狙う
・資格を取る
・志望動機をこだわる
などのポイントが挙げられます。
未経験可能の求人がまず少ないため、なるべく多くの転職サービスを利用して求人を探しましょう。
その上で、未経験者歓迎の求人数の多い採用か労務職の求人は狙い目です。
また人事職に活かせる資格を取得したり、志望動機にオリジナリティを出したりと選考で役立つポイントを抑えましょう。
それらの工夫で、未経験者でも人事職への転職を叶えられる可能性が上がっていきます。

人事への転職に活かせる資格

人事への転職において、資格は必須ではありません。
しかし、持っておくと有利な資格は存在します。
いくつか紹介します。

	資格名	概要
公的・国家資格	ビジネス・キャリア検定 社会保険労務士 キャリアコンサルタント	厚生労働省が後援する公的資格。業務上に必要な知識や実務能力を職種別で示せる。 国家資格で、合格率は10％以下。行政官庁に提出する書類や就業規則、労使協定などを作成できる。 学科試験と実技試験があり、職業選択・職業生活設計・職業能力の開発などの相談や助言ができる能力を証明できる国家資格。
民間資格	マイクロソフトオフィススペシャリスト（MOS） メンタルヘルス・マネジメント検定 個人情報保護士 産業カウンセラー	WordやExcelなどのマイクロソフトオフィス製品を扱えることを証明できる。比較的取得しやすい。 従業員の心身の状態を理解し、問題への対処や環境構築をするための知識があることを証明できる。 個人情報保護法やマイナンバー法に関する理解度を証明できる。 従業員のメンタルヘルスやキャリア開発の援助、人間関係開発への援助に必要な知識と能力を証明できる。

人事への転職に有利な経験

難易度の低くない人事職への転職ですが、特に歓迎される経験も存在します。
もし自分にある経験でしたら、アピールしていくと有利に働くでしょう。

人材配置などの経験

人員配置や採用計画策定の経験は転職においてかなり歓迎されます。
それらは人事業務の中でも人事部で何年もの経験を積まないと任せてもらえない業務となります。そのため、こうした経験がある人材はまず貴重なのです。
その上で社員の評価に関する制度設計や採用管理システムの導入などの経験がある人材もかなり貴重なので、歓迎されやすいでしょう。

エンジニアなどの採用経験

エンジニアなどの技術系職種は人手不足のため、採用側としても優秀な人材の確保は近年多くの企業で課題となっています。
また技術系職種は専門性が高い職種なので、人事担当が選ぶ人材と現場が求める人材とにミスマッチが生じがちな現状もあります。
そのため技術系職種への理解があり、採用経験が豊富な人材が人事職でも求められているのです。
エンジニアや技術系での職務経験やそれらの採用経験がある人材は有利でしょう。

人材業界での営業経験

派遣スタッフに対し派遣先企業の紹介や勤務後のフォローを行う派遣会社の社員や、企業と求職者をつなげる転職エージェントの担当者などの経験も重要です。
これらの人事業界での経験は採用業務との共通点も多く、必要な知識を備えているので、人事部の所属経験がなくとも評価に繋がりやすいです。
また法人営業の経験者についてはコミュニケーションスキルや交渉スキル、目標達成意識やコスト意識が人事職に必要とされるスキルと重なります。
面接での伝え方に工夫は必要ですが、人事職への転職でアピールできる経験となるでしょう。

人事への転職を成功させるポイント

転職を成功させるためにチェックしてほしいポイントと注意点を紹介します。

人事・管理部門に強い転職エージェントを利用する

転職エージェントを利用するメリットは既に紹介しましたが、特に管理部門に強い転職エージェントの利用がおすすめです。
専門知識の豊富なエージェントならば志望動機のチェックや面接対策など不安が残る部分を補強してもらえるでしょう。
また、管理部門に特化した転職エージェントは求人数が大手に比べて少ない可能性もありますので、大手総合型のエージェントなどと併用することも成功のポイントです。
転職エージェントは複数併用することで、より良いサービスを受けることができます。

自分の希望条件やスキル・経験を明確にする

転職エージェントに登録すると、すぐに担当者との面談が入るケースが多いです。
この面談で、自分が希望する条件（給与・休日・勤務地・福利厚生・待遇など）や転職をする目的をしっかり伝えておくことで、後々紹介される求人とのミスマッチを回避することができます。
また、転職の期間や入社希望日を伝えておくと、スムーズに求人を案内してもらえます。
まだ具体的な希望条件や目的が決まっていない方は、現職の不満点や自分の理想から逆算して明確にしてから担当者との面談に臨みましょう。

応募先の業務内容を把握しておく

人事の業務を一人で全て担当していた場合や全ての領域で経験がある場合はよいのですが、何かの領域に特化していた場合は応募先の業務内容の確認をしましょう。
自身の経験した領域と応募先で求めている領域がマッチしているとやはり成功率が上がります。
経験のない領域で採用された場合は業務内容のミスマッチが生じてやすいというリスクもあります。
特に分業化が徹底されている大手企業の人事経験者は注意が必要です。

志望動機は深く

志望動機は応募先に合ったしっかりと深いものを考えましょう。
どの業界・企業でも使える志望動機を伝えたり、志望動機ではなく単なる転職のきっかけを述べてしまったりすると採用担当者からの印象はあまり良くありません。
人事経験者は志望動機の大切さを理解しているとは思いますが、今一度業界や企業の研究を丁寧に行い応募先ならではの志望動機を述べることで熱意をアピールしましょう。

面接対策をしっかり

人事経験者の場合、応募書類の書き方や注意点をある程度わかっている方が多いため、面接対策がより重要となる傾向にあります。
転職エージェントを利用して模擬面接等の対策を重ね、改善点を客観的に判断してもらいましょう。
また労務分野で専門性を磨いてきた方は面接は苦手という方も多く、特に対策が必要となるでしょう。

同業界内が有利

人事の業務は基本的に共通ではありますが、業界が変わるとこれまでの常識が通用しないというケースも少なくありません。
そのため同じ業界内での転職は成功させやすく、有利に働くでしょう。
応募先企業としても、同じ業界出身で求める業務経験がある人材は欲しいと感じる場合が多くあります。
同業界内での転職はニーズも高いのです。

残業は要チェック

実は人事部の残業時間は企業によってかなり差があります。
そのため応募先の残業時間については必ず確認してください。
人手不足や人員配置等の問題で人事部の残業が過大な職場もあるので、面接の際や転職エージェント経由で実情を把握しましょう。
転職後、残業の多さにミスマッチを感じてしまうことを防ぐためにも確認は必須です。

人事の転職を成功させやすいタイミング

人事への転職で成功に繋がりやすい時期やタイミングについては、経験や考え方によって若干変わってきます。
それぞれの考え方で転職しやすい時期を紹介します。

7~9月は職場になじみやすい

職場にじっくりなじんでいきたいと考える方には、7~9月の応募がおすすめです。
人事の閑散期にあたり職場全体に比較的ゆとりがある時期のため丁寧な指導を受けることができるでしょう。
また同僚や先輩とゆっくり話をする機会も得られやすい傾向にあります。

年明けは即戦力になれる

実務に自信があって、即戦力として働きたい方は年明けの応募がおすすめです。
3～5月は人事の繁忙期となるため、即戦力となる人材は歓迎されます。
また人材を求めているこの時期に応募すれば採用される可能性も上がるでしょう。
入社直後からハードワークになると予想されますが、繁忙期を一緒に乗り切ることでメンバーからの信頼も得やすいと言えます。

気になったら応募

人事の求人は欠員募集が多く、誰かが辞めたときに発生するもののためいつ出るかわかりません。
気になる求人が見つかった場合は積極的に応募することをおすすめします。
迷っていたら募集が終わってしまったということを防ぐためにも、いつでも応募できる準備をしておくことが大切です。

転職エージェントの使い方と流れ

転職エージェントの使い方をステップごとの流れで解説します。
流れは、
①転職エージェントへの登録
②面談
③求人紹介
④書類選考
⑤面接選考
⑥内定
⑦退職・入社
となっています。

転職エージェントへの登録

転職エージェントの中にも「総合型」と「特化型」があり、状況に合わせて使い分ける必要があります。
総合型：幅広い業界・業種を網羅した転職エージェント
特化型：年代や経験値の状況・業界・職種に特化した転職エージェント
具体的には総合型の中から2～3社、特化型から3～4社程度、合計5～6社に同時登録することがおすすめです。
複数の転職エージェントに登録することで、スムーズな転職活動に繋がります。

面談

登録が済んだら、キャリアアドバイザーと面談を行います。 正直に話し、転職意欲がしっかりあることを伝えましょう。

求人紹介

面談の内容を基に、担当キャリアアドバイザーから求人を紹介してもらいます。 担当者から提案された求人と、自分の希望する求人にズレがある場合はすぐにその場で言いましょう。 担当者と転職活動での方向性をすり合わせていくことが大切です。

書類選考

紹介された求人が魅力的であれば。応募して書類選考を受けましょう。 転職エージェント利用すると、キャリアアドバイザーが応募書類を添削してくれるという大きな利点があります。 応募先の内情に精通しているため、選考通過率を上げるアドバイスをてもらうことが可能です。 書類添削に合わせて、企業への推薦状も提出してくれます。 転職のプロの目から、求職者の経験やスキル、人柄をアピールしてくれる内容です。

面接選考

書類選考を通過すると、次は面接選考です。 キャリアアドバイザーは応募先企業でよく聞かれる質問を把握していたリ、傾向を理解していたリします。 豊富な知識を活用した面接対策をしっかり受けましょう。 アドバイスをしてもらうなど、キャリアアドバイザーの知見をフルに活用することが面接通過のカギです。

内定

最終面接を通過すると、内定の通知が届きます。 年収交渉や入社日の調整を転職エージェントにお願いするようにしましょう。 面接時に聞きづらかった企業への質問も聞いてもらうことができるので、ある場合は伝えるようにしてください。

退職・入社

在職中に転職活動を行っていた場合、退職の手続きをする必要があります。 現職の退職日と転職先への入社日を上手く調節することが大切です。 双方に不都合が生じないよう、キャリアアドバイザーと連携しながら進めましょう。

よくある質問

最後に、人事の転職や転職エージェントの利用についてよくある質問をまとめます。

人事に向いているのはどんな人？

人の気持ちに敏感な方や、数値分析、情報収集が好きな方は向いていると言えます。 社員が働く気持ちを考えたり、制度や戦略を練る上で分析力が求められたりするためです。 また経営層とも近いポジションになり多くの部署との連携も求められるため、密なコミュニケーションを取れる方も向いているでしょう。

人事の面接はどんなことが質問される？

未経験者の場合は、これまでどのようなスタイルで業務に向き合ってきたかが問われるでしょう。 具体的には、どのように業務を習得してきたか、一番嫌いな仕事は何かなどを質問される可能性が高いです。 経験者の場合は具体的な採用手法や労務の対応事例など、過去の経験を聞かれることが多いです。 自分が今まで何をどんなふうに行ってきたかを事前に整理しておくと良いでしょう。

未経験者は人事に転職できる？

難易度は高いですが、不可能ではありません。 新たに学習をしていく意欲を持ち、アピールポイントを整理して臨みましょう。 また人事・教育制度が確立している企業は入社後の研修などを通じて戦力になるのが期待されるため、未経験者でも採用される確率が高い傾向にあります。 ベンチャー企業は企業とともに成長していく人材を求めている可能性が高く、未経験者でも企業のビジョンなどに共感できれば採用されやすいでしょう。

持っておくと便利な資格は？

ビジネス・キャリア検定
社会保険労務士
キャリアコンサルタント
マイクロソフトオフィススペシャリスト（MOS）
メンタルヘルス・マネジメント検定
個人情報保護士
産業カウンセラー
と言った資格がおすすめです。採用・教育・労務や給与に関する知識を得られる資格は有利に働くでしょう。

まとめ

人事への転職について、おすすめの転職エージェントから転職事情まで詳しく解説しました。 難易度の高い人事職の転職ですが、転職エージェントを上手く活用することで成功率はグッと高まるはずです。 転職を成功させるためにも、自分に合った転職エージェントを見つけていきましょう。